2025/10/12 - 2025/10/13
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gyachung kangさん
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今年の夏季は酷暑に泣かされた。さらに私、祝日絡みの三連休にも泣かされた。8月の山の日が天候不良で山行予定キャンセル、9月の敬老の日も雨到来で山行を断念。ションボリ続きだよ。そんな中で10月のスポーツの日に予定を組み復讐を誓ったのだが、二度あることは三度ある。またもや怪しい。3日前に鉄板☔️マークが☁️マークに変わって山行を決行。目指すは日本三名山の一角、白山であります。せめて冠雪だけはしませんようにと祈りながら石川県に。果たして白山のご機嫌はいかに?
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
-
10月12日、三連休の日曜日早朝6時。
私はJR金沢駅の西口にいた。そう、登山者ならばお察しがつくかもしれない。今から登山バスに乗り市ノ瀬に向かう。目的は石川県随一、いや日本を代表する名峰の白山に登るため。 -
登山客30人程を乗せたバスは2時間少し順調に走り市ノ瀬に到着。ここから小さなシャトルバスに分乗し登山口となる別当出合へとひた走る。
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走ること20分、別当出合に。登山届を提出し軽くストレッチ、体調はまずまず良好である。
そんじゃあ行きますかな。 -
一礼
山行のご加護を -
白山は実に雄大な山体で登山ルートは選択肢がある。別当出合からは観光新道と砂防新道の2本。天候に不安がよぎる今回は安全策の砂防新道をチョイス。
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序盤戦
30分程歩いて最初のポイント中飯場に。ここは一汗かいてやや荒れた息を整える、そんな場所。 -
登山ルートはかなり整備されているように見えた。鹿島槍ヶ岳に登った時に最初のアプローチ部となる柏原新道を通ったがアレ以来か。さすがは白山、国立公園の面目躍如である。
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まだまだ中盤戦。だが平坦道で木道も現れた。
色づく木々、あとは青空待ちのこのあたり。 -
ここでカタツムリに遭遇
これはハクサンマイマイという白山山域に生息する大型のカタツムリだそうです。確かに私が見た中でこれまで最大サイズのカタツムリ。 -
中飯場から1時間半、避難小屋がある中継地点に到達
やはりこの白山、全体的な行き届き感が高いデス。 -
さて。肝心要のこの日の天候はと言えば。これがビミョ~。晴れるのかと思いながら一向にスッキリしない。ピーカン秋晴れならばこんな山道歩きは理想的なんだけどなあ。まあ、3日前までは完全に雨予報、それを思えばマシな方に転んでくれたよね。
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高度が上がるに連れてガ、ガスの勢いが、、ああ
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黒ボコ岩
山小屋がある室堂まであと800メートルの指標となる名物岩。ドアップ撮影したらスケール感が全くわからんようになってもーた。実はかなり大きな岩でこのテッペンに乗って記念撮影に興じる人多数。が、ここも無慈悲なガスまみれ。 -
午後1時半、この日の目的地点となる白山室堂ビジターセンターに到着。高度2450メートル。
天候が良好ならこの勢いで山頂まで足を伸ばすことも頭の中にあったが私の野望は木っ端微塵に打ち砕かれた。気温もぐっと下がっている。身を守ることが最優先。 -
宿泊の手続きをすると食事券を手渡しされた。プラスチック製ね、私がこれまで泊まった山小屋では初めて。食事提供についても管理度合いが高いと見えた。
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室堂ビジターセンターに受付や食堂、売店がありその周りに宿泊棟が五つ。私の部屋はこの御前荘。
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上下段に分かれた室内
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一部屋は二畳程度の空間に仕切られているので基本は二人使用。今シーズンの営業は次の日が最終日。この日は私一人使用となり他人に気を遣う必要が一切無し。安堵して2時間仮眠を取ることに。毛布がなかなかあったかい~
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水場への渡り通路から見える山の景色は相変わらずガスに包まれている。そしてこのあといつ冠雪してもおかしくない冬の気配。明日に期待する、それしかない。
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夕食タイム。17時ビジターセンター内にある食堂にみんなが集まる。やっぱりここも山小屋での食事スペースとしては突出している。
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メニューも機内食さながらサバ塩焼きとハンバーグからチョイス可能。私はハンバーグ。お腹を満たしてあとは毛布にくるまって眠りにつく。下界での些事を思い出してイライラする必要も一切ない、いつもながら山小屋での至福の時間の流れになる。山に登る方ならばこの感覚はお分かりになりますよねー。
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翌朝5時
手前にあるのは白山比咩(ひめ)神社祈祷殿、その奥に位置する白山の最高峰である御前峰の様子を伺う。
青空がのぞいてガスが飛びそうな期待もアリ。
だが今日の天気予報はほぼ揃って曇り。怪しいな。 -
朝食の時間になってビジターセンターが開放。見るとやはりこの白山でもクマ出没情報の御触れ書が。9月19日には山頂への登山道、とある。ホントにぃ?こんな高いところにドングリの木は生えてないからさ、誰か教えてやってくださ~い!
