2026/03/14 - 2026/03/14
12370位(同エリア50626件中)
おくぅーんさん
- おくぅーんさんTOP
- 旅行記144冊
- クチコミ10件
- Q&A回答1件
- 123,458アクセス
- フォロワー74人
日本各地をこれまで数多く旅してきましたが、実はただ一つだけ、足を踏み入れたことのない県がありました。それが沖縄です。北海道にも九州にも時間をかけて訪れることができたのに、なぜか沖縄だけは遠い存在に感じられ、まるで海外旅行の一歩手前のような距離感がありました。同じ日本のはずなのに――そう思いながらも、最後の一歩を踏み出せずにいたのです。「行きたいのか、それとも行きたくないのか」
そんな問いを何度も自分に投げかけましたが、迷うくらいなら進むべきだと腹をくくり、ついに沖縄行きを決断しました。自分でも思わず「そこまでの覚悟が必要か」と突っ込みたくなるほどの大げさな決意でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【第三日目】
BEB5沖縄では朝食を付けていなかったはず――そう思いながらも、「もしかしたら」と淡い期待を胸にフロントへ向かいました。すると、いくつかの朝食メニューから自由に選べるとの案内があり、思いがけない展開に胸が高鳴ります。どれにしようかと悩み始めたものの、並ぶ料理はどれも魅力的で、気がつけば嬉しい迷いに引き込まれていました。 -
そして実際に味わってみると、その一品一品の完成度に思わず驚かされます。――これは、なかなかにレベルが高い。そんな率直な感想が、自然と心に浮かびました。
-
そうこうしているうちに、あっという間にチェックアウトの時間がきました。
滞在を振り返ると、星野リゾートの想像以上のコストパフォーマンスに、静かな驚きが胸に広がります。またいつか、ここに戻ってきたいとマジ思いました。 -
本日はまず、BEB5沖縄からほど近い万座ビーチへと足を運びました。
到着して最初に目に飛び込んできたのは、思わず息をのむほど鮮やかで、どこまでも澄みきった海の青さでした。 -
まだどこか肌寒さの残る海辺にもかかわらず、水際では親子が楽しげに遊ぶ姿があり、その光景にふと足を止めて見入ってしまいます。
この美しい景色の中で、シーズンを迎えれば、さまざまなマリンアクティビティが広がっていくのだろう――そんな想像が、自然と心に浮かびました。 -
そしてもうひとつ心を引かれたのは、海岸の美しさです。国分浜とは対照的に、砂浜にはごみ一つ見当たらず、その行き届いた清潔さに、思わず目を見張りました。
-
万座ビーチでその美しい海を間近に堪能したあと、次に向かったのは、有名な景勝地である万座毛でした。
-
万座毛は、象の鼻に似た奇岩で知られる場所です。18世紀、琉球王が「万人に座するに足る毛(草原)」と称賛したことが、その名の由来とされています。「毛」が草原を意味するとは、どこか意外で、思わず興味を引かれます。
現地に立つと、そこには視界を遮るものが一切なく、吹きつける風を真正面から受けることになり、その力強さに思わず身構えてしまいました。
それでも、ふと空を見上げれば雨は落ちてきません。――この状況を思えば、まだ恵まれているのかもしれない。そんなふうに気持ちを立て直しながら、その壮大な景色を味わいました。 -
万座毛をあとにし、次に向かったのは恩納の駅でした。
この道の駅での目的は、ひときわ存在感を放つ“どでかいトロピカルかき氷”。目の前に現れたその姿は、かつて台湾で味わったかき氷を思い起こさせるもので、その圧倒的な大きさに思わず目を見張ります。「これはさすがに食べきれるのだろうか」――そんな不安が頭をよぎりましたが、ひと口、またひと口と進めるうちに、そのおいしさに引き込まれていきました。
気がつけば、あれほどの大きさだったかき氷は、跡形もなく消えており、自分でも少し驚いてしまうほどでした。 -
道の駅といえば、やはり地元で採れた食材が並んでいるはず――そんな期待を胸に、店内を見て回りました。
