2025/09/14 - 2025/09/16
97位(同エリア124件中)
れれれさん
訳あってこの地を周遊することにしました。9月はいつも大型の連休にしどこか遠くにというのが常でしたが諸事情あり全キャンセルしたうえ近場で2泊3日。
私の苗字は珍しく、一方で富山県射水市に「手崎」という土地があるのですが、どのような由来があるのかかねてから気になっており、かねて検索したり図書館に行ったりもしましたが掴めなかったので直接行ってみた次第。
結果的に、この地が発祥なのか若干ヒントを得ることができました。
最近のトレンドなのかもしれませんが、自分の家系を辿り、ご先祖様?がどのような方だったのか知るきっかけになり、結果的に有意義だったと感じます。いま、自分の戸籍は全国どこでも取得することができ(R5年くらいに改正した)、私の場合なら親の出身である石川県輪島市のものも金沢で容易に取れました。金沢市の市民センターのお姉さんに「まだ取りますか?」と確認をされ続け戸籍を辿ること4、5世代(手数料として4000円くらい)、1840年くらいからの血筋を確認し、また拠点となる地が、この富山県射水市と関連することが分かっただけでも、何か自分のなかで納得を得たような気がします。
この旅行記はたいへんユルいものですが、自分たちの記録として記すものです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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朝から下道で富山県滑川市へ。長い夏休み、特別な旅程でもないのでとにかく富山の有名なラーメンをいただこうというテーマもありました。食べログ中心に探していると、車を走らせる途中に異常にポイントが高い栗ノ木さんというラーメン屋があり、入ってみることにしました。11時半ころでしたが、すでに待ち人あり、しかもウェイティングボードに名前を書き入れたところでお店のお姉さんが出てきて、これで品切れです!とのこと。ギリで食べさせてもらうことに。その後も気の毒に店を訪れるかた止まず、、、
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カウンターのみの狭い店内、洋食シェフのような佇まいの厨房、でした。お肉がたくさん添えられた醤油そばをいただきましたが、澄み切ったスープが優しい油の各種肉(チャーシューというのか??)と溶け合い、確かに絶品。ただし、もはやラーメンとはいえない値段設定・豪奢な具材であり、和牛、豚、カモ、地鶏など肉は肉で食べたいような気も・・・しかし美味かったです。
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その後、滑川といえばホタルイカということで、ホタルイカミュージアムへ向かいました。ホタルイカの身投げという怪奇現象?を以前テレビでみて、かねてから気になる施設でしたが、大変ゆるい建物であり、和みました。
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ホタルイカはオフシーズンですので、映像やパネルなどで学習を深めながら。ホタルイカではなく、光るプランクトンのショーというのがあり、小規模でしたが暗闇のなかキラキラ灯る姿は幻想的でした。
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併設する展望台。このさみしげな風景が北陸・日本海のわびさびを感じる。
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滑川市から富山市へゆるゆるドライブ。途中であいの風とやまというIR鉄道でスタンプラリーをしていると気づき、なぜか車で駅を回るという謎の工程もはさみつつ・・・
富山市の呉羽という地域で日本にわずか3カ所しかないという噂のボナサームサウナを設置している光明石温泉 呉羽の湯に立ち寄りつつ。
富山駅前で、ビジネスホテルにチェックイン。 -
駅前の老舗ホテルで破格でした。エレベーターが調整中だったりガタがきてるようですが、部屋はシンプルで清潔でした。お詫びの印なのか地酒、地ワインが飲み放題!!でした。 -
夜、市電を利用してみました。一律230円という潔さ。
ビア電というのも通り過ぎたような・・・?市電に揺られビールも体験してみたいです。 -
ホテルから若干離れたところに、麺屋つくし、というラーメン屋。
こちらは札幌の名店「すみれ」の暖簾分けのようです。
すみれさんは店主の一途なラーメンへの想いをつづったドキュメンタリーを見て食べにいったことがあります。非常にまろやかな味噌で思い出の一杯。 -
こちらも負けない逸品でした。
味噌と、おそらう柚子のフレーバーが効いており、ちぢれ麺がうまくスープに絡む。 -
