2006/08/10 - 2006/08/10
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4nobuさん
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チューリッヒからインターラーケンへの移動の途中にルツェルンでちょっと道草をしたがもう一つピラトゥスにも寄ることにする。スイスの名所だからいつか寄るつもりがようやく実現する。
リギ、ティトリスと共に、展望台の御三家だがベルナーオーバーランドとフィアヴァルトステーテン湖の間に位置する好条件からバラエティのある360度の展望が優れ、それに交通の便利さから今ではピラトゥスが一番人気がある。
リギ山とピラトゥス山はまだ機械力がない時代からゲーテやユーゴなど名士も苦労して(もっともポーターを雇ってだが)登っていたが1889年にようやく機械力つまり鉄道で登れるようになり、Kulm(頂上)のホテルに泊りご来光を見るのが評判で観光客が殺到したそうだ。
キリストを処刑したローマ総督ポンティオ・ピラトの亡霊がたどり着いたとの伝説でピラトゥスと名づけられたとされ、悪魔の山と恐れられていた頃もかってはあった(と日本のガイドブックには書かれている)のだが。これには異説がありラテン語で「雲に隠れた」の意のpileatusに由来するというのが本当だろう。
今では登山電車だけでなくロープウェイでも登れ、今回はその後のインターラーケンへの移動に便利なように、それと途中駅にある滑り台を楽しむために登りはロープウェイ、下りは登山電車にする。
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- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
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ロープウェイ下駅クリエンスから中間駅フレックミュンテックまでの途中からピラトゥスを見上げるが雲に遮られて・・・
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ロープウェイの中間駅フレクミュンテックの側に最近?出来たザイルパーク(ロープの公園)の見取り図。
森の中の立ち木に張り巡らせたロープを伝って空中散歩するゲーム。
若年者の時は同伴者が要る。孫はやりたがったが同伴者も料金が要るし結構高価(大人25Fr、小人18Fr)なのと時間がかかるので勘弁してもらって隣の滑り台で遊ぶ方を選ぶ。 -
ロープの上の棒を伝う。ロッククライミングに使う(安全)確保のためのハーネスを身につけ頭上のロープに絡げて転落事故を防ぐようになっている。
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いろんな種類のロープ遊びの中間にある中継地。大人も子供も新しい遊びに夢中。
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1本のロープを渡る。かなりのスリルのよう
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ちょっと立ち往生?
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傾斜したロープに伝って滑り降りる。大声を上げて楽しく滑っていく人もいるが、一方では悲鳴も聞こえる。
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前掲のようにスピードの出る場合の中継点にはこのように柱に衝撃吸収のクッションが巻きつけてある。
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中間駅フレクミュンテックから頂上駅へ上がるゴンドラから見た中間駅付近。
ロープの先のところに中間駅がありその右の建物と森がザイルパーク。 中間駅の左の森の下の道を行った左端にローデルバーン(巨大滑り台)の出発点がある。ここからカーブを滑って図の右端に少し写っている終点に行き着く。 -
中間駅からローデルバーン出発点への途中からローデルのバーン(線路)の一部とローデルバーンの終点を見る。その向こうの雲の付近がルツェルン湖。
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ローデルバーン(Rodebahn橇の線路、Greitbahn,Toboggan というところもある)は雨樋のような形の長いステンレス製の滑り台を自分で制御できるブレーキがついた橇で滑り降りる。大人気で最近各地で建設されているらしい。
孫は2003年にエシネン湖の上駅のそばで乗って気に入ったらしい。日本のガイドブックでここにもあることを見つけた娘の情報で孫は絶対に乗ると宣言したこともピラトゥスに来た一因。
ここのはスイスで最も長い(1350m)線路なのだそうだが各地で出現している(私の知るのではアッペンツェル傍のヤコブスバード、グリンデルヴァルト傍のフィングステーク、インターラーケン付近)のでいつまで一位で入れるだろうか。 -
スピードがでたので少し怖そう
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少し速度が落ちてカーブを通過
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滑り終わると180度反転して出発点まで引き揚げてくれる。
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手を上げて挨拶する余裕が出来て
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上に見えるロープが引き揚げてくれるロープ。その下に牽引力を加減するばねが入っている。
