オーストリア旅行記　その3　ーザルツブルクをぶらぶらー

2025/07/07 - 2025/07/16

2020年1月のポルトガル以来のヨーロッパ旅行です。今回、一番のお目当ては世界で一番美しい湖畔の街と言われるオーストリアのハルシュタット。あいにく、雨の多い地域で、写真で見るほど美しい景色は見れませんでしたが、事前の天気予報が連日大雨だったことを考えると、それなりに天気も持ってくれて、良い旅ができました。
それにしても海外旅行は高くなりましたね。コロナ前だったらこの時期、夫婦2人なら50万円前後で行けたと思うのですが、今回は約80万円かかってしまいました。

今回の旅程は次のとおりです。
１日目　関西国際空港発・シンガポール経由でドイツ・ミュンヘンへ、機中泊
２日目　ミュンヘン国際空港から鉄道でオーストリア・ザルツブルクへ　ザルツブルク泊
３日目　ザルツブルクから鉄道（一部区間は代替バス）でハルシュタットへ　ハルシュタット泊
４日目　終日街歩き　ハルシュタット泊
５日目　ハルシュタットから鉄道（一部区間は代替バス）でザルツブルクへ　ザルツブルク泊
６日目　ザルツブルクから鉄道でインスブルックへ　インスブルック泊
７日目　終日市内観光　インスブルック泊
８日目　インスブルックから鉄道へミュンヘンへ　ミュンヘン泊
９日目　機中泊
10日目　帰国

エリア ザルツブルク(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ハルシュタットからフェリーと鉄道（一部区間は代替バス）を乗り継いでザルツブルクに戻ってきました。ちなみにザルツブルクーハルシュタット間の鉄道料金は早期割引料金で購入して片道9.9ユーロでした。
今回の宿泊先はVilla Flöckner Bed & Breakfast。
ザルツブルク中央駅から徒歩数分の所にあり、場所もわかりやすいです。
フロントはワンオペのようですが、部屋数も少ないので、チェクイン、チェックアウトともスムーズでした。

部屋はシンプルですが、一通りのものは揃っており、掃除も行き届いていました。
料金は朝食付きで2万9千円ほど、3日前に宿泊したH+ホテルよりも少し安価でした。

セーフティボックスやミネラルウォーターは置いてなかったです。

バス停がホテルの前にあり、チェックイン時にザルツブルク市内の交通機関が無料で利用できるモビリティチケットがもらえるので、旧市街へはそれを使っていくことができます。

バスで旧市街までやってきました。
ザルツブルクは何度か来ているので、まず向かったのは・・・

ザルツブルクで一番たべてみたかったスィーツ「ザルツブルガー　ノッケール」めあてにCafé Altstadtへ。焼き上がるのに時間がかかるので、飲み物を頼んでできがあがるのを待ちます。

やってきました巨大なケーキ。一人では量がちょっと多すぎますが、ふんわりしているので2人だったら余裕で食べられました。スフレのようなテイストでとても美味しかったです。ビール1杯、紅茶、ザルツブルガー　ノッケールあわせてチップ込み40ユーロでした。

レジデンツ広場前からの一枚。
右手が大聖堂、真ん中がホーエンザルツブルグ城、左がレジデンツです

レジデンツ広場 広場・公園

大聖堂 寺院・教会

大聖堂に入ってみます。

大聖堂 寺院・教会

祝祭劇場前広場からのホーエンザルツブルグ城。手前は「黄金の球体」というモニュメントで球体の上に立っている男性は「ザルツブルクの男」という作品だそうです。

ザルツブルク祝祭劇場 劇場・ホール・ショー

そろそろ夕食の時間になってきたので、バスでオーストリアで最大規模のビアホール「アウグスティーナー・ブロイ」にやってきました。

アウグスティーナー ブロイ バー

まだ午後6時くらいでしたが、中庭は大賑わいで、見た限りすでに空きテーブルはなさそうでした。

まず自家製メルツェンビール（1L×2、12.6ユーロ）を注文して、ビールの引換券を受け取り、棚においてあるビアマグの中から好きなものを選んだら、中央の蛇口でビアマグを洗うのがこの店独特のシステムです。
（ちなみにビールは小0.5Lもあります）

この棚から好きなビアマグを選んで水洗いをしたら、ビアサーバーのあるカウンターに持っていきビールをなみなみ注いでもらいます。
ちなみに棚にあるビアマグはちゃんと洗ってあるのですが、熱湯で洗ってあるので、熱を帯びています。それがビアマグを水洗いする理由かどうか分かりませんが、蛇口から出る水でビアマグを洗うことにより、ビアマグの温度が下がりビールがより美味しくなります。

建物もかなり大きく、いくつかの部屋に別れていて、まだ空席もそれなりにありました。
1Lのビールが陶器のビアマグに入っているのでかなりの重さです。

食べ物は、建物内にいくつかの店が出店しているので好きな物を選んで買います。
どの店も混雑していて、ある程度並んで買うことになりますが、値段は手頃でセルフサービスなのでチップの必要もなく安上がりなシステムです。

手前の肉とサラダで15.96ユーロ、奥のパンが1.5ユーロ。あまり量が多くないように見えるかもしれませんが、2人での夕食にちょうどくらいの量でした。
この後は、バスでホテルに戻ってゆっくり。