【2025年海外】日帰りでロサンゼルスへ行ってみた。滞在10時間でどのくらい楽しめるのか？

2025/11/08 - 2025/11/10

バンコク発券のループに弾丸ロサンゼルスを入れてみました。
現地泊はなし。到着してから帰りの搭乗まで12時間。実質的な滞在時間は10時間くらいです。
レンタカーを借りて、空港周辺を巡ってみました。

＜基本情報＞

■航空券　※今回利用は★
・ANA　139,440円
　10/26 NH878 BKK(14:20) = HND(22:10) S
★11/08 NH006 NRT(17:00) = LAX(09:50) S
★11/09 NH105 LAX(00:05) = HND(05:30) S
　XX/XX NH847 HND(11:05) = BKK(16:20) S

■為替レート
・１USD＝159.27円（Credit Card Shopping）

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

土曜、早朝。
本日はLAXへ飛びます。
まずは鹿児島から東京へ。

搭乗。久々の鹿児島発の始発便。
始発便の理由はチケットが安かったから。
その代わり自宅を5:00に出る必要がある・・・
飛行機の中で日の出タイム。

ANA便名のソラシドエアで羽田へ。
ドリンクは鹿児島県さつま町の地域ブランド「薩摩のさつま」をデザインした特別仕様の紙コップ。
市町村とのコラボは珍しい。

羽田到着後は成田へ。
本日は久々に成田から出発なのです。
羽田空港から電車で2.5時間・・・ここまで長かった。

時刻は12:00
この時点で自宅を出発してから7時間経過しています。
地方から成田空港はマジで遠い・・・

Zカンターは使わず、正面突破で保安検査を通過。
理由は空いていたのと最近の検査場の様子が気になって・・・。
イミグレ通過後はANAラウンジへ直行。

ラウンジは誰もおらず、一人貸切状態。
ちょうどフライトが無い時間帯だったのかな。

ラウンジからは搭乗機が見えた。
まだ搭乗まで5時間ほどあるが、結構早めにスタンバイしてるのね。

さて、とりあえず昼食を。
牛肉の黒ビール煮込み
成田のラウンジも久々だったが、羽田とほぼ同じのようで。

食後はこちらの席でまったり。
オットマン付きチェアなんて、昔は無かったような・・・。
搭乗は17:00なので、まだ4時間ほどある。

というわけで、ラウンジを一度出て「TATSU」へ。

プライオリティパスでうどんとビールのセットをオーダー。

成田に来ることが滅多にないので、こちらのお店は初利用。
今所有しているPPが11月末までなので、最初で最後になるかも・・・。

クラフトビール目当てで行ったのだが、肉うどんもなかなか良かった。

外国人も多数。

再びラウンジへ戻り、その足でシャワー室へ。

その後は搭乗までラウンジにて。
ホヌ機が3機揃った瞬間を眺めたりしながら、、、

https://youtu.be/SXaz4b1fEPE

16:30
そろそろ搭乗時刻。

だいぶ日も傾いて来た。日没が早い。
サンセットフライトにはちと間に合わないか・・・

珍しくダイヤ様が並んでおらず、図らずも一番乗りでゲートを通過・・・
・・・が、薬物検査のランダムチェックに選ばれてしまった。
搭乗1人目を狙い撃ちしているようで、優先搭乗の意味なし・・・。

結局、グループ2の人たちと一緒に搭乗。
まぁ、手荷物置き場が確保できれば問題無し。
座席は30A。

テイクオフ。
離陸する頃にはすっかり暗くなっていた。

上空ではまず、ANAの機内Wi-Fiサービス（Full Flight Plan）のアクセスカードでインターネット接続を。
これ、先日バンコク行きの路線でインボラアップグレードされた際に貰ったもの。
バンコク路線では使わず、取っておいたのです。
他路線で使えるかどうか不確かだったけど、問題なく使えました。
というわけで、LAXまでの10時間、インターネット使用可能。

ちなみに機内WiFiの速度はダウンロード2.18Mbps、アップロード2.84Mbpsでした。
まぁ、これは国内線機内WiFiと同等でしょう。

機内サービス開始。
いつものようにビールを。

機内食。
夕方便ということもあり、しっかりした機内食。
まぁまぁ、当たり。
食後はしばしビデオ鑑賞後、睡眠・・・

時間はいっきに進んで、5時間後。
西海岸まであと少し。

到着前の食事。
朝食の位置づけだが、日本時間は深夜0:00です。。

外を眺めると、間近に飛行機雲が。
飛行機から見る飛行機雲・・・

西海岸上空。広大な大地と雲の景色。

ロサンゼルスのダウンタウンの高層ビル群が見え始め、、、

ロサンゼルス国際空港（LAX）に到着。

イミグレへ。
今回、初めてMPC（Mobile Passport Control）というアプリを使用。
専用レーンが使えるので並んでいる時間が非常に少なく、短時間で入国できた。

