2024年3月　シドニー&ブルーマウンテンズ vol.2

2024/03/07 - 2024/03/10

コロナ後初海外です。
2020年2月のコロナが流行りつつある頃に行ったアムステルダム以来、約4年ぶりの海外は、キャセイでシドニーへ。
初シドニーだったので、初日はベタな観光スポットをまわり、2日目はブルーマウンテンズまで足を伸ばしてきました。シドニーの海・橋・フェリーの組み合わせはNYにも通じるところがあり、フェリーも生活の足になっているのは、日本ではあまり馴染みがなく新鮮でした。ブルーマウンテンズは霞んでいるだけなのかという疑問も少しありましたが、実際に自分の目で見ると確かに青く見え、何よりもスケールの大きさをしみじみと感じました。メルボルンよりは見どころも豊富でオーストラリア第一の都市というのも納得でした。
どうしても香港か台湾でお茶を買いたいと思っていたので、帰りの香港乗り継ぎ時間を調整してウェルカムで調達してきました。

【旅程】
□3月7日(1日目)　成田～香港～
□3月8日(2日目)　～シドニー　泊
■3月9日(3日目)　シドニー～カトゥーンバ～シドニー
■3月10日(4日目)　～香港～成田

【フライト】
3月7日 CX521 NRT 16:45 HKG 21:10 B777-300(B-HNS) 41K
3月7日 CX101 HKG 23:55 SYD 12:00 A350-1000(B-LXC) 66A
3月9日 CX138 SYD 22:20 HKG 4:25 A350-900(B-LRF) 42K
3月10日 CX520 HKG 10:30 NRT 15:35 B777-300(B-HNM) 42K

エリア ブルーマウンテンズ周辺(オーストラリア)

3日目。
朝食は昨晩ウールワースで買ったサンドイッチ。

https://4travel.jp/travelogue/11890351
からの続きです。

部屋の窓からの眺め。
今日も天気が素晴らしい。

8:30にチェックアウトし、荷物を預かってもらい、セントラル駅へと向かいます。

時計塔の上の国旗がはためいています。
木陰は涼しいですが、この時間でも日向は暑いです。

9:00発の電車でカトゥーンバへ。
この電車かと思いましたが、直前に隣のホームに入ってきたのが9:00発でした。
ここで間違えると30分のロスだったので、貴重な時間を無駄にするところでした。

出遅れて、景色がいいと言われる進行方向左側の席は埋まっていましたが、
拘らなければ結構空席がありました。
もちろん眺めのいい2階で。

定刻通りセントラル駅を出発。
さて、この移動時間に今日のスケジュールを立てます。ざっくり、ブルーマウンテンズ観光後、Paddy's Marketsで子どもたちのお土産を買い、空港へという行程なのですが、一番の律速のシドニー・カトゥーンバ間の移動は行きは30分間隔で約2時間の乗車だったので帰りもそれくらいかと思いきや、1時間間隔で、所要3時間と意外と時間がかかるようです。

google mapによるとPaddy's Marketsが18:00に閉まるようなので、少し余裕をみて17:30までには着きたいと考えると、カトゥーンバ駅13:38発ーセントラル駅16:29着に乗る必要があり、
11:02にカトゥーンバ着予定なので、滞在できるのは約2.5時間。
帰りの移動時間の方が長いとは予想外でした...

ざっくりのスケジュールで動く予定でしたが、そうもいかなくなったので、きっちりスケジュールを立てます。
11:02 カトゥーンバ駅着後、
686バスでエコーポイントへ(滞在30分)
686バスでシーニックワールドへ(滞在1時間)
　Railwayで降りて、Cablewayで戻り、時間があればSkywayに乗る
686のバスで市街へ戻り、Hominy Bakaryでミートパイ購入
徒歩で駅へ
13:38カトゥーンバ駅発の電車でシドニーへ戻る

スケジュールが決まったところで11:07カトゥーンバ駅に到着

駅前のロータリーを渡ってすぐのところにバス停があり、

686番の循環バスで、まずはエコーポイントへと向かいます。
このバスもVISAタッチが使え、
滞在中は金・土だったので、シドニーの交通機関は(ここカトゥーンバ含め)どれだけ乗っても1日AUD8.9(カードの請求は883円と888円)と超お得
週末のショート(特に滞在時間が)トリップには最適でした。

カトゥーンバの街は平地という先入観でいましたが、実際は駅からエコーポイントに向かってかなりの勾配(下り)があります。山間部を開拓したと思われる街なので、当然と言えば当然なのですが...

