山陰の旅?～鳥取

2008/10/10 - 2008/10/12

東京から陸路だと、ある意味一番遠い地、島根は出雲まで行った後、踵を返して松江、そして鳥取で一泊しました。

鳥取では、とうぜん、鳥取砂丘を・・
スケールはともかく、綺麗な砂浜でした（汗）

■行程
一日目
岡山駅→出雲市駅→電鉄出雲市駅→川跡駅→出雲大社前駅
出雲大社前駅→川跡駅→松江しんじ湖温泉駅
松江駅→鳥取駅
二日目
鳥取駅→鳥取城跡→鳥取砂丘（レンタサイクル利用）
鳥取駅→姫路駅→品川駅

エリア 鳥取市(鳥取)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急

081011(18:20〜)・晴
スーパーまつかぜに乗り込むと、やはり、また、例のごとく、先客（ヘラヘラしたカップル）がいらっしゃる。
問いただすと

「やっぱり♪」

って反対側に移動・・
「こんなに空いてるのにね♪」

ってアホか。
てか、車両に客は、おまえらだけなんだから、別に行けよ・・（このヒット率どうにかしてくれ・・）


気を取り直して・・
途中、米子の駅で「鬼太郎」列車を見かけた。暗くて写真が撮れなかったのが、残念だが・・
そもそも境港市の「水木しげるロード」に行きたかったのだが、「出雲大社」に行くとどうしても無理で・・
行きたかったなぁ．．
それにしても鬼太郎を招聘して観光地として大成功を収めた境港市は、他県他市のモデルケースではあるが、２匹目のドジョウはなかなかいないもんだ．．
スーパーまつかぜ12号 [鳥取行き]
18:18 松江発
19:42 鳥取着

081011(19:45〜)・晴
鳥取駅は意外と言うよりもやっぱりという感じで閑散としている・・・
明日の肌着と靴下を買いたかったので、駅前の大丸に行ったら、営業時間は19:30までだった・・あり得ん。
引き返してきて、駅ビルの中にある無印良品が20時まで営業をしているようで、蛍の光を聞きながら、焦るようにして購入、地方都市の恐ろしさを知ったｗ

081011(20:20〜)・晴
宿泊ホテルはワシントンホテル（プラザ）。
鳥取にはニューオータニもあるが、あり得ないくらい宿泊費が高いので、こちらに・・
チェックインして思い出したが、宿泊したコースが「夕食付き」だった。
そういわれてみれば、今回が初めて泊まるワシントンホテルプラザ系。
自分の中のイメージはちょっと高めのビジネスホテル（プラザ）といった感じで、ダイワロイネットと同程度という認識だが・・・・ま、その通りでした。

夕食は割烹料理系の「銀座」
ラストオーダー10分前にチケットを提示すると、たぶんチーフの女将さんだと思うが、「え、今からかよ・・・」的な空気が流れて、なんか自分「お願いします。」って謝っちゃうしｗ

その後は、気持ちを入れ直したのか、行き届いたサービスで新聞を頼んでもいないのに持ってきてくれたり・・
デイリースポーツだったので巨人優勝の日にも関わらず、見出しが「阪神終わった」ｗで、ようやく２枚目で巨人の記事が出てきたが、
「超巨大戦力で積み上げた白星結実」って・・・・あくまで、嫌みな記事だね・・阪神ファンはこれを読んで楽しんだだろうか？

あ、肝心のメニューは「松茸の炭火焼」と「しゃぶしゃぶのコース」でした。木曽路とかと同じで全部やってくれるし、十分満足な内容でした。
ちなみにこのコース、普通なら3990円らしい。朝食が1300円なので、部屋代は4000円そこそこなのか？なんかえらいたたき売り状態だなぁ・・