飛行機を降りて、20分ほどで入国完了。
さぁ、ここから弾丸1日観光、スタートです。

まずはシャトルバスでいつものレンタカー営業所へ。

アサインされた車はこちら。ビュイック・アンコールGXというアメリカ車。
夜には返却するのだが、1日借りて5870円＋保険代14.53ドル（＝2316円）
合計：8,200円ほど。

出発。今回は行ったことのないエリアを巡ってみます。
まずは車を南へ。

出発して40分ほど。
パロス・ベルデス・エステーツ（Palos Verdes Estates）というエリアに入った。

現地時間12:00
「Palos Verdes Estates Shoreline Preserve Parking Lot」という無料駐車場に到着。
車を停めてここから少しトレッキングしてみます。

海岸沿いに遊歩道が続いています。

ちなみにずーっとカメラの設定を誤ったまま撮影しており・・・
この先しばらく、ピントが全然合ってません・・・
綺麗な景色が全然撮れてないのだが、写真はメモレベルで・・・。

海沿いは高い崖になっている。
陸側は海を臨める住宅街。

海沿いの住宅街はどれも大きなお宅です。
庭も広いし建物大きい。
このエリア、高級住宅街でした。。

見慣れない植物も。
トゲのある赤い実をつけている。

そんな高級住宅街の敷地と敷地の間から、海に降りれる小道が。
この奥にあるのが、、、

「Drain Pipe Trail」と呼ばれる小道。
コンクリでちょこっと整備しただけの急斜面の道です。

海岸までは結構な高さから下る必要がある。
足場もかなり悪いが、このあたりで海岸に降りれる道はここしかないようで。

なんとか海岸に到着。
ゴロゴロした岩のビーチ。

たくさんの穴が開いた多孔質の岩が大量に堆積していた。

波はかなり高い。
打ち上げられた大量の海藻も。

訪れたときは人は全然いなかったけど、人が訪れた形跡も。
沖にはサーファーもいた。

海岸線の先には難破船の残骸が広がるスポットがあるらしく、当初はそこを目指すつもりだったのだが、あまりの足場の悪さに断念・・・

海岸線を少し空撮をして車に戻ることにしました。

https://youtu.be/eqf4lI4KcGw

海沿いの崖の上にある、未舗装の遊歩道を歩いて、駐車場へと戻ります。

崖っぷちに生えた一本の木。
柵もなにも無いので、崖のそばは自己責任で・・・

木の下から空撮してみました。
https://youtu.be/fdRTbaSkmTc

空撮を終えて駐車場へ。
往復30分の道のりは結構大変だったけど、眺めは最高。
広大な太平洋を見渡せた。

時刻は1:45
最初のスポットで思ったより時間を使ってしまった。

もう少し海岸沿いを南下してみます。
車を走らせていると消防車やパトカーが集合している。
なにやら物々しい雰囲気・・・

崖っぷちに人だかりができている。
消防車もいるようだ。

どうやら崖の下にけが人がいる模様。

消防車のウィンチで引き揚げている最中でした。

まさか、こんな高いところから落ちたのか・・・？

レスキュー隊が二人でけが人を崖の上まで引き上げていきます。
けが人はちょっとぽっちゃりしたおばちゃん・・・
意識もあるし、そこまで大けがではなさそうだった。
足首をひねって、登って戻れなくなったのかも。

時刻は14:00
またまた想定外に時間を使ってしまった・・・

続いてやって来たのはビスタ・ポイント（Vista Point）
無料の駐車場あり。

このあたりもパロス・ベルデス地区の高級住宅街。
豪邸がいくつも並んでいた。

駐車場周辺はトレイルコースになっている。

海に突き出た岬の風景が望めます。
岬の先までトレイルが続いているようです。

ここは景色を眺めただけで5分ほどで撤収。

14:20
続いてやって来たのはポイント・ビセンテ・インタープリティブ・センター（Point Vicente Interpretive Center）。
芝生の公園にも隣接していて、ピクニックを楽しむ人たちも多数。

