2011/07/05 - 2011/07/05
944位(同エリア1923件中)
円蔵さん
少し前になんて番組か忘れてしまいましたが、南極観測船「宗谷」の事をテレビで流していました。
そこでのドラマ、カラフト犬との別れ、そしてタロ・ジロとの再会に涙。。
その番組の中で少しだけ船の科学館に係留されている宗谷の映像を観て、あぁまた行こうかなって何気なく船の科学館のサイトを観てみると!!
「本館展示の休止」と大きく書かれているじゃありませんか!
なに〜〜〜〜〜!
そこには船の科学館「本館」及び「羊蹄丸」の展示最終日は9月30日と書いてあります。
嘘だろ!!!
横浜のスカイウォークに続いて船を楽しめる場所の閉鎖。
やっぱり船は人気が無いのかな・・
尚、南極観測船「宗谷」は引き続き展示公開されるそうです。
船の科学館のサイト
http://www.funenokagakukan.or.jp/
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
PR
-
船の科学館が休止する事を知り。
9月30日と言う事なのでまだ少しだけ時間はありますが。
ちょっとお台場も散歩してみたいなと思って出掛けてきました。
今回も一人での散歩。
新橋からゆりかもめに乗り換え、船の科学館駅で下車。
目の前に科学館はあります。
でも。。。
見渡す限り人が歩いて居ない!
出掛ける前に今日は営業しているって事を確認してから出ましたが、それでも不安になる位に人が居ません。 -
館内に入る前に、外に展示されているスクリューなんかを写真に撮ったりしていましたが。
照りつける太陽が暑い!!
平日に二日続けてお休みだったので。
もし、先日七夕グリーティングを見る事が出来なかったら。。。
もしかしたら又ランドにインパって事もあり得たかも(笑) -
700円を払い入場。
入って直ぐのこの帆船はいつも写真に撮っています。
でもね、休止と言うのがなんとなく納得できた。
円蔵以外に見学をしている人が殆ど居ない!!(全く居ないって訳ではありません)
この入場者数で維持していくのは大変だろ?と思ってしまった。 -
古代エジプトの船。
そして、対象が船なので。。
鉄道の様に本物を沢山並べる事は不可能。
この様に模型の船を見学って事も船が好きな人以外にはウケが宜しく無いんじゃないかなって思ってしまいます。
鉄道博物館等は実際に観て触れて楽しむ事が出来ますからね。 -
通路の途中にあったパネルの中に「観光丸」の文字が。
これってハウステンボスにあったり龍馬伝に登場したあの観光丸の原点ですね。 -
館内の展示はこの様に大型の模型を見学。
ただ、これって円蔵的にはカナリ楽しいんですけどね!
でも・・ここでのデートは無理だろうな(笑) -
船の設計段階で推進力を図る機械。
-
館内にある巨大な発動機です。
-
これが説明パネル。
-
これは船のタービンですね。
おっと、今日は船の科学館での目標は「宗谷」でしたが。
空いていた事もあって、館内も何度も観ているのにまたゆっくりと見学してしまいました。 -
この大きなタンカーですが。。
色んな説明を観ていると、何にせよ一隻作る時の資材の量が半端じゃない!
大きなモノで言うと推進力の源、スクリューは直径9.08m重さは52トン。甲板の広さはテニスコート63面分。船を塗るペンキの量は300トン、国立競技場のグランドを71面分塗れるそうです。
船の舵の大きさはそれだけで小型自動車を42台並べる事が出来るそうで。
あのタイタニックはこの舵が小さかった事も氷山を回避出来なかった要因の一つとされていました。
まぁ、いつも思うのですが広さを例えるのに東京ドーム幾つ分って比較されるけど、全く分かりません(笑) -
ガラスケースに入って、船は展示されていますが。
精密な作りにスゲ!って思いますよ。
再びプラモデル魂に火が付く事があるのか!?
全く、全く関係ありませんが、円蔵って名前の前はWEEZERって名前でした。
WEEZERはアメリカのバンドで、まぁそれが好きなのでギターの楽譜を観ながらコピーしていた時代もありました。
旅行に行く様になってからギターを置いてしまいまいたが、最近になってもう一回バンドやりたいな♪と思える様になってきて。
バンドが始まると、それはそれでお金が掛かるので旅行に行けなくなるしなぁ。。
でも、バンドって魅力的だから近いうちに再開したい!
バンドを始める迄はプラモデルも趣味だったって事を思い出したので(笑)
本当に旅行記とは関係無い話で申し訳ございません。 -
一階をぐる〜っと廻ると階段を登って2階へ行くのですが。
なんと、ここで階段の脇にベネチアのゴンドラを発見!