さらにちなみに後で気づいたのだが、別料金で焼酎（王道楽土）を2杯飲んだが、1杯分しか入ってなかった。まラッキーと言うことで・・

081012(9:30〜)・晴
早めにチェックアウトして鳥取駅に向かう。
駅の駐輪場にあるレンタサイクル(500円)を借りて、鳥取砂丘を目指す作戦である。

出てきたチャリは、ママチャリなのはいいが、なんでこんなハンドルが後ろに食い込んでるんだっていう感じ。
フラットバーにしてくれればいいのに・・（これじゃ、力入れたいとき、腕の力は使えなぁ）
過重が後ろ気味で乗る自転車も久しぶりだったので違和感ありありだったが、タイヤ周りはよく整備されていたので、転がりはいい感じ。
そして重いバッグは、例のごとくコインロッカーへ預ける。

081012(10:00〜)・曇
まずは、鳥取城跡を目指す。
まったく前知識なし。
とりあえずそこに城があるだろうくらいの勢いで山を登り出す。

081012(10:05〜)・曇
登ってみたけど、城壁しかない城でした。
いや、かなり広範囲に城壁が残っているし、かなり立派な石垣なのに、肝心なものが存在しない。
あとで、寿司や女板さんと話したが、一度、天守閣を再建する運動があったらしいが、資金難でぽしゃったとのこと。
ま、鳥取市的には、砂丘だけで十分なのかもしれないが、再建すればさぞかし、立派（熊本城くらいの敷地面積はあるので）な城ができあがりそうで、残念でならない。
肩すかし気味に城を後にする。

081012(10:35〜)・曇
鳥取砂丘の入り口までは城の位置からだいたい20分くらい。
実はこの看板を見たときには、肩で息をしていた状態。
平坦で楽な道が続いていたのだが、この100m暗い前から急な上り坂に・・
とても自転車にまたがってこいでられなくなり、押して登ってきた。


やべぇーこれじゃたどり着けないよ・・とか本気で思っていたら、脇になんか、歩行者・自転車道があるのに気がつく。
見れば、こちらは、勾配がかなり軽めの設定らしい。
そして、もっと登り口からこの道はあったようで、はじめから気づいてれば、こんなに汗だくにならんかったのに・・
EZナビウォーク、なんでこっちをナビしてくれねぇんだよｗ

081012(10:40〜)・晴
「砂丘こどもの国」の裏を通って、道は鳥取砂丘の始まりの地に到着する。
地図上は鳥取ゴルフ倶楽部とかあるが、18Hすべてバンカーだったりするのだろうか・・

081012(10:45〜)・晴
ここからは、ひたすら砂。注）同じ写真ではありませんｗ
もっとらしい景色を求めて、海に向かって歩いていくが・・
いや、単に普通に砂浜だよ・・なんでだれも言わないんだ・・
砂丘って過大広告だろう明らかに・・何がこんなにここを有名にたらしめたのだろう？

ちなみに、確か、鳥取砂丘は、日本一では無かったはず。（青森にある砂浜が日本一）

081012(11:00〜)・曇
失意の思いで砂丘を後にする。
もと来た道を引き返す。

当然、帰りは下り坂だ。
超楽しい！！
正味３分くらいのジェットコースター気分を存分に味わえた。

とりあえず、駅方面に自転車を転がす。
それにしても、砂丘以外の場所には人が全くいない。
さすが、鳥取県、練馬区より人工が少ないだけある・・

081012(12:20〜)・曇
途中、オーソドックスなスーパー（S-mart湯沢店）を発見したので、中に入ってみる。
高松のスーパーでも衝撃を受けたけど、そばとかうどんが一玉35円ってこっちじゃあり得ない。
ヘタしたら一週間700円で過ごせるってことじゃん。

あと、こちらではあまり見かけない食材が・・・米なす、甘長トウガラシあたりは、まだ見たことあるが、カレギ、糸カレギって・・
ネギの一種なんだろうか？鳥取の名産品で鳥取にしかないっぽい。
鮮魚コーナーも羨ましい価格設定（カレイの種類が豊富で激安・・）・・そんな中にも知らない魚が・・

