ボルブドゥール寺院を目指して　インドネシア　ジョグジャカルタ　４泊７日　シンガポール乗り継ぎおまけ付き

2025/06/27 - 2025/07/03

今回は、一度ボルブドゥール寺院に行ってみたいという思いがあり、色々、フライトを探しやっとフライトの乗り継ぎが
そこまで悪くない便を見つけて行きました。

とにかく暑くて、Grabを最大限駆使して移動しましたが、冷房ではなく、送風のタクシーなども
あり、こたえました。美術館などの施設も、薄くしか冷房が入っていない、またお店も
クーラーなし、オープンエアーの所が多くて、今回は暑さと戦った旅でした。

インドネシアの人はとても親切で優しいです。触れ合った人達の笑顔も素敵でした。

帰りはシンガポールでトランジットで、シンガポールが提供するフリーツアーに参加でき、
旅の満足度が上がりました。

物価はベトナム、タイに比べてまだ安いです。公共交通機関や、遺跡など
ほとんどどこもQRコードで管理されていて、これからの成長を感じる国でした。

エリア ジョグジャカルタ(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 航空会社: シンガポール航空

6月27日金曜日、23時25分の深夜便で28日土曜日ジョグジャカルタ空港へ。市内までの特急に乗ります。一週間前に乗車チケットをネットで購入、QRコードで乗車。
日本よりずいぶん進んでいるな、と思いました。

市内の駅に着いたはいいですが、祝日だったらしく、Grabタクシーがなかなかつかまらず、汗だくに。シクロのおじさんが、車を止めて道路を安全に渡らせてくれたり、英語のしゃべれないおじさんが心配してアレコレ言ってくれました。

大渋滞の中ようやくホテルに荷物を預けランチへ。

サテレストラン、Sate Ayam Podomoroへ。

ローカルがいっぱいの人気の店内にもちろんエアコンはなし！
カタコトの英語でメニューを教えてくれて、なんとか
注文を済ませました。

炭の香ばしい香りがして、ピーナツソースがおいしい！
日本人なら好きな味だと思います。

今回のお宿はわりと新しいホテル
101 STYLE Yogyakarta Malioboroです。

窓から見える光景。これから発展していくんでしょう。

プールは、朝の6時ぐらいに子供達や大人も何人か
入っていました。暑すぎて日中は無理ですね。

大半がイスラム教徒で肌を見せないので、体全体を覆った
もじもじ君みたいな水着を皆着ていました。

小さいプールながら、朝と夜はにぎわっていました。

夜は一番の中心地、マリオボロ通りへ繰り出しました。
すごい人ごみで家族ずれが街のベンチにぎゅぎゅうに
座っておしゃべりをしています。夜でも治安がよい感じ。
子供もたくさんいます。

写真見づらいですが、後ろに馬車があります。

通りのあちこちでギターライブをしており、みんな笑顔で
楽しそうでした。

Karta Coffee & Eateryで晩御飯。おしゃれなカフェレストラン。
ここならエアコンがあるだろうとモール内のお店にしましたが、
やはりエアコンは微風。

食事は思った以上においしかったです。

夜の街は人がひしめきあっています。

6人ぐらいで乗ると元を取れるみたいで、馬車は、
ローカルの人も結構利用していました。

小さな子供連れが多かったですかね。

Hamzah Batik Malioboroでの夜のニューハーフショーを見に行きましたが、
祝日の為、満席で断念。明日無料のショーがあるよ、と教えてくれて
とても親切でした。中も見てみる？とどんな感じか見せてくれました。

インドネシア人は笑顔で優しいです。

ハムザバティック 専門店

翌日　
９時半のボルブドゥール寺院のチケットを予約していたので、
Grabで出発。朝のせいか道路が空いていて、１時間１５分ぐらいで到着
しました。これだけ乗って約2,000円は安すぎですね！

