2024/12/06 - 2024/12/06
102位(同エリア793件中)
ベームさん
孫から大山に紅葉を見に行こうと誘われました。さもないとこの歳になってもみじ狩りなんて気力のない老夫婦には山の紅葉は一生見ることなかったでしょう。
牛に引かれて善行寺参り、とは少々例えが適切ではありませんが、孫に引かれて大山参り。思わぬ良い経験をしました。
紅葉にはピークを過ぎていたがまだまだ見ごたえはあり、観光地の混雑もなく、難物の足の故障も起きなく良い一日でした。
大山詣で:大山は古来神仏習合の霊山として崇められていました。とくに源氏、北条、徳川など武家の崇敬が厚いものでした。江戸時代に入ると、庶民の近場の信仰と行楽の地として爆発的人気を集めました。庶民は大山講というグループを作って大山を目指し、山の中腹にある阿夫利神社と大山寺にお参りし山頂に登りました。帰りには江の島や藤沢宿あたりで遊んだようです。江戸からの往還は大山道として今でもあちこちに残っています。
表紙の写真は大山寺の紅葉。
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小田急線の車窓から見えた美しい大山の姿。別名雨降山(あふりやま)。
山の中腹に、大山阿夫利神社と大山寺があります。標高1252m。
相模平野のどこからでもそれと分かるランドマークで、私の住む横浜からも丹沢山系の左端によく見えます。 -
スタートは伊勢原駅です。
小田急線、相鉄線各駅で発売されている「丹沢・大山フりーパス」が便利です。
伊勢原駅往復とバス、ケーブルが何回でも乗れます。 -
駅前に鳥居が立っています。
大山阿夫利神社までは、駅から神奈中バスで大山バス停まで約30分。そこから350段ほどの参道、石段を大山ケーブル駅まですたすた歩いて約15分。参道の両側にはびっしり食堂や土産物店が並んでいます。ケーブル駅からは途中大山寺駅を経由して6分、阿夫利神社駅到着です。 -
大山バス停に到着、これからケーブル駅まで歩きます。
バスはぎゅうぎゅう立ち詰めでしんどかったです。 -
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350段の石段が始まりました。足腰に不安のある私です、もしかすると無謀かもしれません。いける所まで行こう。
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お店を覗くのは帰りにして、ひたすら登ります。
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人出はバスから降りた一団くらいなもの、シーズンピークに比べたら全然少ないでしょう。
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参道はこま参道と呼ばれています。
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よっこらしょ。
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参拝記念碑。
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紅葉した景色が目に入ってきました。
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ピークはおそらく1週間から10日くらい前だったでしょう。
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でも綺麗です。
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もうすぐケーブル駅です。
これはケーブルでなく、歩いて上る女坂の入り口(だったかな?)。途中に大山寺があります。 -
根之元神社。
ケーブル駅の側にあります。 -
なんとか無事大山ケーブル駅に到着。
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1時間待ち、と書かれた張り紙が残っていました。観光客がピークの時の物でしょう。今日はスイスイです。
なんでもピークを少し外すと楽です。飲食店でも昼時を外すとガラガラです。 -
ケーブルは単線です。昭和12年開通。健脚なら男坂または女坂を40分ほどで歩いても登れます。
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途中複線になって大山寺駅で登りと下りが行違います。
標高差300m。 -
阿夫利神社駅到着。
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駅からの眺め。
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駅から大山阿夫利神社までは数分です。
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茶屋のある境内に出ました。
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境内を囲む紅葉が綺麗でした。
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青空に映えますね。
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拝殿に向かう石段です。
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石段の途中。
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登り詰めました。
標高約700mです。 -
伊勢原市街、江の島、三浦半島から遠く房総半島まで見えるそうです。
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遠くは霞んでいました。
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狛犬。
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手水舎。
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大山阿夫利(おおやまあふり)神社下社。
創建は第10代崇神天皇の御代、紀元前97年だそうです。史実ではないでしょうが。
山頂に本社があります。孫は山頂まで行くそうです。 -
拝殿です。
祭神は大山祇大神(おおやまつみおおかみ)。
明治の初めまではここは大山寺の本堂、不動堂がありました。廃仏毀釈で取り払われ、阿夫利神社の拝殿が建てられました。 -
香炉。
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拝殿の横の大きな天水桶。
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境内。客殿と茶寮。
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境内の紅葉。
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色は下の茶店のある所の方が鮮やかです。
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石段の頂上の大鳥居。
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獅子山。
日本3大獅子山だそうです。 -
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拝殿の地下から湧き出ている御神水。
殖産長寿の水。 -
拝殿の下の洞窟です。
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大山には日本酒の醸造所があるのですね。この名水を使っています。
