韓国にも『関帝廟』がありました！

2025/08/23 - 2025/08/23

韓国には、いろいろな寺・史跡・名所 がありますが、な、なんと！


韓国にも『関帝廟』がありました。


韓国に18年住んでいますが、今日初めて知りました（笑）

横浜中華街にある関帝廟、マレーシアにある関帝廟は行ったことありますが、な、なんと、韓国にもあったんですね(驚)
調べてみると、神戸の中華街、中国、台湾、香港など、色々なところにあるようです。

パワースポット大好きな私。
こういう建物は風水的に良いとされる、気の流れのよい場所(韓国語でミョンダン)を選んで建てられているはず！

これは行くしかないニダ！
思い立ったら吉日、早速行ってみました☆


詳しくはコネストさんHPをご覧ください。
https://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=5282

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

週末、土曜日のトンミョ。
週末蚤の市が開催されるため、めちゃくちゃ人でごった返している。

あー、なんでこんな日に来ちゃったかなぁ(;´･ω･)汗

蚤の市には一切興味ないのでそのまま東廟を目指しました。

字が小さくて見えないですね…。

1601年に建てられたこちらの東廟(トンミョ)
実に424年の歴史ある関帝廟です。
正式名称は東関王廟(トングァンワンミョ)
中国の「三国志」の武将・関羽(かんう)将軍を祀った廟です。
豊臣秀吉による「文禄・慶長の役」後に、当時の朝鮮と連合軍の明王朝の要請により戦乱直後の1601年に建てられ、朝鮮王朝歴代の王にも尊ばれました。

日本では 交通安全・商売繁盛・入試合格などのご利益で知られている関帝廟。
韓国だと意味がまたちょっと微妙に変わってくるようです(謎)

こちらは…
すみません、何に使用された場所なのかわかりません。
祭殿等を行う場所だったんでしょうか？

いつの時代に植樹されたのかわかりませんが、綺麗な花が咲いていました。

木や花は詳しくないのでわかりませんが、樹齢数百年の木なんでしょうか？

下馬碑(ハマビ)
ここからはいかなる者でも馬を降りなさい。

景福宮や昌徳宮など格式高い建築に見られる雑像があることから、関帝廟の位相の高さがうかがえます。

皇居・東御苑ある江戸城跡にもかつて下馬札があったようです。

当時は南廟、北廟、西廟も存在したが今は統合され、東廟が現存する唯一の関帝廟です。
よって、扁額(へんがく)がふたつ掲げられるという現在の姿になりました。

じっくり見学してたら、韓国人のおじさんに話しかけられました。
いつもはこちらの東廟、門が閉まっていて入れなかったが今日はたまたま開いていて中を見学することができた。と言っていました。

そうなの？ラッキー☆
調べたら最近は毎日見学可能のようです。

建物の裏側に回ってみました。

週末ですがあまり東廟の中を見学される方はそう多くはないようです。
表側には座って休憩されてるご老人方がいらっしゃいますが(しかもみんな何か食べてたｗ)、裏側まで来る方は少なく、まったりされている一組のご夫婦と外人さんが一人いました。

涼しくて良い場所です。
座る勇気はなかったですが、まぁいつか座ってまったりしてみようかな♪

壁面はレンガ造り。
中国様式を取り入れた建築のようです。

韓国の柱屋根のデザインはいつも同じように見えます。
よく見たら違うのでしょうか？

この門のカギは400年以上前のものでしょうか。

韓国にも存在した関帝廟。
いやぁビックリです。
韓国人にもあまり知られていないという東廟。
韓国の土地にありながら中国様式の祀堂を建てる。
中国の明は当時の朝鮮によほどの影響力があったんだなと思います。

家から近いし、涼しいし、都会の中のオアシス的な東廟。
これからも散歩がてら出かけたい場所だなぁって思いました。

韓国旅行の際、ちょこっと見学されてみてはいかがですか？
こじんまりしていますが、とってもおススメです☆

最後までご覧いただきありがとうございます。