2025/10/08 - 2025/10/12
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falcon38さん
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仏像勉強のメンバーで中国の仏像(世界遺産)を見学してきました。
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10月8日、JRの成田エクスプレスで成田に向かいます。上海行きの中国国際航空便が8:55発なので、日航成田ホテルに前泊。
京成スカイライナーの車内モニターでは、各ターミナルの航空会社が表示されていたのですが、JRではやってくれません。 -
成田で両替をしました。レートは1元=23.11円。2017年のウイグル訪問時は17円でした。円安なんだな~
1700万円くらい元を買っておけば2300万円になったのか(笑) -
上海までの機材はAirbus。安全のしおりには「Airbus」の文字はどこにも出てきません。帰り(重慶→成田)はBoeingでしたが、やはりBoeingとは書いてありませんでした。
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上海浦東空港で現地ガイドさんと合流し、市内へはバスで行きます。
団体旅行は、ホントお気楽! -
バスから見えた、空港と上海市内を結ぶリニアモーターカー路線。ドイツの技術で作ったそうです。
日本のものとは方式が違うそうです。日本はいろいろと実現が遅れていますが、そうこうするうちに中国がリニアモーターカーを作って外国に輸出すると思います。
最近は「旅系YouTuber」のYouTubeを参考にすることが多くなりましたが、1:45からリニアモーターカーの様子がよくわかります(↓)
https://www.youtube.com/watch?v=Mek5DlrHHaE&t=1097s -
上海おなじみの場所。
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仏像の先生が、留学時代に召し上がったという南翔饅頭店(上の写真の右に見えています)の小籠包をふるまってくれました。
六本木ヒルズに入っているらしいので行ってみたいです。 -
上海博物館で仏像見学。
先生が解説してくれます。
日本のヘンタイ美術館みたいに係員が「声ださないで」とか言わないので、雰囲気もよいです。パリでも地元小学生の見学で、先生が声を出して説明してましたけどね(@チェルヌスキ美術館) -
対岸から眺める外灘(わいたん)方面。
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恒例のお水チェック、「読めないですぅ~(>_<)!」
現地ガイドさんにうかがったところ、上から順にカルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、メタ珪酸だそうです。
硬度は Ca x 2.5+Mg x 4=4x2.5+0.5x4=12と、軟水でした。
pHが6.8~7.8なんて、そんなテキトーな訳ないジャン!(>_<) -
この時期の夕食は上海ガニ。
以前横浜中華街でいただいたものより、美味しく感じました。 -
スゴい!
日本の森ビルもあります。 -
翌日は中国人口No.1の重慶に飛び、大足石窟と安岳石窟を見学します。
小生は機内預け荷物にデジカメのバッテリーを1個入れたのに気づかず、浦東空港でチェックされてしまいました。 -
重慶までは約3時間。江北空港のタクシーの列です。
タクシーはナンバーが緑色のEV車が多かったですが、青色のガソリン車もあるようです。 -
黄色ナンバーはバス、白色ナンバーは警察・軍隊の車両だそうです。
上海にはテスラの工場(ギガシャンハイ)もあるせいか、テスラ(左上)が多くみられました。
中国にはBYD(左下)をはじめEVメーカーが数多くあるそうで、結構カッコいいです。BYDは日本にも進出し長澤まさみがCMに出ていましたが、最近見ないですね。長澤まさみはBYDからいくらもらったのかな?(笑)
上海のガイドさんのお話では、上海でガソリン車を所有するとナンバーを買うのに9万5千元(200万円以上)必要ですが、EV車だと必要ないらしいです。重慶のガイドさんのお話では重慶ではそこまでではないそうですが、上海はそうしないと車が増えすぎて渋滞がひどくなるのではないか?と言っていました。 -
高層ビルがたくさんあります。川は長江。
長江沿いの重慶、武漢、南京は暑くて「中国三大かまど」と言われているらしい。暑さではウイグルも負けてないですが。 -
大足石窟。唐末から五代、南宋・北宋のころのもの。
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見事な孔雀明王です。
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石窟内の仏像群。
われわれにずっとネコちゃんがついてきて、チャッカリ仏像の膝に乗っています。 -
第130号窟の摩利支天像。解説によりますと「宋代。龕高2.4m。像高1.32m。三面八臂(=手が8本)で六臂に刀、戟(ほこ)、弓、箭(や)、転法輪、盾の武器を持ち、猪が引き、盾を前方に並べた戦車上の蓮華座に立ち、光背上に三層の宝塔を置く。左右両壁には多臂で武器を持つ神将形像が計8体レリーフされている。」ということだそうです。
甲斐駒の摩利支天は、何で摩利支天っていうのかな?