たしかに見慣れない品々が並び、興味をそそられるものも多く、ひとつひとつに目を引かれていきます。 -
そんな中、ふと目に入ったのが「日本本土へ持ち帰りOK」という表示でした。
その一文を見た瞬間、思わず足が止まります。――そうか、すべてが自由に持ち帰れるわけではないのだと、あらためて気づかされました。
旅先ならではの魅力に触れる一方で、土地ごとのルールや背景にも思いを巡らせる――そんな小さな発見が、旅の深みを静かに広げてくれるように感じられました。 -
恩納の駅をあとにし、次に向かったのは琉球村でした。
-
琉球村は、沖縄の伝統文化や古き良き街並みを再現し、体験できるテーマパークです。
園内に足を踏み入れると、そこには国登録有形文化財にも指定されている沖縄の旧家がいくつも立ち並び、その一つひとつが静かに時の流れを語りかけてくるようでした。これほどの建物が一か所に集められている光景は、なかなか出会えるものではなく、その貴重さに思わず見入ってしまいます。 -
そして、あの独特の赤瓦の屋根と、屋上で見守るシーサーの姿――いつかこの目で見てみたいと思っていた光景が、いま目の前に広がっています。
その願いが叶った瞬間、胸の奥に静かな喜びがじんわりと広がっていきました。 -
琉球村で、かつての琉球の時代に思いを馳せながら見学を終え、あとは帰るだけ――そう思っていたそのときでした。
ふと目に入ったのは、どこかただならぬ雰囲気をまとった一団。まるでロケの最中のようにも見え、「いったい誰だろう」と引き寄せられるように近づいてみます。
そして、その中心にいた人物を目にした瞬間、思わず息をのみました。そこにいたのは、なんと具志堅用高さんだったのです。 -
実際に目の前にした姿は小柄ながらも存在感があり、テレビで見ていたあのままの雰囲気。穏やかでやわらかな語り口も印象的で、どこか親しみやすさを感じさせてくれました。
――さすがは地元。こうした出会いが、さりげなく訪れるのも、この土地ならではなのかもしれません。 -
具志堅さんの姿を見届けたあと、次に向かったのは「やちむんの里」でした。
やちむんの里とは、沖縄県読谷村に広がる、19軒もの工房やギャラリーが集まる焼き物の里です。沖縄伝統のやちむん文化が息づくこの場所には、人間国宝である金城次郎氏にゆかりの窯元や、力強く煙を上げてきたであろうのぼり窯が点在し、どこか懐かしく、味わい深い空気が流れていました。
静かな空間の中で、職人たちが丹精込めて生み出した器の数々が並び、その一つひとつに確かな価値が宿っていることが伝わってきます。割安で購入できるという触れ込みもありましたが――その真価をまだ十分に理解しきれていない私たちにとっては、「気軽に手に取る」というには少しだけ勇気のいる価格ではないかと感じられました。
それでも、この地でしか出会えないものが確かにある――そんな余韻を胸に刻みながら、しばしその世界に浸っていました。やちむんの里で、数えきれないほどの器に囲まれながら、買うべきか、それとも見送るべきか――何度も何度も心が揺れ動きました。
ひとつひとつ手に取り、その重みや質感を確かめながら悩み続けた末に、最終的に選んだのは、ごはん茶碗ひとつだけ。
気がつけば、思いのほか時間を費やしており、どっと疲れが押し寄せてきます。
さらに追い打ちをかけるように渋滞にも巻き込まれ、予定していた勝連城跡へ向かう時間は、静かに失われていきました。 -
やむなく予定を切り替え、この日の宿泊先である那覇のBEB5星野リゾートへと向かうことにします。
少しの名残惜しさとともに、それでも次の場所へと気持ちを切り替えながら、車を走らせました。
ホテルは那覇の繁華街に位置しているため、これまでの旅で宿泊してきた宿と比べると、部屋の広さはやや控えめに感じられました。 -
それでも、さすがは星野リゾート――その質の高さは、言葉にせずとも自然と伝わってきます。空間の心地よさや細やかな配慮のひとつひとつに、確かなレベルの高さを感じずにはいられませんでした。
