クロアチアで夏休み

2024/08/30 - 2024/09/08

出張で貯めこんだスターアライアンスのマイルを利用して家族でクロアチアの夏休み。クロアチアはDubrovnikが超有名でそこももちろん良かったのですが、今回訪れたなかではHvar島が最高でした。もう一度クロアチアに行けるのなら、Hvar島（写真）をはじめとして離島だけに１週間滞在したいです。旅のヒントを幾つか。

・クロアチアの水道水は飲める！
水道水が飲める世界で数少ない国の一つのようです。水筒や空のペットボトルを持っていれば、水道水で補充出来ます。

・Tommyに行け！
どの町にもTommyというスーパーがありました。店舗のサイズは場所によって違いますが、旅行中に必要なものはだいたい買えます。もちろんクレジットカードもOK。

・ホテルよりいい！
今回の宿は最後の１泊を除いて全てアパートメント（民泊みたいなもの）にしました。キッチンや調理用具、食器が揃っており、物価の高い欧州で食費を抑えることができます。洗濯機があるのも大変便利で、洗濯を前提にすることで持参する衣類を減らせました。

・フェリーとUberを乗りこなせ！
フェリーの予約は簡単にできます（https://www.croatiaferries.com/）。Split-Hvar、Hvar-Dubrovnik間で利用しましたが、どちらも大型の双胴船で揺れも少なく快適でした。ただしエアコンが強いので羽織るものは必須です。タクシーはUberが便利で安いです。

エリア クロアチア

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 船 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

初日はウィーンを観光して1泊、2日目に空路でSplitに向かいました。1時間ほどで到着します。Split空港から町の中心まではシャトルバスが出ています（10ユーロ/人）。カード決済が上手くいかず、現金で払いました。バスは旧市街そばの港のバスターミナルに到着します。
旧市街はこじんまりとしており、半日あればだいたい見て回れます。入り組んだ路地のそこかしこに店舗やレストランがあり、楽しく散歩ができます。
泊まったのはTarino Apartmentです。3階建てで1階のキッチン、水回りはやや手狭ですが、快適に過ごせます。徒歩1分圏内にTommyやパン屋があります。親切にも無料のフルーツや水、ジュース、ワインが置いてあり、買い込んだ食材で料理した晩御飯と一緒に美味しくいただきました。
今回の旅行では、全てエアコン付きの宿を確保しました。数年前に欧州旅行した際にエアコンの無い部屋に選んでしまい閉口したためです。

クロアチア2日目はHvar島です。Splitから船で1時間です。船は旧市街そばの港に着きます。先ずは宿に荷物をおいて、散歩に出かけます。宿への道中に海沿いを歩くのですが、海の透明度が凄すぎます。なお、昼間はサングラス必携です。照り返しが強すぎで目を開けていられません。
最初は丘の上にある城壁を目指します。少々疲れますが、街を一望できる景色は素晴らしいです。水をたっぷり持って出発しましょう。
昼食を食べて、宿にチェックインします。その後、歩いて行けるPokonjiビーチに行きました。距離は近いですが、最後は砂利の斜面を降りていきます。スニーカーでないと危険です。
夜はスーパーで買い込んだ食材とビールで晩御飯です。アパートメントのよいところは、暮らすように滞在できることだと思います。

Hvar島2日目はボートツアーです。当初は丸1日のツアーを考えましたが、私と子供の一人が船酔いし易い体質の為、諦めました。それでも、5時間ほどで小魚は泳ぐキレイな海を3カ所巡り大満足でした。なおボートツアーは砂浜に上陸するのではなく、水深5mほどの浜に近い場所に錨を降ろし、船から三々五々海に飛び込む形です。泳ぎが苦手な方用に浮き輪の用意もありました。写真は、出発直後のツアーボートから取ったHvar港の様子です。
私はViator経由で事前にツアーを予約したのですが、前日や当日に現地で申し込みもできるようです。（恐らく現地申込の方が安い）

Hvarの宿（Apartment Tasina）が今回の旅行で最高でした。2LDK＋洗面所×2＋巨大バルコニー（20帖ほど？）です。バルコニーにはテーブルやソファーがあり、食事をしたりのんびりしたりできます。（写真はバルコニーからの朝の眺め）

最後の目的地はDubrovnikです。Hvarから船で移動します。途中コルチュラ島を経由したのですが、そちらもリゾートっぽい島でした。
Dubrovnikの港は旧市街から離れており、バスで移動します（前から乗って運転手に運賃を払う）。路線数はそれほど多くないので、何番に乗ればいいのかを確認すれば迷うことはありません。
観光で必携なのはDubrovnik Passです。35ユーロ/人と安くありませんが、35ユーロ/人の城壁入場券に加えてバスの24時間乗車券他が付いているので、絶対に損はしません。Passはネットで購入し、バスの乗車券は有人のバスチケット売り場でもらいます。
昼間は非常に暑いので、城壁巡りは午前中早い時間か夕方がお薦めです。

旧市街はメインの通りの海抜が一番低く、左右に登り勾配があるすり鉢状です。旧市街にも宿が多数あるようですが、大きなスーツケースを抱え、長くて急な階段を前にため息をついている旅行者を時々見ました。旧市街内の移動は徒歩になるため、要注意です。
SplitやHvarにも似たような地形、町の作りがあります。大型のスーツケースはなるべく避けた方が賢明です。

山の上からの旧市街の眺めは素晴らしいです。ロープウェーは一人25ユーロ強と高いですが、徒歩で上り下りするのはよほど体力に自信がない限りやめた方が良いと思います。
翌日は帰国の途に就くため、空港に向かいます。当初シャトルバス（10ユーロ/人）で行くことを考えましたが、もよりのバス亭（ロープウェー乗り場前）は途中駅のため満員で乗れない可能性があること、Uberのセダンだと24ユーロであることから、Uberにしました。空港に向かう途中に、海がきれいそうなリゾートが幾つか見えました。Dubrovnikの観光は1日あれば十分だと思います。旧市街近くに泊まるよりも、近郊のリゾートに泊まって1日だけバスで旧市街に往復する方が良かったかもしれません。