伊丹ミュージアム・虫展

2024/09/27 - 2024/09/27

伊丹ミュージアム「虫展」に行ってきました。

有岡城跡も少し立ち寄って…

エリア 伊丹(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: JRローカル

朝から伊丹ミュージアムへ行ってきました。

ちょっとどんより空模様。

◎虫展


会期終了間際でしたが、思い切って行ってきました。

暑い日が続き、どうしようか迷っていたところでした。


この絵は「針聞書（はりさきがき）」

と言います、戦国時代に著されました、

鍼術の秘伝書の中のものです。


左は　　◎蟯虫（ぎょうちゅう）

蟯虫は宿主をハンセン病にする。この虫ができると
宿主は死んでしまうという。
（一年に六度巡ってくる）

庚申の夜に宿主から抜け出し、宿主の枕の下の熱まで、
閻魔大王に告げ口する虫である。


右は　◎脾臓の血積（ひぞうのけっしゃく）

血積である。車前子（オホバコ科　オホバコの成熟種子）を
内服すれば、みな治る。　
脾臓の病である。


館内空いていまして、一人でじっくり鑑賞してきました。

とても興味深い内容でしたので行くことができ、良かったです。

その後、伊丹にお住まいのお友達とランチをしてきました。

久しぶりにお会いすることができましたので

お話がたくさんで、あっという間に時間が過ぎ去っていきました。

鶏むねの柔らかいフライが美味しかったです。

デザートも。

ナッツがゴロゴロ。

チーズケーキは白みそ入りでとても美味しく、

お土産にも買って帰ってきました。

京都の伏見のように、こちらも酒処ですので、

お水を汲めるところがあると教えていただき、

2リットルのペットボトルに汲んでいただいて帰ってきました。

伊丹にお出かけしました時、

少しだけ有岡城跡をのぞいてきました。

マンホールは駅近のカラーバージョン。

昆陽池公園の白鳥とカモさん。


ゆらゆら浮かんでいて可愛らしいです。

駅から降りてすぐのところにあります。

信長の武将、荒木村重が伊丹氏の城、

伊丹城に入城し、有岡城と改名されたものです。

鉄道などが通ったりなどで、

一部しか残っていませんが、ところどころに

遺構が見られるようでして、またそう思いながら歩きますと

見え方が変わりそうですね。

JR伊丹駅から歩道橋を渡るとすぐのところにあります。

有岡城は伊丹段丘の高低差を利用し、

南北一・六キロメートル・東西八〇〇メートルに及ぶ惣構えが築かれ、

と書かれていますね。

井戸跡など。

朝でしたので誰もいないうちに訪れることができました。

帰りに白雪のお店に立ち寄って、

きざみ奈良漬けとにごり酒を買ってきました。

もう結構前に出ていたものですが、

伊丹ミュージアムオリジナルのニシワキタダシさんの

マスキングテープを買ってきました。

以前はオンラインショップのみでしか購入できませんでしたが、

今回は買えました。

ミュージアムの見どころ、

酒蔵・展覧会・アトリエ・日本庭園・俳諧俳句ひろばがモチーフに

描かれています。

虫展で「虫の知らせ」という本を購入してきました。

私たちのお腹の中にも

何かいるかもしれません。

ポストカードも買ってきました。

上は　◎森徹山　仔犬図

下は　◎酒井抱一　虫之大名行列図

酒井抱一さんの絵、好きです。

虫之大名行列図。

美しい描写に溜息が出そうなくらい。

ちゃんとすっくと立ちあがって歩く姿、人間のようですね。

帰りはせっかく伊丹にきましたので

キツネイロのどら焼きを買ってきました。

以前、こちらのどら焼き食べましたが、

餡も生地もとても美味しく気に入りました。


季節限定などもありますので、

色々食べてみたくなりますね。

落花生の粒々した感じ、木苺寒がさっぱりと。


落花生の方は八角の香りでなかなか無い味わいでした。