ここも、QRコードで管理されています。

入場料を取っているからか施設は新しく、
どこも近代的で、きれいでした。

入り口から寺院付近までは、カートで移動。
風が気持ちよかったです。

カートを降りると、大きな木が。
とても立派でした。

寺院入り口で、遺跡を傷つけない為、サンダルが渡されます。
また小さいペットボトルの水もくれます。

入場料を取るので、含まれている感じです。
サンダルはおみやげに持って帰れます。

左の袋に自分のスニーカーを入れて持ち運びます。

日よけのある待合所みたいな所で、しばらく待ちました。

15名ずつぐらいに1名の英語ガイドがつき、
約1時間半で寺院を回ります。

世界最古の仏教建築だそうです。素晴らしい！

アンコールワットにも過去に行っていますが、
アンコールワットよりはやはりこじんまりしていました。

日陰がなく9時半でも暑いです。
私たちは日傘を持っていて大正解でした。

他の国の人たちは日傘差さないんですね。

じゃじゃーん。

ボルブドゥールはピラミッド群で内部空間がなく、
アンコールワットは寺院山様式で広大な
内部空間があるという違いがあります。

ピラミッド状に建設されています。

ボルブドゥール寺院は、ジャワ島の活火山の大噴火に降灰によって
埋もれていた、または、仏教寺院ですので、イスラム教徒に
よる破壊を恐れて故意に埋められたという２つの説があります。

