2025/10/09 - 2025/10/11
1255位(同エリア1293件中)
Seerさん
国際交流拠点「global crossroad」となる高輪ゲートウェイシティの上層階に位置するJWマリオット・ホテル東京は、東京都心にありながらも心安らぐ癒しの空間として世界中のゲストを迎えます!
10月2日に高輪ゲートウェイシティの中心にてグランドオープンするJWマリオット・ホテル東京は、現代のホスピタリティにおける「マインドフルネス」の概念を再定義し、新たな高みへと押し上げます。総面積219,583平方フィートのホスピタリティ空間を誇り、客室約200室を展開するJWマリオット・ホテル東京は、世界的デザインスタジオYabu Pushelbergによる設計理念と独自のデザイン言語によって、この地域における未来のホスピタリティを体現しています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- JALグループ 新幹線 JRローカル
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東海道を行き交う旅人たちに、かつて静かな安らぎを与えていた御殿山の丘の情景を受け継ぎながら、JWマリオットは世界中の旅人にとっての憩いの場所を思い描き、この街が「休息と再生の地」として歩んできた歴史を映し出します。
JWマリオット・ホテル東京 宿・ホテル
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L1とL2:到着エリア
玄関エリアは、都会の喧騒が敷地内の静けさへと切り替わる「境界」として設計されています。新たな世界が目の前に広がるその瞬間、訪れる人の胸に高揚感と期待を生み出し、これから始まる体験への序章を描き出します。特注の木製パネルに包まれたエントランスは、木製パネルで縁取られたエントランスは、重なり合う奥行きと陰影によって、自然の地形のうねりを思わせます。
緩やかに曲がりくねる小径を進むと、浅い水盤が連なる穏やかな風景がゲストを迎えます。その意匠は、住宅の庭園や品川の地形から着想を得たもの。空間全体には、天然石と濃色の木材が織りなす温もりある素材の世界が広がり、彫刻のように削り出された石造りのレセプションデスクがその趣を引き立てます。小径の先では、橋本知成氏による二体の堂々たるセラミック彫刻が、噴水の水面に静かに浮かび、その質感ある表面が静寂と自然とのつながりを深めています。
地上階の到着ラウンジでは、このホテルの代表的なアート作品の一つであるStudio Sawada Design による《フジ》が置かれています。このアート作品は、Hanabi: Art and Artists が制作を依頼した、壮大な逆さ富士山の彫刻です。天井から吊り下げられたこのアルミニウム製の作品は、雪冠に照らされた凸面鏡を包み込んでいます。紫外線による光輪を思わせるこの凸面鏡は、鑑賞者の視線と周囲の環境とをともに映し出します。
玄関の上階では、歩行者用通路が非対称の淡色木製パビリオンへとつなぎ、パネルの切れ目から中央に置かれた質感豊かなランタンが焦点として浮かび上がります。この手編みの作品は敷地内の複数の場所に設置されており、光と素材によって空間全体の統一感を醸し出します。JWマリオット・ホテル東京 宿・ホテル
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L30:受付エリア
地上階から30階へと上がると、静謐で洗練されたロビーが広がります。柔らかな光に包まれた空間は、到着したゲストの心を整えます。木製スクリーンがゲストをレセプションエリアへと導き、空間全体を視覚的・素材的に一体化させています。スクリーンの先には、天井から吊り下げられた有機的なフォルムの造形物が浮かび、テラコッタオレンジの温かな色調と繊細な模様が光を受けて陰影を生み出します。その色合いに呼応するグラデーションカーペットが足元に広がり、全体に落ち着きと調和をもたらしています。緩やかな曲線を描いたベンチは、角張った金属製のカウンターと対をなし、異なる素材が生むコントラストが空間にリズムを与えます。JWマリオット・ホテル東京 宿・ホテル
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L29: メインダイニングルーム
ロビーから壮大な螺旋階段を下りていくと、メインダイニングルームへと至ります。地面から天井まで二階を貫く壮大な棚がゲストを迎え入れ、没入感のあるダイニング空間へと誘います。棚には128点の特注陶器が展示されており、それぞれ異なる素材や形をした、唯一無二のものとなっています。
