2024/03/30 - 2024/03/31
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Pomfiさん
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この春は小豆島の桜を観ようと思って早くから3月30日の宿を予約しておりました。
しかし桜は3月後半の寒さで急に開花が遅れ、今回は空振りに。
でもまあ、宿のごはんは昨年春よりおいしくなっていたし、おいしいおみやげもいろいろ買えたので、十分に結果オーライです!
なお、小豆島には昨年10月(旅行記は書きそびれ)にも行ってるので、情報としてその時も写真もいくつかUPしておきます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3月30日の朝、新快速で京都発。
土曜日なので朝の新快速は座れると思ったいたら、かなり混んでいました。外国人客がけっこう乗ってて。
そして10時7分に三ノ宮着。フェリーまではまだ十分に時間があったので、神戸阪急のデパ地下でお昼ごはんを買って、港には徒歩で向かいました。
歩いている途中の道では、ヨーロッパによくあるような2車両連結型のバスを発見しました。レトロな建物の街並によく似合いますね。 -
フェリーの埠頭の近くにはいつも見かける宮崎カーフェリーの「たかちほ」(2022年4月15日就航、14,006トン、全長約194m、全幅27.6m、旅客定員576名、積載能力はトラック163台と乗用車81台)がいました。
また、「たかちほ」の向こう側には紺色の船体のクルーズ船もいます。 -
そのクルーズ船は「Azamara Journey」(2000年1月17日進水、建造=仏・アトランティーク造船所、30,277トン、全長181m、乗客694人、乗員390人、マルタ船籍)でした。
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この日はポートターミナルにも外国のクルーズ船が来ていました。
その船は仏・ポナンクルーズ社の「Le Jacque Quartier(ル ジャック カルティエ)」(2020年7月建造、9,900トン、全長131m、全幅18m、乗客184名、乗員110人、フランス船籍)でした。 -
11時、ジャンボフェリーの「りつりん2」(3,664トン、全長115.9m、幅20m、乗客定員475名、1990年7月竣工)が入港してきました。ちょっと遅れているようです。
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11時25分頃、「りつりん2」に乗船。今回の往路は自由席です。
なお、土日の乗船券は通常なら片道あたり1,990円プラス500円ですが、今回はネット予約だったうえ、帰りもジャンボフェリーなので、往復割引が効くほかに土日料金が片道分サービスで、船代は計3,790円プラス500円(片道あたり1,795円プラス250円)となりました。 -
今日座った場所は、「りつりん2」の2階前方の2Aというエリアの真ん中の前のほうにあったボックス席です。
このエリアにはリクライニングシートが44席とボックス席が5つあります。 -
11時40分頃、りつりん2」は約20分遅れで出航しました。
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離岸したら方向転換をします。
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方向転換中。
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あと少し。
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方向転換完了。
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それではお昼ごはんにしましょう。
写真は神戸阪急で買った「田吾作」のおこわセット(650円、おいしい)、「柿安」の八宝菜(約150gで700円くらい、おいしい)と黒酢酢豚(これも約150gで700円くらい、ちょっと味が濃い)です。 -
パンは「Le Bihan」のポテト小豆パン(378円、おいしい)と調理フランスパン(324円、おいしい)。
ドリンクは妻がビール(船内売店で324円)、私は梅ジュース(船内自販機で140円、味はハズレ)。 -
前方に明石海峡大橋が迫ってきました。
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明石海峡大橋の垂水側を臨んだところ。
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くぐります。
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くぐってます。
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さよ~なら~、明石海峡大橋。また明日ね。
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「りつりん2」の背後では喜多浦海運(愛媛県)のチップ運搬船「White Princess」(49,833トン、全長209.96m、全幅37m、2022年12月5日完工、建造=大島造船所、パナマ船籍)が明石海峡大橋をくぐっていました。
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この日は黄砂が多くて、左前方の家島諸島はかなり霞んでいました。
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小豆島もずいぶん霞んでて、なかなか見えてきません。
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神戸を出港して約2時間後、やっと小豆島がマトモに見えてきました。
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小豆島の大隅花灯台が見えてきました。坂手港はすぐそこです。
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余談ですが、黄砂がなかった昨年10月に「りつりん2」が坂手港付近に達した時の風景は上の写真のとおりでした。
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目の前に坂手の港が現れました。
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もうすぐ着岸です。遅れは20分をキープ。
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15時に「りつりん2」を下船。
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そういえばこの日の坂手港では何か大きな工事が行われていました。
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坂手港から宿までは2kmちょっとくらいで、ふだん徒歩生活をしている私たちの感覚だとタクシーで行くには近すぎる感じです。
しかしフェリーの到着と路線バスのダイヤはリンクしていません。
とうわけで、宿には歩いて行きました。
歩きながら沖を眺めたら、「りつりん2」とジャンボフェリーの新造船「あおい」のツーショットが見られました。 -
亀尾神社には猫がいて、ニャーと声をかけてくれました。
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歩き始めて25分。マルキン醤油のところまできました。
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「島宿真里」には徒歩29分で到着。
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チェックインをすると、まずはウェルカムスイーツのあんみつをいただきます。
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今回の部屋はいつもの「な」の間です。
これまでに何度も写真を載せた部屋なので、今回は数枚だけにしておきましょう。 -
この部屋、前回とはちょっと変わっていました。
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ベッドは変わらず。
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内風呂も変わらず。
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変わったのはこのテーブルです。
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以前の「な」の間にあったのは座卓でした。これに足を付けて、椅子を足して、前より居心地がよくなりました!
