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今年のスイス旅行の特徴は<br />1.3年ぶりに娘一家すなわち孫を連れた3世代の旅で、前回と同様に経費節約と幼年者を同伴した時のホテルでの周囲への気遣いを避けてインターラーケンでアパートを借りる。<br />2.孫の中学生のサークルと小学生の塾の都合、それに娘婿の転勤の噂で早くからの計画を建てられず、結局決まったのは旅の直前でしかも一番ハイシーズンの8月初旬になってしまった。予め目をつけていたいいアパートはすでに埋まってしまっている。ようやく決まったけれどそれが曲者で追々記述しますが大失敗のアパートだった。<br />3.今年の8月初旬は7月の好天の反動で天候不順が続き、孫たちは折角のスイス旅のハイキングの楽しみを十分満喫できないままで帰国。<br />4.娘一家の帰国後南スイス、ルガノに移動した。地中海側だからと好天を期待したのに不幸にも曇天も移動してしまった。そこでまた北スイスに移動する。<br />5.かみさんの帰国後、念願のツール・ド・モンブランを一人で挑戦する。幸いにもこの間だけ好天だった。<br />6.その後、もう一つの目的のジュラ地方ハイキングも十分な時間をとっていたのに曇天続きで評判のアルプス全望の山には行けなかった。ただジュラ地方特有の地層による峡谷と森でのハイキングの楽しみの片鱗は経験できた。またゆっくり訪れよう。<br /><br />いつものように旅の日程順に書き込んでいくつもりですので第1報はチューリッヒからインターラーケンへの移動中に寄ったルツェルンです。代り映えのしない市内風景ですがお許しを。<br /><br />ルツェルンに行ったのは皆さんと同様にベルナーオーバーランドへの移動の途中が多い。最初は1964年でこのときには氷河公園とかムゼック城壁まで行ったのだが最近はいつも同伴者のためのツアー並みの急ぎの旧市街観光だけになってしまった。<br />今改めて地図を見ると見逃しているところが多いことに気付く。特にマネの大作「草上の昼食」を模したピカソの有名な作品がここにあることにびっくり。そのほかではワグナー博物館も。

2006年スイスの旅(1)初めに & ルツェルン

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2006/08/10 - 2006/08/10

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7

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4nobu

4nobuさん

今年のスイス旅行の特徴は
1.3年ぶりに娘一家すなわち孫を連れた3世代の旅で、前回と同様に経費節約と幼年者を同伴した時のホテルでの周囲への気遣いを避けてインターラーケンでアパートを借りる。
2.孫の中学生のサークルと小学生の塾の都合、それに娘婿の転勤の噂で早くからの計画を建てられず、結局決まったのは旅の直前でしかも一番ハイシーズンの8月初旬になってしまった。予め目をつけていたいいアパートはすでに埋まってしまっている。ようやく決まったけれどそれが曲者で追々記述しますが大失敗のアパートだった。
3.今年の8月初旬は7月の好天の反動で天候不順が続き、孫たちは折角のスイス旅のハイキングの楽しみを十分満喫できないままで帰国。
4.娘一家の帰国後南スイス、ルガノに移動した。地中海側だからと好天を期待したのに不幸にも曇天も移動してしまった。そこでまた北スイスに移動する。
5.かみさんの帰国後、念願のツール・ド・モンブランを一人で挑戦する。幸いにもこの間だけ好天だった。
6.その後、もう一つの目的のジュラ地方ハイキングも十分な時間をとっていたのに曇天続きで評判のアルプス全望の山には行けなかった。ただジュラ地方特有の地層による峡谷と森でのハイキングの楽しみの片鱗は経験できた。またゆっくり訪れよう。

いつものように旅の日程順に書き込んでいくつもりですので第1報はチューリッヒからインターラーケンへの移動中に寄ったルツェルンです。代り映えのしない市内風景ですがお許しを。

ルツェルンに行ったのは皆さんと同様にベルナーオーバーランドへの移動の途中が多い。最初は1964年でこのときには氷河公園とかムゼック城壁まで行ったのだが最近はいつも同伴者のためのツアー並みの急ぎの旧市街観光だけになってしまった。
今改めて地図を見ると見逃しているところが多いことに気付く。特にマネの大作「草上の昼食」を模したピカソの有名な作品がここにあることにびっくり。そのほかではワグナー博物館も。

同行者
家族旅行
交通手段
鉄道 高速・路線バス
航空会社
JAL

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  • ルツェルン市内を流れるロイス川の白鳥たち。背後はカペル橋。