5分ほどでエコーポイントに到着。

自然の地形なのか、意図した設計なのかはわかりませんが、やや勾配になっているので、視界が開けています。

絶景です。天気もほぼ快晴で、2時間かけて来た甲斐ありました。

スリーシスターズと、奥にはユーカリの原生林が広がります。

日本国内では見れない光景かと思います。

こうして見ていると、あまり高さを感じませんが、後で谷底に降りると切り立った崖の高さを実感します。

11:59バスでシーニックワールドへ移動。

出発当日にネットで購入していたので、ほぼ並ばずに受付完了。
今回は長時間列に並ぶと命取りになったので事前に購入しておいて助かりました。

このリストバンドで、Railway, Skyway, Cablewayが乗り放題。
なので本来は丸一日かけて回るのがいいかと思います。

横に目を向けると、Skywayが見えます。この時は後で乗る気でいましたが、Railwayの待ちに30分ほど要し断念することに...

まずはRailwayで52度の急勾配を下っていきます。

横1列に4人乗ると結構ぎゅうぎゅうです。

隣のサンフランシスコから来たというおばあちゃんに角度はどれがいいと聞かれたので迷わずCLIFFHANGER(62度)でと伝えると、クレイジーと言いながらもちゃんとCLIFFHANGERにセットしてくれました。
ただ、かなり角度がキツく動き出してから後悔しました。

何往復かしたかったのですが、とにかく時間がないので、最短の散策コースへ急ぎます。

これは昔のトロッコ。この心許ないトロッコであの勾配を降るのは相当なスリルがあったことと思います。

これは表面に出てきた石炭。

昔の坑道跡

採掘用の道具類。

木の合間からは切り立った崖が見えて、
谷底に降りてきたことを実感します。

視線を下げると、巨大な石というか岩がゴロゴロと転がっており、手付かずの自然の雰囲気です。
浸食だとかで絶壁から落石したものと思われます。

かなり早足で歩き、10分ほどでCablewayの駅に到着しましたが、あと一歩のところでロープウェイを逃し(目の前でドアクローズ)ました。もどかしい時間を過ごしましたが、ようやく折り返して戻ってきました。

当日なら乗り物も乗り放題なのですが、RailwayとCablewayに1回ずつ乗ってAUD58とコスパの悪い使い方になりました。

トイレを終えて手を乾かそうとDysonに手を入れたところで、
スイッチの下にクモ(作り物)がいて地味にびっくりさせられました。
手を入れるとちょうど目線にくるので、付けてある位置も絶妙かと思います汗

バス停でしばしバスを待ち、13:11バスが到着。

13:21 Katoomba St after Waratah Stバス停で下車。

13:22 降りたところの目の前のHominy Bakeryでミートパイを購入。
見た目ファンキーな店員さんでしたが、接客は丁寧でした。

徒歩で駅へと向かいます。

田舎町で非常に雰囲気いいです。
元々シドニーかカトゥーンバどっちで泊まろうかと考えていたのですが、カトゥーンバに1泊してもよかったなと後悔。

13:29無事に駅に到着。
2時間ちょっとの超駆け足滞在でしたが、概ね予定をこなせました。
残りはまた次回ということで。

レンガ済みの通路を通ってホームへ向かいます。
田舎町(失礼)でも踏切ではなく地下道を作るというのは、安全意識の違いなのか、元々鉱山の街だったので掘るのが得意だったのか。

