2025/12/17 - 2025/12/17
220位(同エリア2855件中)
かっちんさん
新宿御苑といえば桜の種類が多い「桜の名所」。
晩秋の新宿御苑は紅葉の終盤。スリバチ地形散歩では「渋谷川の源流」も探しながら御苑散歩します。
今日はNHK学園の東京スリバチ地形散歩「新宿御苑と渋谷川の源流編」に参加します。
東京スリバチ学会会長の皆川典久さんが案内し、地形や歴史の説明を聞きながら歩きます。
渋谷川の源流は、新宿御苑と玉川上水が満水時に分水した「余水吐(よすいばき)」と言われています。
「玉川上水余水吐跡」は御苑の中からよく見えず、後日御苑の外から確認します。
新宿御苑は、徳川家康の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツといわれています。
明治に入り、農事試験場を経て、明治39年(1906)に皇室の庭園となり、戦後昭和24年(1949)に国民公園として一般に公開されました。
園内には、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園、そして日本庭園が巧みにデザインされ、明治を代表する近代西洋庭園といわれています。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・ブログ、聖地巡礼「君の名は。」のロケ地巡り東京編(四谷~新宿)
・みちくさ学会「新宿の秘境・玉川上水余水吐跡の暗渠をたどる」
・国民公園協会、新宿御苑のHP
・環境省「新宿御苑のみどころ 晩秋」パンフレット
・観光庁「母と子の森 新宿御苑」
・歩・探・見・感「閉館になった旧「東京みちの情報館」跡地に残されている展示物 in 東京都新宿区」「京橋の親柱」
・新橋ねっと「『新橋親柱』港区文化財説明柱」
・中央区教育委員会の案内板「京橋の親柱」
・中央区土木部の案内板「京橋と京橋川」
・ウィキペディア「天龍寺(新宿区)」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」に集合
-
新宿御苑前駅に近い「新宿御苑」
目の前にある門は新宿御苑「管理門」。ここからは入出場できません。
晩秋の黄葉はイチョウの葉が少し残っています。 -
「新宿御苑周辺の案内図」
新宿御苑の外側に「玉川上水・内藤新宿分水散歩道」があり、新宿門から大木戸門まで続いています。
ここは江戸時代に「玉川上水」が流れていたところ。
大木戸門のそばに玉川上水の「水番屋」が設置され、水質、水量や異物の監視を行っていました。
「水番屋」から江戸城までの水路は暗渠となっています。
「玉川上水」が満水になったときは、「水番屋」から南側の「玉川上水余水吐(よすいばき)」に流し、渋谷川へ排出していました。 -
「黄色い絨毯」(管理門近く)
太い幹になったイチョウの落葉が絨毯になっています。 -
案内板「玉川上水・内藤新宿分水散歩道」(管理門近く)
当時の「玉川上水の流れ」を偲ぶため、環境省により分水散歩道を整備しました。
水源は、国道20号線新宿御苑トンネル内の共同溝で湧出した地下水を利用しています。
新宿御苑の外側なので、無料で誰でも散策できます。 -
「分水散歩道」
では、管理門から大木戸門まで、散歩道を歩きます。 -
「分水の水路」(散歩道)
水の流れがちょっと枯れています。 -
「武蔵野の林の面影」(散歩道)
今日の参加メンバーです。 -
樹木に絡みつく「イタビカズラ」(散歩道)
冬の樹木にとっては暖かいかな。。。 -
アニメ「君の名は」の聖地巡礼スポット(散歩道から)
イタリアンレストラン「カフェラ・ポエム新宿御苑」。
「瀧(たき)」のバイト先だったところ。 -
案内板「玉川上水の水番屋」(大木戸門前)
江戸の貴重な水資源を守るため、当時の四谷大木戸に「水番屋」が設置され、水質、水量や異物の監視を行っていました。
「水番屋」は
・流れてきたごみを止める「芥留(あくたどめ)」
・満水時に渋谷川へ水を排出する「吐水門(はきすいもん)」
・江戸へ水を送るための暗渠へ入る「水門」
などがありました。 -
「四谷区民センター」(大木戸門前)
「水番屋」の跡地は現在「四谷区民センター」となっています。
このビルの中に「東京都水道局新宿営業所」があり、今でも「水番屋」と縁がある仕事をしています。 -
「水番屋の吐水門付近」(新宿御苑東側の外)
ここからは、後日ひとりで探索した内容です。
「新宿御苑大木戸門駐車場」の脇にある道を通り抜けたところに、「玉川上水 余水吐跡(よすいばきあと)」が残されています。 -
イチオシ
「不思議な世界」(新宿御苑東側の外)
意外と幅広い「余水吐跡」。
谷間の右側は御苑の塀、左側は住宅地です。
通行は禁止されているので、住宅地を歩いて「余水吐跡」が見える場所を探します。 -
「鉛筆の碑」(御苑東側の住宅地)
このあたりは新宿御苑が自分の庭のように見渡せるので、マンションと高級住宅が並んでいます。
千駄ヶ谷方面に歩いていて見つけた「鉛筆の碑」。 -
