2024/08/15 - 2024/08/16
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East of Edenさん
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ナポリ空港からMateraに行く途中で、Cancellaraという小さな街に一泊。これが忘れられない思い出になりました。
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ナポリ空港でレンタカーを借りました。
1週間で170ユーロ。コロナのころに比べてかなり安くなりました。
これはAT。最近ヨーロッパでもATが増えました。
この日の朝は、雷雨がひどく、列車がストップ。危うく飛行機に乗り遅れるところでした。モナコ駅でたまたまタクシーをシェアさせてもらってニース空港に行けたので、間に合ったのです。まあ飛行機も天候のせいで遅れたけど。 -
山火事発見
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また山火事
暑くて乾燥しているので、山火事が起きやすいようです。
見てると街でタバコ火が付いたまま投げ捨てる人が多いですね。タバコを投げ捨てないようにという注意書きがいろんなところにありました。 -
1泊目は、バジリカータ州のCancellaraという街です。山の上。
この街にあるホテルから予約確認のメールが来たのですが、Cancellaraと書いてあるので、ひょっとして、Cancellatoキャンセルされちゃったのか、って思いましたが、街の名前なんです。
後で何人かイタリア人に聞きましたが、みんなこの街のこと知らないようです。そもそもバジリカータ州に行ったことのあるイタリア人って少ないみたいです。 -
市の中心
広くてきれいな階段があるが特徴です。 -
イタリアの田舎は人が少なく、ほとんどが老人ですが、この街は人が多く、若い人もいました。
街で座って雑談している老人たちは、私のことを好奇心を持ってみます。この街は観光客が少なく、アジア人は滅多に見ないのでしょう。
インドでも、エチオピアでも、同じような経験があり、その経験から、笑顔で挨拶することにしました。
多分、翌日には、街のほとんどの老人は私の存在を知ることでしょう。 -
この日8月15日はFerragosto、イタリアの祭日です。
カトリックでは、マリア様が亡くなり、昇天し、天国で冠を貰う日です。
マリア様のおみこしです。 -
ホテルのオーナーが、おみこしが一周してくるから、ここで写真をとるといいよ、と言われて、この場所へ。
最初に子供たちが来ます。 -
そしてマリア様のおみこしが
このまま教会まで進みます。 -
ホテルのオーナーに紹介してもらった街の人達とおしゃべりしながら、夕食のピザを食べます。ホテルのオーナーは街の多くの人と知り合いのようです。狭い社会、かなり狭い社会ですね。数人と知り合えば、そのつながりで、多くの人と知り合いになれる社会。
イタリア語たくさん話しました。イタリア語会話の練習には最高ですね。
このピザは、トリュフクリームが乗った一番豪華なピザです。8ユーロ。 -
おしゃべりして分かったことは、多くの若い人たちは、ローマ、ナポリ、ミラノ、バリといった大都市で働いており、Ferragosto の祭日に生まれ故郷のCancellaraに戻ってくる、ということです。
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生まれ故郷がこんなきれいな街で、家族や昔の知り合いにあったら、涙が出ちゃうでしょうね。
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でも、私は住みたくない。社会が狭すぎる。みんなが知り合いの街は、息が詰まりそう。
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夜の静かになった街を散歩します。
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翌朝のジョギングというか散歩をします。
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昔のままですね。
中世のころから変わっていないという感じです。アンテナを除いて -
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これは町の中心です。朝早いのでまだ人が少ないです。
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お城への道は迷路のようになっています。
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もう一つの教会
この教会も古いです。 -
ホテルの朝ごはん
ホステスの人が手作りしたものがたくさんあります。
お客さんは自分だけ。まだ早いからでしょう。
これはなんで、どうやって作ったか、って説明してくれます。食べ物や食材の話で盛り上がりました。 -
これはピザです。
発酵させないタイプです。 -
シンプルだけに、小麦粉、オリーブオイル、トマトの味が決めてになります。
とっても美味しかったです。 -
たくさん食べてしまいました。
お昼が食べれないくらい。
昨日ピザを食べながら話していた人が、この日はほとんどのレストラン(あまりないけど)しまっていて、おいしいレストランがあって、そこの予約がとれれば、ぜひ昼ご飯食べていったほうがいいよ、って。
そのレストランにいったんですがね、予約いっぱいでした。残念。 -
この8月16日は、この地域の聖人San Roccoのお祭りなので、再び、おみこし登場
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おみこしについて、教会まで歩いていきます。
おじいちゃんやおばあちゃんがViva San Roccoって歌いながら、行進しています。
初めて来たのに、なんか、懐かしい感じがします。 -
街の楽団は教会には入りません。
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杖をついた年配の人に話かけられました。みんなアジア人が珍しいようですね。
大体、どの国から来たの?って聞かれます。日本ですよ(間違ってはいない)、っていうと、自分は昔インドネシアのバリ島に行った、すごくよかった、って。
ここで昨日お話した人たちとも会いました。なんか、少しずつこの街に受け入れられているような不思議な感じ。
ずっと前にフィリピンのルソン島の漁村に泊まった時もそんな感じでした。 -
San Roccoはここにはありませんが、他のおみこしです。
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お昼過ぎになって、街を出ます。大きなクルミの木があります。
きっと昔からあるんでしょう。この木をみて、ずいぶん大きくなったな、って故郷に帰ってきた人は思うでしょうね。
なんか、本当に昔からこの街を知っているような錯覚、そして懐かしさ。去りがたいです。
Materaやめてここにもう2泊とも考えましたが、フィレンツェのお友達のおすすめでもあるのでMateraに行くことにしました。
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