2025/09/14 - 2025/09/14
10位(同エリア91件中)
frau.himmelさん
- frau.himmelさんTOP
- 旅行記613冊
- クチコミ0件
- Q&A回答21件
- 1,150,860アクセス
- フォロワー156人
お祭り騒ぎのグラーツからオーストリア第3の都市リンツにやってまいりました。
今回の旅はシニア3人で希望を出し合って決めました。その中の一つにチェスキークルムロフが候補に挙がっていました。
チェスキークルムロフはウィーンからもチェコのプラハからも、リンツからも日帰りで訪れることができます。私には、私の旅のテーマであるドイツの現代史関係でマウトハウゼン強制収容所を見学したいという長年の願望がありました。その二つを日帰りで訪れるとなると、リンツを拠点にするのが都合がいい。
私にとってリンツは過去2回訪れて5泊している馴染みの都であり、お気に入りの都です。楽しみです。
スケジュールは以下の通り
○9月14日 グラーツ⇒リンツへ 到着後リンツ市内観光
○15日 マウトハウゼン強制収容所半日観光 リンツに戻ってリンツ市内観光
○16日 チェスキークルムロフ日帰り観光
○17日 リンツ⇒ドイツ・バイロイトへ
・・・・・・・・・
○○追記あり
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
グラーツのホテルで待ち合わせて3人で荷物を引っ張ってグラーツ中央駅に。
既に私たちが乗る12:56発のリンツ行きICは到着していました。 -
急いで荷物を引っ張り上げ、列車に乗り込みます。
しかしすべての席が予約で埋まっている。どうしよう?
リンツまで3時間ちょっと、後期高齢者、列車の連結部分に立っていくわけにもいきません。 -
私も軽く考えていました。
ウィーンからグラーツのレイルジェットは指定席を予約しなくても楽々座れたので、リンツ行きも深く考えないで指定席をとりませんでした。
今回この乗車券を見て気か付きました。よく見たら、これは乗車券ではなく単なる購入証明書だったのです。 -
オーストリア鉄道より送られた時刻表を見て、すっかりこれに乗れるものだと思いこんでいました。
-
乗務員が通りかかったので、この購入証明書を見せて、追加料金を払ってもいいからどこか予約席は空いていないかと藁をもつかむ思いで頼みこみました。
そしたらあっけなく「前の車両に行きなさい」と。
そして私のスーツケースを引っ張って先導してくれました。 -
そしたら何と、1車両まるまる空席の車両がある。助かりました。
面白いですね、あちらの指定席はギュウギュウなのにこちらはガラガラ。お蔭で私たちは一人1ボックスずつ使ってのんびり寛いで移動しました。 -
車窓の景色を楽しむ。
チロルの風景。田舎の小さな駅舎。旅情を誘われる。 -
下を流れる川は何と言う川だろう?
-
Kirchdorf a.d.Krems.
えっ、クレムスってバッハウ渓谷で乗り換えたあのクレムス?
いやいや方向が全然違うしそんなはずはない。不思議です。 -
15分ほど走ると車窓の外に2つの立派な尖塔が見えてきた。
ザンクト・フローリアン修道院。
そうそうこれなら納得。
この修道院はアントン・ブルックナーがオルガン奏者を務め、彼自身もここに眠っている。
これが見えればリンツは近い。 -
リンツ駅着。
リンツはウィーン、グラーツに次ぐオーストリア第3の都市。
私にとっては過去に2回訪れ5泊した馴染みのある都です。
今回はどんなリンツに出会えるかな。 -
今回のホテルはリンツ駅から歩いて数分のホテル・ロコモティヴ。
入り口には文字通り蒸気機関車の絵。 -
中に入ると、ホテルの歴史を物語る写真がズラリ。120年以上も続く歴史あるホテルなのです。
-
お部屋はシングル部屋。
豪華な部屋ではありませんが、お部屋に入れば誰に気兼ねすることなく開放感に浸れるって何物にも代えがたい幸せです。私たちシニア旅はこれが絶対条件です。 -
各々お部屋に荷物を置いて、フロントで待ち合わせて出かけます。
ホテル前の道路。
この先を右折すれば直ぐリンツ駅です。 -
駅の券売機でチケットを買います。
リンツ24時間チケット。このチケットは後で乗るペストリンクベルク登山鉄道にも有効です。
上は明日使う1回チケット。 -
リンツ駅からトラムで中央広場にやってきました。
広場の中央には大理石の三位一体柱。
左端の二つの塔は旧大聖堂。 -
三位一体記念柱。
トルコ軍による侵略(1704年)、大火災(1712年)、ペストの流行(1713年)などから逃れられた記念として1723年に建てられたものだそうです。 -