案内板「鉛筆の碑」(御苑東側の住宅地)
明治20年(1887)に佐賀藩出身の眞崎仁六が「眞崎鉛筆製造所」をおこし、鉛筆の製造を始めたところ。
大正5年(1916)に東大井に移転するまで、ここで鉛筆製造を行っていました。
のちに「三菱鉛筆(株)」となり、現在、東大井に本社があります。
創業時は玉川上水の分水を利用した水車を動力にして、鉛筆がつくられていました。 -
イチオシ
狛犬「いっひっひっひー」(御苑東側の住宅地)
「鉛筆の碑」の隣にある「多武峰(とうのみね)神社」の狛犬です。
せっかくなのでお詣りしました。 -
「余水吐跡」の下流側(御苑東側の住宅地)
住宅地を抜けると外苑西通りに出ます。
大京町交番方面にしばらく歩き「余水吐跡」を発見! -
橋が架かっていた「余水吐」(御苑東側)
「余水吐」は、ここで南側に流れを変えています。 -
今でも残る「橋の欄干」(御苑東側)
橋を越えた「余水吐跡」には、白い建物の「大京町交番」があります。
その先は暗渠になっているので「余水吐跡」探しを終わりにします。 -
新宿御苑「大木戸門」
再びスリバチ地形散歩の話に戻り、これから新宿御苑に入ります。 -
入場は「自動改札機」(大木戸門)
スイカをタッチして入場料を支払い入場します。 -
「旧大木戸門衛所」(新宿御苑)
昭和2年(1927)に建てられた門衛所。
当時の独特のデザイン性や、御苑の歴史的・景観的価値が評価されている建造物です。 -
「新宿御苑のみどころ 晩秋」パンフレット
御苑歩きは大木戸門から入り、風景式庭園、整形式庭園、渋谷川の源流と言われている下の池、旧御凌亭、上の池、母と子の森、新宿門まで、庭園の景色を楽しみます。 -
「温室とNTTドコモタワー」(新宿御苑)
ガラスに囲まれた温室から耳がふたつ出ています??
代々木の「NTTドコモタワー」は、「新宿のエンパイアステートビル」と呼ばれています。 -
「新宿ビル群の風景」(新宿御苑)
特徴のある「新宿のモード学園コクーンタワー」、隣には「SOMPOホールディングス」などが並ぶ都会の風景です。 -
最初の見学は「新宿御苑ミュージアム」(新宿御苑)
2022年にオープンした「新宿御苑ミュージアム」。
シアター展示室では、新宿御苑400年の歴史を迫力ある映像で紹介しています。
皇室庭園時代の新宿御苑で見られた桜の記録コーナーでは、種類が多い桜の花について学べます。 -
「小さな子供たちのお散歩」(新宿御苑)
-
「広い芝生のある風景式庭園」(新宿御苑)
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「大きな大人たちのお散歩」(風景式庭園)
スリバチ地形散歩に参加しているメンバーです。
先頭は皆川さん。 -
イチオシ
「玉藻池に佇む雪見灯篭」(風景式庭園)
江戸時代の内藤家の屋敷跡の面影をとどめる庭園。
かつては御殿が建てられ、池、谷、築山をしつらえた景勝地「玉川園」が造られたといわれています。 -
「そっぽを向くアオサギ」(玉藻池)
私たちを嫌ったのではなく、エサを狙っているところです。 -
新宿御苑から眺める「余水吐跡」(御苑東側の園路)
「余水吐跡」は、手前の塀と向かい側の住宅との間にあるのですが、草木が茂りよくわかりません。 -
別の場所から眺める「余水吐跡」(御苑東側の園路)
格子状の塀の隙間から何となくわかりますが、実感がわかないです。 -
「玉藻池から流れ出る水」(新宿御苑)
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「その水は暗渠に入ります」(新宿御苑)
おそらく渋谷川へ流れていると思います。 -
冬枯れの「プラタナス並木」
整形式庭園に来ています。
プラタナス並木はもう一か所あり、2か所が左右対称となる庭園になっています。 -
もう1か所の「プラタナス並木」
「新宿のエンパイアステートビル」が建ち、海外に来ていると錯覚します。 -
「新宿御苑の正門」(外苑西通り沿いにある門)
正門は、かつて皇室苑地だった頃、皇室をはじめ賓客の入園門として設けられました。
現在の正門は交通の便が悪く、それほど入園者数も見込まれないため、特別な場合を除き閉鎖しています。 -
正門から眺める「整形式庭園」
正面にバラ花壇があります。 -
もう1か所の「プラタナス並木」
新緑の頃に来てみたいです。 -
青空に映える「メタセコイア」(下の池)
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「下の池」から流れ出る水
流れる先は渋谷川です。 -
「日本初の擬木橋」(下の池)
明治37年(1904)のセントルイス万博で展示されていたものを輸入し、フランス人技師が設営工事を行い明治38年に完成。
日本初の木を模した欄干といわれています。 -
赤く色づく「カエデ」(モミジ山)
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「水面に揺らいで映る草木」(下の池)
