2025/08/30 - 2025/08/31
73位(同エリア97件中)
なかじもさん
日航ジャンボ機墜落事故から40年。自分は小学生にもなってなかったけど、毎日ニュースで現場を放送してた記憶は残ってる。生存者がヘリに吊られて救助されるシーンとか、子供心なりに「何か大変な事が起こってる…!」と思いながらテレビを観ていた。
東京に住んでいるうちに一度は行きたいと思いながら、なかなか後回しになってたけど、今年はテレビでも事故から40年の特集なんかを組んでて、今年こそは!と思い立ってやっと行くことができました。
世界史上最悪の航空事故の現場ですが、飛行機好きとしては、避けて通れない、そして二度と起こしてほしくない、悲しい記憶をしっかり焼き付けてきました。
被害に遭われた方のご冥福をお祈りします。
※今回の旅行は評価の対象外としています。
また、故人の名前が写っていますが、現地は撮影の規制や制限はされていませんので、そのまま掲載しています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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御巣鷹へは、車かバイクでしか行けません。カーナビでは目的地までの道がちゃんと表示されてないので、まずここを目指しましょう。群馬県上野村のしおじの湯。カーナビもここは表示してるはず。
自分は長野県佐久市に前泊して、朝イチで向かいました。佐久からは車で1.5~2時間くらい。 -
ここからは、神流川(かんながわ)沿いに南に進む道に入ります。「御巣鷹の尾根」という道路標識があるので、それに従って進みましょう。
途中、トンネルが連続する区間があります。 -
トンネルはいくつも連続して続く。そして灯りが点いてなくて真っ暗なトンネルもあって、結構心細くなる。
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車のライトを消すとこんな感じ。
(ちゃんと車を停めて撮影してます。交通量はほぼ無いけど、気をつけましょう) -
トンネルの合間から。
神流川の上流、上野ダムにできたダム湖。ダムカードはしおじの湯でもらえるらしいので、ダム愛好家の方はお忘れなく。 -
トンネルを3~4個ほど越えてしばらく進むと、こんな表示が。
道路は舗装されてるけど、道が細いのと、たまに凸凹があるので気をつけて運転しましょう。
ここからは離合しづらい道幅なので、対向車が来たら・・・どちらかが譲り合ってください。 -
最初の駐車場に到着。
ここにはトイレがあります。御巣鷹の尾根にも簡易トイレがあるけど、祭りの会場に置いてあるような簡易トイレなので、こちらで済ませておきましょう。 -
駐車場の奥には観音像。
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トイレのある駐車場からは道路が続いている。以前はさっきの駐車場から登山道が始まったらしいが、遺族の高齢化を受けて国交省が更に先まで道路を整備したみたい。道なりに進むと、登山口手前の駐車場に。
朝8時に着いたので一番乗りかと思ったら、既に先客が。下山する9時頃には満車になってたので、土日は早朝に来る事をお勧めします。 -
ここからいよいよ登山。
無料のレンタル杖があるので不安な人は遠慮なく借りましょう。
ここからは急な坂が続くので、不安が無い人も借りておいた方が楽です。
入山者数を数える数取器が置いてあるので、ポチっと押しておきましょう。 -
こんな鈴がいくつも。最近、熊のニュースよく観るし、すんごい山の中なので不安に。しっかり鳴らして進みましょう。杖で叩くと「コ~ン」といい音が鳴ります。
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途中、地図の説明とジャンボ機墜落の経緯などを記した説明図が。
当時、この辺りは道なんかない山奥で、事故現場までは麓から山道を延々歩いてたどり着く大変な救助作業やったそうです。
そもそも墜落現場の特定もハッキリしていなくて、真夏の暑い中の救助作業は難を極めたとのこと。 -
道はこんな感じ。階段が整備されてるので足元は安定してるけど、坂は急なので息が切れる。
人は少ないので、借りた杖をフル活用してマイペースで行きましょう。 -
途中、崖に切り立ったような場所に簡易トイレとプレハブ小屋の休憩所が設置されている。
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休憩所の中には当時の写真やソファなどがある。
登山者の記帳もできる。 -
残された遺族はどんな気持ちでここに来たのか。
筆舌しがたい想いが伝わる。 -
風に揺られる風車。
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この辺から、亡くなった人たちの墓標や慰霊碑、卒塔婆なんかがあちこちに並んでいる。それぞれ、個人のゆかりの品や写真が置かれている。
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尾根から、ジャンボ機が飛んで来た方を眺める。この斜面に猛スピードで突っ込み、機体はひっくり返って大破した。
暑い盛りの中、救助が来るまでの間、生存者はどんな気持ちでここにいたのか。 -
登山口から慰霊碑までは約800メートルほど。20~30分くらいあれば着くかと思います。
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犠牲になったのは坂本九とか有名人もいたけど、外国人や小さな子供もいたようで、それぞれ遺族の想いを込めた墓碑なんかが並んでいる。
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さらに進んでいくと、昇魂之碑が。
事故の一年後には建てられてたようで、当時は火事やら救助作業のために伐採されたこの辺一帯が、今となっては木々が茂っていた。
遺族の心情も、山の木々が再生するように少しずつでも快復してほしい。 -
昇魂之碑の隣には故人の写真やゆかりの品、家族からのメッセージ、千羽鶴などを供えた小屋が。ここで線香をあげる。
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享年九歳。この子の母親が先日NHKの特集に出演されてたのを観て、ここに行きたいという思いが強まったのが今回のきっかけ。
夏休みに親戚の家に行くため、ひとりで飛行機に乗って旅行した際に事故に遭ったそうで、残された家族のやり切れない気持ちが印象的やった。
この子の母親が中心となり、敢えて遺族会という名前を使わない「8・12連絡会」を立ち上げ、被害者支援と事故原因究明に奔走されたそう。
墓標にはたくさんのおもちゃ等の供え物が置いてあった。 -
こちらは享年十歳。この子の母親は毎年ここに訪れていたが、高齢になり毎年訪問する体力がなくなったと話されていた。
子供が好きだった赤い服を毎年新調し、今は大人サイズに替えて代理の人に託して届けてもらっていると。
500人以上が亡くなったこの場所は、飛行機の安全管理の考え方を見直すきっかけにもなった。その犠牲の上に、自分達が安全に飛行機に乗れるようになったのだと思うと、身が引き締まる思いがする。 -
現場は、亡くなった人が見つかった場所毎にエリア分けされていて、尾根と谷に広く散らばってそれぞれ墓標が設置されている。
涙をこらえながら見学してるけど、この季節は虻や小さな虫が大量にいるので、訪問時は虫除けスプレーがあったほうがよいです。 -
登り下りが多いけど、スチール製の階段が設置されてるので問題なく進めます。
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遺族の高齢化もあり、直接ここまで来られない人も増えているので、麓の上野村に慰霊の園という施設があって、そこでも慰霊碑や資料が展示されてるみたい。
とは言え、自分のような直接関係ない人間も、そもそも事故を知らない世代の人も、一度は現地の空気感を感じてほしい場所。
日々使う乗り物の安全管理がいかに重要か、普段は気を遣わないけど、改めて考えさせられる場所でした。
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