2024/08/02 - 2024/08/02
112位(同エリア187件中)
KmPさん
WW2初期のドイツ軍 VS 英連邦軍(英国軍、NZ軍、豪軍、僅かの加軍とギリシャ軍残存部隊)の守備隊が激闘を繰り広げたのクレタ島の戦いを知る旅。Askifouという集落に個人が経営しているAskifouの戦争博物館へ行きます。アクセス方法も載せます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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Askifou War MuseumのあるAskifou集落へのアクセスは大変です。日本人のためにバスと徒歩での方法を紹介します。
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戦争博物館のあるAskifouという集落へ行くのですが、ちょうどいいバス停がありません。
ハニアのバスターミナルから「ホフ・スファキオン」行のバスに乗り、Askifouを通り越して、「Imros」というバス停で降ります。
ハニアから山を越えていくホフ・スファキオンへの路線バスは1日4回しかありませんので、朝の7時ハニア発に乗ります。
なお、このルートとは英連邦軍が独軍の追跡によって撤退路となった道です。 -
Imros→Askifouまで1時間かけて一本の道路を歩く必要があります。ですが、車で通りかかった親切な人がとぼとぼと歩く私を見て乗せて行ってくれました。
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Askifouの集落に到着しました。カフェもなんもない・・・
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羊を飼っているだけののどかな集落
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Askifou戦争博物館に到着。なんと年中無休。私は念のためご主人がいるか前日にメールをしておきました。
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博物館は現在ご主人とその娘さん家族で営んでいます。たったの5ユーロ。
ご主人の故人お父さんが建てた博物館で個人で収集した当日の実物を展示しています。ご主人が丁寧に説明してくれます。
英軍(NZ軍、ギリシャ軍を含む)コーナーと独軍コーナーに分かれています。 -
独軍降下猟兵のバック。パラシュートやグライダーで降り立つので軽装備でなくてはいけません。小銃、機関銃はべつでコンテナで落とされます。独は世界でも珍しく陸軍でなく空軍に属しています。
ちなみに日本軍は落下傘部隊が陸軍もに海軍にも存在したこれまた珍しい国です。 -
独軍山岳猟兵のバック。毛皮の部分は枕になると解説してくれました。マジかな?山岳猟兵はもともとはアルプス山脈での戦いを想定した師団です。
降下猟兵だけで速やかにクレタ島全土を占拠することができていない状況をようやく知ったギリシャ本土にいる独軍司令部は、戦力を島西部へ集中するために、まだマレメ飛行場を完全に占拠していない中で、山岳猟兵を輸送機Ju52で強行着陸させます。 -
独軍の懐中電灯の中身。ドイツ製バッテリーが入っています。鷲のマークの大正製薬ではありません。
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鉄条網を切断するのに使います
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ギリシャ軍のコーナー。イタリア軍相手には勇敢に戦って、ギリシャ国土を守った彼らも、独軍参戦でアテネも陥落し、クレタを残すのみとなります。
クレタ島ではギリシャ人民兵も参加しますが、武器は旧式です。国旗はかっこいいけどね。 -
ユンカースJu87(スツーカ急降下爆撃機)のプロペラだそうだけど、本当?
直径2mくらいなので大戦中の飛行機にしては小さすぎる。 -
1937年製造のプロペラなので機体もそれと同じ年とすると、時代はまだスペイン内戦で世界大戦前です。本当にクレタ島で見つかった飛行機のプロペラなのか疑問があります。
初期スツーカである金属プロペラはVS5というもの。そのあと、新型の木製VS11になります。クレタ島の戦い1941.5.20であり、Ju87 D-1型(新型スツーカ)の生産開始がまだ1941年4月にされたばっかりなので、クレタ島に投入されたスツーカは旧式(B型もしくはR型)の可能性が高い。そうすると金属プロペラであることはつじつまが合います。それにしても小さい気がする。 -
歯医者さんセット
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英国連邦軍の中には誇り高きグルカ兵で構成した部隊もいました。伝統のグルカ兵ナイフを持っていました。
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外の展示も豊富です。
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外の景色
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機雷まで展示してます。ご主人のお父さん(故人)が海から持ってきたのでしょうか。
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NZ軍はマレメ飛行場を占拠され、英軍の増援も島の南側であるスフォキオン港から上陸してハニアでの戦闘に参加しますが、飛行場は独の手にあるために次々と独軍が降り立ち、勢いを止めることはできません。英連邦軍はハニアから山を越えてスフォキオン港に向けて退却し、多くは英海軍によってエジプトへと救出されます。救出を成功させるために一部は残って戦う必要があるので、最後まで戦った英軍は降伏します。
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お土産もあります。Tシャツやマグカップ。入場料安いので記念にどうぞ。
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外には連邦軍の対空砲もあります。
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帰りのImrosまでの徒歩1時間はヒッチハイクも試みましたが、誰も乗せてくれませんでした。とぼとぼと何もない灼熱の不毛の道を歩きます。放牧されている山羊の糞が落ちていますがが、車道に出ると車が走っていて危ないので糞を踏みながら1時間かけてImrosに到着します。
Imrosはレストランが何軒かありますので食事は困りません。この集落の名物の酸味のあるチーズが入ったピザの蜂蜜がけ(Sfakiani Pite)です。 -
Imrosのバス停です。乗車券を持ってなくても、バスの運転手にI have No ticketと言えば、ハニアに到着してからカウンターで支払いができます。
何度も言いますが、1日に4回(ハニア行)しかバスは来ませんのでご注意を。 -
Chaniaバスターミナル→Sfokia行のバス時刻表。実際は、14時Sfokia発がありますので、14:40~14:50ごろにImrosバス停に来ます。
ぜひ、クレタ島Askifou戦争博物館へ行ってみましょう。ご主人によると日本人もよく来るよと言ってました。私より先人の方はどうやって来たのでしょうか。基本的に車(マイカー、レンタカー)でないとアクセスが難しい。私もヒッチハイクでいこうか、レンタルサイクルで行くか迷いまいしたが、坂で自転車は無理でしたし、ヒッチハイクもうまくいきませんでしたので、路線バスと徒歩が日本人には唯一の方法だと思います。
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