Hominy Bakeryで買ったパイ。ゴロゴロとした牛スジが入っていて美味しかったです。
パイの写真を撮っていると電車が入線したので、

バタバタと乗り込みます。
時間がないときに限って行きは遅れ、帰りは定刻というのはあるあるですね。

帰りは進行方向右側の谷側の座席を確保。ただ、十分に雄大な景色は見てきたのであまり車窓の景色を見ることもなく乗っていました。

15:59セントラル駅に戻ってきました。雲ひとつない快晴の空に時計塔の国旗がはためいています。
市街地に入ってからはノロノロ運転でしたが、定刻の16:29より30分早い到着。

歩いてPaddy's Marketsへ。

無事にお土産のTシャツを購入。
買ったTシャツは寸法がテキトー過ぎて、同じサイズなのに2人で全然大きさが違うというおまけ付き。

前日行列が気になっていた皇帝餅。
残りの現金を消費すべく2個だけ購入したらお釣り返してもらえず。少量買いだったからですかね。

一旦ホテルに寄って荷物を回収し、駅へと戻ります。
ふと見上げたクレーンに少し違和感があり、なぜかというと日本で見かける片持ちのクレーンを使っているのですが、よく見ると大林の表示があり納得。

蒸気機関車が調子良く、何度も蒸気を吹き出してました。

名残惜しくも空港へと向かいます。

マスコット駅で途中下車し、

最後にウールワースでお土産を買い足し。
ティムタム半額だったので、日本ではあまり見かけないキャラメル系の2つ購入。
ただ、すぐに全部食べてしまい、もっと買っておけばよかったと後悔。

ここからバスで空港へ。

18:30には空港へ到着。
チェックイン開始前でしたが結構な列で、始まってもなかなか進みません。

途中で自動機と有人カウンターに分かれますが、結果どちらも同じくらいの時間かかっていました。
預け荷物なければ、webチェックインが良さそうです。

チェックイン後、すぐに保安検査を抜け、

免税エリアをスルーして一つ上の階に上がり、

そのままラウンジへ。

まずはシャワー。
入り口でタオルをもらってから入ります。
あまりキレイとは言えませんでしたが、お湯も出てシャワー浴びるには十分。

昼はミートパイ1個だったので、ここでガッツリいただきます。

チキン煮込みとご飯をおかわり。

ほぼ最終便のようで、ラウンジは閉店モード。
飲み終わったカップをテーブルに置いた5秒後には片付けてくれる気合の入り様。

搭乗時間なので、ぼちぼちゲートへと向かいます。

gate openと出ていたのでラウンジを出てきたのですが、まだ搭乗は始まっておらず、トイレで忘れていた歯磨きも終わらせて寝る体勢を整えます。

22:10頃に搭乗。
出発は30分遅れて22:50でした。香港での短い滞在時間がさらに短くなってしまうので、到着は遅れてほしくないのですが...

帰りは42K。
隣はかなりガタイのいい韓国人でしたが、領空侵犯とかもなくマナーのよい方でした。ガタイのいい人あるあるです。

ラウンジでしっかり食べたので、帰りも夜食はパスして寝ます。

短い滞在でしたが、さよならシドニー。

ぐるっと右に旋回してcity方面の夜景を少し見たところで雲に突入し、寝ます。

帰りはあまり眠れず、到着前の朝食はお粥をいただきます。冷えて乾燥した機内では塩味が胃に染みます。

定刻4:25のところ4:05に着陸。
またスカイデッキの下を潜ります。

4:23には降機できました。挽回してもらえて良かったです。
次の便まで6時間以上前なので、まだゲートは未確定。

ガラガラのイミグレを通過し、すぐに入国します。
e道に登録しているのですが、香港residentsのゲートでなぜか入国できました。よって、入国カードの記入も不要でした。ただ、この後の出国時は使えなかったので、規則性は掴めず。

