2025/09/16 - 2025/09/19
207位(同エリア3971件中)
ロムルスさん
〈2025年4月13日から184日間開催された万博です〉残暑の厳しい9月、大阪関西万博へ行きました。連日、気温は30℃超え、入場者数は20万人以上。その上、事前予約は2ヶ月前から3日前まで全く取れず。当日予約が最後の頼み。そんな状況で2日間、始発電車に乗って万博会場へ通いました。
(宿泊)
ハッピーホテル(新今宮)、
アーベイ天王寺(天王寺)、
(ルート)
1日目、名古屋から「ひのとり」で大阪へ
道頓堀を散策
2日目、大阪関西万博1日目
アメリカ、住友など、(13)
3日目、大阪関西万博2日目
カタール、NTTなど、(18)
4日目、京都へ
千本釈迦堂、大徳寺、など
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
-
9月16日、名古屋駅(14:00)
1日目は午後の近鉄特急「ひのとり」で、のんびり大阪へ向います。 -
特急「ひのとり」
今回は先頭のプレミアムシートを予約、ハイデッカーで景色が良く、雰囲気はサフィール踊り子のプレミアムグリーン車に似て豪華です。 -
特急「ひのとり」
デッキには豆から挽いてくれるレギュラーコーヒーの自販機もありました。 -
特急「ひのとり」
運転台の後ろが透明な硝子なので、最前列の席の眺望は最高でした。 -
道頓堀
夜は道頓堀を散策しました。夏の道頓堀は、遊覧ボートが行き交い、両岸のバーは外国人で溢れ、まるで東南アジアのリゾートのようです。 -
9月17日、弁天町駅(5:20)
2日目、始発の地下鉄で万博会場へ向います。夢洲駅の改札口に近い後ろの車両は、東京のラッシュ時のように超満員でした。 -
夢洲・東ゲート(5:40)
東ゲートに着くと、500人近い人が並んでいました。地下鉄の始発前に、車と徒歩で来ているようです。朝は涼しく並ぶのはさほど苦になりません。 -
①アメリカ館(9:00)
7時にゲート前で27の列に分かれ並び直し、運良く先頭になりました。あっという間に8時50分になり開門です。先ず住友館を当日予約し、アメリカ館に並びます。 -
①アメリカ館
第1館目、ほぼ待たず入場。トランプ大統領からスペシャルな展示をお見せすると歓迎のメッセージが流れます。言うほどスペシャルではなかったです。 -
①アメリカ館
最初のコーナーでは、先端技術や環境への取組みを、元気なMCとマスコットのスパークが説明。 -
①アメリカ館
次のコーナーでは、アメリカ50州の州ごとの風景動画が流れ、最後に大谷が登場します。 -
①アメリカ館
続いて宇宙開発のプロジェクに関する展示があり。 -
①アメリカ館
最後に天井の高い大スクリームに囲まれた部屋へ。ここでロケット打上げシーンから月探検の映像。何となくアトラクション的なパビリオンでした。 -
②カナダ館(9:40)
次は隣のカナダ館へ。この建物は氷山をイメージしているらしい。まだ20分ほどで入場できました。 -
②カナダ館
入口でスタッフから、各グループに1台のタブレットが配られます。 -
②カナダ館
まず最初の部屋でタブレットのチェク。川底をイメージした天井にタブレットを向けると、泳ぐ鮭が映りました。 -
②カナダ館
そして、氷山が立ち並ぶ大きな部屋へ。ここでタブレットをかざすと、AIが反応してカナダの風景や生活の画像がタブレットに映ります。 -
②カナダ館
なかなか面白い仕組みですが、タブレットの反応が微妙でした。パビリオンのテーマは「再生」だそうです。 -
③三菱未来館(10:30)
次は、予約無しでも並べるとのことで三菱未来館へ。ここも20分ほどで入場できました。テーマは「いのち輝く地球を未来に繋ぐ」だそうです。 -
③三菱未来館