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ついでながら、旅行記を書きそびれた前回(2023年10月)の島宿真里滞在のときは、約10年ぶりで「す」の間に泊まっています。
というわけで、記録としてその時の「す」の間の詳しい写真をUPしておきましょう。 -
「す」の間の玄関。
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部屋に入ってすぐのところ。
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この部屋は今年1月まで布団で寝る部屋でしたが、2月からはベッドを導入したそうです。
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床の間。
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洗面所。
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トイレ。
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天井のあたりがレトロでいい感じです。
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テラス。
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ちなみに、10月下旬だとこのテラスから柿の実が鑑賞できます。
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2階の内湯に上がる階段。
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内湯は以前の木製から白い陶器風のに替わっていました。
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それでは、夕食の前に貸切風呂に入りましょう。
夕食前のお風呂は予約制で、「竹の湯」に入りました。 -
コロナ規制が終わっても、洗い場の壁はしっかり残してありました。
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露天風呂は湯舟が丸型に替わったほか、屋根も取り付けられました。
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以前の「竹の湯」の露天風呂はこんな感じでした。
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夕食は今でも2回制で、私たちは早いほうの17時半からにしました。
写真は金柑のコーディアルです。アルコールは入ってません。 -
ドリンクは妻がビール、私はみかんジールを。
ドリンクの奥に写っているのは、搾りたての醤油ができるところです。 -
右はじゃがいものお焼きの銀あんかけ、左は熱々のごま豆腐の諸味田楽。
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小鉢いろいろ。
・諸味漬け いりこ酢掛け
・蛸自然薯おろし
・にし貝の黄味酢がけ
・南蛮いりこドレッシング
・中えび麹酢味噌 -
生仕上げ鴨そうめん。諸味つゆで。
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春キャベツのすり流し。
すりつぶしたキャベツをかつお出汁と牛乳で整えたすり流し汁です。 -
ここで妻は利き酒セットを注文。
すると、レモンのほかに宿の自家製の鰆のカラスミのサービスがありました。 -
いつもの醤油セット。いちばん右側の「生揚げ」というのが先ほど目の前で搾ってくれた醤油です。
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お造りと島野菜。
「島宿真里」の野菜はとにかくおいしくて最高です! -
オリーブ牛の茶葉蒸し焼き。
以前のオリーブ牛はちょっと硬くてパサパサ気味でしたが、昨年10月と今回はサシが入ってて柔らかく、旨味も十分にある肉に替わっていました。 -
今回はオリーブ牛の添え物として、柚子オリーブのペーストも出ました。
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舌平目(小豆島では「げた」と呼んでます)の一夜干し、長ねぎ煮込み汁にて。
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鯵の照り焼き、蕪のみかんなます。
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オリーブごはん。
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今回のオリーブ油はイタリアで賞をよく獲得している「高尾農園」のルッカ種でした。しかも新開封のを出して頂いてます。
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すまし汁。
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香の物。
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ネーブルのシャーベットとサツマイモのレアチーズ。
以上、今回は昨年10月に続いて、とてもおいしくいただきました。 -
夕食の後はしばらく部屋でまったりして、それから「石の湯」に入りました。
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「石の湯」の露天風呂も丸型に替わっています。
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以前の露天はこちらも四角でした。
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翌朝は7時50分と遅めに起床。すぐに朝ごはんです。
お目覚めのドリンクは島で採れたミカンノジュースです。 -
朝の6点盛り合わせ。
・小松菜のお浸し
・じゃがいもの揚げ浸し
・椎茸の煮浸し
・煮大根のおからのせ
・ひろうす
・島豆腐とじゃこ酢漬け -
ごはん、味噌けんちん、だし巻き玉子、地魚の柚庵焼き。
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オリーブ牛のしぐれ煮、子持ちきくらげ、オリーブ海苔。
