滋賀・京都旅行2024夏

2024/07/04 - 2024/07/05

そうだ、京都へ行こう！と、だんなさん
しばらく行ってないし・・・
でも、京都はインバウンドが増えて混んでるらしいけど・・・

混んでないところを狙えば大丈夫とだんなさん
それに昨年京都に新しいヒルトンホテルがオープンしたようで
んじゃ、行こう！！！

というわけで
１日目は、琵琶湖の北部にある竹生島へ。ヒルトンに泊まって
２日目は、修学院離宮と平安神宮へ行ってきました。

エリア 今津(滋賀)

新幹線で京都駅に到着。
まずは琵琶湖の西側、観光船の出ている近江今津駅に向かいます。
45分の乗り換え時間でお昼を食べる、ってだんなさん。
一度改札を出て小走りでお店を探します。

近鉄京都駅下1階、みやこみち名店街にあった京和食のお店です。
私は、和風ハンバーグ定食？にしたら想像と違っていました。

だんなさんは大好物の"カツ丼"です。
あんまりゆっくりできないのが残念。
ん、食べた気がしない

一番端っこの山陰線のホームにああるコインロッカーに荷物を預けて湖西線に乗り込みます。
右手に琵琶湖。左手には山々がせまっています。
そのせいかトンネルが多い。
琵琶湖に沿ってほぼ縦走するので１時間くらいかかります。
それだけ琵琶湖が大きいってことですね。

JR近江今津駅を降りて少し歩くと竹生島行きの観光船乗り場があります。
新しくて綺麗な建物です。

周りは静かな住宅街。
観光地要素はほとんどありません。
観光船乗り場があるだけ、という感じです。

ネットで予約してありました。
チケットはこちらで発券、購入します。
お客さんは、私たちの他に10人くらいかな。
人が多い時はチケットを買うのにも時間がかかるようです。

船がきました～

とっても綺麗な船内。
どこに座ろうかな～と選び放題。
屋根上に出ることもできます。

湖のすぐ近くにお家が立っています。
湖って氾濫しないの？

広大な琵琶湖の中を進みます。
穏やかな水面に光が反射してキラキラしています。
外は暑そうー

出発してからおよそ20分くらいで島が見えてきました。
たくさんの緑で覆われて、これなら日陰が期待できるかも。

一周が約2キロメートル、花崗岩の一枚岩だそうです。
お土産物屋さんなどはありますが住んでいる人はいません。

竹生島に到着です。

反対側の彦根港からの船でしょうか。
井伊直政の赤備えのイメージですね。
竹生島には他にも大津港からも船が出ています。

生い茂った木の中にちらりと見える竹生島宝厳寺の本堂を目指します。
階段がきつそう・・・

乗ってきた船は10人くらいだったけど、他の港からの船もあるので島はけっこう賑わっています。

まずは600円の入島料をお支払いしてから
"祈りの階段"をのぼります。

ご本尊の弁財天は、江ノ島、宮島とともに日本三大弁財天のひとつで、その中で最も古く、"大"がつく弁財天だそうです。
ご利益ありそう。

宝厳寺観音堂は西国３３所観音霊場の３０番目の札所ともなっています。
梅雨が明けたんじゃないかと思うくらいの青い空。
建物がある場所は開けているから日影がなくて暑い～

三重の塔もあります。
江戸時代初期に焼失したものを平成になって約350年ぶりに復元したばかりだそうです。
なので色鮮やか！

まだ紫陽花の花がきれいに咲いていました。
もう見ごろは過ぎているかと思っていたけど。

船着場が見えます。
湖の上ではなくて海の上にいるかと錯覚します。

豪華な門が見えてきました。
京都の豊国廟から移築されたと伝わる国宝の唐門です。
そもそも豊国廟へは秀吉の大阪城から移築されたという説が有力だそうです。
という事は秀吉の大阪城の一部かもしれない！

ここにあったから家康に壊されなくてすんだのかも。
2020年に修復保存事業を終えたとのことで色鮮やかです。

宝厳寺観音堂から都久夫須麻神社に至る屋根付きの廊下は「舟廊下」と呼ばれています。
豊臣秀吉が朝鮮出兵に使用した、御座船日本丸の船櫓の材料を用いて建てたと伝わるそうです。

都久夫須麻神社（つくぶすまじんじゃ）。
豊臣秀頼の寄進で、伏見桃山城の日暮御殿を移築したものだそうです。国宝です。
琵琶湖の中の島に大阪城の唐門と伏見桃山城の一部があるなんてすごい。

びわ湖に突き出した所に竜神拝所があります。
土器（かわらけ）に願い事を書き、湖面に突き出た宮崎鳥居へと投げる”かわらけ投げ”があります。
投げたかわらけが鳥居をくぐれば、願い事が成就するとも言われています。

