枝折峠の滝雲と奥只見遊覧船

2025/10/09 - 2025/10/10

越後駒ヶ岳の登山口である魚沼市の枝折峠（しおりとうげ）の滝雲を見に行くツアーに参加しました。ただ、天候や風の状態等により滝雲が発生しないときもあり、運にも左右されるとのこと。強い台風22号が南海上を通る時にぶつかり、天気予報はあまり良くないとのことで、不安をもって参加しました。新幹線で越後湯沢駅まで行き、当日は宿泊先の舞子温泉ホテルに泊まるだけなので、チェックインまでの時間調整で3時間近く自由行動となりました。案内板等で山の中腹に不動滝があることを知り、ひとりで山を登って行きました。かなりキツイところもありましたが、30～40分ほどで大きな滝に出会いました。見応えはありましたが、最近はあちこちに熊が出て被害も散見されることもあり、山の中の単独行動は少し気になるので早々に引き上げました。その後、街なかを散策し、バスでホテルに向かいました。ホテルの裏はスキー場でまだ雪の季節ではないので、スキー場を半周する散歩コースを小一時間かけて歩き、その後早めの夕食をとり、早々に就寝しました。初日の天気はまずまずでしたが翌日への不安は消えませんでした。
翌日は早朝5時出発、マイクロバスで枝折峠に向かいました。心配をよそに天気は上々、滝雲への期待は高まります。案内人を途中で乗せて枝折峠の駐車場まで、ここでバスを降り下り道を歩きながら滝雲を見るのですが事前に見た写真ほどではなかったものの、奥只見湖で発生した雲が尾根を越えて流れる様子を見ることができました。雲の量がちょっと少ないこと、風がないので流れる力が弱いことなど残念なこともありましたが、天気が良くても滝雲が見られないこともあるようなので、まずは良かったということになります。案内人も安堵したようでした。
その後、奥只見湖の銀山平港から外輪船のファンタジア号に乗り、奥只見港まで40分のクルージングを楽しみましたが、我々ツアー客だけの貸切便で贅沢をしました。舞子温泉ホテルまで戻り大型バスに乗り換えて昼食をとるために谷川岳ドライブインへ。
昼食後、谷川岳土合口駅からゴンドラで天神平駅、さらにリフトで天神峠駅まで上がり、谷川岳その他遠くの山々までの景観を楽しみました。紅葉にはまだ早く、なんとなく色づいてきたという程度だったのは少し残念でしたが、天神峠から天神平まで虹散歩ロードを歩いて降りてみました。かなり急勾配で登りはキツイでしょうが、下りだったので足元に気をつけながら歩き切りました。
その後、上毛高原駅に行き、新幹線ときで17時前に東京駅に戻ってきました。
今回のツアーもひとり参加旅でしたが、ほとんど女性で男性は2人だけでした。ともかく、思いの外天気が良く、楽しみにしていた滝雲もその一端を見ることができたのでほぼ満足できる旅となりました。

エリア 越後湯沢・中里・岩原(新潟)

越後湯沢　不動滝

越後湯沢　不動滝への途中の滝沢公園

宿泊は舞子温泉ホテル

枝折峠の滝雲

枝折峠の滝雲

奥只見湖　クルージングの航跡

奥只見湖

谷川岳　天神平駅へのロープウェイ

谷川岳　天神平

谷川岳　天神平から度合口駅方面を見下す

天神峠からの谷川岳