2024/09/12 - 2024/09/12
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piglet2017さん
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ウィーン発のミュージカル『エリザベート』が流行していた平成時代に、オーストリアのシシィゆかりの地を巡ってきました。今回の旅の情報を集めている過程で、ヴェネツィアなど北イタリアにもシシィゆかりの地があることがわかり、立ち寄ることにしました。
14世紀以来、ハプスブルク帝国の支配下にあったトリエステ。本日はシシィが地中海への旅の前後に滞在したミラマール城を訪れます。
- 旅行の満足度
- 5.0
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天使が舞う青空が天井に描かれた部屋で朝食です。朝スイーツコーナーからは、甘酸っぱくておいしいりんごのシュトゥーデル、カスタードクリーム入り揚げパンのクラップフェン、レモンケーキをいただきました。
ホテル ヴィラ スタッキー ホテル
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前が見えにくいほどの大雨の中、トリエステへ向かいます。途中のパルマノーヴァの観光案内所で、トリエステ、アクイレイアを含むフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア自治州の観光スポットの共通入場券FVG Cardを購入しました。パルマノーヴァは、ヴェネツィア共和国がオスマントルコへの防備として16世紀に築いた星型要塞の町で、世界遺産となっています。
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ミラマール公園の下にあるグリニャーノ・マリーナの無料駐車場を利用しました。マリーナに停泊するヨットを眺めながら階段を上がり、ミラマール城のある公園へ向かいました。かつてトリエステ湾では、シシィが珍重していたカキの養殖が行われていたそうです。
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ミラマール公園を少し進むと、ミラマール城の小型版のような庭園の家Castellettoがありました。フランツ・ヨーゼフ1世の弟マクシミリアン大公とその妻シャルロッテは、ミラマール城が完成するまでカステレットで新婚時代を過ごしました。その後マクシミリアンはメキシコ皇帝に即位し、3年後に銃殺されます。恐ろしい悲劇に耐えられず精神を病んだシャルロッテは、カステレットに幽閉されました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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カステレットのそばには、かわいいリスの井戸がありました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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シャルロッテの父親ベルギー王レオポルド1世が寄贈した大砲が並ぶ展望台です。
ミラマーレ城 城・宮殿
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大砲のある展望台から、ミラマール城が見えました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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イタリア式庭園には、オーストリア海軍司令長官だったマクシミリアンが海外から持ちこんだ珍しい植物が植えられ、エキゾチックな雰囲気です。
ミラマーレ城 城・宮殿
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古代ギリシャ・ローマ彫刻のレプリカも庭園を飾っています。
ミラマーレ城 城・宮殿
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シロガネヨシの向こうにはコーヒーハウスがありました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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庭園から海へと続く階段を下りていきます。噴水の向こうには桟橋、そしてアドリア海が広がります。
ミラマーレ城 城・宮殿
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桟橋の先端には、ミラマール城の番犬のようにスフィンクスが座っていました。マクシミリアン大公がエジプトから運んできたものです。シシィはここからカッターボートで、沖合に停泊しているコルフ島行きの船に向かいました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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ミラマール城の前は、海へと向かう階段状のテラス庭園になっていました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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テラス庭園から桟橋に行ってみました。かつてミラマール城には海からしかアクセスできませんでした。船に乗って城を訪れるゲストが最初に目にするのが、ピンク色の花崗岩で作られたプトレマイオス時代のスフィンクスでした。
ミラマーレ城 城・宮殿
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ミラマール城に入場すると、11歳のマリア・テレジアが出迎えてくれました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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1階には、マクシミリアン大公夫妻がメキシコに向かうまで暮らしたプライベートな部屋が並んでいました。最初の部屋では、海軍時代の戦艦内の寝室が再現されていました。妻シャルロッテの肖像画も飾られています。
ミラマーレ城 城・宮殿
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フリゲート艦ノヴァーラ号の集会室を再現した書斎です。低めの天井で船室にいるかのような雰囲気です。
ミラマーレ城 城・宮殿
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シャルロッテの私室には、愛らしい子供時代のシャルロッテ王女の肖像画がありました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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シャルロッテの化粧室に置かれた鏡付のクローゼットは、天使で装飾されています。
ミラマーレ城 城・宮殿
