2025/11/26 - 2025/11/29
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hanako yamadaさん
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私にとっては初めての香港・マカオ旅行。今回もH社のパッケージツアーにおひとり様参加で行ってきました。
ところが香港入境の初日、なんと大埔地区で高層マンション大火災が発生。大勢の死傷者がでる大惨事に。現場は私たちのような観光客が訪れるところではなく、北部の住宅地での出来事だったので、私は香港にいながらも翌朝、日本の家族から「香港で大火事が起きているそうだけど、大丈夫?」とのLINEがあるまで知りませんでした。本当に大変な時に居合わせました。犠牲になった方々とそのご家族に心から深くお悔やみを申し上げたいと思います。
さて、今回のツアーは香港とマカオの2つの中国の特別行政区の有名どころの観光とグルメを楽しむというもの。ツアーのタイトルの20の魅力とは写真映えするディープなストリート散策(金魚街・フラワーストリート・バードガーデン)、道教のお寺「黄大仙」、飲茶・エッグタルトなどのグルメ、ピークトラムやスターフェリー・2階建て路面電車といった乗り物体験、セントポール天主堂跡をはじめとするマカオの世界遺産の数々などなど、とても盛りだくさんな内容。いつも思うことですが、その場所が初めてのシニア女子がこれだけの体験を効率よくコスパもよく出来るのはパッケージツアーならでは。今回もガイドさんに先導されつつ、時々自由に一人歩きで、香港・マカオを楽しんできました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩
- 航空会社
- 香港航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
今回のツアーは香港航空利用。成田9:05発で、私は最寄駅の始発でも7:05の成田集合時刻に間に合わないので、夫の車で4:30に家を出てJRの駅まで送ってもらいました。数週間前に日本の新首相の発言から中国政府との関係がギクシャクし、中国人の日本への渡航が問題視されている状況で、果たして香港航空の利用者に影響はあるのか懸念されましたが、機内はほぼ満席でした。写真は撮っていないのですが、香港航空は私がこれまで乗った中で最も低レベルの機内サービスでした。機体も小さいし座席前の個別モニターもなく、機内食も小さなパック入りの料理と小さなパンのみ。飲み物も食事の時の1回だけしか配られませんでした。それでも香港へは約5時間弱しかかからないので、持参のiPadにダウンロードしていた映画を見て過ごしました。香港空港到着後、空港内トレインで移動、入境手続きなどはパスポートだけの提示で時間もほとんどかからずスムーズでした。荷物を受け取り、指定されたB出口で日本語が話せる香港人のガイドさんや他のツアーメンバーと待ち合わせ。今回のツアーメンバーは合計22人、ほとんどがシニアご夫婦。そのほかは女性2人連れと2人の小さなお子さんを連れた4人家族、1人参加は私ともう一人の女性だけでした。
香港市内に着いて私が最初に撮った写真がこのビルを覆う竹の足場。香港では高層ビルでも竹で組んだ足場で作業を行うのが一般的だそう。でも思えば、これが私たちが到着した日の夕方に発生したらしい大火災の原因の1つにもなったらしいですね。 -
目の前に広がった香港の街並み。高層ビルと漢字だけの看板の店舗がつづく通り。これぞ香港ですね。
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ご自分のことを「ベニーちゃん」と称する流ちょうな日本語を話す香港人ガイド氏(58歳、独身だそう)の先導で早速徒歩で市内観光へ。香港の人たちは「金運」がよいとして金魚を愛でる文化があるそうで、観賞魚の専門店が並ぶ「金魚街」を見て歩きました。
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ニワトリやハト(写真右端の小さいトリ)の丸焼きが吊るされたお店。特に日本人にはハトがインパクト大。ハトはもちろん、公園などにいる野生の鳩ではなく食用に生産されたハトなのだそう。美味しいらしいですよ(食べてない)。
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帽子やマフラーなどを売っている露店の頭部だけのマネキンがシュール。
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次は、花屋さんばかりが集まる通り、フラワーマーケットへ。
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花束のお値段などは私から見るとけっこうお安めでしたが、もちろん生の花を持って帰ることはできないので、見るだけ。
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続いて訪れたのは「バードガーデン」。各種の小鳥を販売する店舗が集まっていました。小鳥も香港人には伝統的に愛されているペットのようです。
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奇麗なオウム
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メジロ?ウグイス?
