キリンビール岡山工場見学

2024/09/21 - 2024/09/21

キリンビール岡山工場

エリア 岡山市(岡山)

先日のサントリービール工場見学がとても楽しかったので、調子にのって岡山へ行く。
もんげー美味しい試飲ビールを飲みに、キリンビール岡山工場へ。
サントリーと違って飲酒運転には厳しい様子で、受付でビール試飲の有無で違う色のリストバンドをさせられた上で、誓約書まで書かされる。

ツアー開始まで少し時間があったので館内をうろうろする。
売り出し中のホームタップの展示があり、気持ちが揺れる。こんな子が家にいたら毎晩飲み放題だな～。

売店には色々あって嬉しい。岡山らしく、備前焼のビアマグも売っていた。（高すぎて買えない…）

赤富士が底に見えるウィスキーグラスがあり、思わず購入する。

展示コーナーには、最大手のメーカーらしく、キリンのさまざまな飲料が並んでいる。
これはこれで良いのだが、ビール好きにはどうしてもサッポロやオリオンの方が好感度が高い。
これは伏見の日本酒見学の時にも感じた思い。
製造コストや醸造技術の面では大手の方が有利なのは間違いないのだが。
まあ、そのおかげで一番搾りのようなレベルの高いビールを安価で飲めるので、文句は言えない。

コーナーの一角には写真撮影コーナーがあって、色々なパネルが用意されている。
No Beer, No Life！　心に染みる！

さて、ツアーが始まる。
三連休の初日だけあって、子供連れのお客さんが結構いて賑やか。
まずは動画でキリンの紹介。

それから「すすめキリンちゃん号」で工場に向かう。

まずは素材の紹介。
麦芽、ホップ、水についてそれぞれ説明がある。

麦芽については、ガイドさんからサンプルの試供があり、味わう事が出来た。
結構な量をいただき、しっかりと味わう。
ホップの入った容器もあり、ツアーの子供たちが香りをかいで歓声を上げる。

続いて仕込み釜の見学。

最近ビール工場見学に行きまくっているので新鮮味には欠けるが、何度見ても美しくてほれぼれする。

他のビール工場と違うのは「一番搾り」を推しまくってる事。
一番搾り麦汁と二番搾り果汁の違いについて分かりやすい説明がある。

何と、それぞれの麦汁が準備されている！
これはノンアルコールとの事で、子供達も楽しんでる。
ただし、二番搾り麦汁は加糖されておらず、これは反則か？？　一番搾り麦汁の方が美味いに決まっている。

でも、醗酵前の麦汁を味わう機会なんてないので、これはポイントが高い。

一番搾りの麦汁を楽しんで、仕込みの部屋を出る。

続いては醗酵の過程。
見学通路がスクリーンになっていて、かわいい酵母くんの説明がある。

スクリーンが上がると、窓から醗酵タンクが見える。
サントリーより5ｍ高い、25ｍの高さのタンクが並ぶ（高い方が良いわけでは無いのだが…）

再び「すすめキリンちゃん」号に乗って、別棟の工場へ向かう。

続いてパッケージングの工程へ。
エコを強調して、缶や、パッケージングの軽量化について説明がある。
が、自分には逆効果のように感じた。

なんだかんだ言って地産地消が一番のエコなのだが、ビールも工場の集約化が進んでいる。あちこちに蔵元がある日本酒ですら通常の流通ルートに乗って売られているところが悲しい。
早くローカルビールの時代が来ることを願いながら説明を聞く。

残念ながら土曜日のためか工場は休業中。
洗浄装置を見て、

止まっているフィラーを見る。

「すすめキリンちゃん号」に乗って、受付のある建物に戻る。車窓からは山のように積まれたコンテナー。

倉庫の中には、出荷を待つ山積みのビール。

さて、受付に戻って、お待ちかねの試飲タイム！

まずは一番搾りをグラスに注いでもらう！

運転手の嫁さんに気遣いながら、乾杯！
やっぱり出来立ての一番搾りはうまい！

2杯目は飲み比べ。
一番搾り、一番搾りプレミアム、一番搾り黒生の3種類。
ガイドさんからテイスティングの方法を聞きながら飲み比べをする。

あえて泡が出ないように注いでいるとの事で少し悲しかったが、3種類の一番搾りを味わう。
一番搾りプレミアムはギフト限定らしいが、より芳醇な香り。

サントリーのように、「3杯目はお好きな一杯を！」を期待していたが、これで試飲タイムは終了。

豊かな自然を見ながら試飲を楽しむ。

ビールタップを記念撮影してからガイドツアーは終了。

エンターテインメントに富んだ見学ツアーだったが、もう少しビールの醸造工程についても説明が欲しかったのが正直なところか？

ずらりと並んだタンクを見ながら工場を後にする。

さて、ここまで来たからにはと備前焼の窯元に向かう。（車の運転は奥さんだが…）