2025/06/21 - 2025/06/21
862位(同エリア1070件中)
円蔵さん
算額って?
自分も分かってる訳では無いので。
その場にあった説明分やウィキペディアを参考にすると。
江戸時代の文化。
額や絵馬に和算(この和算についても詳しくはわかってません)の問題を書いて神社に奉納。
その問題を解いたら、また新しい問題を奉納するって文化があったそうで。
わたくしは、昨年自転車で都内23区内の城跡巡りをした事があって。
旅行記にはしていません。
その時に渋谷城の存在を知り。
え、渋谷に城跡があるの??
って興味で向かった渋谷城後。
巨大な駅に張り巡らされたC1出口から徒歩数分の所に有ります。
そこの法物館だったかな?
多くの看板や神輿等が展示されている中で、算額を発見しました。
最初はアートとして捉えてましたが、調べてみるとそれは和算と言う数学の問題。
その後、上野にある国立科学博物館に行ってみたら。
算額が展示されているのを見つけて、ここにもあったのか!と驚き。
昨日、もう一度見てみようと渋谷と上野に行って来ました。
-
渋谷駅、C1出口を出て。
渋谷警察署の裏手にある場所。
金王八幡宮。
ここが渋谷城跡です。 -
本殿の脇に、渋谷城が有った事の印として、砦の石の一部が置かれてます。
平安時代末期の頃だったらしく、北条軍によって滅ぼされた渋谷一族の居城と言った事が記されております。
ポツンって置かれてて説明書きが無かったら見過ごしそうな。
そんなロマンチックな石です。 -
さて。。
境内の脇にある宝物殿へと入る。
無料です。
内部は所狭しと多くの物が展示されていますが。
私の目的はこの算額。
ちょっと暗い写真を明るくしているので、なんかめっちゃ写り悪くて申し訳ございません。
これが算額です。
主に〇が書かれてて、その面積を計算せよ。
そんな感じの算額が多く。
その計算式こそが和算なのかも。
〇の他に問題が書かれていますが。
わたくし、円蔵はその問題すらも読めません(笑)
しかし、この算額は色んな所で紹介されているので。
問題は読めなくても何が問題になっているのかは分かります。
〇が三つあります。
右のは大圓、中央の小さいのは小圓。
左は中圓。
問題
小圓の半径は4寸。
中圓の半径は9寸。
では大圓の半径は?って事らしいです。
答えもこの中に描いてありましたが。
まず問題が読めない。そしてこの数式を解く学力も無い円蔵は。
この額を眺めてるだけでも良いって思えます(笑) -
別の算額
こちらも何を書いているか分からん。 -
これもそうですね。
基本的にこの円の面積を求めるそんな問題だと思います。
京都の北野天満宮でも奉納された算額を見る事が出来るそうで。
ちょいと行ってみたいなと。
勿論私は問題を解くのでは無くてアート鑑賞としてですが。 -
金王八幡宮。
渋谷駅から数分とは思えない、とっても静かな場所。
数メートル進むと明治通りがあります。
城跡、そして算額を堪能したあとは上野に向かったのです。 -
渋谷駅から上野駅までは銀座線。
上野に行くのに銀座線を使ったのは初めてかも。
銀座線も久し振りだし。
渋谷駅のホームも変わり果てて。
以前は東横線の改札を出たら目の前で。。
そうそう、渋谷駅を出発してすぐに車内の電気が消えて非常灯?みたいのが点くって瞬間があったのを思い出しました。
そして上野へ。
銀座線を出ると初めての場所。
オシャレな感じになってる! -
この辺りの通路、古い感じがするので開通当初のままだろうか?
上野駅もまた面白いなって感じる時です。 -
上野から一旦、御徒町駅方面へ。
お腹空いたので昼食を食べに。
知っているお店がここしかない。
一風堂です。
そしてちょっとした驚きが。
このラーメン、一杯1500円でした。
一瞬目を疑ったけど、ラーメンもここまで値上がりしちゃったのかぁ。
けど、カナリ美味しかったので良しです。 -
さて、もう一つ御徒町には行ってみたい所がありました。
イゼルローンフォートレス。
お気づきの方もいらっしゃいますか?
田中芳樹さん原作の銀河英雄伝説をテーマとしたお店です。
どんな所なのか、味わってみたいなあ。 -
国立科学博物館に入る。
入館料は630円。
この値段であれだけの物を観れるのは、ホントお得感。
ここに展示されている算額の場所は分かっているので、真っ先に向かいました。
地球かん2F
江戸時代の科学技術コーナーの最初にある
算術の普及と発展って所にあります。
エスカレーターを降りると直ぐにこの時計があるので、結構目印です。 -
さて、先ほど金王八幡宮の所で書いた和算ですが。
こちらの関孝和さんが中国から伝わった数学を日本独自の数学として編み出して広めたらしいです。
そして。。
少し驚きと嬉しさがあったのですが。
この日、科博にはとっても若い方が多くいらっしゃってて。
デートを科博でしているって行為が素敵に思えました。
その中で「この人知ってる」って話しているカップルが居て。
おいおいおい、なんか良いじゃないかと思ってしまった(笑)
何かで科博が紹介されたのかな?
以前はお子さんを連れたファミリーが多いなって印象でしたが、今は学生さんも多くて。
やっぱり楽しいですよね科博も。 -
こちらが科博にある算額です。
もう文章も所々見えなくなっている。
けど、図形はやっぱり色彩があり見てて面白いなって感じられます。
と、ここで算額巡りは終了しちゃいました。
算額はここ迄ですが、科博は見るものが沢山有るので、この後は博物館を楽しんできましたよ。 -
伊能忠敬の量程車と書かれておりますが。
このカラクリ?歯車の群れにゾクゾクした。
同じ場所にカラクリ人形も展示されておりましたが。
バネの部分がクジラの髭で造られてるとか。
こういうものを作り出す行程はどれほど楽しいものなのだろうか?
この日に限ってって訳じゃありませんが、手のひらサイズの電子機器で完結してしまう現在の生活では味わえない造り手の夢を観れる。 -
そしてここは初めて訪れました。
地球館の屋上です。
ハーブ園がありますが、なんつーか暑すぎる6月では日光を浴びたくありません(笑) -
屋上からは、透明の保護壁はありますが上野駅を高い位置から見る事が出来たりして。
結構夢中になれた。 -
科博に来たら無視は出来ない日本館へ。
この建築美は。。
何度来ても何回見ても美しいです。 -
上層階へ上がる階段ですが。
以前からそうだった?
記憶が無いのですが、登りの階段と下りの階段で分けられてました。
それ程までに来館者が増えたって事なの?
世界の風邪の頃の名残なのか?
私は古い建築と光と影で満足だったのですが -
展示物はホント、すっごい人の数で。
ゆっくりと見る事が出来ない位でした。
なので私は日本館南翼の奥にある、比較的空いてる階段の美しさを写真に撮ってました。。。 -
この階段を下って地下一階(出口やミュージアムショップ)がある階層を目指していたら。
この壁面、これってもしかして開館当初の部分が残されてる?
そう思って撮ってしまったのですが。
実際はどうなのでしょう?
以前訪れた時は、この部分歩く事が出来なかった気がします。
(初めてここを歩いたので)
この後は博物館を出て。
電車に乗り帰宅。
東京に限らず、近場で算額が有るなら観に行ってみたいと思ってます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
渋谷(東京) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
20