台北六福皇宮

2006年から2007年にかけてウェスティンに宿泊しました。ビジネス街に位置していてちょっと繁華街まで出るにはTAXIが必要です。特に年末のTAIPEI101の花火を見終わった後にTAXIに乗り込んだ後の立ち往生は大変でした。普段はクラクションを鳴らさない台湾のTAXI運転手も人ごみの中に突っ込んで鳴らしっぱなしで、歩行者に取り囲まれて車のボディを叩かれたりして危うく襲撃に逢うところでした。

さて肝心のホテルですが、部屋は立派です。浴室内も清潔で大理石もちゃんと磨きがかかっていて好感が持てました。シャワーブースが別になっている欧米タイプは蝶番が壊れていたり、シャワーが詰まっていたり、と当たったためしがが無いのですが、ウェスティンはちゃんとしていました。浴槽も広くて清潔でした。

で、どなたかも言及していましたがベッドがよかった。クッションの弾性も心地よいし、枕が３つもあって足に敷いたりしてくつろげました。中でも円柱型の枕はとても頭にフィットして楽でした。ウェスティンの自慢の一つが枕だというのがよく分かりました。

ただ、窓からの眺望はいまひとつよくありません。隣は空き地だし、山側だったので（中山駅方面を向いてはいたのですが）とても寂しい感じがします。

朝食のブッフェは、可もなく不可もないというところ。コーヒーサーバは故障するわ、コンベヤ式のオーブンにクロワッサンを詰まらせて焦がしてしまうわ、であまりよいことなし。　台湾独自のメニューも少なく、少し寂しい感じでした。

最後にスタッフの接客態度ですが、これは極めて満足。とても気持ちがよかった。ヨーロッパのホテルに見られがちな（私だけかも知れないが）横柄さは垣間見ることはなかった。これはウェスティンに限らず台湾人の勤勉さをうかがい知ることが出来た気がした。