まだエアポートエクスプレスのホームも空いてなく、予定通り右に曲がってバスで街へと向かいます。

いつの間にかどデカい掲示板ができてます。液晶で時刻表も表示されているし進化がスゴいです。

バス停に着いたとき、タイミングよくN11のバスもやってきましたが、

運転手のおばちゃんがどこかへ行ってしまったので、しばし待機。

戻ってきたところで一番に乗車し、２階の最前列を確保。定刻通り4:50に出発しました。

香港らしいといえばらしいのですが、このバスかなり運転が荒く、寝不足もありかなりグロッキーになってしまいました。。。

まだ日の出前なので5:50コーズウェイベイで降りた途端、パーカーでは寒すぎで、ノースフェイスのコンパクトダウンを受託手荷物に入れたのを激しく後悔。しばし24時間営業のドンキで暖を取ります。ちょうど一番眠くなる時間帯で店員もお休みモードでした。

そして、目的のウェルカムでジャスミン茶など292HKDお買い上げ。

バスの方が早いと分かっていながら、タイミングよくトラムが来たので飛び乗ります。香港来たら乗っておきたい乗り物の一つなので。

7:10セントラル発のバスに間に合うかヒヤヒヤでしたが、なんとか7:05セントラル最寄りに到着。
早足でバス停へと向かいます。

7:08中環のバス停に到着。
無事7:10のバスにギリギリ間に合いました。

早朝の閑散とした時間帯で、しかも一瞬の滞在でしたが、少し香港の雰囲気を味わうことができたので満足です。でも次回はちゃんと日中に訪れたいですね。

フェリーや、

バスが隙間なく並んでいるのは土地の限られている香港ならではかと思います。

7:53束の間の香港滞在を終えて空港に戻ってきました。8時には戻りたいところだったので、概ね予定通りです。

15分ほどで手荷物検査とイミグレも通過。
イミグレ抜けたすぐのところでTWGありましたが、円安もあり高過ぎて手出せず。

初のTHE DECK。
ようやく来られました。

ターミナルのY型の左上の方(THE PIERの反対側)かと思っていたのですが、
Yの縦線を対称にTHE WINGのちょうど反対側の位置なのですね。

シャワーは他ラウンジと概ね同じ。
石鹸やシャンプーはbamfordでした。
前はpierがイソップ、wingがjurliqueでしたが、統一されたのでしょうか。

雲呑麺を頼んでいたら、席に箸とレンゲを持ってきてくれたり、箱が小さいので目が行き届くのか、きめ細かいサービスでした。

ゲートを確認すると、67番でTHE PIERに近かったので移動します。

この時間は閑散としていました。

最後にキャセイデライトを１杯と、ペットボトルの水をもらって終了。

では最後のフライト。
掲示板はスリーレターコードが大きく表示されていて少し変わった気がします。遠くからでもよく見えていいですね。

エンジンインレットの補修跡が気になりますが、長年使っているとこういった劣化も出るんですね。

旅客機もカーゴもキャセイが並びます。

https://youtu.be/b_H6tt-APqI

ペリエ飲んで、

チキン&マッシュポテトとふにゃふにゃに茹でられた蕎麦に多めのワサビ。安定の味です。

風は強そうですが、日本領空は雲もなく海がよく見えます。

銚子が見えてきました。
今まで進行方向右側に座ることがほとんどなかったので新鮮な景色です。

九十九里の海岸線。
2年前この近くの病院に入院してたとき、成田にアプローチする飛行機を病室から恨めしく見ていたのを思い出します。

15:33ほぼ定刻で着陸、30分ほどで駐車場を出られました。
https://youtu.be/6dRE5RcNbGo

駐車場
入:3/7 13:19 - 出:3/10 16:07 7,860円

帰ってみるとお土産はほぼお茶でした。
これで次回の調達までは持つでしょう。
ただ、ティムタムはもう少し買っておけばよかったです。

これにてコロナ後初海外は終了です。
子連れ旅行も交えてぼちぼち出かけていこうと思います。