ぶるぶる墺太利旅行記２（in憧れのハルシュタット・無念の雨編）

2008/09/15 - 2008/09/15

観光２日目はザルツカンマーグート巡りです。
事前にネットで情報収集し、ルートは完璧。公共交通機関の遅延、天候不良など予定通りに行かないことも考えて第２、第３候補も決めています。

当初の予定（全て定刻どおりの場合）
ザルツブルク中央駅６：０５発、アットナング・プッハイム７：０８着のＲＥＸ１６６３。
アットナング・プッハイム発７：１３発、ハルシュタット駅８：４１着のＲ３４０６。ここまでのチケットは前日に駅で購入。
ハルシュタット駅の下の船着場から出る船に８：４４に乗る。
ハルシュタットで１１：００過ぎまで観光。
ハルシュタットを１１：２０に出る船で駅へ。
ハルシュタット駅１１：３２発、バート・イシュル１１：５３着のＲＥＸ３４１７。
バート・イシュル１２：１５発、ザンクト・ヴォルフガング（シャーフベルク登山鉄道駅前）１２：５０着のバス２５６０。
シャーフベルク登山鉄道を麓で１３：００発に乗り、頂上に１３：４５着、頂上で１時間少し観光し、頂上１５：１０発に乗り、麓に１５：５０着。
ザンクト・ヴォルフガングの船着場を１６：３０発の船に乗り、ザンクト・ギルゲンに１７：１５着。ザンクト・ギルゲンを散策し、１８：０５か１９：０５のバスでザルツブルクへ戻る。

さて、実際はというと、旅行記を見て下さい。。。

１日目　　　関空→フランクフルト（乗継）→ザルツブルク
２日目　　　ザルツブルク観光
３日目　　　ザルツカンマーグート←（今ここ）
４日目　　　ザルツブルク観光後、ウィーンへ移動
５日目　　　ウィーン観光、
　　　　　　夜ウィーン・モーツァルト・オーケストラ
　　　　　　（ｉｎ楽友協会黄金のホール）
６日目　　　ヴァッハウ渓谷ドナウ川クルーズ
　　　　　　ハイリゲンシュタットでホイリゲ体験
７日目　　　ウィーン観光
８・９日目　ウィーン→フランクフルト（乗継）→関空

エリア ハルシュタット(オーストリア)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

まず、朝寝坊することもなく、
ザルツブルク中央駅６：０５発の
ＲＥＸ１６６３に乗ります。
順調な滑り出し。

途中、通学の子どもたちが大勢乗ってきます。
ダウンジャケットを着ている子も多数います。
やはり寒いようです。
私たち、軽装です。今日も凍えるのかしら？

そして、アットナング・プッハイム７：１３着。。。
いきなり遅れました！
乗り換えの時間がありません。
１人焦る私。
焦り過ぎて、乗り換えるはずが駅の外に
出てしまうくらい（？）焦りました。

しかし、乗り換えの電車Ｒ３４０６は
待っていてくれました。
私たちが乗って、さらに５分後くらいに出発。
こっちの電車って、出発のベルもなく
静かに出るから、遅れている時にはもう出るのか、
待っててくれるのか分からない。。。
ハルシュタットの渡し船は鉄道次第なので
もちろん待っています。
無事に９：００ごろハルシュタット着。

この写真は渡し船から撮ったハルシュタット。

同じく渡し船から撮ったハルシュタット。
この写真からも分かるように、
この日も悪天候。
雨が降っています。
これではシャーフベルク登山鉄道で
頂上に登っても景色は楽しめそうにありません。
プラン２に変更するか。

下船後、帰りの船の時間を確認。
船のスタッフが時刻表をくれました。
よしよし。これで安心。

まずは、北（塩鉱のケーブルカーと反対方向）へ
歩きます。
教会のそばには乗ってきた船が停船中。
ここに来るまで、ほとんど人に会わず。
道の両側のお家（ホテル？）からは
薪ストーブのいい匂いが…。
いい雰囲気です。素敵です。