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マクシミリアンとシャルロッテの結婚式を描いた絵画も飾られていました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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チャペルの入口に『オーストリア皇后エリザベートのミラマール到着』が置かれていました。シャルロッテが、旅から戻ったシシィを桟橋で出迎えています。水兵たちの先頭に海軍提督の制服を着たマクシミリアン、隣にフランツ・ヨーゼフ1世の姿が見えます。
ミラマーレ城 城・宮殿
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2階は来客を迎える公的な場で、豪華な部屋が続きます。玉座の間には、メキシコ皇帝マクシミリアーノ1世の肖像画がありました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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歴史ホールの天井では、マクシミリアンが「ここにミラマール城を建設するぞ!」と宣言していました。左手背後では、エジプトからスフィンクスを船で運んでいます。
ミラマーレ城 城・宮殿
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ミラマール城から、マクシミリアン夫妻がメキシコに出発します。カッターボートの上に二人の姿が見えます。沖合には旗で飾られたノヴァーラ号が描かれていました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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謁見の間には、マクシミリアンと同時代のヨーロッパ君主の肖像画が飾られていました。1854年、16歳でオーストリア皇后となったシシィです。
ミラマーレ城 城・宮殿
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お隣にはもちろん、オーストリア皇帝に即位したばかりの初々しいフランツ・ヨーゼフ1世の肖像画がありました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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ナポレオン3世の妻ウジェニー皇后の肖像画です。2025年10月に、肖像画に描かれているウジェニー皇后の王冠がルーブル美術館から盗み出され、すぐに発見されたものの損傷した状態だったと報道されました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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君主の間には、シシィと親しかったバイエルン国王ルートヴィヒ2世の肖像画がありました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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君主の間には、黄金の額縁が施された豪華なベッドも置かれていました。
ミラマーレ城 城・宮殿
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マクシミリアン夫妻がメキシコに去ってから無人だったミラマール城。1930年代にアオスタ公爵家アメデーオ夫妻の住まいとなり、アールデコ様式で改装されました。アオスタ公爵夫人の部屋は、幾何学模様の扉や家具が置かれています。照明も独特のデザインでした。
ミラマーレ城 城・宮殿
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ミラマール城からトリエステ市内に移動、ホテル提携駐車場Park San Giustoを利用しました。地下駐車場から地上に出たところがテアトロ・ロマーノ通りで、古代ローマの劇場遺跡がありました。
ローマ野外劇場 史跡・遺跡
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トリエステ新市街にある1836年創業の老舗菓子店Pasticceria La Bombonieraでおやつタイムです。
ラ ボンボニエーラ スイーツ
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小さな店内のショーケースには、ひしめくように多種類のスイーツがびっしり並べられていました。
ラ ボンボニエーラ スイーツ
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店内にあった唯一のテーブル席を利用しました。お店の外はテラス席になっていますが、今日はあいにくの雨模様なので、店内テーブルが空いていてラッキーでした。ハプスブルク帝国のスタイルを踏襲しているのかカフェラテにはちゃんとお水も付いてきたうえ、ホットチョコレートの小さなグラスも添えられていました。スイーツにホットチョコレート?と思ったものの、意外にも甘さ控えめで、おいしく飲み干しました。
ラ ボンボニエーラ スイーツ
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トリエステの銘菓プレスニッツです。トリエステを初めて公式訪問するフランツ・ヨーゼフ1世とシシィに献上するために考案されたスイーツだそうです。ドライフルーツやナッツがたっぷり入ったおいしい焼き菓子でした。
ラ ボンボニエーラ スイーツ
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シシィもお気に入りだったハンガリーのケーキ、ドボシュトルタです。
ラ ボンボニエーラ スイーツ
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有名なハンガリーのヴァイオリニストの名前が付けられたRigóJancsiです。甘すぎない上品なおいしさのチョコレートケーキでした。
翌年、シシィゆかりの地巡りの仕上げとしてハンガリーを訪れ、スイーツ大国としての実力を知ることとなりました。ドボシュトルタのように層状になった緻密なケーキがずらりと並んでいて、味はもちろん食感にまで工夫がこらされていました。シシィがハンガリーのとりこになったのも、実はハンガリースイーツが原因だったのでは、と感じたほどです。実際ハンガリー滞在時のシシィは甘い誘惑に逆らえず、お忍びで菓子店に出かけてスイーツを堪能、摂取カロリーを消費するために普段よりも運動メニューを増やさざるを得なかったようです。ラ ボンボニエーラ スイーツ
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おやつタイムの後で天気予報をチェックすると、夕方から夜にかけて再び雨が強くなるとのことで、雨がやんでいるうちにチェックイン手続きをしました。部屋に手荷物を置いて身軽になり、速攻で駐車場に手ぶらでスーツケースを取りに行きました。早歩きで急いだもののぽつぽつと雨が降り出し、まさにぎりぎりのタイミングでホテルに飛び込むことになりました。
ホテル コンチネンタレ ホテル
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トリエステ観光を始める前に、イタリア発の紅茶ブランドPETER'S TeaHouseに立ち寄りました。シシィお気に入りの紅茶Principessa Sissi を購入、アプリコットの香りがほのかに漂うフルーティーな紅茶でした。
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