「よこわ」って何？？
調べたらクロマグロの若魚のことらしい・・確かにマグロのサクだねｗ

見るだけじゃなんかもったいない感じになったので、変わり種を買って帰ることに・・

・あごちくわ（「あご」トビウオのことで、鳥取県の特産品らしい。）
・糸カレギ
・出雲生そば78円ｗ

後日、食べた感想は・・・

あごちくわ・・・歯ごたえのあって魚介の風味豊か味。
カレギ・・・これ、旨い。アサツキとかに近い。
東京では万能ネギを何にでも使うが、はっきり言って辛いし、大味な感じ
はっきりいって関西の鰹だしには、強すぎて合わない。
だからアサツキとかを使うんだろうけど、それより、このカレギはもっと甘い味。
冷や奴に載せて食べたら、今まで食べたことのない冷や奴になりました。
一束118円のものにここまで感動させられるとはｗ
こっちに売っとらんのかなぁ・・

081012(11:40〜)・曇
駅の繁華街に戻ってきた。
いやー日曜の昼時なのに、この閑散とした商店街はどうなのよ・・

081012(11:55〜)・曇
駅前をうろうろして、鮨屋を見つけてはいる。（それにしてもチャリだとものすごく楽だ・・）

入ったのは幸鮨さん
アイスクリームすし、アボガドずし、カントリーロールとか、創作系のすしが目立つが、それよりも大量の有名人の色紙が目立つｗ
普通に「上ずし」一人前を注文して、様子をうかがっていたが、どうにも我慢できなくて、質問攻めに・・

「あか平ってなんですか？」→かんぱちのことらしい。
「まるごってなんですか？」→はまちの大きい？やつのことらしい。
「しろってなんですか？」→貝のことらしい。（アカニシ？これは自分が不勉強なだけかも・・）
ってやってたら、やっぱどっかから来たんですか？って聞くよねｗ

ということで、追加で「あか平」を頼みました。
砂丘まで自転車で行ったといったらたいそう驚かれたが、そんなに遠くないと思うが・・
また、来てください。といわれたが、それは難しいよね（^^;）

ちなみに、今回の旅行、偶然にも、食事したところは全部、おかみさんがお相手でした。

081012(12:20〜)・曇
駅に戻って、自転車を返却し、お土産を物色。

【戦利品】
・砂丘長いも焼酎300ml（梅津酒造）
・鳥取牛カレー
・焼きかにせんべい（宝販売）

最後に「鬼太郎商店」も覗いたが、これ以上手荷物が増えるわけにはいかないので、諦める・・

081012(12:50〜)・曇
帰路は、「スーパーはくと」で、まず姫路まで出る。
いやぁ、空いてるなぁこの特急列車・・

途中、城が見えたので、急いでカメラのシャッターを切ったが、「川原城」だったらしい。
ずいぶん真新しい城だった。

スーパーはくと8号 [京都行き]
12:54 鳥取発
14:23 姫路着

河原城・・だと思う。

081012(14:25〜)・晴
姫路に到着。
新幹線の乗り換えまで時間があるので、いったん外に出る。

しまった・・姫路城側に出たかったのだが・・・こっちは、閑散としてる。
逆側にまわる時間はなさそうなので、お土産屋さんをみて、またここでもなんかしら買ってしまうｗ
【戦利品】
・白鷺陣屋（白鷺陣屋）

姫路は塩まんじゅうの方が有名だが、そんなに、あんまりｗだったので、別の菓子にしてみた。

081012(14:45〜)・晴
で、やっとこさ東京への新幹線に乗り込む。
いやぁーーー今回は、さすがの自分でも電車に乗り疲れた旅だったわ・・
やっぱ飛行機の方が便利なのかなぁ・・ちょっと次は考えよう。

のぞみ90号 [東京行き]
15:45 川跡発
18:46 品川着