失敗する気しかしないので挑戦しません。

港に戻ってきました。
船の時間まで30分以上あるけど暑くてとても外で待っていられない。
お店に入って休憩です。
ひゃー涼しいー

私はマンゴーのかき氷
だんなさんはアイス最中にしました。

帰りの船がやってきました～。

パワースポットの竹生島を後にします。

電車の時間まで30分以上あるし駅の中には何もないので駅前のレトロな喫茶店に入りました。
入口のドアに貼り紙が・・・
ドアの開閉がゆっくりですと
ところがドアが開くときにものすごい音が・・・
こちらの方に驚きました

いただいたのはレモンスカッシュ

だんなさんはアイスコーヒー
お腹たぽたぽ

京都駅までもどります。
のどかな風景に癒されます。

うとうとしながら50分。
京都の街に入ってきました。

お約束の京都タワー。
平日だし夕方だからか駅はそこまで混雑していません。
タクシー乗り場でも待っている人は３組くらいでした。

タクシーに乗ってホテルに到着です。
"ダブルツリーbyヒルトン東山"は、去年オープンしたばかりです。
京阪線の清水五条駅からすぐだし頑張れば清水寺まで歩けるという立地で観光に便利。

フロントは地下になります。
ヒルトンっぽい匂いがする～

インバウンドを意識したのか"和"のテイストでまとまっています。

ツインのお部屋です。
まずはエアコンのスイッチを入れなくては。

家のお風呂みたいでゆっくり入れました。
ちなみに、ホテルには大浴場があります。

トイレは個室。

夕食を食べに京阪電車で三条まで出かけてきました。

ステーキやすき焼きのお店です。
すき焼きのコースなら予約できますが、そうじゃないので突撃だったけどすぐに入れてセーフ。

小さいお庭を眺めながら。
外国からのお客様が喜びそう。
びっくりしたのは、英語のメニューを出されたこと。
他のお店でも英語で話しかけられたし、はなから日本人観光客はいない、と思われてるのかも。
または私たちが中国人か韓国人に見えるとか？

一番少ない量でもこのボリューム！
お肉がやわらかくてペロリと完食しました。
コスパも良かったです。

翌日の朝食は、バイキングです。
これを楽しみにしてたんですぅ

オムレツを作ってもらいました。

今日は、"修学院離宮"の見学を予約しています。
叡山電鉄の駅からもバス停からも距離があるし暑いので、レンタカーで行くことにしました。
30分くらいで到着。

受付をすませたら時間まで待合所で待機です。
係の人が案内してくれます。

修学院離宮は、江戸時代初期，後水尾上皇により造営された山荘です。
上・中・下の三つの離宮からなりそれらをつなぐ松並木の道と両側に広がる田畑で構成されています。

それぞれの離宮の中にはいくつかの建物があります。
皆さん静かに景色をながめたりお互い邪魔にならないようにしながら写真を撮ったりしています。
京都の観光地は外国の方であふれていて大騒ぎのところが多くてうんざりしていたのでこの感じがとてもいいです。

借景の山も、庭師の方が管理しているそうです。

下離宮を出ると目の前には松並木とその両側に田畑がひろがり、向こうには東山、北山の山並みを一望できます。
松並木を歩いて中離宮へ向かいます。
だんなさんは係の人の後ろにくっついて色々質問しています。
係の人は丁寧に答えてくれています。

離宮には、内親王のための建物があります。
なので、女性の好みそうな装飾が多く見られます。

のどかな風景です。
以前見学した桂離宮の計算され、作り上げられた美しさとは趣が違います。

上離宮まで上がってきました。
気持ちのいい風が吹いています。

京都の街が一望できます。
「あべのハルカスも見えますよ」と教えてもらいました。

紅葉の頃に来てみたいけど、予約を取るのが大変そう。

池の周りをまわって、見学終了です。
暑い中、案内していただき、ありがとうございました。

車を返してから、THE SODOH 東山さんでランチです。
タクシーで予約時間ぴったりに到着
だんなさんの得意技

近代日本画の大家、竹内栖鳳の旧私邸に作られたイタリアンレストランです。

冷たいスープが美味しい

お料理も美味しいし、接客もとても素晴らしいです。
このお店は日本人率が高めです。

お肉も美味しかったです。
ご馳走さまでした。

まだ時間があるからと、タクシーで平安神宮にやってきました。
小学生の頃にきて、大感激した場所です。

あれから40年。
昔も夏は暑かったけど、こんなに殺人的じゃなかった。

社殿を囲んで左右に神苑が広がります。
この地図を見ると、桜の木がたくさんあるようです。
お花見の頃はたくさんの人が訪れるのでしょう。

こんな暑い日には、私達の他にはほとんど人が見当たりません。

自己責任でぴょんぴょんしても良い？

風鈴が涼しげです。

鳥居のところまでやって来てパチリ。
ほんとはここから入るんでしょうね
暑いのでもう撤収～

高島屋にある"月ヶ瀬"であんみつです。
このお店はマストなので、予定に組み込めて良かった。
1泊2日、暑い中でも楽しめました。