深海から火星へ生命の起源を求め旅をする映像がなかなか秀逸でした。でも残念ながらここは撮影禁止。 -
ミャクミャク(11:20)
この日の入場者数は21万6800人。お昼が近づくと、だんだん人が多くなってきました。シンボルのミャクミャク像の前もこんな混雑です。 -
大屋根リング
日陰を求め大屋根リングの下へ。存在感が半端なく、かつこれがなかなか便利。通路や休憩所やイベントスペースにもなっていました。 -
④タイ館(11:30)
大屋根リングの下の日陰を移動しながら、比較的列の短かそうなタイ館へ並びました。ここは15分ほどで入場。 -
④タイ館
陽気なアテンダントからタイの魅力とタイ語の勉強。ここで教わったタイ語、元気(サバイ)・楽しく(スヌーク)・気にしない(マイペンライ)、お国柄かな。 -
④タイ館
次の部屋では、タイの伝統・文化や医療に関する映像を見ます。 -
④タイ館
奥の展示室にはタイ各地の料理も。テーマは「医療と文化が融合した、心身の健康を育む楽園」だそうです。 -
④タイ館
タイマッサージの無料ブースもありましたが、こちらの整理券は、残念ながら朝一に配布を終了したそうです。 -
⑤ネパール館(12:10)
お昼が過ぎ、更に人が増えてきました。レストランはどこも行列の中、ネパール館中庭の屋台村のようなお店が比較的空いていました。 -
⑤ネパール館
ジョルモモ(トマト、胡麻、ピーナッツのスパイシーなスープに蒸し餃子)1600円、待たずに頼め3分で受取り。大屋根のベンチで食べました。万博価格ですが美味。 -
⑥住友館(13:10)
午後は、朝一で当日予約を勝ち取った住友館へ。今回の万博で人気No.1らしいので、期待がふくらみます。 -
⑥住友館
入った所で、各グループ1個づつランプを受け取ります。このランプ、灯の色が変わったり、説明が流れてきたりします。 -
⑥住友館
まず映像で解説がありました。このパビリオンは、ランプを持って巡る森の中で、様々な “いのちの物語”に出会う趣向だそうです。 -
⑥住友館
解説の後、みんなでランプを持って20分間、森の中を散策します。 -
⑥住友館
ランプの炎の色が変わると、物語が聞けたり、様々な仕掛けがスタートします。 -
⑥住友館「虫たちの小径」
ここでは森で暮らす虫たちの話を、霧に浮かび上がる映像とともに聞くことができます。 -
⑥住友館「きのこの丘」
ここでは木々に依存する菌類の話が流れ、ランプをきのこの中心に置くと・・・ -
⑥住友館「きのこの丘」
ランプの周りのきのこが、音楽とともに様々な色に光りだしました。 -
⑥住友館「巣穴の記想」
ランプを置いたり、木の枝に掛けたりすると、物語が聞こえてくるポイントもいくつかありました。 -
⑥住友館「巣穴の記想」
ここでは、真っ暗な森の中の巣穴が照らされ、この森で生きる動物たちの姿が見られました。 -
⑥住友館「最後の洞窟」
20分経つと、風の精がこの森に嵐がやってくることを知らせてきます。危険を伝え光るランプの色と同じ色に光る洞窟に避難します。 -
⑥住友館
ここでランプを木の枝に掛け森の探検は終了。この後25分間、この森の母なる木の物語を見ますが、残念ながらここは撮影禁止でした。 -
⑥住友館(全体図)
最後に全体図がありました。森の中には、誰もが「森や自然と向き合い、未来に思いを馳せる」為、こんなたくさんの物語が用意されていました。 -
⑦文明の森(14:30)
列が長くなってきたので会場を散策。ここは参加国と同数の133本、6500年前のオーク亜化石を使い、古代の森を再現したパブリックアートだそうです。 -
海岸通り
会場内には、多彩なパビリオンやパブリック・アートやモニュメントが置かれていて、それらを見て歩くのも楽しいです。 -
ウォータープラザ
