第12回東京拘置所矯正展☆2025/09/27

2025/09/27 - 2025/09/27

第12回東京拘置所矯正展～「まち」とともに～
東京拘置所矯正展が行われる日は、毎年天候が不安定で、断念していましたが、この日は晴れ。ついに実行となりました。
旧小菅刑務所庁舎の見学ができたのもよかったです。
刑務所作業製品のブルースティックを買い求める列ができていて、私も並んで購入しました。

エリア 西新井・舎人・綾瀬(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄

東武スカイツリーライン小菅駅下車

いつもは、乗り降りの少ない小菅駅ですが、この日は小菅駅で下車する人たちも多いです。
改札を出て、人の後について行きます。

迷わずに小菅拘置所に到着。
ここは、足立区ではなく、葛飾区になります。

地上12階、地下2階、高さ50 mで中央部の中央管理棟と南北に両V字形に伸びる北収容棟、南収容棟がつながっています。

簡単な荷物検査があります。

東京拘置所の門を通過

「開かずの門」
明治１２年に東京集治監が建てられましたが、関東大震災で全壊してしまったそうです。しかし、この門だけは無事でした。

記念碑などがあります。

今年の東京拘置所矯正展1日所長は、内山信二でした。
内山信二は、葛飾区の出身で、かつしか観光大使なんですね。

前橋刑務所のブースで列に並び、ブルースティックを買いました。

拘置所中央棟を下から見上げます。

こちらは、監視塔

中央管理棟、北収容棟、南収容棟の前に刑務所作業製品や企業ブース、地域振興の模擬店などがたくさん出ています。
まさしくお祭りです。

賑わっています。
建物の中とは別世界の風景なのでしょう。

警察署及び自衛隊による車両等の展示及び乗車体験もあります。

富山刑務所で作成されたお神輿も売っていました。
1,237,000円！

旧小菅刑務所庁舎と開かずの門

普段は入れない場所なので、私もちょっと興奮気味で写真を撮りました。

建物の上部は、ヘリポートです。

「開かずの門」を裏側から見ることもできます。
旧小菅刑務所庁舎の見学の列に並びました。列は、開かずの門の前まで来ていました。

旧小菅刑務所庁舎は、関東大震災の後、司法省技師の蒲原重雄が設計を担い、昭和４年に竣工しました。
並んでいる時に、垣間見える建物の階段。

この日はけっこう暑く、日なたで並んでいると汗が流れます。

窓の外の鉄製の格子に特徴があります。鋭角的なジグザグの形が印象的です。

見学の注意

玄関前の天井には明り取りがあります。

玄関前の壁にも細工が施されています。直線を中心としたデザインにこだわっています。

30分ほど並び、やっと入る順番が来ました。
玄関です。

旧小菅刑務所庁舎の解説

順路通りに見学します。

富山刑務所のお神輿

内部はとてもきれいな状態です。

各刑務所で作られた物

旧総務部長室

鍜治橋監獄についての説明
明治3年に、皇居近くの鍛冶橋門に未決囚を収容する「監倉事務取扱所」として設置されました。その後、「鍛冶橋監獄署」と改称されました。?

巣鴨時代の庁名表示板

小菅時代の庁名表示板

階段

煉瓦

旧所長室

開かずの門（くぐり戸）の錠前

旧会議室
チャップリンが座ったとされる椅子

チャップリンは、昭和7年に来日した時に、小菅刑務所を視察しました。

鋼製建具が残されています。
約100年前のものです。

出口に向かいます

玄関を出ました。

旧小菅刑務所庁舎を出て、見上げる監視塔

第1普通科連隊

ステージでは、綾瀬中学校吹奏楽部の演奏

消防自動車

東京拘置所に入る時とは別の口から出ました。

出たところから見た東京拘置所

裏門堰親水水路です。
東京拘置所脇を流れる水路です。「裏門堰」という名前は江戸時代に設けられていた「小菅御殿」の裏門に由来しています。

小菅駅ホームから見た東京拘置所

小菅駅ホームから見た北千住方面

並んで購入したブルースティック
刑務所で作業する受刑者が製作した「刑務所作業製品」です。
「汚れおとしのスーパースター」と言われています。

ヤクルトのブースで購入

アンテナショップ日本橋ふくしま館のブースで購入した、「ままどおる」。
人気のお土産です。

予想以上に楽しめる東京拘置所矯正展
また、来たくなります。
お目当てのブースを効率よく回ったり、ステージの演奏もゆっくり楽しむといいです。

毎年、来ている人たちも多いようです。
いろいろなものが買えるのも楽しいです。