-
さらに今回の部屋は15階という高層階。窓の向こうには那覇の街並みが広がり、眼下に広がる景色を眺めていると、どこか特別な場所にいるかのような感覚に包まれます。そんな静かな優越感に浸りながら、旅の一日を締めくくるひとときを過ごしました。
-
ホテルの部屋でひとときの休息をとったあと、次に向かったのは、駐車場のスタッフの方がそっと教えてくれた「このあたりで一番おいしいものが食べられる場所」でした。
ホテルの道を挟んですぐのところにある、「じろう桜」という居酒屋です。 -
国際通りのような賑やかな繁華街にも、もちろん魅力的なお店は多くあるはずです。けれど、観光地ならではの価格に少し身構えてしまうのも正直なところでした。
その点、この店はまさに“知る人ぞ知る”一軒。どこか安心感のある空気をまとい、むしろ思いがけない満足に出会えるのではないか――そんな期待が、静かに胸の中で膨らんでいきました。 -
この店のいちおしは、もつ鍋とのこと。迷うことなく、さっそく注文しました。
-
そして、お酒はやはり泡盛。沖縄に来たからには、この一杯は外せません。
-
さらにメニューに目を走らせていると、見慣れない、どこか意味深な名前の料理が目に留まります。
おそらく沖縄ならではの一品なのだろう――そう直感し、その未知の味にも思い切って手を伸ばしてみました。 -
もつ鍋は、まったく生臭さを感じさせず、思わず唸ってしまうほどの絶品でした。
さらに他の料理もどれも見事な味わいで、気がつけば箸が止まらず、泡盛ももう一杯――そんな流れが自然と続いていきます。
ホテルのすぐ近くに、こんなにも素晴らしい店があったとは。
あの駐車場のスタッフの方に教えていただかなければ、決して出会うことはなかったはずです。
その偶然の出会いに、そしてさりげない一言に、心からの感謝の気持ちが静かに広がっていきました。 -
腹を満たし、いよいよ国際通りへと足を運びました。
国際通りは、沖縄らしい土産物店や雑貨ショップ、そして多彩な飲食店が軒を連ねる人気スポットです。その全長がほぼ1マイルに及ぶことから、「奇跡の1マイル」とも呼ばれているのだとか。
実際に歩いてみると、その名のとおり、通りは人々の熱気と光に包まれ、どこまでも賑やかで、きらびやかな空気が広がっていました。見ているだけでも楽しいはずなのに、気がつけばあれもこれもと心をくすぐられ、財布の紐が緩みっぱなしになりそうな、そんな危うささえ感じます。
それでも「せっかく来たのだから」と、自分に小さく言い聞かせ、クレープをひとつ。
その甘いひと口を味わった瞬間、――ああ、いま旅の中にいるのだと、じんわりと実感が込み上げてきました。 -
それから、ひときわ目を引く甘さの「だんかん」を思わず購入しました。
-
見た目はどこにでもあるみかんのようでありながら、ひと口味わうと、その濃厚な甘みと瑞々しさに驚かされます。沖縄のフルーツは、やはりどこか特別な魅力を秘めているのだと、あらためて感じさせられました。
この“少し違う”おいしさを、ぜひ持ち帰って、家の人にも味わってもらいたい――そんな思いが自然と胸に広がり、お土産として大切に持ち帰ることにしました。 -
国際通りでたっぷりと観光を満喫したあと、ホテルへと戻り、沖縄民謡ショーを楽しむことにしました。
三線が奏でる沖縄独特の旋律は、想像していた以上に心に深く響き、どこか懐かしさを呼び起こします。
そのやさしい音色に包まれているうちに、気持ちは次第にほどけ、穏やかな余韻が静かに広がっていきました。 -
旅の一日の締めくくりとして、心地よい時間に身を委ねることができた――そんな満ち足りた感覚に包まれながら、静かに夜が更けていきました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
沖縄 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
31