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次にバスに乗ってやってきたのは香港の中心にあるビクトリア・ハーバーを囲む九龍半島側の尖沙咀プロムナードにある遊歩道アベニュー・オブ・スターズ。
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こちらが、かの有名なアクションスターのブルース・リー像。スターバックスコーヒーの前におられます。
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ビクトリア・ハーバーを走る観光ジャンク船。雰囲気ありますね。
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この豚さんは香港のアニメのキャラクターだそう。なかなかの人気者でした。
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向かい側、香港島の背の高いビル群。
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手すりには香港の映画スターなどの手形が。これはあのジャッキー・チェン氏のもの。
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かつてイギリス領だった香港にはイギリス系のお店がけっこうあるようです。こちらは紅茶専門店フォートナム・メイスンの店先。
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可愛らしい猫のフィギュア
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もうすでにクリスマスのフィギュアがありました。この後、レストランに案内され、夕食をいただきました。初日の夜ご飯はメインに北京ダックの一皿がつく北京料理。中国料理でよくある大きな丸テーブルに2組に分かれて座り、大皿に盛られて次々出てくる料理を各自取り分けていただくスタイルでした。(皆さんでシェアしていただいた料理なので、今回食事の写真はまったく撮りませんでした)食事中にお酒は飲まないのが香港人の習慣だそうで、その代わりに無料のお茶(プーアール茶)が出されたので、今回食事の際のお飲み物代は全くかかりませんでした。
料理は日本人の口に合う、ハズレのない中華料理、量も自分の食べられる分だけをとればよく、毎回とても美味しくいただけました。 -
食事も終わり、暗くなり始めたころ、百万ドルの夜景といわれるビクトリア・ピークからの夜景を見るためにピークトラム乗り場へ。まったく混雑はなくスイスイと乗車。
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無料で利用できる展望スポットの大平山獅子亭へ案内され、
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100万ドル、(今は円安なので120万ドル分?)くらいの香港の夜景を鑑賞しました。その後、ビクトリア・ピークからバスで降りて、昼間行ったビクトリア・ハーバーに戻り、今度は20時からのシンフォニー・オブ・ライツと呼ばれる音楽とレーザーや光のショーを鑑賞。この時も見やすい場所をガイドさんが案内してくださり、とても素晴らしい体験ができました。
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それから、バスでビクトリア・ハーバーの海底トンネルを通って1泊目の宿泊先の香港島にあるアレッサンドラ・ホテルへ。(この時はもう暗かったので、翌朝に撮った入り口の写真です。)
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内装が豪華絢爛。
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立体的な織物のタペストリーが素晴らしいかったです。
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ロビーにはすでにクリスマスツリーが飾られていました。
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この日の夜はホテルに着いたのちにオープントップ2階建バスに乗って香港市内をめぐり、女人街と呼ばれる女性用の雑貨などの売店が集まるないとマーケットの散策というオプショナルツアーが用意されていたのですが、私は参加せず。
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ホテルを出て事前にグーグルマップで調べてあったアレッサンドラホテル周辺のスーパーマーケットに一人でお土産などを買いに行ってみることにしました。(その時はもう暗かったので、ここから先の写真は次の朝に一人で散歩した時の風景です。)
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ちょっと迷いましたが、ホテルと最寄りの鉄道駅を結ぶ歩道橋を歩いて行った先に、目的のローカルスーパー「ウェルカム」を見つけることができ、事前にVlogなどで紹介されていた「香港のおすすめお土産」を時間を気にせずじっくり探すことができました。「京都念慈庵のど飴」、香港ミルクティー、「李錦記の麻婆豆腐の素」、TEMPOのポケットテッシュなど、下調べ通りの品々を見つけることができました。ただ、お値段的には日本で同じようなものを買ったとしたら2倍くらいのお値段だと感じました。香港の物価は高いと聞いていましたが、ローカルスーパーで実感しました。
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ホテルの周りの町の様子。
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路線バスは2階建て。
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とにかく細長いビルが林立。
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生肉を色よく見せるため(?)か赤い照明のお肉屋さん。
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植込みの花はさすが南国、11月末でもハイビスカスが普通に開花。
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これもVlogで取り上げられていた「滑るよ、注意して」の表示。なまじ漢字の意味が分かるだけにとても面白く感じます。ただ、発音は全くわかりませんが。
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ホテルアレッサンドラの私のお部屋からビルの隙間にちょこっと見えた海。これでもオーシャンビューのお部屋といえるのかな?(今回、お部屋の写真もまったく取っていませんが)私が泊ったお部屋はダブルベッド1台で、広いとは言えなかったですが、まぁ、十分。カーテンの開閉がスイッチで自動でした。テレビは日本語放送はなし、シャワーのみでバスタブなし。使い捨てスリッパ、湯沸かしポットあり。ティーバックのお茶とインスタントコーヒーはありましたが、お水は部屋に置かれていなかったです。
