2025年7月　マレーシアから向かうシンガポール

2025/07/21 - 2025/07/23

2024年10月末よりマレーシア居住となり、お気に入りなシンガポールが近くなって嬉しい限り。今回の旅はＸつながりで親しくなったＭさんから「来週22日の猫の日に映画見に来ない？」とのお誘いを受けての訪問。たまたま所定休日だったので「行きます！」と即答、仕事終わりに直行コースでサクッと遊んできました。

表紙写真：妙に印象に残っているインドな朝食、しみじみ美味しくてリピ希望。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

仕事が終わったらそのままKLセントラル駅に直行、ノンストップな空港鉄道でクアラルンプール国際空港（KULIA）へ。小腹満たしにはずっと気になってたこちらを購入しました。北海道ロゴはないものの、味・食感ともに紛うことなきチーズ蒸しパンです。うまし。

前日あたりから出国ゲートのトラブルが報道されていたため、かなり早めの到着にしたところ、確かに時間はかかったものの搭乗時刻への影響はなく安堵。むしろ余裕で時間を持て余すことに。PP持ってないのでLCCだとラウンジも使えず、搭乗口でKindle読んで過ごしました。

飛んでしまえばあっという間にチャンギ着。前回訪問が2024年8月末、約1年ぶり。エアアジアはT4着なのでMRTまでの移動が面倒でした…ターミナル間移動バスを使いこなせてなかった私も悪いけども。

MRT乗車はいつものクレカタッチで。EZリンクカードは持参したものの使わず仕舞いでした。手数料が少しかかってしまうけど、ほんと便利なクレカ乗車。

MRTの緑ライン→青ラインに乗り換えで向かった先は集合場所はニュートンフードセンター。存在は知ってたけど訪問は初めて。平日の遅い時間（22時過ぎてる）にも関わらずにぎやかでびっくり。

ニュートン フードセンター 露店・屋台

無事にMさんと合流して乾杯、普段飲まない甘いライチドリンク。雰囲気もあって一層美味しく感じる。繰り返しになるけど、周囲を見渡せばこんな遅い時間にめっちゃ食べてる人飲んでる人だらけでエネルギーに圧倒される。この感じ、シンガポールだなぁ。

ニュートン フードセンター 露店・屋台

負けずに私たちもお夜食をいただきます。Mさんチョイスなオイスターオムレツとキャロットケーキ黒、私の好み知ってた？というメニューで最高。がっつり濃厚な味わい、ホーカー飯かくあるべし。

食後はMさんちに移動して深夜までおしゃべりして就寝。

ニュートン フードセンター 露店・屋台

翌朝はゆっくりめのスタートでリトルインディアへ。バスでさくっと移動。いいなぁシンガポール。クアラルンプールにもバスはあるものの、「時刻表通りに来ない・アプリに表示されているのに来ない・来たと思ったらスルーされる」などの事情によりなかなか難易度が高いのです…。

目的はMさん行きつけのお店の朝食メニュー。メインの通りから少しはずれたところにあるこのお店、看板内に「Delicious cakes, sweets & cafe」とある通りのお店で、店頭にはカラフルなケーキがたくさん。店主のおじさんとMさんはすっかり顔馴染み。

お目当ての朝食セットはこれ。イドリとワダにドリンクつき。Mさんも初体験とのことでオーダー品到着を楽しみに待ってました。

が、やってきたのがこれ、写真と全然違った（笑）でもイドリもワダもあるし、カレー（奥に写ってるステンレスの容器）は好きなだけかけ放題だし、おそらくは店主の好意でオマケのケーキまでついてきた大変豪華なセット。薄焼きの生地はほんのり酸味があるあっさり味でそのまま食べてよしカレーかけてよし。ケーキはインドらしくシロップがしみ込んだ激アマな一品。お腹いっぱい。

食後はリトルインディア散策。スーパーでジュリーちゃんを発見、マレーシアではおそらくどこでも売ってるビスケットです。シンガポールとマレーシア、同じものでも価格が違ったりしてなかなか面白い。おしなべてシンガポールの方が物価は高いけど（特に外食類）、たまーーーにマレーシアより安いものもあり。

一旦Mさんちに戻って休憩、からの再出発で、グッドウッドパークホテルのアフタヌーンティーへ。ここレスプレッソはビュッフェスタイル。Mさんいわく「以前よりも品数が減った」とのことでしたが、そんなに多くても食べきれないので程よい規模の方がいーのいーの。

レスプレッソ (グッドウッド パーク ホテル内) カフェ

セオリー通りサラダからスタート。ローストビーフが柔らかくて美味しい。前菜的なタルトやカナッペ類はあえて説明読まずに取って、どんな味が分からない状態でワクワクでいただく。

レスプレッソ (グッドウッド パーク ホテル内) カフェ

普段食べないハンバーガーやラザニアを思わず取ってしまうビュッフェマジック。このハンバーガー、小さいサイズなのにめちゃお肉がしっかりしてて旨味が押し寄せてくる味わいでした。

甘いものも充実です。特にスコーンが多種類用意されていて、熟考の末にプレーンとナッツ。小ぶりサイズだけど、クロテッドクリームをたっぷりつけることもあってやっぱりお腹にたまる…。
肝心のお茶は後ろに写ってる可愛いポットで提供、さっぱりするモロッカンミントティーを選択。アイスのドリンクはビュッフェコーナーに複数ありました。