思って居たよりも大きかった♪ -
装飾です!
馬の様ですが、波を掻き分けている様にも観えます。 -
このゴンドラ、本物に乗れる日は来るのだろうか。
震災以降、イタリアに行きたいって気持ちはあまり持たなくなっていますが、それでも何時の日か行きたい場所です。 -
2階へ行くとやっと客船のゾーン。
ですが、展示されているのはクイーンエリザベス2世号と飛鳥1です。
CUNARDって文字は憧れの文字。
クイーンエリザベス2世は現役を終えて、確かドバイかどこかで接岸されてホテルとして運営されている様な事を聞きましたが。
キュナード社は新たなクイーンエリザベス号を造船して。
クイーン・ビクトリア、クイーン・エリザベス、そしてクイーン・メリー2の3隻体制となりました。
ビクトリアとメリー2は見た事があるので後はこのエリザベスを観てみたいな。
でもエリザベスの予定の中にアジアが含まれていないので、来年も日本に来る事は無さそう。 -
これもクイーンエリザベス2世号
横浜のベイブリッジはこの船が通れる高さに設定されているそうです。しかし近年の船はもっと大きくなり船体の高さも高くなったので、今ではクイーンメリー2の様にベイブリを通れない船も出てきてしまいました。 -
お台場の面白いパネルを発見。
これは比較的現代ですが。。 -
1993年当時はこんな感じ。
93年なんて、ついこの間って感じもしてるけど。。
平成5年の事です。
この頃ってバブリーが弾けた後??
左に見えるでかい船っぽいのが船の科学館です。
宗谷はあるけど羊蹄丸はまだないですね。
フジテレビも無いし、でもゆりかもめの線は出来てますね。
円蔵が初めてお台場に行った時は、フジテレビが出来て直ぐの頃だったような気がします。
それなので、フジテレビの前はただの空き地で駐車場になってた気がする・・
パレットタウンも無かった気がするし、でもデックスはあった様な?? -
館内からベランダに出てみます。
宗谷と羊蹄丸が見えましたが!
それよりも・・ -
海王丸を発見!
こいつはすげ〜〜
2年前のY150が開催されていた時に大桟橋で乗船した船。 -
良く見ると学生が集まってる。
出航するのかな??
このあと出航していきました。 -
海王丸を観たら、ちょっと近くに行きたくなって。
本館を出て近づいてみました。
水産庁の船、この辺りの船も横浜で乗船している様な気もするが。
結構船が集まってくれてて、今年は海外の客船が日本に来ないので、船を見学としては久し振りにテンションがあがっております。 -
今からこの宗谷に乗船します。
本館から一旦外に出るので、宗谷乗船時にもう一階入場チケットを見せる事になります。 -
何処までも青空♪
宗谷に乗船、最初は甲板を少しだけ歩きます。
目の前に見える太い柱は当時、クレーンとして動いていたそうで。 -
クレーンの下にはこのグリーンのシートをかぶされている荷物搬入口があります。
先日観た宗谷の番組内では。。ここに飛行機が搭載されていました。 -
士官食堂
第一次越冬隊員は53名だったそうで。
そのうち士官は何名位居たのだろう? -
ここでもパネルを発見。
南極での基地は昭和基地。
そこで宗谷時代の生活の写真ですが。 -
こちらは現代の昭和基地。
すっげ設備が良さそうに見える。 -
そうそう、現代はこの「しらせ」ですが。。
この船も2年前に横浜で乗船しています。
そういった船がパネルで紹介されているのを観ると、乗船した当時を思い出しちゃうな。。
とても暑い炎天下の中、乗船するのに発生した待ち時間とか(笑) -
当時の移動手段として用いられた犬ゾリのカラフト犬。
この犬達の運命がとても泣けてしまって。
第一次南極観測隊は22匹のカラフト犬を連れて行ったそうです。
約一年後に第2次南極隊員を乗せた宗谷が昭和基地近くまで来ましたが、悪天候の為に昭和基地に近づく事ができません。
そこで下されたのは、第二次南極観測隊の上陸を中止。
悪天候の中、第一次の隊員を迎えに出たのは先ほど飛行機が搭載されていたと書きましたが、その飛行機で。
隊員を乗せるのがやっと。
第一次観測中に亡くなった犬を除いて15匹の犬をすぐに救出しに来るだろうと言う事で鎖に繋いで数日間分の食料を置いて隊員は宗谷に戻ったそうです。
しかし、救出される事は無く犬を置いたまま宗谷は日本に帰国。
犬を置き去りにした行為に隊員達は酷い非難を受けたそうです。
しかし、隊員が一番辛い思いをしたんだと思うな。 -
そして一年後、第三次南極観測隊が南極に向けて出発。
隊員達は置き去りにした犬を絶望視していたので、最大の弔いをして供養しようと南極に上陸すると。。。
2匹の犬を発見!!!
