香港　レトロな建築物を巡る旅　②沙螺洞村、龍躍頭文物径

2025/04/04 - 2025/04/07

　映画「九龍城寨之圍城（トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦）」で香港熱が再燃し、久しぶりに香港をじっくり観光してきました。
　ここ数年トランジットで短時間の滞在はありましたが、泊まりでの旅行は20年ぶりとなります。

　今回はレトロな建物を探して、郊外を主に散策してきました。中国本土の古鎮を巡るのが大好きですが、香港にも趣のある建築物がいっぱいありました。

　2日目の4月5日は、大埔墟駅から沙螺洞村を廻るトレッキングの後、粉嶺の龍躍頭文物径（史跡ルート）を歩きました。

①4/4　元郎、屏山文物徑、土瓜湾、九龍寨城公園、AIRSIDE
②4/5　沙螺洞村、龍躍頭文物徑
③4/6　荔枝窩
④4/7　中環、太古、清水湾、元郎、屯門

カメラ：Sony α6500＋PZ10-20mm、Leica C-Lux、Oneplus9pro

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　残念ながら雨模様となりましたが、沙螺洞村のトレッキングに向かうべく、MRT尖東駅から列車に乗ります。

尖東站 駅

　大埔墟（タイポマーケット）駅で降り、ミニバス乗り場に向かいます。

　20Pの鳳園/嵐山行きのバスに乗ります。

　バスは6~15分ごとに頻繁にあります。6.5HK$。

　ほぼ10分で鳳園に到着しました。

　辺りは高層マンションが建ち並んでいます。

　石碑に釣られてこの道を行ってしまうと、トレッキングルートには出ません。

　まずは胡蝶保育区を目指すのが正しいルートでした。

　園芸屋さんの脇を抜けます。

　胡蝶保育区かな？

　登りになりました。

　途中にお墓がいくつもありました。

　歩き始めて30分ほどで沙螺洞村の広場に出ました。公衆トイレがあります。

　もう少し歩いて張屋を目指します。

　トイレから15分ほど歩くと集落が見えてきました。

　張屋と呼ばれる所かと思います。

　野良犬がいるようで、フンがいっぱいあるので足元注意。

　奥の方にも建屋があります。

　もう誰も住んでいません。

　餌をねだりにワンちゃん猫ちゃんが出てきました。

　あいにくグミしか持ってなく、それは食べませんでした。

　張屋を後にし、さらにその先の鶴藪水塘へ向かいます。

　30分ほど歩いて鶴藪水塘の広場へ。

　交差点に出ました。流水響道を北上し、龍躍頭文物徑を目指します。

　流水響の村に面白い形の石が展示してありました。

　沙頭角公路に出ました。

　公路を2キロほど歩いて文物徑に着きました。

　ルートは「古物古蹟辨事處」のサイトを参考にしました。
　https://www.amo.gov.hk/tc/heritage-trails/lung-yeuk-tau-heritage-trail/shek-lo/index.html

　もう15時を過ぎているので、大急ぎで廻ります。

　まずは永寧圍を見学。

　老圍

　東閣圍

　麻笏圍

麻笏圍 旧市街・古い町並み

　朽ちた建屋も多かったです。

　崇謙堂、古い教会。中には入れません。

　沙頭角公路を渡って反対側にある新圍を見学。

　こちらは覲龍圍。

　小坑村

　200年の歴史があるそうですが、門とお宮が残るのみ。

　善述書室。中には入れませんでした。

善述書堂 建造物

　ひと通り観終わって、粉嶺駅に向かいます。もうすぐ日が暮れます。

　駅への道の途中にある聯和市場。70年以上前の建物をリノベーションしたそうです。

　粉嶺駅近くの吉野家で夕飯。

　粉嶺駅から電車に乗って尖沙咀に戻りました。

粉嶺駅 駅