戻る途中、階段を見つけて登ると、
下から見えたカトリック教会に
繋がっていました。
写真は下から見たカトリック教会。

カトリック教会からプロテスタント教会を撮る。
この距離感、微妙です。

バインハウスはカトリック教会の裏側。
墓地の向こう。
でも、いくら美しく飾られていても
遺骨を見るのは気が引けるので
やめておきました。

私たち２人とも
骨とか墓地とか苦手なんです。

カトリック教会の中はこんな感じ。
この天井がカトリックらしい印象。

マルクト広場。
びっくりするほど人がいません。
だって雨だし、寒いし。

マルクト広場から少し歩くと
滝が見えました。
雨で水量が増えたためか、
ザーザーと流れ落ちています。

山の斜面にへばりつくように建つ家々。
この風景も下の湖さえなければ、
神戸市出身の私には見慣れた景色。

ところで、湖面に浮かぶ造形物、
なんだかわかりますか？

こういう展示品が湖面に浮いていて、

こういう解説文が湖岸の柵についている。

内容は全てハルシュタットの
自然現象等に関する展示。
湖をうまく利用した面白い発想の
展示でした。

展示物を見ながらゼー通りを歩いて
塩鉱のケーブルカー乗り場の近くまで
やってきました。

もともと塩鉱に入るつもりはなくて、
お天気がよければケーブルカーで上に上って、
景色を楽しむつもりでしたが、
これでは何も見えません。
きっと上からは視界０です。

来し方を振り返って。
ここでしばらくぼんやり景色を楽しんで、
再びゼー通りを戻ります。
時間もあることだし、
湖の見えるカフェでお茶を飲んで温まろうと
意見が一致。

先ほどの湖面の展示物と
教会とボートの艇庫。

家にへばりつく梨の樹。
湖からの風が強いので、
このように家に沿って植えるらしい。

これほど見事に育っているのは
珍しいけれど、いくつか家に沿って
植えられている樹を見かけた。

ゼー通りも人通りが少ない。
と言うことはもしや…。
嫌な予感…。

やはりカフェがほとんど開いていません。
温まることはできるのでしょうか？

湖岸のオープンカフェ（閉店中）の
近くの道路標識？
開店時はウェイターさんに注意って
ことでしょうか？

途中のお土産物屋さんは開いていました。
これはハルシュタットの塩。
日本語で看板が上がっている店もありました。

薔薇の石鹸。
もう少し小さいのがほしいけれど
このサイズしかなかった。
残念。

フルーツ等の石鹸。
種やヘタまでリアルに作られています。
りんごや柑橘類は分かるけれど、
どうしてきのこがあるのかは謎。

再びマルクト広場へ。
建物を右側から。

左側へと撮影。ん？

開いているカフェ発見。
早速店内へ。

温かいスープはなかったので、
紅茶とお薦めのケーキを選んで食べる。

私はリンツァートルテ。
シナモンが効いていておいしい。

友人はアップルパイ。
濃厚でおいしい。
幸せです。
しかも、ここのケーキはよそに比べて安かった。
お茶とセットで４Euroくらいだったと記憶。。。

温まったところで散策再開。
こんな小さな通りも可愛い。

こんな細い通りを行くと
どこに辿り着くのか

興味があるけど

もう時間がありません。

プロテスタント教会の中。

このシンプルさ、
さすがはプロテスタント。

なんだか高校時代を思い出します。
プロテスタントの
ミッションスクールだったので。

こんな風にチャペルには
その日の礼拝で歌う賛美歌の番号が
出ていたりしたなぁ。

船着場から湖を撮影。

向かって左側から。

右側へと。

この切り立ったような山の斜面が不思議。
この湖はどうやってできたのかしら…
なんて考えてしまいます。

さて、予定通り１１：２０の渡し船に
乗ってハルシュタット駅へと戻ります。

一緒の船に乗ったのは
日本人の男の子（行きも一緒だった）と
４人の中国人の女の子。

こんなところまで来て
アジア人ばかりなのが不思議。

この上、教会の近くで見かけた
変なポーズで写真を撮っていた韓国人親子まで
乗ってきたらどうしようかと思ったけれど、
それはなかった。

遠ざかるハルシュタット。
さようなら。またね。

さて、行きは遅れていた電車ですが、
帰りも遅れているはず。
だって単線だから…。

まさか、同じ車掌さんだったら笑うよね、
と言っていたら、あら、同じ車掌さんでした。
私たちがハルシュタットを散策している間に
戻ってきたのね。

少し遅れた電車でお昼過ぎにバート・イシュル着。