三位一体柱の後ろのピンクの建物は旧市庁舎。1509年の大火のあとに建てられました。八角形の旧市庁舎の塔が印象的です。
ここでアドルフ・ヒトラーは1938年3月オーストリア併合(アンシュルス)の演説をしたのです。
リンツは独裁者ヒトラーが青年期を過ごした第二の故郷とも言うべき街。
リンツに凱旋した英雄ヒトラーは熱狂的な市民を前にして市庁舎のバルコニーで演説をしました。このハウプト広場は赤いナチスの旗で溢れかえったということです。
ヒトラーが演説をしたのはここから見える質素な2階のバルコニーの部分(写真の赤矢印) -
拡大してみます。
市庁舎のバルコニーとしては大変質素です。
この場所はヒトラーが演説をしたいわば負の遺産ということで、批判の対象になっており、現在は華やかな各種イベントや式典の場などとしてはあえて使われていないのだそう。 -
広場の奥には旧大聖堂(聖イグナチオ教会)。
バロック建築の二つの塔が印象的です。
後で行ってみましょう。 -
まずはリンツ24時間チケットで特典がついているペストリンク登山鉄道に乗ります。
1898年に開通した歴史的な登山電車。グリーンとクリーム色がシンボルカラーのレトロな電車です。
始発はハウプトプラッツ。 -
ペストリンクベルク登山鉄道のレトロな車両全景(2010年撮る)
-
木製の椅子も車内もレトロ。
-
ドナウ川に架かるニーベルンゲン橋を通ります。
ニーベルンゲン橋。
長さ250m幅30m、1938年完成。
この橋は、ニーベルンゲン叙事詩にちなんでヒトラーが命名したものだとか。 -
窓の外には新市庁舎。
-
旧駅舎。
かつてはここが始発駅。現在はペストリンク鉄道博物館です。
二つの小さな屋根がかわいい。 -
レトロな電車は住民の日常空間を通ってどんどん高度を上げて行く。
-
レトロな途中駅。
この登山電車は山上の展望台を目指して最大116%という急こう配を力強く登って走る。しかも登山列車のラック鉄道ではなく電動車というところが凄いのです。
ヨーロッパ最大の急こう配の路面電車としてギネスブックにも記録されているそうです。 -
ペストリンクベルクに到着しました。
-
入り口では可愛い(?)小人像が迎えてくれる。
ここから童話の世界をテーマにしたグロッテンバーン(洞窟鉄道)という子供が喜びそうなの列車があるらしい。 -
頂上にはペストリンクベルク巡礼教会。
ここは後で見学することにして、まずは私たちは展望台へ。 -
この花壇、変わりませんね。2010年と2017年にここを訪れた時も美しい花でいっぱいでした。
-
眼下に広がるリンツの街並み。
あそこが駅じゃない?ハウプトプラッツはこっちよね。 -
リンツはドナウ川を中心とした街であることがわかります。
-
そしてオーストリア屈指の工業都市です。
-
それではペストリング巡礼教会へ。パステルカラーの美しい教会。
-
磔刑のキリスト像
-
頭上に星の輪を掲げ十字架を抱いた聖人、ネポムクの聖ヨハネ。ヨーロッパではよく見かける聖人です。
-
1738年に建てられた後期ゴシック様式の美しい教会。
教会入り口。 -
中に入ります。
このアーチは何だろう?今まで見たことが無かったけど。
調べてみると、今年は、ローマ教皇フランシスコが提唱したカトリック教会の「2025年(聖なる年)」だそう。
書かれて文字は聖なる年の公式モットーだそう。
運よく特別な時に訪れたという高揚感。 -
中央祭壇
-
華麗な説教壇
-
教会に飾られている絵画。
東方三博士の礼拝と羊飼いの礼拝 -
ステンドグラス、と言うより、光取りの丸窓。
-
なかなか日が暮れない9月のヨーロッパも陽が落ち始めました。
-
そろそろ下りのペストリングベルクバーンで下に降りましょう。
-
中ではペストリングベルク鉄道の歴史展示物が。こんなのを見たら立ち止まらずにはいられないシニア達。
ペストリンクベルク鉄道は、1833年にマキシミリアム大公によって築かれた要塞の後に造られました。 -
最大勾配11.6%、時速25㎞、コース全長44,140m。
-
夕靄の中を、旧駅舎の横を通り・・・。
-
ニーベルンゲン橋、リンツ芸術大学・・・。
ハウプト広場に到着しました。 -
元気なシニア達は更に散策を続けます。
この紋章はオーバーエスタライヒ州政府庁舎。 -
州庁舎(Landhaus)。16世紀に建てられた州議会議事堂。
オーストリアで最も美しいルネッサンス様式の宮殿の一つと言われています。 -
ミノリテン教会。
ラントハウス敷地内にある美しいカトリック教会。別名「ラントハウス教会」とも呼ばれる。