たくさんのレリーフがあります。

1814年にイギリス人によって再発見され、その後修復
作業が行われ1991年に世界遺産に登録されたそうです。

ガイドさんが英語で説明してくれるのですが、
歴史的背景を知らないあまりほとんど
分かりませんでした・・・

下から上に急な階段を層ごとに上っていきます。

本当はどこもここも人だらけで、みなポージングに必死。

この階段を上ると最上階

7２基のストゥーパが林立しています。

ストゥーパは仏教においてお釈迦様の遺骨や遺物を
納められた建造物の事です。

釣鐘型のストゥーパは、切り石を格子状に積み上げて
中には仏像が安置されています、

一番上は、進入不可になっていました。

日本からはるばるここまでよく来れたものです。

とにかくネットやユーチューブの情報が少なかったです。
バリ島から1日観光で来る場合が多いみたいです。

入り口まで戻る途中、少女がインドネシア舞踊をしていました。

帰りがお土産屋さんのダンジョンみたいになっていて、
出るのに悪戦苦闘しました。

お土産回廊が続くのです。皆さんもお気をつけて。

遅いお昼ご飯へ。

Pizza Mediterranea by Kamil JNM BLPCでピザを注文。

お店はピザ窯と飲み物、簡単なお菓子などを売っていて、
外にあるテーブルやいすで食べます。

ジュースとアイスティーは、グラスではなく
小さなペットボトルを渡されましたが、
おいしかったです。

有名なお店みたいです。

人気店で、注文してから結構待ちました。

ピザが好きなので、ついどこに行っても
ピザを注文してしまいます。

若い人がたくさんいました。

小さなレストランがいくつかと美術館があるおしゃれすぽっとのようでした。

レストラン隣接のジョグジャカルタ国立博物館　Art Museumへ。

インドネシアの現代アート展をやっていました。

エアコンが効いていないのがつらい・・・

期待していなかったのですが、作品の質がとっても
高く驚きました。

完成度の高い作品が多く、飽きずに楽しめました。

日本の現代アートといえば、若者が多い場合が多いですが、
家族連れが多いのが不思議な光景でした。

会場も広く、作品数も多く、満足しました。

インドネシアにアートのイメージがなかったので
びっくりです。

部屋ごとに色々なテーマがあります。

アート好きの人にはきっとたまらない空間だと思います。

色々趣向を凝らしていました。

入場者参加型のアートもありました。

各地で開かれるビエンナーレやトレンナーレみたいな
雰囲気です。

ポップでかわいいもの、

少しグロデスクなもの、色々ありました。

見に来ている家族連れを見ていたのですが、

女性はほぼヒジャブをつけているのですが、パステルカラーの
やさしい色が多く

家族のTシャツも全員カラーコーディネイトしたり

同色彩に合わせている家族が多かったです。

かわいらしく、おしゃれだと思いました。

ヒジャブの着こなしにもきっとトレンドや

おしゃれの変化やこだわりがあるんでしょうね。

私にはパキスタン人のイスラム教徒の知り合いがいるので、

今度また、聞いてみたいなと思います。

本当に大満足のアート展でした！

ホテルに戻ってきました。

翌日、タマン・サリへ。

タマン サリ 城・宮殿

18世紀に建てられた王宮庭園跡

スルタンの入浴施設です。

ここでも、皆観光客はポージングをして
写真を撮りまくっていました・・・

人を避けて写真を撮るのが本当に大変

結構、入浴場は広いです。

インドネシア人もたくさん観光に来ていました

レリーフなどかわいい

素敵なアクセント

朝出かけたのですが、もう暑いです

実際どんな風に使われていたのか興味あります

ぐるっとまわって引き上げました

タマン・サリ近くのWater Castle Cafeでランチ。

ここもオープンエアです。

ウォーターキャッスル カフェ カフェ

日本人だと分かると喜んでもらえました。

ホテルに戻って休憩

その後、ホテルから徒歩10分のGRIYA SHIATSUへ。

1800円ほどで、2時間全身マッサージ、シャワー付きでした。
安すぎる・・。すぐに爆睡してしまいました。

ホテルでゆっくり再びしてから、夕飯へ。

Wakter Coffee and Eateryへ。

エアコンの効いていない店ばかりで辛すぎたので
欧米人御用達のレストランへ。

初めてクーラーがキンキンに効いていました。

ナシゴレンがやっぱりどこでもはずれなし。

お客さんが少なくゆっくりできました。

アジアならではのスムージーボールを食べる事ができ、大満足です。

インドネシアはあまりコーヒー文化がないので、
コーヒーラバーには少し物足りない感じがありましたが、
ここはコーヒーメニューもありました。

ホテルに戻って、ロビーで休憩しました。

翌日

朝6時４０分出発で少しでも涼しいうちに
着くようにしました。

プランバナン寺院遺跡群 史跡・遺跡

観光客もまだ少なめでゆっくり楽しめました。

ボルブドゥール寺院とは違って自分のペースで
周れるのもうれしいです。

残念ながらガネーシャの塔は修復中で中に入ることができませんでした。

プランバナン寺院遺跡群は、9世紀ごろに建てられた
ヒンドゥー教の寺院で、地震等で、多くが崩壊し
近代に修復されていますが、今もまだ崩れたままの
建物も多いです。

素敵な模様

青い空に塔が映えます

朝いちでゆっくり見て回れて本当に良かったです。

どこを切り取っても絵になりますね。

Grabでホテルから40分ぐらいでした。

