2025/11/29 - 2025/11/29
135位(同エリア171件中)
キャンサー50さん
- キャンサー50さんTOP
- 旅行記90冊
- クチコミ7624件
- Q&A回答4件
- 370,444アクセス
- フォロワー2人
11月の下旬の午後、たまたま時間が空いたので、行ってみたかった荻窪にある3つの庭園を夫婦で巡ってきました。
3つの庭園は駅からほど近いうえに、わりと固まって存在するので、短時間で観光することができて便利です。
紅葉の時期ということもあり、紅葉狩りも楽しみでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
-
JR中央線で向いましたが、荻窪駅から1駅先の西荻窪駅から、ぶらぶら散歩しました。
こちらはその道すがらにあった、古宇田家住宅です。
昭和2年(1927)竣工の洋風建築です。
登録有形文化財に指定されています。
荻窪界隈には、こういった古い建築物がちょいちょいあります。 -
古宇田家住宅から南西へ500mほど行った先にあるのが与謝野公園です。
かつてこの地には与謝野鉄幹・晶子夫妻が晩年を過ごした家がありました。
昭和57年に「南荻窪中央公園」として開園し、平成24年4月に再整備した際「与謝野公園」と名称変更しました。与謝野公園 公園・植物園
-
公園入口にある歌碑。
「歌はどうして作る/じっと観/じっと愛し/じっと抱きしめて作る/何を/「真実を」(「歌はどうして作る」より・与謝野晶子)。与謝野公園 公園・植物園
-
入口の歌碑の他にも地面に埋め込まれた、いくつもの歌碑があります。
こちらはその一つ。
「身の負はん苦も五十路して尽きぬべしかくおのれこそ許したりけれ 晶子」『心の遠景』(昭和3年)。与謝野公園 公園・植物園
-
写真のように歌碑が並びます。
与謝野晶子ファンには楽しい展示です。与謝野公園 公園・植物園
-
与謝野公園からさらに600mほど東にあるのが荻窪三庭園のひとつ、荻外荘公園です。
荻外荘は、昭和2年(1927)に大正天皇の侍医・入澤達吉の別邸として建てられ、その後本邸として住まわれました。
設計は建築家の伊東忠太。
昭和12年(1937)に入澤より譲り受けた政治家・近衞文麿が移り住み、さまざまな政治の舞台となりました。
平成28年(2016)に国の史跡として指定され、令和6年(2024)12月から区立公園「荻外荘公園」として公開されました。荻外荘公園 公園・植物園
-
荻外荘の入り口。
昭和レトロなフォルムがそそられます。
紅葉も美しかったです。荻外荘公園 公園・植物園
-
萩外荘は、入場料300円で室内も見学できます。
ガイドさんもいて、なかなか興味深い説明をしてくれます。
写真の扁額の文字は、荻外荘の名付け親となった西園寺公望の筆跡です。荻外荘公園 公園・植物園
-
ガイドさんの説明によると、昭和16年(1941)の日米開戦約2か月前に,東條陸相・及川海相・豊田外相・鈴木企画院総裁を呼んだいわゆる荻外荘会談が行われたのが、この部屋です。
現在の技術によって、調度品の色など、当時を忠実に再現しているそうです。荻外荘公園 公園・植物園
-
萩外荘の部屋は、洋室と和室が混在しています。
荻外荘公園 公園・植物園
-
荻外荘のほど近く、荻窪三庭園のひとつ、角川庭園があります。
角川書店の創業者で俳人だった角川源義(1917~1975)の邸宅を寄贈された杉並区が2009年より一般公開している庭園です。角川庭園 公園・植物園
-
邸宅は近代数寄屋建築で、1955年、建築家?加倉井昭夫(1909~1988)による設計です。
庭には俳句を詠むための草花があり、四季折々楽しめます。角川庭園 公園・植物園
-
萩外荘も室内を見学できます。
こちらは無料ですが、古さは感じません。
角川源義関係の資料が展示されています。角川庭園 公園・植物園
-
室内から望む庭の景色は素敵です。
角川庭園 公園・植物園
-
角川庭園の北、約200mにあるのが最後の荻窪三庭園、大田黒公園です。
音楽評論家・大田黒元雄(1893~1979)の屋敷跡を杉並区が回遊式日本庭園として整備し、1981年に開園しました。
入場は無料です。大田黒公園 公園・植物園
-
入口から続くイチョウ並木が見事。
ここを撮りたがる観光客であふれていました。 -
イチョウ並木を抜けると水の流れがあしらわれ、紅葉とマッチします。
大田黒公園 公園・植物園
-
流れの奥に池があり、東屋もあって、そこが一番の紅葉の撮影スポットになっていました。
紅葉の見ごろにはライトアップされるそうです。大田黒公園 公園・植物園
-
園内にある記念館。
1933年に大田黒氏が仕事部屋として建てた西洋風建物です。大田黒公園 公園・植物園
-
記念館の中も見学可能。
大田黒氏の仕事部屋であった室内には関係資料の他、ピアノが保存されていました。
スタインウェイ社という会社のもので、1900年に製造されています。大田黒公園 公園・植物園
-
公園を去ろうとした時に見つけた風景。
竹林と赤いモミジ、黄色いイチョウに魅了されてしまいました。
個人的には大好きな写真になりました。大田黒公園 公園・植物園
-
大田黒公園のさらに北、荻窪駅に向かう途中にあった、古めかしくて異様に目立つ建物が、西郊ロッヂング。
大正期に文京区本郷で創業した下宿屋で、昭和6年(1931)に荻窪に移転しました。
西郊ロッヂングはその新館で、昭和13年(1938)に増築されました。
本館・新館ともに登録有形文化財に指定されています。 -
本館は現役で営業している旅館です。
-
ちょっと寄り道して、西郊ロッヂングの少し東側にあったのが、読書の森公園です。
図書館の隣にある公園で、図書館で借りた本をここで読むことができます。読書の森公園 公園・植物園
-
公園にはいくつか、開いた本の形をしたプレートが地面に埋め込まれています。
谷川俊太郎の詩を描いた絵本の1ページや、北原白秋訳のイギリス伝承童話『まざあ・ぐうす』の抜粋や、絵本『ちいさなねこ』からとった絵と文だそうですが、風化してしまって、文字等は全く判読できません。読書の森公園 公園・植物園
-
読書の森公園内の小川と東屋。
読書の森公園 公園・植物園
-
読書の森公園の隣にあるのが、杉並区立中央図書館。
ガラス張りの部分が多く、そこから隣の読書の森公園が眺められる、心地の良い図書館です。中央図書館 名所・史跡
-
図書館の敷地にも紅葉が見られました。
中央図書館 名所・史跡
-
図書館裏になぜかある、ガンジー像。
杉並区、杉並区日印交流協会、杉並区交流協会が交流を結んできたインドの慈善団体である「ガンジー修養所再建トラスト」により寄贈されたものだそうです。中央図書館 名所・史跡
-
中央図書館から荻窪駅へ向かう道の途中にあった、「明治天候荻窪小休所」の碑と門。
門は、この地で名主を務めていた中田家の長屋門でした。
この中田邸に、2度、明治天皇が行幸の際、休憩されたそうです。
都内では、名所の庭園がこれだけ固まってある場所も珍しいと思います。
それぞれの庭園には歴史があり、見ごたえもありました。
半日で回れる、都内観光(特に秋)にはお勧めです。
たまたま、訪問日の翌日には、テレビのニュースの中継で、大田黒公園の紅葉ライトアップが紹介されていました。
大勢の観光客で賑わっていました。明治天皇荻窪御小休所 名所・史跡
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
30