無料のミュージアムで、パロス・ベルデス半島のユニークな自然や文化の歴史を紹介しています。

簡易ながら日本語のパンフレットもあり。

館内は化石の展示が多数。
こちらはメガロドンの歯の化石。

クジラの肋骨の化石。
冬になると沖合にクジラがやってくるようです。
ホエールウォッチングも出来るらしい。

古代のバイソンの頭蓋骨の化石

パロスベルデス半島の地質や歴史に関する展示パネル

マッコウクジラの巨大な下顎の骨も展示されています。

このセンター、特にクジラに重点を置いています。 毎年12月から5月中旬にかけて行われるコククジラというクジラの回遊を観察できるようです。
アメリカ西海岸有数のホエールウォッチング・サイトとして世界的に有名らしい。

小さなミュージアムだけど、綺麗に展示されていて、無料とは思えない内容でした。

施設の横にはアメリカ国旗とカリフォルニア州旗。
半旗の理由は分からず・・・

ミュージアムからもう少しだけ南下。
15:00
ペリカン・コーブ・パーク（Pelican Cove Park）というエリアに到着。

駐車場に車を停めて、岬の先までトレッキングしている人たちもいました。

トレッキングする時間と元気は無かったので、空撮を。

https://youtu.be/J4r3veSY5GM

空撮を終えると海岸エリアのドライブ＆散策は終了。
この後は内陸をぐるっと回りながら空港方面へと向かいます。

海沿いをランニング中のオオタニさん（17番）発見。

フリーウェイを走ってロングビーチ方面へ。

やがてロサンゼルス港の湾岸エリアへ。
巨大なコンテナ船も見える。

ヴィンセント・トーマス・ブリッジ（Vincent Thomas Bridge）を通過。
ロサンゼルス都市圏では唯一の吊り橋だそうです。

https://youtu.be/nzl5LkPuaQU

続いて、ロングビーチ国際ゲートウェイブリッジ（Long Beach International Gateway Bridge）を通過。

2020年10月に開通した新しい橋で、ロサンゼルス港とロングビーチ港を結んでいる。
高さもあって爽快感抜群だった。

https://youtu.be/-6vGT8Wnkh0

16:00
到着したのはこちら。現存する最古のマクドナルド店舗。
旧式の看板には「Speedee（スピーディー）」と呼ばれるマスコットキャラクターが描かれている。

店舗の外観も独特。
開店したのはなんと1953年。
フランチャイズとしては3番目の店舗だが、現存するものとしては最古だそうで。

注文と受け取りは屋外のカウンターで行う。
店舗内にイートインスペースはなく、奥の別の建物で食べます。
造りもシステムも全然違う。

コーヒー（S）とアップルパイを購入。
ちなみにたったこれだけで800円（5ドル）・・・
円安、恐ろしい・・・

この店舗で提供されるパイは現在主流のベイクド（焼き）タイプではなく、昔ながらのフライド（揚げ）タイプなのです。
パイがザクザクした食感でとても香ばしい。

紙袋もなんか可愛らしい。
まぁ、これはこの店舗だからというわけではなく、普通の広告です。

店舗の歴史を説明する看板。1953年にオープンしたことなどが書かれています。

店内には歴史的なグッズや写真も。

当時の資料や新聞記事。
現在ではアメリカ合衆国国家歴史登録財にも指定されているそうです。

かつてのキャラクター「マック・トゥナイト」。

マクドナルドの歴代ロゴの歴史を紹介するパネル。

開業当時のメニューと価格表。ハンバーガーは15セントだったことがわかる。

歴代のノベルティグラスが展示されたショーケース。

マクドナルドの原点を体験できる場所でした。
場所はダウニーという場所。
車が無いとなかなか訪れるのは難しいかも。

17:00
最古のマクドナルドから20分ほど移動してやって来たのはIn-N-Out Burger。

一見、ごく普通のIn-N-Out Burgerですが、こちらはIn-N-Out Burgerの1号店です。
店舗自体はそれほど大きくなくて、他の店舗とほとんど変わらないのですが、、、

同じ敷地内には研修施設やグッズショップも併設しています。

グッズショップはハンバーガーを食べている間にクローズしてしまい、入れず・・・。
オリジナルのトレーナーやマグカップなどが売られているようです。

周辺にはIn-N-Out Burgerの製造工場や配送センターといった施設も隣接しています。

そして、なんとこの通りの名は「ハンバーガー・レーン」と名付けられている。
このあたり一帯がIn-N-Out Burger一色です。

さて、周辺の見学をしたところでハンバーガーを頂いておく。
バーガーとドリンク（Ｓ）で6.5ドル（＝1,040円）

一番シンプルな「ハンバーガー」。
ファストフードではあるが、なんか美味いんだよな。
でも、やはり高い。
同じ値段なら日本でもっと美味しいハンバーガーが食べられそうではあるが・・・