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天気とクマだけはどうにもならんということで朝食を取る。睡眠充分、エネルギー補給もパーフェクト、準備は万端であります。
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いよいよサミットプッシュ👊
だが。ガスは消えるどころか勢いを増していた。雨まで呼んで来たじゃないか。そ、そ、そんな。 -
室堂から山頂までの標準タイムは40分。
展望ゼロの悪天候の中、高天ヶ原を通過する。前後に私以外の登山者が居る気配もない。こんな薄暗い中ではクマさんが反対側からやってきてもこんにちは~と声をかけてしまうかもしれない。ガチで耐える登山になった。ツ、ツライのであります。 -
耐えた甲斐があった。
御前峰、白山奥宮に到達。
そして -
見えたよおお、あれが山頂じゃああ
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富士山、立山と並び日本三名山と謳われる白山。なのにこの時、頂上に立っていた登山者は私以外誰一人いなかった。室堂の山小屋にあれほどいた皆さま方はいったいどこに行ってしまったのか謎。
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巨大な山容を持つ白山の頂上部には一周4キロ弱の山頂池めぐりコースがある。火口湖をホッピングしながら北アルプスから御嶽、南アルプスまでの遠望を楽しめるキラースポットになっているとのこと。一縷の望みを抱いてここまで来たが、360度ガスのパノラマの中で突っ込むことは無謀。細かい雨が降り続き即断で撤退を決めた。
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室堂まで戻った。待てば海路の日和があったかもしれないがそれは言うまい。無事に登頂できたことが最大の成果!
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ビジターセンターで小休止、態勢を立て直してから別当出合を目指して下山を開始。
上空は少し明るくなってきたかも。 -
果たして室堂からの下山ルート、ここで見る見る間にガスが消えていった。
目の前にまさかのこんな気持ちいい景色が広がっている! -
傾斜面を下り切る
ここは五葉坂。昨日の上り時、このあたりもガス+雨の荒天真っ只中で何も見えてない。この違いだよなあ。 -
五葉坂~阿弥陀ヶ原
しばらく続く開けた平坦場の木道歩き。白山登山道の中で最も穏やかに自然を感じることができる核心部がここかもしれない。ここで今回の山行いちばんの秋晴れが当たるとは。 -
阿弥陀ヶ原から下ってきた五葉坂を振り返る。
雲湧きたつその向こうが白山御前峰。
この晴れ間一瞬でそれまでの辛抱が全て報われた、そんな感じだ。これが山登りの真髄。 -
阿弥陀ヶ原を後にして再び下山に集中する。山道脇には荒れた道を整備している作業途中の形跡が。従事されている方には感謝の念しかない。
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名もなき小さな池で秋が深まっていた
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昨日の上り途中で休憩した甚之助避難小屋に到着
この日もやっぱりここで一息入れることにする。
休憩ベンチから見える樹林帯が秋模様に染まっている。 -
枯れ木と紅葉と雲海がマッチングしてこれまた沁みる
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この時間帯はおそらく気温は20℃前後。快適な秋らしい山行になっていた。となればここでカフェタ~イム!白山でコーヒーを沸かして飲む、なんと優雅なひとときなんでありましょう♬
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しかし、そこはお山の中だ。避難小屋を出発してから天候は一転、再び雨が降り始めた。
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隠し玉最軽量のレインウェアを装着する。山頂往復で朝一度雨に打たれている。再び身体を冷やすのことは回避したい。
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雨粒を含んで赤い実が際立つこの植物は耳型天南星。塔ノ岳でも目立ってましたなあ。
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天然ミストのような樹林帯を早足で下る
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視界が開けて。見えた、あの赤い屋根は別当出合のビジターセンター建屋!
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出発点の鳥居に到着~
いやあ、良かった。今回の山行は天候に翻弄されっぱなしで。胸を撫で下ろしました。 -
別当出合からはシャトルバスで市ノ瀬に着。市ノ瀬のバス停に自分のリュックを並べて間もなくやって来る金沢駅行きの登山バスを待つ白山登山者の皆さま。達成した者同士が分かち合うゆるやかな連帯感が漂うこの空間。私もその端くれです笑
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私たちがバスを待っていると別当出合ビジターセンターから女性スタッフが現れて黒板になにやら書き出した。
☆速報☆
ここでもつい先程クマさんが登場した、そうです。
子供のじぶんにきっと誰もが歌ったに違いない童謡の名曲『森のくまさん』
歌詞を思い出して頭の中で歌ってみたが、クマが変わったのか時代が変わったのか、隔世の感がありすぎて、嗚呼。 -
市ノ瀬から金沢駅に向けての帰路、途中休憩で立ち寄った道の駅で山並みに虹がかかっていた。
虹か、なんだか久しぶりに見た気がする。
天候波乱含みの白山であったが怪我もなく無事下山、登山の神さまが健闘を讃えてくれたということでしょう。
感謝感謝!
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