2025/09/22 - 2025/09/23
21位(同エリア28件中)
ごれんさん
コロンビアのメデジンは、人口約250万人を誇るコロンビア第2の都市です。
年間の気温は18度~28度と過ごしやすく、常春の都と呼ばれています。
そんなメデジンの打ち合わせに呼ばれまして、せっかくのこの機会を無駄にするわけにはいかない!!!
1泊2日という弾丸でしたができる限り観光を組み込んで、あちこち見てきました。
avianca航空からメキシコシティ-メデジンまでの直行便が毎日出ていて、約4時間半のフライトです。
メキシコシティを午前5時出発、翌日メデジンを午後10時半という、睡眠時間的にキツイ日程でしたが、メデジンという街をとっても気に入ったので本当に行ってよかったです。
短期滞在なので、メデジンについてからこっちの銀行ATMでメキシコの銀行カードを使ってコロンビアペソをおろしていました。
BBVAはコロンビアにもあるので確実におろせますが、引出上限が小さくて3回くらい手数料払っておろす羽目になりましたよ・・・
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メデジンのJose Maria Cordova空港から市内のホテルまでは、時間節約とインボイスをスムーズに受け取りたかったので、事前にホテルに送迎を依頼しておきました。
COP155.000(約 5,860 円)だったかな。コロンビアペソは桁が大きくて混乱する… -
約30分のドライブです。
コロンビアで2番目に長いという約8キロのオリエンテトンネルを抜けると、すり鉢状のメデジンの街並みが見えてきます。 -
宿泊したのはHotel NH Collection Medellin Royalです。
立地の良さで選びました。
帰りのフライトは明日ですが、22時半の便でギリギリまで部屋を使いたかったので2泊とりました。 -
11時半にはホテルに到着したのですが、まだチェックインが出来ないので待ってほしいとのことでしたが、その1時間後には部屋に入ることが出来ました。
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予約は一番リーズナブルなSuperior Room 33平米だったと思いますが、恐らくサービスで上階にしてくれたようです。
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バスタブなしシャワーのみですがお湯もたっぷりでるし、冷蔵庫や無料の水、エスプレッソマシンもあるし特に不便は感じずに快適な滞在でした。
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部屋からの眺め。この辺は高級住宅地だそうで外国人駐在員も多く住んでいるそうです。
でも日系企業は少ないので、メデジンに住む日本人は多くないそうです。 -
緑が多く、中庭には大きなプールがありました。
横のジャグジーはぬるま湯だそうで入りたかったなーー -
14時にメトロのPoblado駅へ。
メデジンの人気観光地コムナ13(Comuna 13)へ公共交通機関を利用して行くツアーに参加しました。
メデジンのメトロは日本のそれに近いです。 -
旅行者の場合、身分証不要のCívica al Portadorというカードを購入し、さらに最低金額をチャージする必要があります。
日本円だとトータル700円弱くらいなんですが、メキシコシティのメトロは距離関係なく5~6ペソ(約40円)だからそれに比べると高いなー -
メデジンに来たら絶対に乗りたかったケーブルカー。こちらではメトロカブレと呼ばれます。
先ほど買ったカードで乗り継ぎもスムーズにタッチできます。 -
San Antonio駅でメトロを乗り変えて、San Javier駅からメトロカブレに乗ります。
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メキシコシティもそうですが、低所得者は崖上に住むので街へ降りるための移動が大変なのです。
そこでケーブルカーを通し、彼らが勉学や就労のために街に出られるようにしているのです。 -
乗ったのはJuan XXIII駅まで。ちょっとした展望台になっているのでここで写真撮影タイム。
建物の色がみんな同じなのは、このレンガが最も安価だからだそうです。 -
San Javierに戻ったら、今度は公共バスに乗ります。
黄色いトラックは消防車! -
下車後コーヒーショップで、コロンビアコーヒーについてのレクチャーと試飲があっりました。いろんなツアーグループが利用するようですが、自分のグループ(スペイン語ツアー)は、メキシコ、ペルー、パナマ、チリ、スペインなどめちゃくちゃ多国籍でした。
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ガイドさんからコムナ13の歴史についてのレクチャー後、徒歩でコムナ13へ。
かつては、メデジン・カルテル(麻薬組織)やゲリラ、準軍組織などが入り乱れて支配を争う、メデジンで最も危険な地域の一つでした。 -
特に2002年の「オリオン作戦」では、政府軍が武装勢力排除のために大規模な掃討作戦を実施。
多数の民間人が犠牲となり、行方不明者も多く、今なお人権問題として語り継がれています。 -
2000年代後半から、メデジン市はコムナ13の変革を進めます。
2011年に丘の上まで続く6区間・全長約384メートルの電動エスカレーターが設置され、通勤・通学が飛躍的に便利になったとで、治安が大きく改善します。 -
地元アーティストが暴力の記憶や希望をテーマにした巨大なグラフィティと呼ばれるストリートアートを描き、世界中から観光客が訪れるスポットになりました。
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音楽、ダンスグループなどが育ち、現在はヒップホップの聖地となっているそうです。
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これは即興のラップバトル。
スペイン語スラング分からないと厳しいかも。グループの人たちは爆笑していました。 -
グラフィティは5年に一度描き替えがあるとのこと。
コロンビアではハチドリは自由の象徴だそうです。 -
観光業が地域経済を支えるようになり、住民によるレストランやカフェ、アートショップが立ち並びます。
急な坂道なので結構脚がしんどいです。地元民は専らバイク。 -
途中で買い食いした、コロンビアのメジャーシャーベット。一番人気は写真のマクマンゴー。
甘酸っぱくて、塩味もありました。 -
エスカレーターを登り切った先はクラブなどが立ち並び、アートももはやカオス・・・
展望スポットもいっぱいありました。 -
思った以上に歩いてクタクタだったので、解散場所からUberでホテルに戻りました。だれでも参加できるって書いてあったけど、コムナ13ツアーは体力が必要!!