レスプレッソ (グッドウッド パーク ホテル内) カフェ

蝶々が乗ってるのはブラウニーでしっとりどっしり。そのふたつ隣にあるのはコーヒーカップ型のチョコに入ったティラミス、気に入った一品。リフレッシュ担当のフルーツも欠かせません。すっかり安価になった中国産シャインマスカットは日本のものほどでないにせよしっかり甘くてジューシーでした。

レスプレッソ (グッドウッド パーク ホテル内) カフェ

さて、お腹が大満足になったところで今回の主目的の映画です。オーチャードの映画館で鑑賞したのは坂本龍一さんの演奏をただただ楽しめる「Ryuichi Sakamoto Opus」。Mさんはすでに何度かご覧になってるとのことでしたが私は初。ピアノの音色を堪能な贅沢な時間でした。

しかしこの映画館、その後廃業してしまいました…（涙）上映作品のラインナップ見てると各国のニッチっぽい作品も多くて面白い映画館だったのに。残念です。

キャセイ シネレジャー オーチャード ショッピングセンター

アフタヌーンティーでお腹いっぱいなので夕食はパスも、夜の時間は楽しく過ごしたい…というわけで連れてきてもらったのがラッフルズホテル。

ラッフルズ ホテル シンガポール ホテル

かの有名なロングバーに初めて訪問します。ひとり旅だとなかなか来ることない場所なので嬉しい。賑わってはいたものの、さほど待つことなく入れました。さすがというかやはりというか、海外からの旅行客とみられる方が多数です。

ロングバー バー

お酒がまったくダメなのでノンアルコールのモヒートを選択（昼間のミントティーといい、ミントが好き）合いの手はテーブルにドンと置かれた殻付きピーナッツ。殻は床に捨てるのが流儀とのこと。すでに殻だらけの床を目の前にしても、いざ自分でやるとなると多少の思い切りが必要だったチキンな私。

ロングバー バー

お店を移動して仕上げのデザート。お目当てのお店がお休みだったので、たまたま見つけた別のお店へ。冷たくて滑らかな仙草ゼリーと豆乳プリン（たぶん）は瞬く間にお腹に吸い込まれていきました。

帰りのバスから見えたシンガポール国立博物館、ナショナルデー間近なタイミングにて国旗でおめかし。マレーシアもそうだけど、独立記念日が近くなると国中が国旗だらけになって盛り上がります。日本だとまずない光景だから新鮮。日本は遥か古の建国以来ずーっと日本で「独立」というのを勝ち取った経緯がないからでしょうか。

シンガポール国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

さて、最終日朝。お疲れ気味の胃袋さんを労わらないといけないのですが、朝食はマストなのでキリニーコピティアムへ。シンガポール内に複数店舗が存在する老舗です。Mさんはプロウンミー（海老入りの汁そば）、私はカヤトーストを注文。温泉卵を付けるのが鉄板ですが、正直そこまで好きではないのでパンに集中スタイルで。香ばしく焼かれた薄切りのトーストはカリサク食感、中は濃厚なカヤジャムとバターでじゅんわり、美味しくいただきました。

キリニーコピティアム (オーチャード ラッキープラザ店) カフェ

朝食後は高島屋へ移動し、ちょうど販売期間中だったミスドとミロのコラボ商品をチェック。シンガポールでもマレーシアでもミロは大人気、国民的ドリンクです。コラボ商品は2種類、ポンデリングとエンゼルクリームとの組み合わせ。クリームの方をおやつ用に購入。

食べ物ネタが続きます、お次はランチ。これまた老舗なラッキーチキンライス、大人気店で行列できてました。待ってる間にメニュー見て、席に着いたらさくっとオーダー、あっという間に運ばれてきた。早い。

ラッキーチキンライス 地元の料理

チキンは2種類、ローストとスチームを。サイドにもやし。やわらかチキンはもちろんのこと、ライスがおいしい。鶏のお出汁の偉大さよ。
お客さんがひっきりなしなので長居はできずささっと食べて退店。しかしそんな状況で相席になった女性はタブレットで動画見ながら食べてらっしゃいました。強い。

ラッキーチキンライス 地元の料理

食後のデザートはフィリピン系のフードコートでハロハロ。日本のミニストップのやつはちょっと違ってて、カップの中にいろんな具材（甘く煮たお豆さんやらプリンやら芋団子的なのやら）とアイスクリームが入ってて仕上げに練乳。見た目通り甘甘で食べ応え十分。
ここを最後にMさんとはお別れし、空港行きの36番バスに乗車。

ラッキープラザ ショッピングセンター

初めてのT4出発、他のターミナルに比べるとこじんまりしててお店の数も少なめ。散策はあっという間に終了。写真にあるショップハウスをデザインしたお店たちが可愛かったです。

エアアジアあるあるなのか、離陸時間が遅れたため搭乗口で待ちぼうけ。手持無沙汰の中でおもむろに取り出されるミロドーナツ。ミロ味のクリームがたっぷり入ってました。
ミスド、マレーシアにも一時は存在したものの撤退しちゃったらしい…。すでに多店舗あるクリスピークリームもダンキンもいいけど、ミスドは別物なんよなー（日本人）

その後無事に搭乗、またしてもあっという間の飛行時間で帰国。所定休2日間でしっかり堪能できました。近いって素晴らしい。次回はバスで訪問予定です。