2日目。ホテルで自転車を借りて散策。富山といえば甘金丹ですお土産を調達。
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富山市から射水市まで西に移動し、「手崎」という地名を目指しました。
なんの変哲もない地域でした。新しいドラッグストアがあり、住宅地域という雰囲気。古い家があるわけではなく、住人の方も中堅世代が多いという印象でしょうか。 -
射水市の地域のことがある新湊博物館にきました。
新湊という地名があるわけではなく、この辺一体、港がある地域を昔から新湊と呼ぶようです。
ルーツを知るという意味では、江戸時代よりももっと前のことが示されている印象で、よくわかりませんでした。手崎という地が歴史的に重要であるとは思えません。展示品でははゆかりの地を探ることがありませんでしたが、「小杉町史」をめくっていると、手崎という土地はかつて寺崎という武将が関わっており、願海寺を拠点とする地域であることが分かりました。射水市には小杉駅があり、このキーワードを組み合わせて調べると、寺崎という武将の顛末、そして輪島の温井という方が手崎の地に移り住み交流があったことなど、いろいろと分かりました。 -
なんとなくヒントを得たところで、残りは帰ってから図書館であたりをつけて調べることにしました。高岡まで移動し、目についた「ありがとうラーメン」というお店へ。
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国道にデカデカと看板があり、立山盛といういわゆる二郎インスパイア系ラーメンをいただきました。
私は二郎ラーメンに関しては相当食べてて舌が肥えていると自負していますが、けっこういい線いってました。 -
なんとなくスッキリした気持ちで、高岡市といえば大仏にお参り。
日本三大大仏(諸説あり)ということです。鎌倉と奈良に比べたら小ぶり。 -
国宝瑞龍寺に来てみました。
トイレの神様おったんかい、とちゃんみなよろしく突っ込みをしてしまう彫像あり。烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)をありがたく拝観。 -
広い敷地で整然とするさま。素敵な空間でした。
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富山新聞社高岡会館に来てみました。
ここは最近新設された建物で、金沢ゆかりの谷口吉生さんの建築で一度行ってみたいと思っていました。美しい水盤は谷口建築の十八番ですが、心が鎮まるいい空間です。 -
高岡から30分程度、北上し氷見市の旅館で泊まりました。
氷見市は観光割がスゴくて、ここも破格(2人で1万円)でした・・・
地元の海の幸が非常にうれしい。 -
ミニ船盛。十分な量でお腹が苦しい・・・
お米もお酒もおいしい、富山の恵みは侮れないです。 -
翌朝、寄り道しながらぼちぼちと帰ります。
氷見市の海岸線を走りました。 -
氷見市は2度目ですが、このラーメン屋は初めてでした。
貪瞋痴という、不思議なお店。 -
もともと居酒屋さんのようですが、おしゃれな店内で朝から行列を成す美味いラーメン屋さんです。自家製麺とスープがとにかく甘く美味しい。お水と、素材がいいのでしょう。
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帰りはまたまた射水市が通り道ですので、せっかくなので新湊漁港の昼セリ見学をしてみました。朝はムリなので珍しくお昼間に見学できるところはありがたいです。
地域のお店や卸売場の方が次々とカニをGETしていく様、なかなか迫力がありました。
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この旅行記へのコメント (1)
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- もびぃさん 2025/11/10 14:19:31
- 射水の出身です
- 初めまして。こちらの旅行記があまりに地元だったので思わずコメントします。
ただ進学の為に離れたので高校生までしか
過ごしておらず、出身地なのに詳しくはないのですが‥
射水市は射水君(大門町、小杉町、大島町、下村)と新湊市が合併してできました。
なので射水市新湊博物館は元々は旧新湊市の新湊市博物館だったのでは?と思います。私は旧射水群出身のため、その辺りはよく分かっていませんが‥
高岡大仏や瑞龍寺は子供の頃よく行っていたり、滑川や呉羽は小学校の遠足などで訪れる地域でしたので懐かしく拝見し、うれしかったです。
金沢市もかなり前ですが、転勤で4年程住みました。うちも夫婦2人での旅行が多いので他の旅行記もこれから楽しみに拝見します。
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