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ロープウェイは頂上直下で岩壁を這うように急勾配で上がる。この崖にも険しいジグザグ道があり、楽しく歩いて登る人達が見えた。私も含めて日本人は上りに歩くのを敬遠しがちだがこちらの人は上りこそ楽しみだとする人が多い。見習わなくちゃと思うんだけどつい楽な方に。
左端にクリムゼンホルンが見える -
クリムゼンホルン。ピラトゥスへの尾根にクリムゼン礼拝堂が見える
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ピラトゥスの頂上の一つオーバーハウプト2106m。頂上直下はこのようにすごい落差の岩壁で、そこをロープウェイは這い上がる感じで登っていく。
岩壁にある窓はオーバーハウプトをくりぬいた散歩道ドラッヘンヴェークから外が見えるように作った窓。 -
ロープウェイと登山電車の上駅が入っているホテルベルビュー。かすかな期待の展望は雲のなか。
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ホテルベルビューの向こうには古くからあるホテル・ピラトゥス・クルム。左端の頂がトムリスホルン2132m
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トムリスホルンへの途中から振り返ってクルムホテルとロープウェイ上駅を見る。向こうの頂はもう一つのピーク エーゼル2118m
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トムリスホルンへの途中の小さなピーク。テレビ塔やマイクロウェーブアンテナが沢山ある。日本と同じくスイスでもよく見る風景。
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岩壁の縁とトンネルの遊歩道がこの小さな頂の外側から始まりオーバーハウプトまで続く。
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セルフのレストランで休憩の後、登山電車で下る。傾斜が47%で世界で最大といわれているがそんなにすごい感じではなかった。軌道車だけの記録でだろう。
迫力では先ほどのロープウェイの方が上。 -
頂上直下の岩壁を下る列車
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同じく頂上直下。この辺が傾斜が一番急なのだろう
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岩山地帯を抜けると傾斜が緩やかに
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線路の交差点
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登山列車の下駅 アルプナッハ
ここからブルーニック鉄道でインターラーケンに行く -
アルプナッハ駅周辺。駅の向かい側にはルツェルンからの航路の波止場がある。
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アルプナッハの波止場
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アルプナッハで乗った普通列車をサーネンで降り、急行を待つ。駅前の公民館相当の建物と墓地
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駅前の墓地
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墓地の面白い習慣。埋葬された人の写真を墓石前に祀る。勿論変色や剥れのない加工がなされている。最近になってからの習慣だと思うが。
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この旅行記へのコメント (4)
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- reiserinさん 2007/08/20 14:29:59
- 初めまして!
- ピラトゥスはルツェルン州民の誇りですよね。
私の義理父はまさにそのルツェルン州民で、煩いほどにピラトゥスを
誇りにし自慢してきます。でも登ってみるとその気持ちも理解できました。
上ではシュタイン・ボックという鹿科の動物を2匹見かけ感激しました。
どうもお邪魔しました。
- 4nobuさん からの返信 2007/08/20 23:11:02
- RE: 初めまして!
- こちらこそ初めまして
小生のブログへのご訪問とご投票有難うございます。
これからもスイスのいい所を探して旅をし、報告を続けたいと思います。今後もご愛顧をお願いします。
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- tsunetaさん 2006/09/27 22:20:08
- ピラトォス山!
- 4nobuさん! こんばんわ。 楽しい旅行記拝見しました。 親子三代のスイス旅行は楽しいですね。
ピラトオスは当方も今年のスイス行きでルツェルンからチューリッヒへ行く途中に遠くに見えました。 近くで見ると頂上付近はかなり険しいですね。
ピラトオス登山鉄道の勾配が凄いと聞いていましたが、4nobuさんの写真で納得いたしました。
また、スイスには日本では考えられない遊びがあるのですね。 お孫さんとの遊びも大変でしたね。
tsuneta
- 4nobuさん からの返信 2006/09/27 23:32:33
- RE: ピラトォス山!
- tsunetaさん今晩は
ご覧になってくださった上に投票もしていただいたようで有難うございます。
この辺りは皆さん先刻ご承知のところなので見ていただけないのではと思っていたので驚きや感激です。
これからもご愛顧をお願いします。
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