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「紅葉トンネル」(モミジ山)
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「カイツブリ」(下の池)
顔はひとつです。 -
冬の花「サザンカ」(中の池)
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「中の池」
風がなく、周りの風景が池に綺麗に映っています。 -
「新宿御苑の案内図」
南エリアにいます。
上の池からの流れは、中の池、下の池へ続き、その先は渋谷川です。 -
「旧御凉亭」
本格的な中国建築様式が用いられている日本では数少ない建物の一つであり、屋根の色や形、窓の様式、室内装飾、その他多くの特徴が高く評価されています。
建築様式は「ビンナン式」と呼ばれています。
反り返った軒、化粧漆喰のツバメの尾のような構造、屋根瓦の色、柱を支える梁の形、車寄せの装飾石、室内装飾などに典型的な特色が現れています。 -
「旧御凉亭から眺める日本庭園」
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イチオシ
「大きな雪吊りを眺める見物客」(旧御凉亭室内)
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「旧御凉亭と庭園」
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ブロッコリーのような「タギョウショウ(多行松)」(日本庭園)
クロマツを土台に赤松を接木(つぎき)した園芸品種です。
名前のとおり、多数の幹が行をなして並んでおり、傘のような樹形が特徴。 -
イチオシ
「日本庭園の素晴らしい景色」
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案内図「母と子の森」
このエリアは、日本の農村の郊外に見られるような、軽く人の手が加わった森林、草原、水辺の動植物生息地を再現すべく設計されたものです。
木や野の花だけでなく、トンボやコバルトブルーの体が美しいカワセミなど、幅広い種類の虫や鳥を楽しむことができます。 -
「秋の赤い実」(母と子の森)
イイギリの実です。 -
たどり着いた「渋谷川の源流」(母と子の森)
「上の池」の上流にあたる場所です。
と思いきや、皆川さんから
「実は御苑を出た上流に天龍寺(新宿4丁目)があり、そこが渋谷川の源流」との説明。
天龍寺には御苑を出た後に向かいます。 -
赤く染まる「イロハモミジ」(母と子の森)
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イチオシ
「これは何だ?」(母と子の森)
タケノコみたいに土から伸びてますが、表面は木に似ています。 -
「ラクウショウの気根」(母と子の森)
タケノコのように並んでいるのは、ラクウショウの根から出ている「気根」。
地上や水面上に出て、酸素をとり入れる働きがあります。
このラクウショウは明治時代に植えられたもので、樹齢100年をこえる大木です。 -
赤褐色に色づく「メタセコイア」(母と子の森)
昭和21年(1946)に中国で発見されて、日本でも植えられるようになった樹木。
幹は皮が縦に裂け、まっすぐにのびていて、スギに似ています。
秋に葉のついた枝ごと赤褐色に色づきます。 -
イチオシ
美しい彩りの紅葉(森の家付近)
-
「新宿門」(新宿御苑)
晩秋の新宿御苑の景色を堪能し、新宿門を出ます。 -
「ロケット発見!」(新宿門の外の広場)
これは大正11年(1922)に造られ京橋川に架けられていた「京橋」の親柱。
照明設備を備えた近代的な意匠を持っています。
昭和38年(1963)に川の埋め立て工事によりなくなりました。 -
「これは灯台?」(新宿門の外の広場)
これは大正14年(1925)に造られ、新橋と銀座の間を流れていた汐留川に架けられていた「新橋」の親柱。
昭和38年(1963)に川の埋め立て工事によりなくなりました。
どちらも新宿御苑の隣にあった「東京みちの情報館」の展示物だったものです。 -
渋谷川の源流がある「天龍寺」(新宿4丁目)
JR新宿駅南口近くの「天龍寺」を訪れます。
新宿御苑「上の池」の北側に位置しています。 -
「天龍寺の梵鐘」(新宿4丁目)
江戸三名鐘の一つとされる「時の鐘」。
江戸の外れに存在したため、通常より早く鐘を鳴らし、内藤新宿で遊行する人々に「追い出しの鐘」と呼ばれていました。
江戸の出入り口に設けられていた門は、甲州街道の「四谷大木戸」で1kmほど離れています。
ところで、渋谷川の源流は、かつて境内に池があったのですが今は見当たりません。
但し、地下水が豊富なのでここが源流だと想像できます。
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