タンゴホテル台北復興館宿泊記　突然のサイレン＆館内放送で海外旅行の怖さを思い知る

2024/10/28 - 2024/10/30

前回の台北旅行時に台湾消費金キャンペーンの宿泊クーポンが当たったので、それを使うべく台湾行ってきました。（まんまと策にハマったBBA）


今回のネット環境は、何気なく覗いたKlookのサイトで３日間￥１００のeSIMを見つけたので使ってみました。
以前、別のサイトでeSIMを購入した時はアクティベート（利用できるように準備）するには使用するスマホとは別のスマホやPC等からQRコードを読み取らなければならず、結局使えなかったのですが今回はKlookのアプリをダウンロードすればそこから簡単にスマホに取り込めて、現地ではeSIMを選択してローミングをONにするだけで繋がりました。
今迄使っていたSIMカード入れ換えより簡単で楽。
その代わりKlookから頻繁にお知らせが届きますけどね。

エリア 台北(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

今回は往復成田空港利用。
前泊するために成田へ向かう途中、東京駅のグランスタで台湾おにぎりとQQボールを買いました。（現地で買えよ）

おにぎりのサイズは大と小があり、私が買った小サイズは￥５００弱と現地（台湾）の倍以上の値段ですが、ちゃんと油條（サクサクじゃなくてガリガリタイプだった）も入っていたし、ウズラの卵と茹でたピーナツがアクセントになっていて、本場の調味料とか香辛料が使われてないからクセもなくとっても美味しかった。

QQボールも値段は￥５００くらい。
色によって芋の味も若干違っていて、食感がもちもちで美味しかった。

前泊したのはインターナショナルガーデンホテル成田。
時々安価なプランが出るので見つけたら泊まります。

インターナショナルガーデンホテル成田 宿・ホテル

成田空港のカウンターは７時に開くのですが、前回同様荷物はリュックだけなので６時半には自動チェックイン機で搭乗券を発券し、いざ出国！

と思ったら出国審査場の開始時刻も７時でした。チーン・・・


今回初めて機内食をスキップしたのでラウンジで食べまくる所存でございます。
先ず、JALファーストクラスラウンジで恒例のお寿司。
今日はマグロとのどぐろでした。
皮付きの魚は苦手なのでせっかくの高級魚でしたがムニャムニャ・・・・・。

成田空港国際線 JALファーストクラスラウンジ 空港ラウンジ

JALのHPでラウンジのメニューを見てきて食べたいと思ってたキノコクリームスープが無かった、残念～。

で『パッケリと生ハムのポルチーニクリームソース』というものを頼んでみました。ボルチーニって香りが良くて美味しいよね。（パッケリは華麗に無視）
速読のように最重要点と思われる部分だけしか気にしないからこうなる。
届いた料理を見てびっくり。
え？！何この平たいパスタ・・・・・。

『パッケリ』ってパスタの種類の名前だったのかー。
ポルチーニクリームソースといったらファミレスのパスタ料理しか浮かばない庶民だから、このショートパスタは全然知らなかった。勉強になりました。
でもお味はイマイチでした。（何様）

なんかポルチーニの香りが殆どしなくて味が薄かった。
生ハムは美味しかったけどねっ。

この後デザートにフレンチトーストを食べ（写真撮ったけどブレブレで載せられませんでした）、キャセイのラウンジに移動します。

いつもガラガラなキャセイのラウンジが混んでて驚いた。

混んでいると言ってもラウンジは広いので席が無くて困るようなことは有りませんが、フードカウンターは列に並びました。

外国人も多いけど、日本のツアー会社のバッジ付けてた日本の方もいらっしゃいました。ツアーバッジ付けてキャセイラウンジってことは、ビジネスクラス利用のツアーかな。

キャセイパシフィック ラウンジ (成田空港第2ターミナル) 空港ラウンジ

行きの機内食にはハーゲンダッツアイスが付いてくるけど、今回はスキップミールなので此処で２個食べておく。

桃園空港到着後MRTで台北駅に着いたのが大体１４時頃。
飛行機が遅延したので予定より遅くなりましたが、ホテルのチェックイン時刻が１６時からなので丁度いいかなって感じ。

ちょいとうろついた後、１５時５０分頃ホテルへ行ってチェックイン。
チェックインカウンターには一人のスタッフだけしか居なくて、この人が非常に不愛想。なんか口コミと違うな？

チェックアウト時間と、朝食付プランだったので朝食時間＆場所だけしか説明が無く、キャンペーンで当たったクーポン使った残りを払ったクレジットカードのレシートを寄こさないので訊いたら「チェックアウトの時に」だって。
え？って思ったけど、まあいいかと部屋へ向かう。

