女1人で香港マカオ3泊4日食べ歩きその2

2025/10/28 - 2025/10/31

飛行機:ANA
ホテル:九龍ホテル
香港-マカオの移動はフェリーでした。マカオは日帰りです

エリア マカオ(マカオ)

朝食は前日に買ったハッシュタグbのナポレオン。大きいので朝食にぴったり。コーヒーとクリームは日本から持参したもの。お水も日本から持ってきたものを部屋のポットで沸かして飲みました。このスタバのコーヒーは持ってきて大正解でした。香港のスーパーにも同じようなものが売ってましたがお値段が日本の倍ぐらいでした。

香港に来て２日目ということでさすがに疲労もあり午前中はまったりしました。

５回目の香港旅行ですが、マカオに行くのは今回が初めてなので、パワーチャージしたかったんです。

正午ぐらいに出発。九龍ホテルのエレベーターのすぐ近くに地下鉄の尖沙咀駅に行ける出口があります。これは驚異的な便利さですね。

と、思ったら、ブランド物のアウトレットがあり、ちょっと見てしまいました。モンクレールのダウンも売ってましたが日本の７号サイズぐらいで私には小さかった。店員さんと雑談しただけで結局何も買わず。円安がつらすぎました。

そして地下鉄に乗り、マカオ行きフェリー乗り場のある上環を目指しました。セントラルで乗り換え。復活したオクトパスカードで地下鉄移動は簡単。

googleマップ見ながらフェリー乗り場を目指す。上環のB出口から出ろとのことだったので行ってみたのですが

なんだかよくわからないところに出ました。。。

ともかく海の方に行けそうなところを探し、写真の陸橋みたいなところから行けそうな感じだったので行ってみました。

ショッピングモールの中に入り、海が見えるところには来たけど、表示が全然なくて、「大丈夫･･･？いや、たぶん大丈夫･･･」と半信半疑で歩きました。

そしてショッピングモールの中に突如この表示が現れて「やっぱり行き方は合ってる！」とほっとしました。

更に進んで行くとこのエスカレーターにたどり着き「よしっ！行ける！」と確信しました。

今回マカオ行きを決断したのは、2025年12月31日までマカオ行き片道無料キャンペーンをやってることを知ったからでした。日本でkkdayのアプリから０円でバウチャーを購入、バウチャーのPDFをプリントアウトしてありました。

バウチャーのPDFのプリントアウトと香港に来た時の航空券（紙）、そしてパスポートをこのカウンターで提示しました。スタッフのおじさんがそれを見ててきぱきと処理してくれました。

航空券に「used」のスタンプが押され、マカオ行きのフェリーのチケットの片道を無事getできました。わ～い！

チケットをgetできたものの、フェリー乗り場はどこ？状態になりましたが、表示にしたがって歩くだけで大丈夫でした。

香港出国の手続きはとても簡単であっさりしていました。

フェリーの搭乗口までたどり着き、イスに座っていたのですが、

スタッフの人に「ブースに行って」と指示されたのでブースに行ったところ、座席のチケットを発行されました。フェリーは全席指定なのですよ。バウチャー交換の段階では乗船券しかもらえないのですね。搭乗口で指定席券をもらって、それで完了です。

乗船時に指定席券を持たない人は指定席券をもらってから乗るように指示されていました。

これでやっと乗れる！と思いました。ちなみに、フェリーは１時間に１本ほどで、私は前の船が出発した直後に乗り場に来たので１時間ほど待ちました。

出発時間の５分前くらいから乗船が始まりました。

エコノミー席でしたが、広さはまあまあ。長身の人だときついかも。

景色を見ながら船旅って優雅だわ～と思っていましたが、そんなに甘いものではありませんでした。

wifiは不安定だったし、何しろけっこー揺れる。私は子供の頃は乗り物酔いしやすかったのですが、大人になってからはそうでもなかった。でも、この船はけっこーつらかったです。

香港～マカオは１時間ほどなのですが、後半の３０分がほんとにきつくて「これは帰りはフェリーで無くバスで帰るべきか」と思ったほど。

乗り物酔いしやすい人は覚悟した方がいいと思います。

終盤、あと１０分くらいで到着、となったあたりで、気持ち悪くならないようにするにはどうすれば良いか、わかったんです。あくまで私の場合ですが、頭を背もたれにしっかりくっつけて、頭がなるべく動かないように固定すると気持ち悪くならないみたいでした。

そんなこんなで無事マカオに着きました。が、市街地までの行き方が分からなかった。

台湾グルメyoutuberのゾロさんがフェリーから市街地まで歩いているのを見ましたが、凡人には歩くのは大変そうな場所だと思いました。

googleマップで調べたらバスで行けるとわかり、そのバス停も見つかったのでバスで行くことにしました。

バス乗り場に着いて数分でバスが来ました。

事前の下調べで、マカオでは香港のオクトパスカードは使えないけれど香港の現金は使えるということは知っていました。

私の前には日本人の若い女の子２人組がいたのですが、彼女たちはクレカで乗ろうとしていて、クレカは使えないと運転手に乗車拒否されていました。私は手持ちの10HKDを見せたら箱に入れてと指示されて、私は乗れました。