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摂社浅間社。
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天満宮。
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入山祓い所。
大山山頂、阿夫利神社本社を目指す人はここでお払いを受けます。と言っても、入山料100円をチャリンとするだけです。 -
ここが登山口。
孫はここから一人で登っていきました。 -
玉垣。これは築地市場の講の寄進ですね。
老夫婦は一渉り神社を見てからケーブルで大山寺に行きました。 -
遥に江の島と三浦半島が見えました。
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ケーブルの阿夫利神社駅への途中。
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阿夫利神社駅。
ケーブルは20分間隔で運転されています。 -
女性の運転手さん。
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ここで下車。
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駅舎に被さる紅葉。
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大山寺へは歩いて10分ほどかな。
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公孫樹の落ち葉がびっしり敷き詰められています。
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最後に急な石段が待っていました。
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石段の両側には怖い顔をした童子像がずらっと立っています。
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石段を上から。
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登り詰めた先に大山寺。
本尊は鉄不動明王。 -
雨降山(あぶりさん)大山寺。真言宗の寺。
高幡山金剛寺、成田山新勝寺と共に関東3大不動といわれました。 -
755年、聖武天皇の勅願時として開山。
中世には修験道の寺、戦国時代には僧兵を擁していたという。いまの阿夫利神社下社の所に大伽藍を構えていました。明治の神仏分離までは阿夫利神社の別当寺(神社を管理する寺)でした。 -
明治新政府の廃仏毀釈の命により、伽藍は失われ、明治18年にかろうじて今のところに本堂の再建が許されました。
今は阿夫利神社の方にお株を奪われて、少々うらぶれた感じでした。 -
手水舎。
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犬や猫のお面の絵馬は何ですかね、ペット祈願かな。
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かわらけ投げ場。
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宝篋印塔。1795年。
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鐘楼。
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大師堂。
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木遣り塚。
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稲荷大明神。
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阿夫利神社の紅葉よりこちらの方が綺麗でした。
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本堂から少し下る途中、黄色と紅のコントラストが美しい。
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前不動堂。
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竜神堂。
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周りには誰もいない、静寂が身を包みます。
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今日一番の佳景です。
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大山寺駅に戻り、下山します。
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短いトンネルもあります。
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大山ケーブル駅に戻りました。
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白い梅のような花。
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先刻喘ぎながら登ったこま参道を下ります。
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石段の踊り場には大山こまを描いたタイルが貼ってあります。
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駒が良く回る:金回りが良い。
大山の特産で、家内安全、商売繁盛の縁起ものです。 -
大山山頂に登って来た孫と合流し、折角だから猪鍋でも食べようとしましたが、どこのお店も予約だとかで駄目です。
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「大分県産ゆず胡椒」。
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結局このお店でお蕎麦にしました。大正解。
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大山は豆腐も名物です。
温やっこと味噌豆腐。 -
冷やっこ。
有名だけあってとても美味しかったです。 -
かたい豆腐で、竹の串に刺して持ち上げても落ちません。お代わりしました。
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季節のしめじ蕎麦。これがまた美味しかった。
それに店員さんの応対がとてもフレンドリーで気持ち良かったです。いつもなら飲まない汁を全部飲みました。
お店の名前は「塚本みやげ店」。 -
大山ケーブルバス停。
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伊勢原駅から帰路に。
幸い足はそう痛くならずに、日頃家に籠っている私には十分な運動になりました。歩数役7000。 -
大山詣での浮世絵です。
歌川豊国画。
登頂の前に滝に打たれて身を浄めている。入れ墨をしているから、いずれ鳶か火消でしょう。
石尊大権現とは神仏習合時代の阿夫利神社と大山寺の総称。 -
これは町人の講か。
担いでいるのは「納め太刀」と言われる木刀。
源頼朝が平家打倒の挙兵をしたとき、自らの太刀を石尊大権現に奉納したと謂われる故事から、大山詣でに携行した。
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