海岸通りから見る、ウォータープラザを囲む大屋根リングは大迫力です。高さ20m、直径650m、1周すると2kmあるそうです。 -
いのちパーク
会場の中央、一定間隔で深い霧に包まれるいのちパークを囲んで、各界で活躍する8人が企画した、シグネチャーパビリオンが建ち並んでいます。 -
いのちパーク
これらは、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を建築や空間として表現したものだそうです。 -
いのち動的平衡館
生物学者・福岡伸一さんのパビリオン。生命体をイメージした建物は、彩色せずその構造で発色する技術を使ってるそうです。 -
いのちめぐる冒険館
アニメ監督・河森誠治さんのパビリオン。細胞の多様性を模した建物の中で、VRを通して様々な生命体を体験し、その連鎖を体感できるとのこと。 -
いのちの未来館
アンドロイドと生命の未来を提起する、ロボット工学者・石黒浩さんのパビリオン。水の流れ落ちる真っ黒な外観が印象的です。 -
EARTH MART(左)と、いのちのあかし館(奥)
隈研吾氏が建てた脚本家・小山薫堂氏の食をテーマした館(左)や、映画監督・河瀨直美氏の廃校を活用した館(奥)等、どこも入場は完全予約制の狭き門です。 -
GUNDAM NEXT FUTURE館
狭き門と言えば、事前も当日も全く予約取れず、結局入れなかったガンダム館。高さ17mのガンダム像がとてもリアルです。 -
ウズベキスタン館
その後大屋根リングに沿って移動。伝統建材の杉と粘土と煉瓦で作られた「知識の庭」ウズベキスタン館。映像室に仕組れたエレベーターが人気でいつも大行列でした。 -
よしもと館
そして「こころとからだの健康につながる、笑いのチカラ」のよしもと館。夜は「盆踊りのアシタ」で更に盛り上がるらしい。 -
イタリア&ヴァチカン館
西ゲートの近くまでやってきました。待ち時間が万博No.1のイタリア館。今日も6時間待ちらしいです。 -
⑧シンガポール館(15:45)
隣りで、30分待ちと表示されていたので並んでみます。夢の球体と呼ばれる外観は、地図上でよく赤い点で描かれる、この国を象徴しているそうです。 -
⑧シンガポール館
国のアーチストが、夢が現実になっていく様子を表現したそうです。まず切り絵の森で、木々がこの国の物語を聞かせてくれます。 -
⑧シンガポール館
次のこのコーナーでは、各々がタブレットのようなボードに自分の夢を書込み、手ですくって空に飛ばします。 -
⑧シンガポール館
すると、最上階のドームの天井、未来の街並みが描かれた空に、先ほど書いた様々な夢のメッセージが映し出されました。夢のある企画です。 -
⑨インドネシア館(16:50)
さらに大屋根を東に進むと、TVで見た陽気に踊るスタッフを発見。ここも20分程度で入場できるようなので並びます。 -
⑨インドネシア館
スタッフ全員が踊るヘビーローテーションに送られ入館、伝統の仮面が飾られたエントランスでは、国の多様性について、また元気一杯の説明を受けました。 -
⑨インドネシア館
館内に進むと、全てインドネシアから移植したという、熱帯雨林のジャングルが広がっています。 -
⑨インドネシア館
熱帯雨林の先には、まるでその場にいるかのように、美しい自然が体験できるシアターがありました。 -
⑨インドネシア館
2階に上がるスロープには、この多民族国家に住む様々な人々の表情が、モノクロ写真で並んでいます。味があります。 -
⑨インドネシア館
2階から見下ろした室内の熱帯雨林。最近は世界の都市でも、室内に森を作るのが流行っているようです。 -
⑨インドネシア館
政府が2045年の建国100年に向け、今ボルネオ島に建設を進めている、新首都ヌアンタラの巨大なジオラマもありました。 -
⑨インドネシア館
最後は着席型のシアターで、インドネシアの村で行われる伝統的な影絵ワヤン・クリの様子が映し出されます。 -