先日のテレビを観ていたら、置いていった事に対しての恨みを持っていると思って中にはナイフを持って犬に近づいた隊員も居たそうで。
しかし、犬は隊員を覚えていました。
その2匹がタロとジロだったのです。
ってここまでテレビで見てたら涙が溢れ出て来て。
今回宗谷に行ってみようと思ったキッカケとなりました。 -
これは現代の移動手段。
-
デッキを降りて順路を進みますが、小さな船なので。。
手を伸ばすと軽く天井に付いてしまいます。。 -
隊員の部屋が再現されているので観てみると。
お盆の中に缶があります、タバコ「ピース」ですが。
南極に向かう際に向こうの気候や航路の湿度などを考えて、缶入りのタバコを持っていったそうです。 -
なんじゃコリは??
って写真ですが、冷蔵小出し庫の扉の厚さです。 -
これがその冷蔵庫
冷凍保存食を貯蔵していたそうで、冷凍保存食品は南極観測によって本格的に実用化されたそうです。 -
このパネル。
これ宗谷なんです。
旧ソビエト連邦向けの貨物船「ボロチャエベツ」と命名されて進水式を終えた時の写真。 -
船内の戸棚。
このモミジ模様のガラスって、昔は良くありましたよね!!!
懐かしい〜〜なんて思ってしまった。
この宗谷はかなり揺れた船だったので、戸棚の中はキッチリと食器が収納されるように工夫されていました。 -
順路を進むとタロ・ジロの犬小屋があります。
実際はここの一つ下のフロアにあったそうですが。
暑さに弱いカラフト犬、南極に向うには赤道の下を通らなければならなかったので、犬用にクーラーが取り付けられていました。
人に対しては「贅沢だ」と言われたそうで、クーラーが無かったそうです・・ -
そして、人用に設置されたのがこのアイスクリームフリーザー
-
ガラスの向こうにはタロかジロか?
ぬいぐるみが置いてあります。 -
医務室
-
ぐるーっと歩いて艦橋にやってきました。
先日のテレビを見ると、この水平に保たれている機械が。。
大きな時化を通過する時にあらぬ方向を向いていた映像が流れていました。
その時の映像は、この船に乗って最初に少しだけ見学する船首部分が完全に波の中に入り込んでしまっている位の大荒れの映像でした。 -
ふと艦橋から身を乗り出してみると。
海王丸の横にタグボートがくっついています。
そう言えばさっきから汽笛が聞こえる!!
って事は出航だ!!!!
急いで宗谷を降りて海王丸に近づきます。 -
そして海王丸は大海原に向けて消えていった。
船の出向って今年は本当に見ていなかったので、改めて良いもんだなってのと同時に寂しさもあるんだなぁって実感いたしました。 -
こうして船の科学館見学を終了。
実は、今日本気で見た宗谷は科学館休止後も見学が可能なので・・
休止となってしまう羊蹄丸をちゃんと見ても良かったのですね(笑)
この後はちょっとだけお台場散歩に出て観ました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- クロヤギさん 2011/07/08 10:51:41
- 休館ですか!
- う〜ん、もう10年以上行ってないので仕方ないことですが、残念です。リニューアルに期待しましょう。
宗谷は残るようですが、青函連絡船の展示は無くなるということですね。
確か昭和?の港の様子とか実物大で復元されていたような気がします。
幼少時は毎夏にプールに行って、二式大艇を眺めるのが楽しみだったなあ。
なかなかネプチューンでは食事はさせて貰えなかったけど。
なんて、もうそれこそ30年とか前の話になっちゃいますけどね。
そりゃあ老朽化しますよね〜。
- 円蔵さん からの返信 2011/07/09 11:39:27
- RE: 休館ですか!
- クロヤギさん、こんにちは。
そうですね、休館と言う事でリニューアル復活をして欲しいものです。
青函連絡船は昨年訪れた時に見学をしてきました。
あそこのプールに行かれた事があるのですね!!
昨年もそうでしたが、現在はプールの営業をしていないのでしょうか・・
ネプチューンって言うのは、船の科学館の中にあるレストランでしょうか?
今は海王と言うレストランみたいですね。
サイトを観てみたら平成21年6月をもって閉店すると書いてありましたが、船の科学館の閉館時期変更により。。。と書かれていて、そこ頃から船の科学館が終わってしまう話はあったみたいですね。
何よりも、お台場に行く目標がなくなりつつあります。
円蔵
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