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さて、2日目は朝8時ロビー集合で、まずレストランへ。アワビ入りおかゆなどの香港スタイルの朝食を美味しくいただきました。そのあとは九龍半島の市内を走る2階建てのトラムに乗車。
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乗ったのはかなりレトロな車両でした。
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2週間先の12/7に大きな選挙があるらしく、投票を呼び掛ける掲示や候補者のポスターがたくさん掲げられていました。
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街の中の風景を楽しみました。
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こちらも香港らしい街角ですね。バスはまた香港島へ。九龍半島と香港島をいったりきたりしたようです。
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香港島の中環(セントラル)の長いエスカレーター(ミッドレベルエスカレーターまたはヒルサイドエスカレーター)にも乗りました。
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大館(香港芸術文化ランドマーク)とよばれる元の香港警察の本部や監獄を改装した観光スポットへ。
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アートを発信するスポットでもあるとのことで、クリスマス装飾が可愛い。
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もとの監獄棟。
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独房が並ぶ様子。
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資料館の内部の展示。
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昔の警察官。
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重々しい歴史の展示。
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次はビクトリア・ハーバーを香港島?九龍半島と10分ほどのフェリーで行き来するスターフェリーに乗船し、またまた九龍半島側へ。
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船からの眺めは格別です。
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次は3つの宗教(道教・仏教・儒教)の寺院「黄大仙祠」へ。これが日本人から見たらびっくりするほど彩り豊かな(けばけばしいともいえる)寺院でした。
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入り口からすでにド派手。
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お線香の煙がもくもく。
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中にある中国庭園。
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ここがまた派手派手。
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像も金ぴか。
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おみくじを引いているところ。
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よくある、触ると幸運が訪れるという縁起物の竜。皆さん、こぞって触っておられますね。
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とにかくとんでもなく派手な寺院でございました。この後はランチのお店へ。飲茶ですごく美味しかったなぁ。その後、またまた九龍半島の尖沙咀へ。ペニンシュラホテル付近でいったん解散し、自由行動を2時間ほど。故宮博物院へのご案内オプショナルツアーもあったのですが、
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私は事前に下調べをしていた「香港ミュージアム・オブ・ヒストリー」を目指し、一番の繁華街ネイザンロードを、レートの良い両替屋さんが多いことで有名な重慶マンションの前を通って、北へ一人で歩いていきました。
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九龍公園の角に位置するモスクを過ぎた先を曲がって
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目的地に着きました。この香港歴史博物館、入場は無料です。ごく最近大規模な内部の改修がなされたそうです。中は撮影できたかもしれませんが、ちょっとそんな雰囲気ではありませんでした。というのは多少予想はしていたのですが、ここはどうも中国政府が香港の学生たちに中国の偉大さを教える博物館であるようで。中学生くらいの香港の子供たちが教師に連れられて大勢見学に来ていました。おりしも特別展示のテーマは「中国人民抗日戦争勝利80周年」。日本軍に勝利した戦争の歴史が大々的に取り上げられていました。日本人の私からするとちょっと「・・・」な展示でしたので、足早に館内を見て回るだけにとどめました。なるほどなぁ、こうやって香港の若い人たちは「中国化」していくわけですね。その現場を目の当たりにし、香港の現状を考えさせられました。
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歴史博物館を出て、集合場所のペニンシュラホテルに向かいながら、九龍公園をちらっとのぞきました。
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木々に囲まれた広い公園でした。再集合した後はティータイム。お店にご案内され、香港風フレンチトーストとミルクティーをいただきました。これが美味しくてかなりボリューミーでしたが、甘いもの好きな私はしっかり平らげてしまい、案の定そのすぐ後の広東料理の夕ご飯があまり進みませんでした。香港観光はここまで。そのあと私たちはマカオに向かいました。マカオまでの移動が、ツアーの最初の案内ではバスで橋を渡っていく…とあったのに、なんとフェリーで行くとのこと。船酔いしやすく、船に乗るのが恐怖な私は「えー、聞いてないよう!」と頭を抱えましたが、仕方がない。急遽持参の乗り物酔い止め薬を服用、覚悟を決めてフェリーに乗り込みました。まぁ、幸い思ったほどには揺れず、もう一人のお一人参加の女性と隣り合わせてことさらにずっといろいろなお話をして気をそらしながら過ごしたので約1時間近いフェリーの乗船でしたが、船酔いせずに済みました。
着いた先のマカオのフェリー付き場にはマカオの日本語ガイドさん(女性)が待ち受けてくださり、マカオのホテルへ案内していただきました。2日間じゅうぶん楽しめた香港編はここまで。次はマカオ編へ続きます。
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