2024/11/16 - 2024/11/18
16326位(同エリア49362件中)
ONMKさん
なんとか有休を1日とって1年ぶりに沖縄本島に行ってきました。
コンパクトロッドとリールをカバンに詰め込んで。
なんとかして沖縄の魚を釣ってみたい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- スカイマーク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回は神戸空港からスカイマークを利用します。
家から近いし、預け荷物と座席指定が無料なのも魅力です。
日が昇るのが遅くなりました。だんだんと冬が近づきつつあるのを実感します。 -
2時間のフライトで着いた沖縄は、曇ってはいるもののまだ夏のようでした。気温は30℃近くあり、歩いているとうっすらと汗が滲んできます。
まずは腹ごしらえに沖縄そばを食べることにしよう。 -
若狭にある高良食堂で肉そばをいただきます。
コシのある縮れた麺の上を厚切りの豚の三枚肉が埋め尽くしており、なかなか減りません。
それでもなんとか完食。豚骨とカツオ出汁が混じったちょっとジャンクな沖縄そばでした。満足! -
近くのバイク屋さんで原付を明日まで借ります。
一人で沖縄に行くときは原付が最強です。 -
浮島通りの宿でいったん荷物を預け、チェックインまで界隈を探索です。
牧志公設市場の裏通りは細い路地がたくさんあり、昼間も薄暗い。このちょっと怪しい感じがたまりません。 -
建物も風情があります。
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去年に新しくなった公設市場です。
外観は以前のようなカオスな感じはなくなりましたが、 -
中に入るとほぼ昔のままの雰囲気です。
-
こんなカラフルな魚や、肉屋さんの店頭に鎮座する豚の頭を見ると、ああ、沖縄に来たわ~と実感するのでした。
-
平和通りの雑貨屋さんの看板猫です。
昔は捨て猫だったそうですが、ちょっと撫でても全く動じる気配がなく、主のようです。 -
今回、どうしても行ってみたい店がありました。
平和通りの一角にある喫茶スワンというお店です。 -
出発前に読んだ公設市場界隈で店を営む人々のルポルタージュを読んで、ぜひ行ってみたかったのでした。
平和通りは今まで何回も通ったことはあるのですが、2階にあるこの店の存在には気づきもせず。いや、気付いたとしてもちょっと行くのは躊躇したでしょう。
なにせ名前がスナック喫茶ですから。
階段上がるのもちょっとドキドキです。 -
扉を開けると、異空間が広がっていました。
暗い照明に、中央にボーッと照らし出された熱帯魚の水槽。シートは赤紫のふかふかのベルベットです。まさに昭和の純喫茶。
アイスコーヒーを飲みながら、那覇でまた新しいお店に出会えたことに感謝です。
帰り際、老齢の女性のご主人と少し話ができました。若くしてご主人と死別し、3人の子供を育てながら、周り人々に応援されて今までやってこられたそうです。今年で開業51年になるとか。
またの再訪をお約束してお店をあとにしました。 -
今日から2泊する浮島通りにある柏青荘です。
去年初めて利用し、国際通りにほど近い昔立地ながら格安のこのゲストハウスが気に入り、今年もお世話になることにしました。
この部屋は洋室と和室が2間続きで冷蔵庫もある特別室(笑)。2泊で6700円です。 -
エサを買った釣具屋さんで情報を仕入れて、ちょい投げで釣れるオススメの場所、安謝川河口にやって来ました。
あいにく雨が降ってきたのでカッパを着込んで開始です。 -
エサの青イソメをつけて、流心に向けて投げ込みます。そして、底をゆっくり引いてくると、ブルブルと明確なアタリがあリました。
-
待望の沖縄釣魚第1号です。
ナンヨウチヌだと思います。
小さいけど嬉しい! -
近くで地元のおじさん達が釣っていたので話をして情報を仕入れました。
夕方から沖縄のタチウオを釣りたいのですがと聞くと、あの向こうの橋の下が釣れるよと。
行ってみよう。 -
薄暗くなり、橋の下まで移動しました。周辺は人の気配もなく、背の高い雑木が生い茂っていて藪こきをしながら到達しました。
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エサをキビナゴにチェンジして、タチウオ用の巨大針に刺して流心に向かって遠投します。
投げては巻きを繰り返していると、突然強烈なアタリがありました。大きく合わせると、完全に針掛かりしています。無我夢中でリールを巻くも、重くて激しい抵抗に遭います。しかも網は持ってない。堤防から水面は5mほどあり、抜き上げる他ありません。
沖縄のタチウオはこんなにデカくて強烈に引くのかと、何とか抜き上げると、 -
なんじゃこりゃー!タチウオではない謎の魚。
メジャーで測ると61cmありました。
スマホで調べると、オオカマスかオニカマスのようです。オオカマスは美味、オニカマスはシガテラ毒というのが体内にあり、販売自体禁止されているようです。
さてどうする? -
自信がないので、エサを買った近くの釣具屋さんに持ち込むと、毒はないとのこと。
しかし、寄生虫がいる場合があり、食べ慣れていない人にはあまりおすすめしないとのことでした。
そこで、また引き返してまだ釣りをしていた例の地元のおじさん達に要りますか?と聞くと、大喜びで引き取ってくれました。煮付けにすると美味しいそうです。寄生虫の話もしたのですが、わしらウミンチュや、素人の釣具屋に何がわかるか!とえらく憤慨されました。(笑)
沖縄ならではの魚が釣れて満足の初日でした。 -
初日の打ち上げは公設市場の裏通りにあるこの店で。
-
ここは千葉の船橋が本店の大衆酒場だそうですが、沖縄料理もあります。一皿のボリュームが小さいので、一人飲みにちょうど良い。
オリオンビールも旨い! -
店を出ると、また細かい雨が降っていました。
-
ええ気分で宿に戻ります。
1日目終了。爆睡。 -