だがしかし。乗車賃６パタカ（＝６HKD)なのに、おつりはもらえませんでした。

現金払いだとおつりはもらえないって下調べで読んだような気がしたのでこちらも文句は言いませんでした。

まあでも、日本円で200円で市街地まで乗せてくれるのだから有り難いと思いました。

ところであのクレカで断られた女の子たちはその後どうしたのだろうか。。。

googleマップの指示通りのバス停で下車して、とりあえず有名な天主堂を目指すことにしました。徒歩８分と出ていたのですよ。

通行人のおじさんにiphoneで天主堂の写真を見せて「どっちへ行けばいいの？」と英語で尋ねたらおじさんは英語を話さない人で、何かいろいろ言って「連れて行ってあげるよ」みたいに言ってくれたのですが、方角がだいたいわかったのでお断りしました。優しいおじさんありがとう。

すっごいローカルな小道を通っていきました。「ほんとに合ってるの？」と言いたくなるような雰囲気でした。治安は悪そうな感じではなかったけど。

これ、台南に似てるなあと懐かしくなりました。

で、天主堂はどこ？

少し歩いたらやっと観光地っぽくなってきました。もう大丈夫そう。

観光客もどんどん増えてきてスヌーピーのお店も発見。家族へのお土産を買いました。

いかにも観光のお土産屋さんがたくさんあって、ジャーキーみたいなのを配っていたので試食してみました。ポークジャーキーです。これ、めちゃくちゃおいしかった。日本には持ち込めないだろうなと思い、買わなかったのですが、今思うと買ってホテルで食べれば良かった。

やっとたどり着いた聖ポール天主堂！マカオと言えば、ここでしょう。

噂通り、ユニクロもありました。軽く見たけど品揃えはうちの近所と同じ笑。限定のTシャツみたいなのは売ってたかな。

たくさんの観光客をよけながら真下まで来ました。すごい迫力！世界遺産！

聖ポール天主堂跡 (大三巴牌坊) 史跡・遺跡

裏側から見るとこんな感じ。

ここも日本人観光客が多いらしく、各所に日本語の説明があります。助かります。

1600年代の遺跡。すごいですね。

天主堂の横からモンテの砦に行けます。山というか坂というか、わりと急です。

モンテの砦に到着。

この日の気温は26℃くらいだったかな。そんなに暑くなく、登る途中でスカーフを外したけれど、汗だらだらかきながらってほどではありませんでした。もし真夏だったらかなりきついだろうと思います。

この大砲はレプリカだそうですが、子供が大砲に乗ったりすると警備員に注意されていました。

10月終わりなのにハイビスカスが咲いていました。

名前を知りませんが綺麗なお花。モンテの砦、高台で広くてとても素敵なところです。天主堂まで来たらぜひモンテの砦にも寄ってみてください。おすすめです。

２ｍくらいの大きなハイビスカスの木がありました。日本だとハイビスカスって鉢植えが多い気がします。こんな大きいの初めて見た。

マカオタワーも見えました。今度マカオタワーにも行ってみたいな

手前のボロい建物はマカオ。川の向こうには中国・珠海の高層ビル群。

珠海の人々はハイテクな生活をしているのかな。。。いろいろ考えさせられました

モンテの砦、本当にいい場所です。

モンテの砦の中にはマカオ博物館があったので入ってみました。この日は無料でした。

マカオ博物館 (澳門博物館) 博物館・美術館・ギャラリー

マカオの歴史を説明する展示がありました。宋版の『論語集註』のレプリカが飾られていました

港町として古くから栄えていたそうです。日本の長崎と同様に。

昔のお茶屋さんが再現されていました。お茶好きの私にはたまりません。

満足してモンテの砦から下りました。かなりすごい道でした。雨の日は滑らないように歩くの大変そう。

マカオはスニーカーやトレッキングシューズなど、滑りにくい靴で来ることをおすすめします。

しばらく歩いたらいい感じのお店。ちょうどいいので休むことにしました。

でもこのお店、イートインスペースがないんです。お店の前に小さな広場みたいなのがあって、そこに長いすみたいなものがあってそこに座って食べる形式でした。

旺記咖啡 カフェ

マカオ名物のポークチョップバンとアイスミルクティー。いくらだったっけ。たしか日本円で1000円くらいだと思った記憶が。円安だし観光地価格だから仕方ない。香港ドルの現金でお支払いしました。

