日めぐり～宮島・錦帯橋の旅　?宮島

2008/11/13 - 2008/11/15

紅葉色づく安芸の宮島と岩国の錦帯橋を駆け足でまわってきました。
たぶん、じっくり見てたら一日では不可能なところを無理矢理詰め込んでみました。
これは時刻表との戦いでもありました。
なかなかスリリングな行程を楽しめました～

当日の行程
新大阪駅→広島駅→宮島口駅→宮島桟橋（船）→松尾城跡→厳島神社→宮島桟橋（船）→宮島口駅→岩国駅→川西駅→錦帯橋→岩国城跡→新岩国駅→広島駅

エリア 宮島・厳島神社(広島)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル

081114(9:55〜)・晴
大阪駅から広島へは新幹線でも1時間半弱かかる。
意外に遠い。

のぞみ173号 [博多行き]
9:58 新大阪発
11:18 広島着

広島に到着。
荷物をロッカーに預けたかったが、前回は、その場所を見つけるのに相当苦労した気が・・
しかし、何のことはなく、新幹線口には至る所にロッカーが設置されていた。
荷物と上着（暑いのでｗ）をロッカーにぶち込んで、山陽本線に乗り換える。
余談だが、前回、南の市街地側にあっさり出れたが、今もって不思議。
今回、駅の北側で事足りた（ホテルも北側なので）が、南側への連絡口が見つからなかったんだよなぁ・・
ちょっと夜、歓楽街を歩いてみたかったんだけどね・・

ＪＲ山陽本線(普通) [南岩国行き]
11:35 広島発
12:00 宮島口着

081114(12:00〜)・晴
宮島口駅に到着。
ちょっと1分くらい遅れ気味。
ほとんどの客がこの駅で下車した。
観光客と競艇場通いの勇者たちとが半々で、はっきりいって妙な客層ｗ
観光客も平日ということもあってか、外人かおばちゃん軍団かどちらかで、働き盛りとの男は自分くらいだ。場違いか？？

081114(12:05〜)・晴
駅から宮島への連絡船ターミナルへは300mくらいの距離。
出航時間は時刻表によれば12:10なので急ぎ足で向かう。
急いで切符（往復）を買って、出航5分前に到着したはずだが、入船を締め切られたのか、次の船になってしまった模様
次は12:20発となっていた時点で妙だなとは思ったが・・どうやらここで重大な過ちを犯したことを後で気づくことになるｗ
（この写真撮ったときになんで気づかなかったんだろうｗ看板に書いてあるじゃん・・）

081114(12:20〜)・晴
ようやく出航。
JRの観光ガイドに

「大鳥居に大接近」

って書いてあったから、進行方向右側のデッキのベスポジでカメラを構えてその瞬間を待ちかまえる・・

・・・・・
いやなんかそんなに大接近しなかったんだけど・・なんか遠くの船はけっこう近づいているようにみえるが・・
そう、このときもまだ気づかないｗ

081114(12:30〜)・晴
宮島桟橋に到着。
団体客をかき分けて、いち早く下船。

081114(12:30〜)・晴
厳島神社に行く前にちょっと寄り道。
EZナビウォークで見ると城跡があるっぽいのでそこに向かう。（事前調査では見つけてなかった。てか地図ソフト「プロアトラス」ではそんな城はない・・）
途中、鹿の親子に遭遇、警戒心ゼロだなぁ、奈良の鹿と変わらんねぇ

081114(12:30〜)・晴
この「要害山」っていうのがそれっぽいが、ナビを信じて先へ進む。

081114(12:35〜)・晴
ナビだとこの階段の上の鳥居の先のよう・・なんという急な階段、手すりもなく、途中でくらんで落ちたら死ぬね、確実に・・

081114(12:35〜)・晴
この写真を撮るのも怖かったんだがｗ
それらしい壁だが、たぶん現代に作られたものだろう。

081114(12:35〜)・晴
50mもない山の頂は、かなり狭い。（10m四方くらい）
神社も小さな祭壇が祀られているだけのちょっと不思議な場所。
そして、山頂の一番高い位置にあった看板が、ここが松尾城跡ということを示しているだけ・・


というかこんなところに着目して、宮島にやってきた観光客は自分くらいだろうね・・

081114(12:40〜)・晴
階段は登るより降りる方が怖いということを身をもって実感ｗ
ここはこの猫の昼寝場なのだろう。カメラを向けても起きない猫・・ごめんよ。

