2024/12/11 - 2024/12/12
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akitaineさん
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福岡県東南部に位置する添田町にある英彦山。〇十年前学生時代に霊験ある神社と地元の知人から聞いておりました。
今回、やっと行くことができました。全国に霊験ある神社といわれる場所はいくつもありますが、英彦山は地元の人以外あまりメジャーではないかもしれない。
行ってみて、なんとも言えぬ静謐な雰囲気に心が落ち着くのを感じました。
約1500年前から霊山として山岳信仰の山としてあがめられ、修験道の場であります。
英彦山神宮(上宮)は標高1188mの山頂にあり、急な山道を登っていかなければなりません。(2024年12月現在改修工事のため通行止め)
3つのピークの縦走や支線の道が張り巡らされ、かつて山域を多くの修験者がかけめぐった跡をたどることができます。
今回は、時間の都合でたった3時間の歩きでしたが、何度も行きたくなる山と神域でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ ANAグループ JRローカル 徒歩
-
英彦山(ひこさん)は、山全体が神域で、下からほぼまっすぐ登り頂上に英彦山神宮(上宮)があります。中腹の英彦山神宮(下宮)までは、スロープカーがあるので、それに乗れば苦も無く行けますが、その先は、場所によっては急な登山道です。
現在、上宮は修理中です。
かつては、山岳信仰の修験道者が多く山域全体で修行していたそうです。 -
今回は、まず一番下の「銅鳥居(かねのとりい)から石段を登ります。
鳥居は、1637年佐賀藩主鍋島勝茂により寄進されたもので、青銅製。国指定文化財。 -
写真で見るとたいした勾配ではないように見えますが、実際は、まっすぐ1直線の石段登りは、圧倒されます。
石段を登る途中には両側にかつての宿坊や宿屋(廃屋化している)や寺跡の庭園があり、解説板を見ながら歩き面白い。 -
15分ほど登ると、大きな宝塔があり、その左奥に
旧亀石坊庭園と標識があるので行ってみました。
石と池がデザインされた古い苔むした庭園です。
雪舟が作庭したといわれています。 -
雪舟は、室町時代の禅僧で水墨画が有名ですが、作庭も手掛け、旧亀石坊庭園は、雪舟四大庭園の一つであると知りました。
名勝に指定されていますが、この誰も訪れない静けさは何でしょう。 -
庭園から石段の道に戻り、さらに10分ほど登るとに奉幣殿に到着しました。
ここまではスロープカーで登れます。石段道ではだれにも登る人に出会いませんでしたが、奉幣殿では5~6組の人々が参拝していました。
奉幣殿は、江戸時代まで神仏習合であり、旧英彦山霊山寺の講堂を転用しています。
天正9年(1581年)大友氏に焼き討ちに遭いましたが、元和2年(1616年)小倉藩主細川忠興によって再建されました。国指定文化財。 -
奉幣殿からさらに急な石段が続きます。
石段のすぐ上に、見晴らしの良い下宮があります。
さらに登ることにしました。 -
石段の道ではありますが、かなり急な山道。途中には鎖のある場所も。
周囲誰もいません。
この時点では、高い針葉樹に覆われ薄暗い感じでしたが、その後は石段が途切れ、岩の多い本格的な山道になると、だんだん森林が低くなり、明るくなってきます。 -
奉幣殿から30分くらい登ると、中津宮に到着。
ご祭神は、市杵嶋姫命(いちきし真姫のひめみこと)・多紀理毘売命(たぎりひめのみこと)・多岐津毘売命(たぎつひめのみこと)。三女神で、宇佐神宮から遷座されました。
やや眺望も取れ、周囲の山系も望めましたが、山並みをしっかり見られるほどではありません。
ここが5合目。さらに進みたいところですが、時間の制約もあり、少し先に尾根を巻く道があるので、そこから下山しました。 -
中津宮から巻き道をくだり、奉幣殿の裏側に戻り、そのまま宿泊ホテルに行くため、英彦山修験道館を経て地元の山道を抜けると、突然、池と三宇の祠が出てきました。
後で調べると、この池は三日月池という名前で、かつては山内別院の総寺院という寺があり、庭園の一部であったとのこと。建保元(1213)年にすでに記録があるそうです。今も山からの水を引き、流れを絶やしていないので、新鮮なかつ神秘的な雰囲気を持っています。 -
池を望むように建てられた祠の主は、どなたなのでしょうか。
調べてみたのですが、よくわかりません。
地元の人に聞いてもわかりませんでした。 -
午後3時を少し過ぎた時間でした。
池から見た冬の太陽が優しく輝いていました。 -
三日月池の隣には、小さな神社・橿原神社があります。ご祭神は神武天皇。
橿原神社と三日月池を偶然見られ、とても良い気分になりました。
英彦山山内には、まだ見ぬ多くの神社や修験の岩屋などがあり、またこれは再度来てみたいものです。 -
橿原神社のすぐ下から自動車道路に入り、約10分ほどで、今日宿泊するひこさんホテル和に到着。
丘の中腹に斜面を利用して建てられたきれいなホテルです。 -
ロビーに入ると大きなガラス窓一面に美しい山並みが見えました。
(この写真は翌朝撮ったのですが、朝は霧雨で何も見えず残念) -
部屋は和室と洋室が選べ、私は洋室にしました。広い部屋でゆったり。目の前の山並みも美しい。
お風呂は温泉で、露天風呂もありました。 -
これが部屋から撮った山並み。ベランダにも出られます。
紅葉が終わっていて残念です。 -
夕食も良かった。八寸、お造り、茶わん蒸し、牛ステーキ鉄板焼き、地元の野菜、アマゴのから揚げ、、、豪華でした。
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レストランの窓から暮れゆく夕日を眺めます。
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翌朝は、明け方は雨が降っていましたが、どんどん回復し、チェックアウトした9時頃には晴れていました。
宿の人に最寄りの添田駅に送ってもらう前に、駅行く途中にある「道の駅・歓遊舎」で降ろしてもらい、地元品のお買い物をしました。
特産の干しシイタケやらお餅やらを買って荷物が増えました。
車でどんどんお客様が入ってきます。道の駅は、地元スーパー化しています。 -
もともと、JR日田英彦山線は、城野から日田まで通っていましたが、平成29年九州北部豪雨で被災し、添田ー夜明駅間は不通です。
代わりにBRTバス便が走っています。
英彦山に行くには、以前はもう少し近くの英彦山駅が最寄り駅でしたが、今は電車は添田駅までしか行けません。 -
添田駅ホームから先を見るとバツのマークがある。(かつて稚内駅でも見た。ちょっと寂しい感じ)
今後、線路は復活しないかもしれない。
田川後藤寺から電車に乗る人は少なかったし。 -
添田駅から英彦山方面を望みます。
短い滞在でしたが、英彦山は静かで英気をもらえる場所です。
もっと歩いてみたい地域でした。
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