    ルツェルン市内を流れるロイス川の白鳥たち。背後はカペル橋。

  • いまさら説明不要な、ルツェルンの象徴のカペル橋をロイス川の右岸から見る。背景は旧市街。<br />名の由来は橋の側にセントピーター教会のチャペルにある。<br />木造の橋では欧州最古。屋根のある橋はそんなに珍しくない。<br />1367年に初めて文書に出てくるが、そのなかに後で建設された塔の記事があることから建設されたのはずっと前の1300年頃?。(日本のある本では1333年としている)<br />この橋はたんに歩行のためではなく、左岸の旧市街を取り巻く城壁とあいまって町の防護施設として湖側からの敵の侵入を防ぐために作られた。<br />橋の中央よりやや右岸よりにヴァッサートゥム(訳すと水の塔だが、貯水塔ではなくて監視、倉庫、牢獄などとして使われた)がある。<br />1993年8月18日に橋の両端部とこの塔だけを残して火災で焼失。8ヶ月後1994年4月14日に再建オープン。

    いまさら説明不要な、ルツェルンの象徴のカペル橋をロイス川の右岸から見る。背景は旧市街。
    名の由来は橋の側にセントピーター教会のチャペルにある。
    木造の橋では欧州最古。屋根のある橋はそんなに珍しくない。
    1367年に初めて文書に出てくるが、そのなかに後で建設された塔の記事があることから建設されたのはずっと前の1300年頃?。(日本のある本では1333年としている)
    この橋はたんに歩行のためではなく、左岸の旧市街を取り巻く城壁とあいまって町の防護施設として湖側からの敵の侵入を防ぐために作られた。
    橋の中央よりやや右岸よりにヴァッサートゥム(訳すと水の塔だが、貯水塔ではなくて監視、倉庫、牢獄などとして使われた)がある。
    1993年8月18日に橋の両端部とこの塔だけを残して火災で焼失。8ヶ月後1994年4月14日に再建オープン。

  • 同じく右岸からの橋と塔

    同じく右岸からの橋と塔

  • 橋の欄干には花がいっぱい。背景は旧市庁舎とその塔

    橋の欄干には花がいっぱい。背景は旧市庁舎とその塔

  • カペレ橋の屋根の内側。17世紀に書かれた112枚の板絵が掛けられていた。ルツェルンとスイスの歴史、この街の守護神聖レオデカルと聖モーリスの伝記などが描かれている。橋を通った時にはよく観察しなかったが、今あるのは新しいものなのか、それとも燃え残ったものなのだろうか。<br />追記:ハインリッヒ・ヴェークマンが1614年に描いた原画のフォト複製が掛けられたようだ。

    カペレ橋の屋根の内側。17世紀に書かれた112枚の板絵が掛けられていた。ルツェルンとスイスの歴史、この街の守護神聖レオデカルと聖モーリスの伝記などが描かれている。橋を通った時にはよく観察しなかったが、今あるのは新しいものなのか、それとも燃え残ったものなのだろうか。
    追記:ハインリッヒ・ヴェークマンが1614年に描いた原画のフォト複製が掛けられたようだ。

  • 左岸の旧市街側の河岸にはレストランが並ぶ。ここでゆっくりするといい気分だろうなと思いながらもいつも先を急ぐことになってしまう。

    左岸の旧市街側の河岸にはレストランが並ぶ。ここでゆっくりするといい気分だろうなと思いながらもいつも先を急ぐことになってしまう。

  • レストランのテラス。まだ準備中

    レストランのテラス。まだ準備中

  • カペル橋の一つ上流の橋。その上流に重なって見える屋根付きの橋がシュプロイヤー橋。対岸の建物の壁が美しい

    カペル橋の一つ上流の橋。その上流に重なって見える屋根付きの橋がシュプロイヤー橋。対岸の建物の壁が美しい

  • 旧市街の裏通り。突き当たりがピカソ美術館。

    旧市街の裏通り。突き当たりがピカソ美術館。

  • 旧市街の本通りカペレガッセ

    旧市街の本通りカペレガッセ

  • コーン広場に面するレストラン ガストハウス・ツー・プフィステルンの素晴らしい壁画

    コーン広場に面するレストラン ガストハウス・ツー・プフィステルンの素晴らしい壁画

  • 左岸のコーン広場から右岸に架かる可愛い橋

    左岸のコーン広場から右岸に架かる可愛い橋

  • 旧市庁舎を背景にした小さな橋。

    旧市庁舎を背景にした小さな橋。

  • この橋の欄干が素敵。

    この橋の欄干が素敵。

  • 橋を渡る私のファミリー

    橋を渡る私のファミリー

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この旅行記へのコメント (7)

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  • kaz-ykさん 2007/02/24 15:57:07
    始めまして
    4nobuさん 今日は 

    小生のブログにお越し願い、有難う御座いました。

    足跡を辿り、スイスにお邪魔しました。3世代で、アパートを確保し、ハイキングや公園巡り、楽しいでしょうね!