081114(12:45〜)・晴
そのまま内陸を進むと厳島神社へ向かう一般の方の観光ルートへ出れたｗ
ここの二大屋台メニューは「焼きがき」と「手にぎり天」のようです。
このお土産＆出店ロードにも平気で鹿が佇んどる。

081114(12:45〜)・晴
厳島神社の鳥居にようやく到着。

081114(12:50〜)・晴
更に進むと大鳥居が見えてくる。
いろいろな構図で撮りまくり・・・だが、あまり気に入らない。ちょっと逆光気味＆望遠だからだな・・

081114(12:55〜)・晴
ここから神社回廊内の写真をノンカットでお楽しみください。
神社内へは昇殿初穂料として300円が必要ですが、それ以上の価値はありますね〜さすが世界遺産だわ・・

いかがだったでしょう。雅の世界。
朱と瑠璃の色の共演、絶妙のコントラスト。
これをみたくて旅をしていたのではないかと思うほどの感動を戴きました。

081114(13:10〜)・晴
去るのを惜しみながら桟橋方面に戻る。
たぶん、ロープウェーで山を昇るのが正規のルートかもしれんが、そこまで行っちゃうと岩国を回れなくなってしまうので・・・
写真は特大の「しゃもじ」ですわ。

081114(13:15〜)・晴
お土産屋を覗きながら帰る。
お土産はどこもかしこも「もみじ饅頭」ばかりだわ・・・
しかしなんだな写真のもみじ饅頭は「萌え系」ですか？
ネタになりそうだが、買いませんよこんなのｗ
君のいる町もみじ饅頭 っていうらしい。
少年マガジンで連載しているらしい・・一歩しか読んでないので知りません・・

081114(13:20〜)・晴
さすがに朝から何も食っていないので、腹が限界・・ということで「手にぎり天」の出店で「ねぎたこ」を注文。
迷ったら「ねぎたこ」って書いてあったので、迷わず「それ」みたいな感じでｗ
美味しいんだが、説明するのが難しいなぁ・・特に関東の人には・・

「手にぎり天」って中国地方以西にしかなさそう・・（その呼び名がかも知れないが・・）一般的にはなんと言うべきか・・

歩きながら食べやすいように串に刺した「てんぷら」

って説明があるが、この「てんぷら」が地方によってイメージが違うんだよね・・
「てんぷら」と聞いて関東では確実にこのような形態の食べ物は浮かんでこない。（関西の表現らしい）

「練り物を揚げたもの」ってーじゃぁなに？？
蒲鉾？じゃこ天？はんぺん？飫肥天？（これはマイナーか）・・・といろいろあるが・・
関東より北の人は「薩摩揚げ」（もちろん鹿児島も）と呼ばれるものにニアイコールでしょう。
ということで「薩摩揚げの串刺し」と説明すると関東の人にはわかるかも知れない。
これ関東で商売すると当たるかもしれないね！
まだウィキペディアにも登録されていないくらいだからね！！

081114(13:25〜)・晴
出発2分前に桟橋に到着。
往復の切符で改札を通ろうとしたら・・

「それは松大汽船さんなのであちらの改札になります。」

！？

ここでようやくすべての謎が解ける。
連絡船は運航会社が２つあって、JRと松大汽船があるようだ。
だから、「行き」の航路が大鳥居にぜんぜん接近しなかったわけである。（ちゃんと行きの写真で「宮島行き直行便」って書いてあるｗ）
ここで重大な問題が浮き彫りになる。
こちらの松大汽船の出発時間は13:30と5分遅れ。
次の目的地の岩国の川西駅への列車は13:44発で、それを逃すと次は、14:57まで待たないと列車がないのである。
この航路は約10分かかるので到着は13:40前後となり、300mの距離を4分で到達しなければいけない計算に・・

いやぁ、到着が遅れないことを祈りつつ、帰りの景色は無視して、出口の前で屈伸運動をしてましたよ・・・
スタートダッシュを決めて、全速力で走りましたよ・・その甲斐あってギリちょんで乗れました。
行きの乗船時狂った歯車を強引に戻した瞬間でしたｗ

ＪＲ山陽本線(普通) [岩国行き]
13:44 宮島口発
14:06 岩国着