1000ルピーぐらいだったと思います。

敷地もそこまで、広くなく見やすいです。

他も離れたところに見どころがあるのですが、
疲れていたので、一番メジャーな敷地だけ周りました。

これが、修復中の石です。

次にソノブドヨ博物館へ。

ソノブドヨ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

クーラーが効いていてうれしかったです。

新館にはVR設備もあり映像も最新で
力が入っていました。

色々、インドネシアの文化の説明があります。

美術館に比べると、見どころは少なかったかな・・・。

お昼はNol Kilometer Coffee & Tea Yogyakartaへ。
フライドバナナとフライドポテトが美味。

初めて本格的なおいしいコーヒーをインドネシアの
今回の旅で飲む事ができました。

ホテルからの夕景

ホテルで休んだ後、近くのレストランへ。

Griya Phahor PBというレストランです。

結婚式にも使われるジャワ料理レストラン。

古典的なジャワ建築の伝統的レストランで、
初代ジョグジャカルタ市長さんのおうちらしいです。

私たち以外ゲストもおらずゆっくりできました。

この飲み物が、笑い話になるほど薄くて味がない！
水で薄めた感じでした。

料理はおいしかったです。

このスープが今回食べたインドネシア料理の中で一番
おいしかった！

冷たいものばかり暑くて飲んでいるので、
温かいスープが胃から温めてくれる感じでした。

お店のスタッフのホスピタリティも良かったです。

現金があとほんの少しだけ残っていたので、
計算してアイスキャンディーを食後にコンビニで買いました。
口がさっぱりしてよかったです。

翌日

予約していた空港特急で空港へ。2時間1０分のフライトで、
シンガポールチャンギ国際空港着。

トランジットが11時間あるので、MRTに乗って市内観光をしようか
調べていましたが、空港のフリーシンガポールツアーのキャンセル待ちが
OK！となりました。人気なので予約があらかじめ取れなかったので、
だめもとでカウンターい言ったら大丈夫でした。ラッキーすぎる。

専用バスで、2時間半のツアーに出発！

英語ツアーガイドが陽気なおじさんだったのですが、
おやじギャグを皆、無視していました。

シンガポールリバー周辺の散策

マリーナベイサンズが遠くからも見えます。

ここは昔警察署だったそうです。
カラフルでかわいい。

旧ヒル ストリート警察署 (シンガポール情報通信芸術省) 建造物

インドネシアからのシンガポール。
落差がすごいです。

バスからの眺め

マリーナベイサンズで少しだけ自由行動がありました。

ホテル内には高級店がたくさん入っています。

マリーナ ベイ サンズ ホテル

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイをマリーナベイサンズから
見ることができました。いつか行ってみたいです。

ガーデンズ バイ ザ ベイ テーマパーク・動物園・水族館・植物園

ツアーはあっという間で、チャンギ国際空港の観光といえば
の滝のジュエルでバスで降ろしてもらい、
初めて訪れました。

制限区域外にあるので、空港の制限区域内からは
一旦出国しないとアクセスできないんですね。
ラッキーです。

有名なだけあって素敵でした。

帰国したら、ジョグジャカルタやシンガポールより
日本の方が暑かったという・・・。

ジョグジャカルタで、空港までは駅に３種類の鉄道が
乗り入れていて、改札の場所が3か所に分かれていました。
乗務員の人に、早めに行って入れるか聞いて待っていたら
わざわざ乗務員の人が私たちの座っている席まで来て
入れる事を伝えてくれ、感激しました。
タクシーの勧誘などもしつこくなく、治安もよく、
楽しく過ごすことができ、今回の旅もまた思い出深い旅となりました。

この旅行記へのコメント （3）

• さおともさん 2025/07/24 05:57:19

  コメントありがとうございます！

  たらよろさん、おはようございます！
  
  ナシゴレン、はずれないですよね～。
  あとは、タイでもベトナムでも
  フライドライスもはずれなくて
  いつも注文してしまいます。
  
  味付きご飯って調理しやすいの
  ですかね？！
  
  現代アートは、写真で見ると
  確かにグロく見えますが、
  実物はそうでもないんですよ。
  
  私の旅行というと、美術館巡りは
  鉄板かもしれないです。
  
  ボルブドゥール、きれいに管理されて
  いましたよ。アンコールワットに
  比べるとだいぶ規模は小さかった
  ですが…
  
  冬まで大きい旅行はないのですが、
  12月から4つぐらい予定しているので
  それを楽しみに過ごそうと思います^ ^

• たらよろさん 2025/07/23 22:21:35

  ナシゴレン

  こんばんは、さおともさん
  
  ナシゴレン大好き～。
  どこもハズレがないナシゴレン。
  あー、毎日食べまくりたいです笑
  
  それにしても、現代アート展のシュールさに驚きました。
  かなり過激な現代アートですね。
  歳がばれちゃいますが…。
  その昔の梅図かずおさんを思い出してしまいました…。
  
  ボロブドゥールはいつか絶対に行ってみたい遺跡です♪
  
  たらよろ

  さおともさん からの返信 2025/07/24 05:59:31

  新しくコメント書いちゃいました！

  返信ではなく、新しくコメント書いて
  しまいました～すみませんm(_ _)m