⑨インドネシア館
美味しそうなレストランも併設。展示も分かりやすく、スタッフ全員で盛り上げようとする姿勢も、とても好感が持てるパビリオンでした。 -
⑩日本館(18:10)
日本館が、19時から予約無しでも入館できるとの情報で、様子を見に行ってみると、定員があるので、すぐ並ぶことを勧められました。 -
⑩日本館
1時間ほど並んで入館します。白木調の、和風ホテルの様なモダンなエントランスです。 -
⑩日本館
最初の部屋には、ゴミを微生物が分解し発酵させるためのタンクが、ズラッと並んでいます。 -
⑩日本館
こちらのコーナーでは、プラチックが微生物によって分解されていく様子をビジュアル化しています。 -
⑩日本館
暗くてはっきりと見えないのが残念ですが、日本館の中心にあるこの池には、ゴミから精製された、澄んだ綺麗な水が貯えられています。 -
⑩日本館
ここで何故か火星の石が登場。南極の昭和基地近くで発見された隕石で、生命の痕跡が見つかることが期待されているそうです。 -
⑩日本館
そしてまた何故か、藻類で作られた巨大なキティちゃんの群れ。藻類が様々に活用されていることを表現しているそうです。 -
⑩日本館
何を見せたいの?っ感じでしたが、出口近くのテラスで解説を聞き、館自体が会場から出るゴミの巨大再処理工場だと知りました。もう少し分かりやすいアピール方法はないのかな。 -
シャインハット(19:40)
日本館から出ると、隣の多目的ホールのシャインハットでは、壁面を使ったプロジェクションマッピングが行われていました。 -
⑪アラブ首長国連邦館(19:50)
続いて日本館の向い側、90本のナツメヤシの柱が印象的なUAE館へ。待ち時間無しで入場できました。 -
⑪アラブ首長国連邦館
館内で見るナツメヤシの柱はとても存在感があります。テーマは「夢を実現する者たち」。展示物はそれ程多くはありませんでした。 -
⑪アラブ首長国連邦館
奥には映像スペースがあり、ゆったりできます。UAE名物のエミラティ料理のレストランも併設されていますが、こちらは終日の行列でした。 -
大屋根リング
1日の最後に大屋根リングに登り、会場の夜景を眺めながら、アオと夜の虹のパレードが行われるウォータープラザへ移動します。 -
⑫アオと夜の虹のパレード(20:15)
この時期は19:10と20:30の開催です。正面は予約席なので、やや空いている西側から見ました。後方の大屋根リングの上にもかなりの人がいます。 -
⑫アオと夜の虹のパレード
「いのち」をテーマにした物語を、水・空気・光・炎・映像・音楽を使って、巨大なウォータースクリーンに描いていきます。 -
⑫アオと夜の虹のパレード
あいにく風が強く、映像が乱れがちでした。さらにこれに続くドローンショーも、強風の為中止になってしまいました。 -
⑬バーラト(インド)館(20:50)
パビリオンは21時で閉館ですが、帰路まだ入場できる館があったので入ってみました。今日の最後のパビリオン、イベントと合わせ13番目です。 -
⑬バーラト(インド)館
モディ首相は植民地のイメージが残るインドという名称から、サンスクリット語由来の伝統的なバーラトを呼称として推進しているそうです。 -
⑬バーラト(インド)館
展示は、伝統美術から宇宙技術まで多岐にわたっていましたが、点数はそれほど多くはありませんでした。 -
夢洲駅への道(21:20)
東ゲートから夢洲駅までは、大きく迂回し30分ほど歩き到着しました。第1日目は、当日予約は朝の1件のみでしたが、パビリオンやイベントも13カ所見られ、万博を満喫できました。明日も始発での到着を目指します。
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