時刻は17:30
そろそろ日没を迎える時間。
空港方面へと走ります。

途中、大量のアメリカ国旗が掲げられている公園が。
この日、あちこちで半旗を見かけたが、結局事由は分からず・・・。

そして、今回の旅で最後に訪れたのがこちらの店舗。
時刻は18:00。

こちらはトレーダー・ジョーズ（Trader Joe's）の1号店です。

1号店の規模は最近の大型店舗に比べるとかなり小さい。

創業者はジョー・クルーム（Joe Coulombe）氏。
もともとコンビニ経営者だったが、セブン-イレブン」との競争が激化することを見越し、全く新しいコンセプトの店を作ったのが始まり。

ハロウィンの時期ということもあり、様々なカボチャも売られていた。
壁には1号店があるパサデナ市の壁画。創設の1967の文字も見える。

店内の品ぞろえはごくごく普通。
他の店舗と変わりません。

お馴染みのスパイスも。
たまに1号店限定エコバッグが売られていたりするらしいが、訪れたときはそのようなものも無く。
特段「1号店」の特別感は無いので、わざわざ訪れるほどでもないかも・・・。

時刻は19:00
さて、あとは空港へ戻るだけ。
ダウンタウンのビル群を通過して、、、

空港近くまで戻ってきました。
レンタカーの返却前にガソリンを給油。
11.3リットル給油でガソリン代は15ドル（＝2,400円）でした。
213円／リットル・・・ガソリンも高いな。。

20:30　無事にレンタカーを返却。

シャトルバスでトムブラッドリーターミナルへ。

LAXは全員麻薬犬の検査があるんだよね・・・
これが時間がかかるのだが、20分ほどでエアサイドへ。

ラウンジへ。
シャワーの順番待ちの間、ビールとポテチで寛ぎタイム。

ラウンジで1.5時間ごど過ごして、搭乗ゲートへ。
ショップにはドジャースのワールドシリーズ優勝グッズが並んでいた。

搭乗機。B787-8。

座席は29K。
機内はほぼ満席に。

搭乗後の軽食ボックス。
お腹いっぱいだったので、このときは手を付けず。
コーラとウィスキーをオーダーし、コークハイを飲んで、、、

仮眠。
復路は12時間ほどかかるので、結構寝る時間あり。

到着前の食事。
絶対ハズレだと思いつつ、天丼に手を出す。
もちろん「ハズレ」だった・・・。

5:00
30分ほど早く羽田に到着しました。

これにて滞在10時間の弾丸ロサンゼルス、終了です。

走行距離は160Kmほど。
弾丸とはいえ、車移動で10時間あればそこそこ回れる印象でした。
宿代もかからないし、意外とコスパは良いのかもしれません・・・。

この旅行記へのコメント （2）

• Cabbageさん 2025/12/09 03:57:10

  お久しぶりです。

  R.P.V.に行かれたんですね。
  以前、俳優の渡辺謙さんが住んでおられました。　
  パワースポットもあって風光明媚な街なので、たまにドライブに行きます。
  大　大　大金持ちだったら、住んでみたい街です。
  
  マクドとかの値段が高く感じるのは、円安のせいだけではなくて、
  本当に値上げが止まらないんです。　加州では国内に５０店舗以上有るファストフード　チェーンの最低賃金が時間２０ドル(約2,900円)と二年前に定められたので、マクドでも有り得ない価格になっています。　人件費のせいか知りませんが、マクドは全て機械化された無人の店舗を二件開店したそうです。
  
  国旗が半旗になっていたのは、11/3にブッシュ政権の時、副大統領だったDICK CHENEYが亡くなられたからです。
  
  次の旅行記を楽しみにしています。

  森 武史 さん からの返信 2025/12/10 08:07:58

  Re: お久しぶりです。

  R.P.V.（＝ランチョ・パロス・ベルデスなんですね・・・）に渡辺謙さんが住んでいたとは、全く知りませんでした。もう少しじっくり豪邸見物すれば良かったかな、、、と。周辺は風光明媚で素晴らしい場所でした。私も大金持ちになれたら住んでみたいと心から思いました・・・
  
  物価の件、勉強になりました。やはり円安だけでなく、現地の最低賃金の上昇が大きく影響しているのですね。時給20ドルとは驚きです。人件費を考えると納得の流れなのかもしれませんね。。
  
  国旗が半旗だった理由も、謎が解けてスッキリしました。旅行中モヤモヤ気になっていたので・・・。
  
  たくさんの情報を教えていただき、ありがとうございました！