    息子夫婦は、とても長期休暇はとれず、孫も大学生〜高校生で、海外旅行は、とても出来ません。

    スイスは、仕事で何回も行きましたが、観光する余裕なく、貴方様の旅行記で、詳しくご紹介頂き有難う御座いました。

    豪州、タスマニアも拝見しましたが、普通のガイドbookに書いてない所
    を、探検されその挑戦力には、脱帽です。

    4nobu

    4nobuさん からの返信 2007/02/25 12:05:46
    RE: 始めまして
    kaz-ykさん
    はじめまして これからもよろしく
    ご訪問と激励のメッセージ有難うございます。
    時々クルーズの記事をうらやましく見させていただいております。「限りある資金で私には手が届かないなー」 と。

    新しい方から順に古い方に旅の記録を纏めており、今2000年にまで達しましたが、昔は元気だったなーとの感慨です。
    後何歳まで行けるかなーとかみさんと話しており、行けるうちだからクルーズとか少々の無理もしようかとも。

    これからもクルーズの記事で楽しませてください。

  • Muffinさん 2006/09/27 07:50:50
    同じ建物の写真を撮りました!
    4nobuさん

    ルッツェルンの旅行記を見せていただきました。オランダに居た92年に2度行った懐かしい場所です。思えばRigiが山歩きの始めでした。(スイスはケーブルカーで頂上まで行って降りて来るばっかりでしたが)

    橋は焼けてしまったと聞いていたのですが、元の姿と変わらずに再建されたんですね。

    4nobuさんの写真を見せていただいていろんなことを思い出させていただきました。ありがとうございます。

    スイスで歩かれた様子の旅行記も拝見したいです。

    Muffin

    4nobu

    4nobuさん からの返信 2006/09/27 21:22:36
    RE: 同じ建物の写真を撮りました!
    Muffinさん 今晩は あ! シスコではまだ昼間ですね。

    書き込みありがとうございます。Muffinさんは外国勤務が続くのですね。私の娘婿も外国勤務が続いた後今は東京ですがこの春にまた外国勤務になる噂で一緒のスイス行き計画を一時中断する騒ぎになりました。幸い杞憂でしたが。

    Rigi山は確か2003年に行きました。列車で上がって歩いて下りる 手抜きでした。ここのブログにも載せました。
    昨日 途中で眠くなって未完成のままでした。今追記をしております。その前に書いたカぺル橋も書き忘れたところに気がつき修正いたしました。

    書き込みとか内容で最近ミスが多くて困っております。加齢のせいでしょうか思い込みと物忘れがひどくなって。

    Muffin

    Muffinさん からの返信 2006/09/28 08:32:46
    RE: 同じ建物の写真を撮りました!
    4nobuさん

    ルッツェルン他スイスの旅行記をまた見せていただきました。本当に隅々まで歩かれていて、日本のガイドブックには載っていない様な所ばかり!
    昔行った所も思い出しながら楽しかったです。(今手元に自分のアルバムが無いので衰えつつある記憶を無理やり引っ張り出しました)

    4nobuさんの移動は全部列車ですか?私たちは若い時だったので安上がりなユーレイルパスを使ってトウの立ったバックパッカーをしましたが、これが効を奏して鉄道の旅が楽しいと知りました。ベルニア鉄道にもう一度乗りたいのですがなかなか機会に恵まれず旅も一期一会だと痛感しております。

    次の旅行記も楽しみにしています

    Muffin
  • とらいもんさん 2006/09/26 09:00:10
    rutuerunn
    お久しぶりです!
    お孫さんとスイス旅行は良かったですね。
    私も、孫娘(5年生)を洗脳して(登山)が好きにさせました!
    で、近い将来孫とスイスの高原をハイキングするのが、私の生涯の望みです。頑張ります。
    ルツエルンも昨年まで、乗換えを利用して「カペラ橋」を渡ってました。
    今年は、ベルン泊でしたので行きませんでした。夕方チューリヒに着いてチューリヒ泊まりより早くグリンデルワルトに行けるので!
    毎日、ハイクコースを検討してます。
    失礼致しました。
    いなかより

    4nobu

    4nobuさん からの返信 2006/09/26 12:01:21
    RE: rutuerunn
    とらいもんさん 今日は
    早速ご覧いただき有難うございます。月並みの余り面白くない記事で申し訳ありません。メモ代りですのでご勘弁ください。
    数編後ぐらいから、少しはましになると思いますのでしばらくお待ちください。

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