そもそも摩利支天って何?
以下、Wikipediaよりの抜粋です。
摩利支天(まりしてん, 梵: Mārīcī、マーリーチー、訳:陽炎、威光)は、仏教の守護神である天部の一尊。梵天の子または日天の妃ともいわれる。
摩利支天(マーリーチー)は陽炎、太陽の光、月の光を意味する「マリーチ」(Marīci)を神格化したもので、由来は古代インドの『リグ・ヴェーダ』に登場するウシャスという暁の女神であると考えられている。陽炎は実体がないので捉えられず、焼けず、濡らせず、傷付かない。隠形の身で、常に日天の前に疾行し、自在の通力を有すとされ、日本では武士の間に摩利支天信仰があった。
元来二臂の女神像であるが、男神像としても造られるようになった。三面六臂または三面八臂で月と猪に乗る姿などもある。
護身や蓄財などの神として日本で中世以降信仰を集めた。楠木正成は、兜の中に摩利支天の小像を篭めていたという。毛利元就や立花道雪は「摩利支天の旗」を旗印として用いた。山本勘助や前田利家や立花宗茂といった武将も摩利支天を信仰していたと伝えられている。禅宗や日蓮宗でも護法善神として重視されている。
日本の山岳信仰の対象となった山のうちの一峰が摩利支天と呼ばれている場合があり、その実例として、木曽御嶽山(摩利支天山)、乗鞍岳(摩利支天岳)、甲斐駒ヶ岳があげられる。
なるほど、そういうわけだったのか。
初めて知ったわ(*_*)
ちなみに、小生はwikiには毎年500円寄付しています。
一度寄付すると毎年要請がきますが、ありがたく寄付しています。 -
四川に来たら、やっぱり麻婆豆腐をいただきます。
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ビールは10元(230円)。アルコール度数3%台のLight Lagerです。
中国は世界一のビール消費国です。世界のビールの主流はLight Lagerで、アルコール度数は低く香りが華やか。日本の「コク!」とか「キレ!」とか言っているheavyなLagerも悪くはないのですが、東南アジアをはじめとする暑い国では苦戦でしょう。
暑くない国では美味しいエールビールがありますが、日本の大メーカーのエールビールは中小のクラフトビールメーカーに比べ劣ります(私見)。
日本のビールは明治時代の官製麦酒会社に由来し、heavyです。
沖縄のオリオンビールにlightなビールを期待したいところです。 -
翌日も大足石窟で仏像見学。毘沙門天です。
中国の方も大勢見えています。 -
解説はスマホでQRコードを読み込んで聞けるようです。
「Intelligent explanation service」とあります。
日本より中国の方がintelligentです。 -
日本では音声ガイドを業者がやっていて、領収書は美術館ではなく業者が発行しています。
国立西洋美術館とか、国立なのに業者に丸投げ。俳優とか声優とか要らないですから、解説は研究員の職員にやってもらい無料で聞けるようにして欲しいです。 -
一つ一つの仏像に意味があるのですが、頭がパンクしてもうダメ(>_<)
右手前に見えている輪っかは「六道輪廻」を表しています。
「六道輪廻とは、仏教において私たちが死後、生前の行い(カルマ)によって6つの世界(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)のいずれかに生まれ変わるという考え方。仏教ではこの輪廻からの解脱を目指します。」 -
千手観音。
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涅槃仏。
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翌日は重慶の近くにある安岳石窟へ。
左は仏教、右は道教の石像です。
中国も仏教、道教、儒教を大切にしていたら良かったのにね~
そういう日本も大きな事は言えませんが・・・ -
仏像群。
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ここのウリの水月観音。優美な姿です。
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夜は皆さんで重慶名物の火鍋をいただきました。
有名な「重慶小天鵝」という店です。 -
鳥か何かの食道らしいですね(*_*)
心臓、胃、小腸、胆嚢、肝臓は食べましたが、食道は初めてです。
腎臓、胸腺、子宮、脳は食べたことないですが・・・ -
帰りは雨が降ってきましたが、傘売りのおばさんから傘を買っている人もいました。中国はスマホ決済が殆どで、物乞いもスマホ決済とガイドさんは言っていました。
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バスから見えた重慶の有名スポット。
火鍋店と経営が同じとのこと。 -
帰りは重慶の空港から中国国際航空で成田まで帰ります。
中国は中国のアプリを入れないとネットがいろいろ不自由ですが、上手な方にはいろいろ方法があるらしいです。また行ってみたくなりましたが、次回も団体旅行が安心ですかね。
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