2024/09/15 - 2024/09/15
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piglet2017さん
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2024年度は、かつてのヴェネツィア共和国の領土を中心に、北イタリアの世界遺産を巡ってきました。
ヴェネツィア観光2日目。午前は、3人のドージェを輩出した名門貴族グリマーニ家の邸宅美術館、そのすぐそばにあるクエリーニ家の邸宅美術館クエリーニ・スタンパリア財団を訪れました。
「グリマーニ・トリビューン」
- 旅行の満足度
- 5.0
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16世紀に強大な権力を誇った名門貴族グリマーニ家の邸宅が、ミュージアムとして公開されています。小路の向こうの大理石の門をくぐって宮殿内に入りました。チケット売り場で、後日訪れる予定の大運河沿いの邸宅カ・ドーロとの共通券を購入しました。
グリマーニ宮 城・宮殿
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フレスコ画で装飾された豪華な階段を上がって主階へ向かいます。ドゥカーレ宮殿の黄金の階段に匹敵する壮麗さだと言われていたそうです。
グリマーニ宮 城・宮殿
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グリマーニ宮殿を大改装してグリマーニ・トリビューンを作り、そこに展示する古代彫刻コレクションも収集した枢機卿ジョヴァンニ・グリマーニの肖像画が3枚飾られていました。こちらはティントレットが描いたものです。
グリマーニ宮 城・宮殿
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暖炉の間に入ると、バルコニーに出られるように窓を開けてくれました。運河を見下ろすと、観光客を乗せたゴンドラが次々と横切っていきます。
グリマーニ宮 城・宮殿
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天井が、フレスコ画やスタッコで豪華に装飾されているアポロの間です。
グリマーニ宮 城・宮殿
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枢機卿ジョヴァンニ・グリマーニが、グリマーニ家で初めてドージェに選出された祖父アントニオ・グリマーニを讃えるために作ったドージェの間です。
アントニオ・グリマーニの後を継いで次のドージェとなったアンドレア・グリッティは、塩野七生さんの著書『小説イタリア・ルネサンス』やトルコドラマ「オスマン帝国外伝」にも登場しているアルヴィーゼ・グリッティの父親です。枢機卿ジョヴァンニ・グリマーニも、スレイマン大帝、セリム2世、ムラト3世と同時代を生きた人物でした。グリマーニ宮 城・宮殿
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「眠るエロス像」。小さなライオンがそばに侍っています。
グリマーニ宮 城・宮殿
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スタッコ装飾が美しいカリストーの間です。ギリシア神話ではニンフのカリストーは大熊座になりました。天井にはめこまれた丸い凸面鏡がろうそくの灯りで星座のように輝く仕掛けが施されています。
グリマーニ宮 城・宮殿
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グリマーニ宮殿で最も重要な部屋、ピラミッド型の天窓を備えたトリビューンに入りました。部屋の窓はこの天窓だけで、パンテオンに着想を得てつくられました。
グリマーニ宮 城・宮殿
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天井からは、彫刻「ガニュメデスの略奪」が吊るされていました。鷲に変身したゼウスが得意げな表情で、お目当ての美少年ガニュメデスをさらっていきます。
グリマーニ宮 城・宮殿
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トリビューンは、枢機卿ジョヴァンニ・グリマーニが収集したコレクションから、選りすぐりの逸品を展示するための部屋でした。
グリマーニ宮 城・宮殿
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ハドリアヌス帝の寵愛を受けた美少年「アンティノウスの胸像」は、トリビューンの係員も一推しの彫刻作品です。
グリマーニ宮 城・宮殿
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まるで果樹園にいるかのような雰囲気の葉っぱの間です。フクロウなどいろいろな鳥類も描かれていました。
グリマーニ宮 城・宮殿
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黄金のギャラリーに展示されていた「アテナの胸像」です。女神アテナの執拗な復讐心でアテナの盾に嵌めこまれてしまったメドゥーサの首も彫刻されていました。
グリマーニ宮 城・宮殿
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「ラオコーンと息子たち」。トロイの木馬の計略を見破った神官ラオコーンたちが、ポセイドンの遣わした海蛇に巻き付かれています。
グリマーニ宮 城・宮殿
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グリマーニ宮殿から徒歩1分のところにあるヴェネツィアの旧家クエリーニ家の邸宅も、図書館・美術館として公開されています。フォルモーザ運河に架かるクエリーニ家専用の小さな橋を渡って、邸宅に向かいました。ヴェネツィア観光共通券City Pass - All Veniceの対象施設です。
クェリーニ・スタンパーリア財団 博物館・美術館・ギャラリー