ダイニングルームにはペストリーバー、グリルエリア、カクテルバー、シーフードステーション、高級寿司バーが設けられています。これらの要素が一体となり、マリオットの「東京ハウス」、すなわち昼も夜も、その間の時間も、多種多様な料理と雰囲気を用意することを通じて、一つの場所に集結した様々なダイニング体験を提供するというコンセプトを具現化しています。インテリアには、Lintelooの《オワゾ》ダイニングテーブルやStellar Worksのダイニングチェア、そしてWarp & Weftの《ゲイル》ラグを採用。それぞれのゾーンは素材と色調によって特徴づけられながらも、精緻なディテールが全体を緩やかに結びつけ、洗練された一体感を生み出しています。
朝には、明るく開放的な空間で朝食を楽しめるメインの座席エリアが、午後になると優雅なティー空間へと姿を変えます。メインダイニングルームでは、親密な雰囲気を演出するために、深みのある素材仕上げと柔らかな照明を採用。グリルルームでは、柔らかく拡散するオレンジの光が温かみを添え、ペストリーバーでは液体金属と溶岩石の仕上げが印象的な質感を生み出しています。それぞれの空間が、トーンとマテリアル、光のニュアンスを巧みに重ね合わせることで、静かな調和と豊かな奥行きを描き出しています。JWマリオット・ホテル東京 宿・ホテル
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L29: セフィーノ
メインダイニングルームのすぐ隣に、区切られた独立したダイニングスペース「セフィーノ」があります。ここでは、スペインの田舎から東京へと料理の旅を続けた日本人シェフの物語が語られています。素朴な魅力と巧みな日本の職人技が融合したこの空間に入ると、ゲストは金属製のゲートをくぐりレンガ敷きのフロアを進み、ワインセラーを通り抜けてバーへと導かれます。
温室をイメージした壁画がバーの上にアーチをかけ、この空間に庭園の豊かさをもたらしてくれます。バーはレストランの中心部へと続き、実際の木の幹を脚にしたテーブルには曲線的な張り地椅子と太いロープを巻きつけたシャンデリアが配され、どこかスペインの田園風景を思い出させます。そのすぐ先には、デザートや地元食材を展示する食材庫が設置されてます。よりプライベートな空間を求めるゲストのために、曲線を描くダークレンガで縁取られた暖炉を備えた個室も用意されています。手作業で釉薬をかけたタイルから曲線を描くレンガまで、あらゆる素材にYabu Pushelbergの細部へのこだわりが感じられます。JWマリオット・ホテル東京 宿・ホテル
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客室
洗練された曲線デザインのエレベーターが、客室の廊下へとゲストを導きます。エレベーターの内部では、サンドブラスト加工を施した石床が有機的な形状を描き、光を捉えて、ソフトスポットライトが上から優しく照らしているような感覚を生み出します。廊下の先では、研磨仕上げの石床が通路へ続き、品川の伝統的な枯山水庭園に着想を得たYabu Pushelbergのカーペットが敷かれており、その非対称なパターンが描かれた砂紋のように思わせます。
客室は流動的なモダニズムというコンセプトでデザインされました。各室には、部屋の基調を決める家具とICEのカーペットに加え、日本人に親しみ深い伝統的な大型クローゼットが配置されています。スタンダードスイートでは、床から天井までの大開口窓のそばにベッドを配置し、Yabu PushelbergがRubelli生地を使用してデザインしたカーテンを飾っています。より広いスイートには、さらにアースカラーのMolteni&C《サーフ》ソファが配置され、より広々としたリビングエリアが、自宅にいるようにゆとりと寛ぎを感じさせます。
バスルームでは、大理石とテラゾーモザイクの壁、大理石の床を使用しており、さらに癒しの照明を加えて、極上の温かみと静けさを実現しました。
客室のアートプログラムはHanabi: Art and Artistsが監修し、空間に侘び寂びの趣を醸し出し、不完全さの美しさを称えます。各客室にはLori Harrison氏がレイヤーのある自然素材を使って描いた絵画と、Yuriko Kubota氏の品川風景を写した層状写真が展示されており、スイートルームでは、Minh Dung Vu氏の木版画とJoy Walker氏によるリネンのシルクスクリーンプリント作品で特徴を出しています。表面性・組み合わせ性・物質性という原理がコレクション全体を貫き、客室での体験をホテル全体の物語へと結びつけています。JWマリオット・ホテル東京 宿・ホテル
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