まずハーフ一本目！　《カーター記念 第27回 黒部名水ロードレース（富山県黒部市）》

2010/05/23 - 2010/05/23

周りに刺激されて走り始めてから１ヵ月半。

４月に勢いで申し込んだハーフマラソンに参加してきました。

《カーター記念 第27回 黒部名水ロードレース》

黒部ダムで有名な富山県黒部市。
実家からならまぁ行けるかなってことで応募。

評判も良さそうだったし、何より「名水」というだけあって給水所がなんと13ケ所（21.098km）も準備されているとのこと。

前にハーフマラソンを走ったとき、最後の2kmで給水所がなくて足がパッタリ止まってしまった苦い思い出が…（泣）

今回はこの「名水」の「給水所」に期待大なのです！

エリア 魚津(富山)

• 一人あたり費用: 1万円未満

朝５時起きで出発。
実家帰って電車に乗るの、だいぶ久しぶりやなぁ。
車の免許取ってからはあんまり乗る機会もないし。

北陸本線富山行き。富山で乗り換えて黒部へ。
思えば富山行きの電車に乗るのなんて12年ぶりじゃないか？
富山に行くことがまずレアやし。

席は向かい合うボックス席がたくさん。
列の席のほうが少ないくらい。
都会とは少し違った配列ですね。

車内、特にすることもなく、ボーっとして過ごす。
考えてみれば前ハーフマラソンを走ってからちょうど５年半だなんてことに気付く。
時が経つのは早いもんやなぁ。

富山で乗り換え。20分くらい待ち。

上下ジャージでランニングシューズを履いた人たちがぽつぽつ出てくる。
みんな同じ大会に出るんやろうなぁ。
にしても、結構本格的な人ばっかりやわ（そりゃそうか）

高山本線の電車。
まったく知らなかったけど、これで岐阜を縦断できるみたい。
暇なときにでもやってみようか。

黒部駅着。

駅前からシャトルバスに乗ります。
町を挙げての大会みたいです。
スタッフの人たちもたくさんいました。

周りを見ていると、家族を連れて来ている人やら、カップルやら、いろいろ見受けられます。
ほんといろんな価値観があるなと最近よく思います（大げさｗ）

黒部総合運動公園がスタート、ゴールになります。
体育館に入ると予想をはるかに越える人の数！
小学生の3kmから50歳以上のハーフマラソンまで総勢6000人以上の参加者がいるようです。

これにはほんとに驚いた！

すごく本格的な大会だとわかり、テンションをあげていかないといけなくなりました（笑）

（ちなみに「カーター記念」とは、昔の米大統領ジミー・カーター氏のことです。ジョギングが趣味のカーター氏が黒部を訪れた際にジョギング大会を開いたのが発端だそうです。）

いきなりとんで記録速報です（笑）
走っている最中の写真はありません…

天気予報の雨マークをかなり心配していましたが、大雨になることはなく、小雨＋αくらいの穏やかな感じで助かりました。

肝心のタイムは「１時間３９分４４秒（ネット）」
上出来でした。

まず完走できたことが大きい。最後は精神的にヘタレそうになったけど、前回の苦い思い出があるので、何としても歩くのだけは避けたいと足を進めました。
沿道の地元の人たちの声援、笑顔も力になりました。

給水も次から次へやってきて、果物やアミノバイタルまであり、困ることがありませんでした。
これも完走できた大きな要因ですね。

タイムはほぼ予想どおり。4分45秒/kmくらいかな、と思っていたら時計を見なくてもずっとそのペースでいけて案外走れるもんやな、と自分に驚いてみたり。
最初の団子の状態だと自分のペースは作れないけど、それもまた軽いウォーミングアップ代わりで良かったのかも。

でもやっぱり普段走らない15kmを越えたあたりから自分の持久力に不安が出てくるのかどうも弱気になってしまう。
これは練習方法の見直しも必要ですかね、モエさん？？

ハーフ走りきれた充足感の一方、フルにはまだまだ不安が一杯です。

ゴールの運動公園広場にはポカリを飲めるブースやスポーツグッズを売っているブース、地ビール「宇奈月麦酒」を売っている（笑）ブース、コシヒカリで作ったおにぎりを売っているブースなど、簡単なお祭りみたいになっていました。
あいにくの雨ですが、みんなそれぞれに楽しんでいます。

地元・黒部の方々も何店か出店されていました。
こういうのを見ると子供のときの地区のお祭りを思い出します。
こういうのも地域社会の良さだなぁ、と改めて思わされます。