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昨日訪れた邸宅カ・レッツォーニコと同じく、こちらの邸宅にもロンギの作品を集めた部屋がありました。1762年のカーニバルで人々を驚かせた「ライオンの小屋」です。大島 真寿美さんの小説『ピエタ』でも、「今年は動物の曲芸団が評判のようですよ。」など、カーニバルの描写がいろいろありましたが、ロンギの絵からは当時の雰囲気が伝わってきて興味深いです。
クェリーニ・スタンパーリア財団 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらは無名の画家の作品ですが、凍ったラグーンでスケートを楽しんでいます。
クェリーニ・スタンパーリア財団 博物館・美術館・ギャラリー
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ジョヴァンニ・ベッリーニ「イエスの神殿奉献」。イエスがまるでミイラのように包帯でぐるぐる巻きにされていますが、乳児の骨の変形を防ぐための習慣だったとのことです。
クェリーニ・スタンパーリア財団 博物館・美術館・ギャラリー
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ヴェネツィアの貴族の邸宅で最も広い空間ポルテゴでは、ダンスパーティーが開催されました。
クェリーニ・スタンパーリア財団 博物館・美術館・ギャラリー
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シャンデリアはもちろん、ムラーノ島のヴェネチアングラスです。
クェリーニ・スタンパーリア財団 博物館・美術館・ギャラリー
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18世紀のヴェネツィアの情景を描いたGabriel Bellaの作品を集めた部屋も興味深かったです。
水の都だけに、14世紀から既に「女子レガッタ」のレースが行われていたそうです。背景には海の税関やサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂が描かれています。クェリーニ・スタンパーリア財団 博物館・美術館・ギャラリー
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昨日、大運河をクルーズしている時にすれ違ったこの一団も、レガッタの練習をしていたのでしょうか。
グランドキャナル大運河 滝・河川・湖
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カーニバルの目玉イベントを描いた「サンマルコ小広場での脂の木曜日」です。サン・マルコ鐘楼からドゥカーレ宮殿のバルコニーの下の回廊までジップラインで横断するパーフォーマンスで、トルコ人の飛行と呼ばれました。
クェリーニ・スタンパーリア財団 博物館・美術館・ギャラリー
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昇天祭のサンマルコ広場では、世界中から集めた貴重な品々を販売するフェアが開かれ、初夏の風物詩となりました。
クェリーニ・スタンパーリア財団 博物館・美術館・ギャラリー
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ヴェネツィア生まれの建築家カルロ・スカルパが改修した庭園です。
クェリーニ・スタンパーリア財団 博物館・美術館・ギャラリー
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庭園の向こう側は運河に面しています。かつてはここから、ゴンドラに乗り込んだのでしょうか。
クェリーニ・スタンパーリア財団 博物館・美術館・ギャラリー
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潮の満ち引きで運河から水が流れ込むような設計となっています。飛び石のような床は、日本庭園から受けた影響だそうです。
クェリーニ・スタンパーリア財団 博物館・美術館・ギャラリー
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クエリーニ邸の前は、大きな広場になっていて視界が開けました。
カンポ サンタ マリア フォルモーサ 広場・公園
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広場に建つサンタ・マリア・フォルモサ教会です。
Parrocchia Santa Maria Formosa 寺院・教会
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美しい鋳鉄の橋、コンザフェルツィ橋を渡ります。
コンザフェルツィ橋 建造物
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この周辺の運河でも、次々とやってくる観光客のゴンドラで渋滞が起こっていました。
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サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会を見ながら、サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ広場を進みます。
サンティ ジョヴァンニ エ パオロ教会 寺院・教会
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赤煉瓦の教会の隣には、白い大理石のサン・マルコ大信徒会がありました。建物上部に並ぶ半円アーチがリズミカルです。
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サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会の向かいにあるバーカロ「オステリア アルポンテ」で一休みです。
オステリア アルポンテ イタリアン
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左端のチケッティ、イワシのマリネは酢じめのイワシで、パンの部分がお米なら握り寿司ともいえる食べ慣れた味でした。
オステリア アルポンテ イタリアン
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