口コミ通り部屋への廊下、真っ暗！見えねぇーっ！
私の部屋どこよ？！

って感じでなんとか部屋に入ることが出来ました。

タンゴ ホテル タイペイ フーシン ホテル

宿泊したのはジュニアクィーン。
部屋の中の照明も暗め。

ベッドの前と奥、計２台のTVがあります。
リモコンに【スマートテレビ】って表示があったから、YouTubeでも見れるのかと思ったけど違った・・・。

入ってすぐ右手にバスルーム。

オーバーヘッドシャワーあり。

シャンプーとボディーソープ。
コンディショナーは無い。

トイレは自動で蓋が開くタイプだけど反応しない時もあった。
立ち上がると勝手に水が流れる。あ～れ～
紙は流してよいか聞くのを忘れ、「流さないでください」の表記も無いので半分ゴミ箱、半分流し（流れ）ちゃった。

トイレットペーパーホルダーが便器の並びにあるので、座って後ろ手に取らなければならず、非常に使いにくかったです。

バスタブが大きくて、１５３㎝のチビおばさんは体が浮きました。

何やらボタンがあったので試しに押してみたらボコボコ泡が出て（ジャグジーだわ）、ライトの色が色々変わった！（ラブホ？！）

なんでバスタブの前面に大きな鏡？

と思ったらTVだった。

アメニティは一通り揃っています。
ボディークリームまであった。
固形石鹸の持ち帰り用袋もあったけど、リュックおばさんには重いし嵩張るから要りません。

体重計がありました。

有れば乗るよね。
・・・・・・・・ほほほほほ

ベッドはその名の通りドでかいクィーンサイズ。
照明が暗くてムーディーだから子供連れ家族には向かないと思う。

ベッド脇にはコンセントがありました。

部屋奥のもう一台のTV＆デスク。
イスが座りやすかった。背もたれがぐぃーんとしなるヤツ。

何故かデスクの下に大きなスピーカー。
用途は良く分かりませんでした。

デスク横の扉を開けるとクローゼットになっていました。

ハンガーの数はまあまあ。

凄い！
感動するほどうっすい使い捨てスリッパ。
１日で親指部分に穴が開いた・・・。

ガウンがあった。嬉しい！
パジャマ代わりになりました。

アイロン有り。

部屋のミニバー。
全部無料。

順番に上から見て行きましょう。
缶入りのお茶が有りますね。

真空パックなのでパッケージがクシャっとなってて説明書きが読めず、飲んでも何のお茶か分からなかった・・・・・。

illyのエスプレッソコーヒーのカプセル。

スナック（煎餅と豆・アーモンドのミックス）とお茶（紅茶とかプーアール茶等）のティーバッグ。

ボトルウォーター４本。

illyコーヒーメーカー。

湯沸かしケトル。

シャープの電子レンジ。

漢字表記だからチンプンカンプン。
スマホの画像翻訳で何とかする。

冷蔵庫内のソフトドリンクも無料。

連泊時も補充があるそうだけど、私はいつも通り『部屋に入らないで』ボタンを押して部屋に引きこもりましたので追加は頂いておりません。

ホテルを予約した楽天トラベルから台湾ビールのプレゼントがありましたが、自慢じゃないけどワタクシお下戸。これは息子のお土産に貰っていきます。

・・・・いや待て。
飲み物は保安検査で引っかかる。
預け荷物にすれば良いけど今回リュックーっ！

と言う訳で泣く泣く置いてまいりました。

この部屋には小さなベランダ、というか壁＆窓で囲われているのでランドリールームとでも言いましょうか、洗濯機置き場が有りまして、

ドラム式洗濯乾燥機があります。
これがこのホテルを選んだ決め手です。
リュック一つで海外旅行２泊３日、前・後泊合わせて４泊５日なので洗濯大事。

無料で洗剤＆柔軟剤もありました。

洗濯機はLGの６㎏タイプ。

やっぱり表記が中国語。
そして説明書等がどこにもないので使い方が分からない！

スマホの画像翻訳と、使い方をネットで検索してテキトーに洗濯。
一回洗濯終わるまで4時間位かかった。なんで乾かないんだろう？と何度も乾燥のスイッチ押してたら、それは乾燥じゃなくて【洗いのみ】スイッチで、何回も洗濯しまくってただけという・・・・・。

とにかく、この洗濯機もそうだけど電子レンジやお風呂のジャグジーとかＴＶとか照明とか、何も説明が無くて凄く困りました。
実はカーテンが電動で動くタイプでリモコンが置いてあったのですが、カーテンの方に向けるのではなく部屋の何処かにある受信機に向けてスイッチ押さないと動かないわけ。まあ、カーテンをグッと掴むと掴んだ方向に動いたので、面倒なリモコンは使わなかったんですけどね。

照明はどうやってもランドリールームの電気が消えないので、仕方なく一晩中点けっぱなしでした。

ホテルのチェックイン前に、西門町のカルフールでタイムセール？（ランチ時間過ぎてたから）の安価なチャーハンと水餃子、気に入っていつも買うコーヒーを購入。その後、ホテルのある南京復興駅近くの老蔡水煎包復興店で肉まんも購入。
成田空港のラウンジで食べたきりで今の時刻は17時過ぎ。お腹すきました。