2日目の朝です。
国際通りもまだ閑散としています。 -
那覇で朝ごはんが食べられる所、案外少ないと思います。
そんな貴重な沖縄そば屋さんを発見。夏にオープンしたそうです。 -
ソーキそばをたのみます。
豚骨ベースのカツオ出汁が効いたスープに縮れ麺が絶妙です。スープは全部飲み干しました。
ジューシーはサービスでいただきました。これがまた絶品でした。 -
今日もバイクでツーリング。
釣りときどき観光の予定です。 -
まずやってきたのは、那覇の南、豊見城市にある旧海軍司令壕です。
太平洋戦争の日本軍の司令部があったところです。当日の地下壕がほぼそのまま残されています。 -
場所は高台にあり、南に糸満市街、北に那覇市街が一望できます。
-
まず沖縄戦の資料展示をみます。
今さらながら、当時の沖縄が日本の盾となって想像を絶する犠牲となったことが実感できます。
司令壕は地下にあります。階段を下りていくごとに息苦しさを覚えます。 -
この壕は、全てツルハシ等の手で掘削してつくられたそうです。
思わず手を合わせました。 -
今日やってきたのは糸満港です。
青イソメをエサにして投げますが、期待に反して全くアタリなし。
見切りをつけて移動することにします。 -
美々ビーチに移動して投げてみました。
底は砂地だと思いきや、所々サンゴ等の障害物があるらしく、根掛り頻発で仕掛けをロストしまくり、釣りにならず。(´・ω・`) -
国道331号沿いに目立つ沖縄そばの看板を見つけました。
ここでお昼にしよう。 -
月桃華と書いてサンニンばなーと読むそうです。
-
てびちそばをたのみます。
麺は一般的なゆで、全粒粉を使った生麺のどちらかを選べます。
生麺をいただきました。しこしこして滑らかな感触です。
てびちもよく煮込んであり、とろけそうでした。スープはかつお出汁。
ごちそうさまでした。 -
南部へバイクを走らせます。天気が良くなってきました。
沖縄に来て初めての青空かも。 -
沖縄本島のほぼ最南端にある喜屋武岬へやって来ました。
ここで東シナ海と太平洋に分かれています。
沖縄の一般的なイメージのエメラルドグリーンと違い、深い吸い込まれそうな群青色の海です。
太平洋戦争の末期、米軍に追い詰められた多くの人々がこの絶壁から身を投げたという悲しい歴史に思いを馳せて厳粛な気持ちにさせられました。 -
午後は奥武島にやって来ました。
ここでなんとか釣りあげたい。 -
何回か引いていくうちに、底でゴツゴツしたアタリがあります。
巻いてくると、なんともカラフルな熱帯魚のようです。
調べると、ムラサメモンガラというカワハギの仲間のようです。
歯が鋭く、針を外すので苦労します。この後何匹か釣れました。 -
なにやら空が暗くなってきたと思ったら、突然のにわか雨。
スコールのようにたちまち土砂降りとなり、釣りどころではありません。
たまらず近くの市場のテントに避難して雨宿りします。 -
猫ちゃんは動じる気配なし。
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雨が上がったので釣り再開です。
これはハゼの仲間でしょうか?調べたけど魚名分からず。 -
かなり強い横走りの引きで上がってきたのはこの魚。
ガーラ(ロウニンアジ)の幼魚です。
20センチちょっとだけど、これは嬉しい! -
日が傾いてきました。
そろそろ那覇に戻ることにします。
2日間の釣果。オオカマス、ナンヨウチヌ、ハゼの仲間?、ガーラが各1匹。ムラサメモンガラが4匹でした。どれも初めて釣る魚ばかりで、満足しました。 -
今年も銘苅にある居酒屋二号線で1人打ち上げです。
ここは場所が中心部から離れているため、観光客は皆無で、地元のお客さんばかりです。元々は琉球大学出身の同僚に教えてもらったのがきっかけです。
とにかく何でも安く、旨い。 -
店の壁に貼ってある本日のおすすめメニューからセレクトします。
島豆腐のニンニク炒め、巨大なブリの頭とカマの煮付け。 -
そしてクレーミーバイ(チョウチョウコショウダイ)の刺身。なんと430円です。
タイとブリの中間にような食感でした。
今回も大満足でした。 -
3日目の朝。今日は昼の飛行機で帰ります。
最後の食事はいちぎん食堂でいただきます。
7時20分に着いたら閉まってました。開店が7時から7時30分に変更になったようです。 -
おかげで一番乗りでした。
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中味そば定食をいただきます。単品だと850円なのですが、定食だとサラダ、ポーク、唐揚げ、ご飯がついて950円です。そりゃ定食でしょ。
朝からビールもたのんじゃいました。満腹。 -
緑ヶ丘公園でしばしくつろぎました。
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宿をチェックアウトし、牧志公設市場の裏路地にある呉屋てんぷら屋へ寄ります。
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ここは那覇に行けば必ず立ち寄ることにしています。
今どきてんぷら80円、サーターアンダギー90円という安さです。夕食用に買い込みました。 -
月曜午前の国際通りは人出も少ないです。
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ゆいレールに乗って空港の一つ手前の赤嶺駅で降り、すぐ前のスーパーユニオンへ。
家のお土産はいつも地元のスーパーで調達です。 -
買い物カゴが一杯になりました。
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那覇空港です。
短い休暇が終わりました。 -
また来まっせ。
(釣った魚のうち、ガーラだけは持ち帰って塩焼にして食べました。旨かった。)
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