参加者は参加賞として、Ｔシャツ、鱒寿司、名水だんご、名水鍋（豚汁か蟹汁）がもらえます。
日本海側はやはり食べ物がおいしい。

また受けてはいませんが、マッサージのブースもありました。（おそらく無料）

結構至れり尽くせりで楽しめる大会ですね。

体育館の中ではゲストランナーの方々のトークが始まっていました。
一番左が世界陸上金メダリストの鈴木（現・伊東）博美さん、そこから右に原裕美子選手、佐伯由香里選手、堺晃一選手、寺澤徹さんです。
佐伯選手は初めて見たんですが、めちゃくちゃ小さくて（142cmだそう）小学生が座っているのかと思いました（失礼…）。
あんな小さい体でよくマラソンなんて走れるなぁとびっくりです。

これだけ大勢の人たちが走り終わってもまだ残っているのは、実は抽選会があるからなのです（笑）
１等はグアムペア旅行、２等は宇奈月温泉のペア宿泊券、その他いろいろの景品がありました。
なんか当たらないかなぁ？？と淡い期待を抱くも当然のように無冠…
落胆するみなさんと一緒に（笑）体育館をあとにしました。

シャトルバスには行列。
3台目くらいでやっと乗車できました。

しかし、着いた先がどうも…
聞くと黒部駅行きじゃなかったそうです…orz
黒部駅より生地駅というところのほうが近い、歩いて10分くらいだということでそちらへ。
時刻表を見ると45分待ち。
うーん、さすが…（失笑）

まぁ疲れてるからゆっくり帰ろうかな。

初めての完走と次回以降に向けて課題も見つかり、有意義な参加でした。
次は７月。まだまだ練習です。

この旅行記へのコメント （3）

• モエさん 2010/07/10 11:13:09

  上出来じゃない！！

  ゲンさん、走り始めて1ヶ月半で1時間39分は速いでしょ〜。
  それも小雨の中・・。
  周りのラン友曰く1時間半の壁がかなり高いらしいですよ。
  
  マラソン大会はどこに行ってもボランティアや地元の方たちの温かさに
  触れられます。
  特に地方になるともっとだと聞きますよ。
  
  久々の鉄道旅もノンビリと楽しめたようだし良かったね。
  
  そろそろ暑くなってきてマニアなレースばかりになってきたけど、
  秋にはフルデビュー？しちゃう？
  
  モエ

• josanさん 2010/05/27 13:57:26

  ハーフ１本〜。

  こんにちはゲンさん〜。「ハーフ１本〜」、何処かの飲み屋さん見たいですね〜。（笑）
  
  ゲンさん、黒部の良い景色を見ながらのマラソンは如何でしたか〜。（笑）
  
  JOSANはゲンさんがよく短期間で、マラソンに出られた事に驚きです、そして完走、矢張りゲンさんはガアッが有りますね。（祝）
  
  ゲンさん今度はモエさんとー緒に、タイでマラソンを走りませんか〜、JOSANが写真班で全行程カバーします。（笑）
  
  ゲンさん、旅ラン旅行記楽しみにして居ま〜す。（祝）
  
  
  
  ウドンよりJOSAN。

  ゲンさん からの返信 2010/05/27 21:49:42

  RE: ハーフ１本〜。

  ＪＯＳＡＮ、こんにちは〜
  
  「とりあえずハーフ一本！」（大笑）
  
  黒部はあいにくの雨でしたが、大降りにはならず常時給水状態（笑）で良かったです。
  コースの初めと終わりは立山連峰を望み、中盤は日本海を望む、非常に趣きのあるコースで気持ちよかったですよ(^o^)v
  
  ただ毎日走るだけは目標がなく続かないことは自分でもわかっているのであえて早いうちに目標を作りました。
  そのおかげでなんとか続いていますね。
  あとはモエさんのマラソン旅行記がとても励みになっています。
  いきなりフルマラソンのモエさんほどの勇気はこれっぽっちもありませんけどね〜（臆）
  
  タイでマラソン、いいですね〜
  バンコクマラソンはどうやら真夜中でおもしろくないそうなので、ここはプーケットやモエさんが話してたナコン・ナーヨック（でしたか？笑）とかそういうほうに出場したいですね。
  カメラマンＪＯＳＡＮがいれば、マラソンの思い出も完璧です！
  
  フルマラソンのためにはまだまだ練習ですね（笑）
  
  楽しい「旅ラン」をお届けできるようにたくさん走りますね〜
  
  
  ゲン
  
  P.S.
  ケガの療養で少し休憩中ですが、無性に走りたくなってきます…笑