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ホテルの斜め前にあったSantafé Mallという巨大ショッピングモールには大変お世話になりました。
各銀行もあるし飲食店も充実していて、毎回ここで食事していました。 -
Jumboというスーパーもあって、お土産物色するのに助かりました。
スーパー内をプラプラしてたら、日本語できるコロンビア人に「日本食材店ってこの辺にありますか?」って質問されたけど、私も今朝着いたばかりだから知らないよ、ごめん(笑) -
スーパー内にあったパン屋さん。 Almojábana(アルモハバナ)とかArepa(アレパ)とか私が好きなパンが売っててテンション上がっておやつに購入。
これらは南米、カリブ海諸島で食べられているパンで、メキシコの一般的なベーカリーでは売っていないんです。 -
2日目にして最終日。
ここがホテルの朝食レストラン。このテラスの隣がプールです。
隣にはジムがあります。 -
朝食ブッフェ。フルーツが豊富でした。
でも私は食べていないんです。なぜならこの日は8時にドライバーのお迎えが来るので、ギリギリまで寝ていたかったので。
あとから自分のプランが朝食付きプランだったと知って、食べなかったことを激しく後悔。 -
時間に余裕があれば、色んな価格帯の日帰りツアーがたくさん出ているのでそれに参加したかったのですが、今回は自由に動ける時間が決まっている・・・
というわけで、事前にメキシコから連絡を取っていたツアー手配会社経由で運転手さんをチャーターして、メデジン郊外ショートトリップです。 -
ホテルから約1時間半のドライブで、まずはEl Alto del Chochoという動物と触れ合える牧場に到着。
入場無料です。
牧場が用意してくれているエサ持っていると、多数のアルパカに狙われます。 -
馬やポニー、豚や羊などほかにも色んな動物がいます。
左の馬を撮ろうとしたら、写りたくて自己主張してくるクセの強い右の馬。たまたまこうなったんじゃなくて、人間にウケるって分かってて愛嬌ふりまく馬はマジで頭がいい。 -
牧場内には大きなレストランや売店もあって、女性歌手が馬に乗りながらパフォーマンスして盛り上げていました。
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一緒にまわってくれているガイド兼ドライバーさんが、私に温かいチーズパンをご馳走してくれました~
ほんのり塩味とチーズ、食感はもちもちで、速攻で食べてしまった。 -
さらに30分走って、Réplica del Peñol(旧ペニョール)に到着。
シンボルの大聖堂含め、あとから建てられたレプリカです。 -
もともとこのエリアには「El Peñol」という白い大聖堂がある、栄えた町が存在していました。
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1970年代に、地域のの電力供給のために水力発電用の巨大なダムが建設されました。この結果、旧ペニョールの町は湖に沈みます。
ちょうど写真の湖中央付近に、もとの大聖堂の十字架が沈んでいます。 -
この辺りはペニョール貯水池といって湖の景観が美しい、リゾート地となっていいます。
旧ペニョールはどのツアーでも訪れる観光スポットなので、売店も充実しています。 -
といっても小さなエリアなので、ここでは大聖堂を見て、沈んだ十字架を確認し、売店を物色するくらいしかやることはないです。
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ちなみに、沈んだ町ぼ住民は新天地へ移住しました。これが現在の「Nuevo Peñol」で、町の中心には旧町を象徴する教会のレプリカや「アンティオキアの不死鳥」の像があります。これは、水没からよみがえった町の象徴です。
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さらに20分ほど走り、本日のメインの目的地であるPiedra del Peñol(ピエドラ・デル・ペニョール)があるGUATAPÉ(グアタペ)に着きました。
この写真スポットはなんと、ガソリンスタンドにあるんです。 -
アンティオキア県のEl PeñolとGuatapéの間に位置するこの巨大岩は、なんと花崗岩でできた一枚岩。
高さは約200メートル、建物でいうと40階に相当で、周囲はおよそ7700平方メートル。
1940年代までは誰も登ることもなく、地元の人々にとって「巨大すぎる自然の塊」という存在でした。 -
1954年7月16日、地元の住民が初めて岩をよじ登ることに成功。このとき岩肌の割れ目を利用して登ったそうです!