アイスミルクティーは香港のミルクティーと同様の少し渋みのある濃厚ミルクティー。甘さは控えめ。冷たく冷えてて最高においしい！

ビニール手袋が付いてきたので使いました。

ポークチョップバンはかまどで数分焼いてくれて、数分待ちました。でもカリカリしててとっても美味しかったです！

少し休んで再び歩き始めました。マカオには16の世界遺産があるそうで、今回は日帰りなので少しでも多く見たい。でも天主堂とモンテの砦でかなり満足したので、他は軽く流し見しました。

カトリック大聖堂。工事中でした。1622年に建てられたそうです。すごいですね

聖ドミニコ教会。近づいたら係員の人に観光客お断りと言われて中には入れませんでした。16世紀後半に建てられた教会だそうです。すごい。

聖ドミニコ教会 寺院・教会

セナド広場。とってもかわいらしい素敵な広場でした。日帰りだからゆっくり見られなかったのが残念。今度マカオに来たら最低でも１泊はしたいなあ。

セナド広場 広場・公園

マカオの有名なエッグタルトのお店に来ました。マンテイガリア・マカオというお店。とりあえず２個買いました。ここも中で食べることができないお店でした。

香港ドルで支払ったら１パタカのおつり。なので「香港ドルでおつりが欲しい」と頼んでみましたが、規則でそれはできないと断られました。でも横柄な態度ではなく、申し訳なさそうな雰囲気が伝わってきました。


このときだいたい午後６時過ぎでだいぶ暗くなってきていました。どこかのカフェかレストランで休みたい気もしましたが、香港に帰ることを思うとゆっくりしていられず。

とりあえず夜のカジノがどんな雰囲気か見て、それから香港に帰ろうと決意しました。リスボアはぎらぎらしていました。

カジノは地下にありましたが撮影禁止。ちょこっと覗きました。ぎらぎらでした。

リスボアのホテルもなかなか素敵。。。歩き回って疲れていて「もう九龍ホテル１泊のお金をドブに捨ててこのままここに泊まってしまおうかな。１部屋ぐらい空いてるのでは」なんて思ってかなり迷いましたが･･･

今思うとそれもアリだったなあと思いますが、そのときは香港に帰ることを決断しました。

フェリーまでどうやって行こうか迷いました。タクシー乗り場はものすごい長蛇の列でした。来た時と同じく、公共バスの方がたくさん走っていたのでバスに乗ることを決意。

現金は１パタカと香港ドルがいくらか。確認したら10HKD紙幣は１枚もなくて20HKD紙幣はあった。他は100と50の紙幣が数枚。

運賃6パタカのバスに20HKDで乗るのってもったいなくない？と思い、どこかでくずすことを決意。あたりを見わたしたらコンビニっぽい看板が見えたのでそこで水を買いました。水は10パタカだったので20HKD渡して10パタカのおつりがもらえました。

お姉さんに「５パタカ硬貨を２枚でおつりを」と頼んだらそうしてくれました。
エッグタルトのおつりの１パタカ硬貨があるのでバス代の現金をつくれました。

コンビニでは「water」の英語が通じなくてiphoneのメモで「水」と漢字で書いて見せたら通じました。

バス停に戻るとすぐに行き先が「外港」って書いてあるバスが来たので飛び乗りました。そして６パタカを運転手さんに見せたら運転手さんはOKって感じで頷いてくれました

10分くらいでフェリー乗り場まで戻ってきました。あ～良かった！このとき午後７時頃。

帰りのフェリーが何時になるかわからなかったのでチケットを買ってなかったのですが、売り場は見ての通りガラガラで、すぐに買えました。kkdayだったかklookのアプリでも買えたのですが、それだと２時間待つことになると判明。なのでこのカウンターで買うことにしました。それだと１時間後の出発で220パタカ。クレカ支払いもokでしたが私は香港ドルでお支払いしました。

行きと同じように出国手続きや指定席券をもらうなどしました。
この港にもところどころ日本語があり「お手洗い」って表示もありましたよ。利用したところわりと清潔でした。

お腹はすいていたけれど、行きの揺れを思うと食べる気にはなれませんでした。ちょっとした売店みたいなものはあったのですけどね。

20時の定刻に出港。そこそこ混んでました。

帰りは頭をしっかり背もたれにくっつけていたせいか、船酔いしませんでした。マカオで買ったお水を飲んだりして休みました。

隣は若いカップルだったのですが、女の子が具合が悪くなってしまったようで大変そうでした。

無事香港に帰ってきた。マカオ楽しかった。

ホテルの部屋に戻ってからはさすがに再び外出する気にはならず。マカオで買ったエッグタルトや、前の日の残りのチャーシューや、日本から持ってきた食べ物などで適当に夕飯を済ませました。

マカオ滞在時間は５時間ほどでした。マカオは日帰りも出来るけれどやっぱり最低でも１泊ぐらいはした方が良いと思います。次回は泊まりたいです。