十二月大歌舞伎 あらしのよるに 歌舞伎座☆白金や☆2024/12/25

2024/12/25 - 2024/12/25

八月納涼歌舞伎以来の歌舞伎座。今回は、十二月大歌舞伎。
今回も割引で購入できる葉書をいただいたので、申し込んだら、１等席１６０００円が１００００円。３列目の席でした。
第一部「あらしのよるに」を観ました。
きむらゆういち原作の絵本「あらしのよるに」は、平成6（1994）年の発売以来、高い人気を誇り、続編を含めた累計発行部数が350万部を超えるベストセラーシリーズです。中村獅童が主人公の狼がぶの声を演じたアニメ映画「あらしのよるに」など、さまざまなメディアで作品化され、平成27（2015）年9月には、南座で歌舞伎の舞台として上演されました。
これまでさまざまな形で「あらしのよるに」に関わり、原作と歌舞伎を結びつける存在として作品をつくり上げてきた中村獅童と、今回が「あらしのよるに」初出演となる尾上菊之助が共演します。

エリア 銀座・有楽町・日比谷(東京)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 私鉄

歌舞伎座隣の白金や（プラチナや）で予約しておいたいなり寿司を受け取ります。

白金やは、2013年に和食の食事処＆土産物店としてオープンし、いなり寿司が評判になり、いなり寿司専門店として営業しているそうです。
いなり寿司は幕間にいただきます。

クリスマスの日の歌舞伎座。
たくさんの人たちが来ています。

中村獅童の演技は、荒々しくもあり、面白くもあり、見る物を引き付けていました。
中村獅童の二人の息子（陽喜と夏幹）も舞台で共演していました。

舞台美術も演出もダイナミックで素晴らしかったです。
義太夫の役割も重要でした。わかりやすく、ユーモアもあり、楽しめました。

がぶ：中村獅童
めい：尾上菊之助
たぷ：坂東亀蔵
みい姫：中村米吉
はく：市村竹松
のろ：市村光
幼いころのめい：中村陽喜
幼いころのがぶ：中村夏幹
ばりい：澤村國矢改め澤村精四郎
山羊のおじじ：市村橘太郎

市川團蔵、11月19日（火）午前7時36分、ご逝去。73歳。

霊峰飛鶴
横山大観

春秋　
田渕俊夫

朝明けの潮
東山魁夷

だいぶ前に、あらしのよるにをDVDで見たことがありました。それ以来のあらしのよるにです。

澤村精四郎の襲名披露口上がありました。
12月に師匠である澤村藤十郎（81）の芸養子となり、藤十郎が以前名乗っていた精四郎を襲名した、澤村國矢。
澤村精四郎と中村獅童の口上は、見ている者の心を揺さぶるものでした。

とても素晴らしい歌舞伎に仕上がっていました。歌舞伎の魅力全開の作品となりました。

幕間に、白金やのいなり寿司を客席でいただきました。

六歌仙姿彩（いなり６種）です。
山椒、胡麻、五目、しょうが、紫蘇、季節の味。
いなりは焼き目が付いていますが、これは役者への験担ぎから来ており、お揚げを焼いて食べると香ばしく美味しくなる事から、“焼くが旨くなる＝役が上手くなる” という験担ぎだそうです。

歌舞伎鑑賞後、歌舞伎座となりの「文明堂 カフェ 東銀座店」で一服します。
プリン・ア・ラ・モードと珈琲

歌舞伎座で買った、あらしのよるに弁当。

夕食としていただきました。
美味しいお弁当でした。