現在登頂ルートには、740段前後の階段がジグザグに建設され、観光客が安全に登れるようになっています。 -
この階段が急でめちゃくちゃしんどいです。しかも天気が良くて日陰がほとんどないんです。
でもここに来たら登らないわけにはいかない!!
休憩をはさみながら、すれ違う人たちと励ましあいながら登り切りました。 -
登り切った先にはグアタペ貯水池(ダム湖)の絶景が待っていました~
360度本当にすばらしい景色で、人口湖とはいえここがリゾート地・お金持ちの別荘エリアとなっていることに納得。 -
登頂前にドリンク購入し携帯は必須ですが、頂上にも売店が幾つかあり軽食や土産物を購入できます。
汗かいたので、グリーンマンゴーシャーベットでさっぱり! -
ヘリコプターで上空から巨大岩や貯水湖を眺めるツアーが人気で、いろんなところに申し込みカウンターがあって、ばんばんヘリが飛んでました。
一応値段を聞いたら、約6分で一人115USDだそうです。 -
登頂後、さらに売店の建物の上にも登れます。
ちゃんと見張りがいて、ゴミが置きっぱなしになっていないかなどを厳しくチェックしています。 -
真下に見えるのが駐車場。
この日は平日で観光客は少ないですが、休日の特に午後は大混雑するそうです。
でも日差しがきついから、登るなら午前中がおすすめ! -
頂上には無料のきれいなお手洗いもありました。メキシコと違って、公共トイレが無料できれいなのが本当にありがたい!!
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登るルートと下るルートが違います。
下るときはジグザグの階段の裏側を見ることができます。 -
実は、この岩は私有地なのです。
1950年代、この巨大な岩のある土地を所有していた写真の地主が、観光開発を進めました。最初に岩に登頂したのもこの所有者の一族です。
その後、岩に階段や展望台を整備し、現在もこの家族が岩を管理し、入場料を徴収しています。 -
この料金は地元自治体や国ではなく、土地を所有する家族に収入として入る仕組みです。入場料は30,000 COPで約1,100~1,200円、コロンビア屈指の観光スポットで国内外から観光客が来るので大金持ちですよ!
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お次はカラフルなグアタペのセントロ散策です。
写真の派手な乗り物はモトタクシーと言って、観光客のみならず、今でも地元民にとっての移動手段です。 -
12時半過ぎに、Mirador del Lagoというレストランでランチです。
ドライバーさんがランチ何食べたい?と聞いてくれたので、魚と言ったらここになりました。
恐らくツアー会社と提携しているレストランなんですが、眺めがよいです。 -
観光地価格ですが、それでもメキシコシティよりは安い!
ドライバーさんと2人で一緒に食べるのですが、そういう場合彼の食事はこちらがすべて持つのがルールです。 -
トルーチャという魚がここの名物。あっさりと塩で焼いてもらいレモンで頂きました。薄いサーモンみたいな味で、美味しくいただきました。
このプレートもそうですが、コロンビアでは甘くないバナナが一緒についてくることが多いです。 -
再びセントロ散策です。メキシコでもよく見るカラフルな傘の通りで、ここがセントロの写真スポットになっています。通りにはお洒落なカフェや、ショップが並んでいました。
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Plazoleta de Los Zócalosというカラフルな公共スペースで、ここも写真スポットになっています。この辺りが最も観光客が多いエリアです。
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グアタペに落ちていた野良犬。
野良犬と言ってもご飯には困らないようで、丸々太って、気持ちよさそうに昼寝していました。しかも、レストランの入り口ど真ん中で。
みんなクスクス笑ってみていました。 -
ジェットスキーで遊んだり、遊覧船に乗るプランもたくさんあったのですが、景色だけで満足したので帰路につくことに。
プライベートツアーだったので時間にも余裕があって、ガイド兼ドライバーさんと喋り放題の、楽しい旅になりました。 -
余裕をもって16時にはホテルに戻ってくることが出来ました。
私一人だけのプライベートツアーで、500,000cop(チップ別)でしたが、通常一人参加の場合は約2名分かかるのが多いツアー会社の中で、破格と言っても過言ではない気がします。
メキシコで色々調べてコンタクトとったかいがありました。 -
2日間だけでしたが、インフラや治安、生活の質のわりに物価は高くないし、メデジン本当に気に入りました!!
あと、個人的にはメキシコ人よりコロンビア人のほうが仕事がしやすいと思います(感覚が日本人に近い)。
いつか再訪できたらいいな~、今度はカルタヘナとか。
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