チャーハンは味薄めの普通のチャーハン。
付属の怪しいタレを掛けたら多少美味しくなった。

水餃子、美味しかったです。

これもチャーハンも値段は同じ３９ＴＷＤ、約￥１９０です。

翌朝の朝食会場。数少ない窓のある席確保。
食事は空港のラウンジ程度の品揃え。簡素です。

仕事で来ているらしきスーツ姿のおじさま（お一人様）が多かった。

朝食の時間以外は飲み物や簡単なスナックが頂けるフリーラウンジらしいです。
そう、「らしい」のよ。チェックイン時に何の説明も無かったのです。
ありえん。

そして最大の「ありえん！」な出来事が。

朝食を終えて部屋でゴロゴロしていた９時頃、突然部屋のスピーカーから大きなサイレンの音が聞こえ、中国語のアナウンスが流れてきてメチャクチャ驚いた。
何事っ？！

聞き耳立てたけど何も聞こえてこないし、窓から外見ても人っ子一人いない（外の景観は裏路地）から状況が分からない。ドキドキしながらじっとしてたら３回くらい同じことがあってそのうちの１回だけ英語のアナウンスが入り、全部は聞き取れなかったけれど最後に「Thank you」で終わったので、ああ、緊急事態ではないんだなとホッとしたわけですが・・・・・何なの！

ガウン姿でくつろいでいたけどサイレンにビビッて、いつでも部屋を飛び出せるように服も着たし荷物もまとめてリュックの用意は万全よ！
ちゃんとした服装だから食料を買いに行こうかしら、と部屋を出てついでにフロントでさっきのサイレンの事を聞いてみたら、こんな紙を出されました。

消防隊の訓練？！
チェックイン時に説明すべきことでしょうが！

日本のホテルだったら各部屋に説明書きが置いてありますが、国が変わるとこんな感じなんでしょうかね。前回のホテルではフロントで説明書き出されて「この写真撮って」って言われたしなー。

とは言え正直「ざけんなバーロー！」でございます。

怒れる時には甘いもの。

南京復興駅７番出口改札の横に新しくできたドーナツ屋さんに行きました。

三つ買おうとしたら、３個買うと１個オマケと言われて４個になりました。
一つ６０ＴＷＤ。他のクリスピードーナツより高いけど大きいです。
ザラメがまぶしてあるので食感はザクザク、中はふんわり。
思ったより甘くないです。美味しい。

ドーナツ食べて満足し、２度目の洗濯も慣れたもの。
明日は早いしもう寝るかー、と寝てた２１時半頃部屋のチャイムが２回鳴った。
は？
もう寝てますが？
明日は始発のＭＲＴに乗るんでもう寝てます。
ってか誰？！
ヤダコワイ。

勿論反応しませんでした。
開けるもんかよ。

眠いし面倒だからフロントに電話もしなかったけど・・・・・
誰かオネエチャンとか呼んだ？
それで部屋間違えたとか。

知らんけど。

始発に乗ろうと思っていたけど余り早いとフロントにスタッフ居ないかな、と６時にチェックアウトしたら「ハイＯＫ」みたいに言われただけ。やっぱりな。
で、「ちょっと待って。昨日支払ったクレジットカードのレシートを未だ貰ってない。」と催促したらやっと渡してもらえた。

台湾ではレシートにクジが付いているので受け取るのは“義務”と聞きました。だから渡すのも当たり前の事なのに、言わなきゃよこさなかったってことだよね。
部屋の設備はとても良いけど不信感だらけの滞在でした。


さてさて、その後はスムーズに桃園空港へ移動できまして、預け荷物は無いから自動チェックイン機を試したら無事に搭乗券ＧＥＴ。カウンターは飛行機出発の２時間半前にならないと開かないけど、出発３時間前に出国できました。

でもラウンジに入る時に渡すカードは貰えてないので、ラウンジ入り口で手続き（スタッフさんの確認作業）の為ちょっと時間が掛かりました。

今日は時間もあるし、ＪＡＬ指定のチャイナエアラインのラウンジの食べ物が少なかったので、第一ターミナルにあるキャセイのラウンジまで足を延ばして、担々麺とワンタン麺を食べました。

席を移動してヨーグルトとカプチーノ。
カプチーノ、ぬる～い。

帰りの飛行機も行きと同様、遅延。
なんか台北行きの飛行機で定刻通り行った記憶が無い・・・。


ド田舎在住おばさん、帰りも成田のインターナショナルガーデンホテルに後泊。
チェックイン時にフロントで某外資系航空会社のＣＡさん御一行に遭遇しました。

だから何？って言われても困るけど。