ミノリーテン教会入り口には紅白2本の旗が。オーストリアの歴史的建造物を表す旗です。
正面には聖母子像が飾られていますす。 -
「ラントハウス」の紅白2本の旗。
-
荘厳な州庁舎(ラントハウス)の アーチの門をくぐって中に入ります。
-
美しい回廊に囲まれた州庁舎の中庭の中央には「惑星の泉」。
16~17世紀ごろこの建物にはラテン語学校が入っていました。近代天文学の父であるヨハネス・ケプラーは、ここで14年間、教師として教鞭を執っていました。
この泉は彼の業績を称えて造られた泉。 -
ここにも紅白の2本の旗が。
見上げるとモーツァルトハウス(Mozarthaus)と。
アマデウス・モーツアルトはこの歴史的なトゥーン伯爵の邸宅に滞在し、わずか3日間という短い時間で交響曲第36番「リンツ」を書き上げました。 -
モーツアルトハウスの中に入ることはできませんでしたが、中庭にはモーツアルトの像(暗くて表情はわかりません)、そして小窓が。
-
小窓の右横の赤いポチ(矢印)を押すと「交響曲リンツ」の曲が流れてきます。
-
モーツアルトハウスの案内
-
ここにも紅白2本の歴史的建造物の印。
調べると、400年にわたり聖フロリアン修道院が所有している歴史的建造物(文化財保護指定)だそう。
その横には有名下着メーカー「トリンプ」のスローガン「1886年からのランジェリーメーカー」の誇らしげな文字。 -
外はすっかり暗くなりました。
バロック様式カルメーリーテン教会。
17世紀末から18世紀初頭にかけて建てられた、オーストリア国内でも屈指の美しさを誇るバロック様式のカトリック教会とのこと。
ここでこの日の写真は終わっています。
その後どこで食事をとったのか全然記憶なし。何しろ1年以上も前の旅行記ですですから(笑)
○○追記
上で・・どこで食事をとったのか全然記憶なし。と書いたら同行者K氏から連絡がありました。
K氏のメモには、ペストリングベルク鉄道の終点ハウプト広場で電車を降りて、レストランを探しながら歩いていたらなかなかいいレストランが無くて、気が付いたらモーツァルトハウスに着いていたのだそう。 -
途中で素敵なレストランを1軒見つけたが、混んでいて入れず。
そのレストランってここじゃないかな?
2017年に入ったリンツの人気レストラン「シュティーグル・クロスターホフ」。ビールメーカー「シュティーグル」の直営店です。(2017年の写真) -
結局、駅構内のスーパーマーケット「SPAR」でビールとピザ、それにフルーツなどを買って部屋食にしたそうです。(2017年の写真)
そういえば、そんなことがあったような・・・・。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ねもさん 2026/10/25 14:56:44
- モーツァルトハウスの赤ボタン
- himmelさん お待ちしていました。
私も押しましたよ、交響曲「リンツ」の冒頭が流れる赤ボタン👍 画像アップありがとうございます。
何とリンツに5泊も!?(今回で8泊に?) わが家は1日弱しかいなかったので、ドナウ川を眺めて引き返しました(;∀;) 市街の風景、とても懐かしく拝見👌
続編も楽しみにお待ちしています(私たちはリンツ→クルムロフ→プラハとたどりました)
- frau.himmelさん からの返信 2026/10/25 20:03:25
- RE: モーツァルトハウスの赤ボタン
- ねもさんこんばんは。
いつもコメントありがとうざいます。
リンツ8泊! 確かに今回で8泊したことになりますね。
ねもファミリーのように若々しく行動的な一行ではないものですから、リンツを拠点にして荷物を置いて、日帰りでクルムロフに行きました。本当は移動の旅にした方が往復の時間も運賃も、なによりゆっくり観光出来ていいのですが、後期高齢者一行にはスーツケースを引っ張っての移動は堪えます。
でもリンツっていいところですよね。
ねもさんもモーツァルトのボタン、ポチっとなさいましたか。
モーツァルト先生、あの大曲を3日で作ったとは驚きですよね。
まだリンツ観光続きますので、いつになるかわかりませんが、よかったら見てください。
himmel
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
リンツ(オーストリア) の人気ホテル
オーストリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストリア最安
376円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
65