アラスカ鉄道、展望車からの眺めを楽しむ

2012/08/29 - 2013/08/29

デナリ国立公園駅からはアラスカ鉄道に乗ってフェアバンクスに向かった時のアルバムです。

車両の一部は二階建てになっていて無料の展望席がありました。
乗車時は、混んでいたら15分くらいで交代して座ってくださいと言われていたのですが、数人の利用者があるだけでガラ空きだったため、結局、目的地までずっと座っていました。
この区間は森林地帯の単調な風景がほとんどでしたが、展望車からの眺めは抜群で、アラスカの広大な大地を堪能できました。但し、残念ながらガラスが少々汚れていて、はっきりと写すことはできませんでした。

この鉄道の車両は相当大型ですが、これには２つほど理由がありそうです。１つは、かなりゆっくり（たぶん時速60km以下）走っていること、もう１つはトンネルや架線が無いことです。車内放送で、以前ここにはトンネルがあったが工事で青天井となり、それによってアラスカ鉄道からはトンネルが無くなったというようなアナウンスがありました。

幸い展望座席に座りっぱなしだったので遠くのほうまで見えていましたが、普通座席ですと、殆ど、樹木ばかりで見通しがきかないのではないかと思われました。
そんななかの見どころとしては、まず、ニナナ（Nenana）という村で、古めかしい鉄橋を渡る時の光景です。橋脚が高いため、列車は大きく迂回しループ線をゆっくり登っていきます。
このほか、いたるところで見られた針葉樹（Picea glauca (white spruce)）のてっぺんが槍のような形をしていて、その下部が細くなっていることです。槍型のてっぺんのすぐ下には実がいっぱいなるそうですが、そのことと、槍型の関係についてはよく分かりません。
雪山は、フェアバンクス到着直前、遠くに見えた程度でした。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

アンカレッジ観光中に偶然通りかかった、アラスカ鉄道本社。

本社の前を通るアラスカ鉄道。

タルキートナ付近

デナリ国立公園付近

デナリ国立公園駅近くで停車する列車。フェアバンクス方面行き。前日の便。

デナリ国立公園の駅舎。

デナリ国立公園駅に列車が到着。

列車の前方。前方の車両は豪華車両の模様。

右端の車両の二階が、今回乗車した展望車。

後方は別会社の車両を連結。

展望席。自由席になっているが、あまり利用されていなかった。

現地時間の16時すぎに出発。フェアバンクスまでは約4時間。

展望席からの眺め。

デナリ国立公園観光の前日に泊まったホテルとレストランが見えた。

まもなく峡谷へ。このあたりは、もともとトンネルになっていたとか。

急流ではラフティングも。

ラフティングの人たちもこちらを見て手を振っていた。

後方を振り返ったところ。

このあたりは石炭採掘場だったらしい。

湿地帯もあり。

大平原を流れる川

森林地帯を流れる大河

黄葉の始まった白樺林を通る。

黄葉の始まった白樺林を通る。

手つかずの自然。

大草原も広がる。

大河に沿って走る

大規模な山火事の跡というアナウンスがありました。

ニナナ（Nenana）という村を通過。

川の中に大きな船。

これは自動車用の橋。鉄道用はもう少し上流（右手）にあり、鉄橋が高いため、列車はこのあとループ式に勾配を登っていく。

ニナナの施設。

ニナナの施設

橋を渡るため、ループ式の坂を左回りにのぼっているところ。

いよいよ鉄橋を通過。

鉄橋を通過中。

鉄橋から眺める大河。

複線区間でゆっくりとすれ違い。

積み荷はご覧の通り。アラスカ鉄道は、貨物輸送で黒字になっているらしい。

牧草地を走る。

先っぽに特徴のある針葉樹

小高い丘も見える

フェアバンクス到着40分前。

山火事のあとで復活しつつある針葉樹林帯

空の映る池

空が晴れてきた。

明るい夕日が射し込む。

フェアバンクス到着37分前。小高い山が見えてきた。

フェアバンクス到着30分前。針葉樹が見事。

ここではトナカイを飼育しているとか。

フェアバンクス到着15分前になって、遠くに雪山が見えてきた。

雪山のズーム。

雪山のズーム

フェアバンクス到着15分前、耕地や牧草地が増えてきた。

ついにフェアバンクスに到着。現地時間の20時。

フェアバンクスのホーム。

フェアバンクスの駅舎内部。

フェアバンクスの駅舎の外から眺める列車

フェアバンクスの駅舎