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こびき平麺と、ヨーグルトぜりーの苺のせ
以上、今朝もおいしくいただきました。
昨日は夜食も食べているので、体重増加は覚悟ですが・・・。 -
朝食のあとは宿の付近をちょっと散歩。
猫も散歩してました。 -
早咲きの桜はもう終わっています。
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ふつう咲きの桜はまだこれからでした。
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この日いちばん咲いてたのは水玉桜でした。
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宿に戻ると、おみやげをちょっとセレクト。
以前200mlで650円だった淡口生揚醤油は1,000円、850円だった諸味みそは1,200円に値上がりしていましたが、おいしいことはおいしいので今回も購入です。 -
子持ちきくらげ(550円)と宿の食事で使われていた細い箸(1,250円)。
また、写真は撮り忘れましたが、生そうめん(450円)とこびき平麺(450円)も買いました。これらも以前より5割くらい値上がりしているので1個づつですが、買うことは買います。 -
宿をチェックアウトすると、女将さんの運転で池田の産直まで送っていただきました。
この産直はよい品をお安く売ってくれるところで、実は小豆島に行く大きな楽しみのひとつにしています。 -
で、まずはオリーブ新漬けを購入。これはすでに季節外れなので、買うのはちょっとだけですけど。
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片山水産のいりこ(昨年3月324円→今回378円)と小西製のうどん(昨年も今年も141円で変わらず)はリピート買いです。
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大きめの袋のきくらげの佃煮(昨年3月500円→今回540円)。
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少量の佃煮いろいろ(各243円)。
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かき餅(486円、割れのせいか昨年より1割安)。
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ネーブル7個入り(初購入、216円)・・・とてもおいしい!
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不知火5個入り(写真は1個食べたあと。378円)・・・これも大変に美味!
小豆島のみかんは前回(昨年3月)も大変においしかったのでリピート買いしましたが、今回も本当によかったです。 -
筍(540円、昨年と同じ価格)・・・昨年に続いてとてもおいしい!京都産よりおいしい。
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アスパラガス(172円、初購入)・・・これもいい。
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花(198円)。安いしきれい。
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花(330円)。小豆島は花がお買い得とは知りませんでした。
以上、池田の産直では今回もいい買い物ができました。
なお、棚田米は売り切れでした。もっと早く行かないと買えないようです。 -
このあと、小豆島ふるさと村にも行ってみましたが、こちらのほうは池田の産直ほどの品揃えはなく、棚田米は取り扱っていませんでした。
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次のバスまで1時間ほどあったので、ふるさと村ではクリームあんみつ(660円)でも食べながら時間潰しをしました。
ここのクリームあんみつは、子供の頃よく食べた缶詰と同じ味がしていました。
あの缶詰、昔はおいしいと思って食べていたものです。それ思うと、今はずいぶん贅沢な時代になったと思います。 -
ここでまた余談ですが、昨年10月22日の小豆島では、確かこのふるさと村のどこかで「小豆島ふるさと商工まつり」というのがありました。
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で、そのとき私は会場で池田漁協のオリーブ新漬け(90g入り、400円)をたくさん買ったのですが、あれは大変においしくてお買い得でした。
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また、その会場では佃煮などもとてもお買い得になっていました。
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オリーブ公園には今回も寄ってきました。
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ここでは「サン・オリーブ」で軽いお昼ごはんをとることに。
そんなにお腹は減ってなかったけれど、注文したオリーブラーメン(900円)は量がすごく少なかったので、問題なくお腹に入りました。そんなにおいしくはなかったけど。
オリーブ豚バーガー(600円)も味は今ひとつでしたが、量は多くないので大丈夫でした。 -
なお「サン・オリーブ」の食堂では、プラス110円でごはんにかける小豆島産のオリーブ油10gが注文できると書いてあったのですが、これはなんだか割安に思えました。
というのも、おみやげコーナーで売っている小豆島産のオリーブ油は10g当たり300円くらいはしてたので。
この食堂に瓶を持ってって、100mlのオリーブ油を下さいと言ったら1,100円で売ってくれるんしょうか? -
軽いお昼ごはんのあとは、オリーブ公園界隈で今まであまり歩いてなかったところを少し散歩しました。
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ここも歩いたことはなかったような・・・。
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風車のとこは毎回来てました。
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14時25分頃の路線バスでオリーブ公園を発ち、14時45分頃にフェリーターミナル前で下車。
そういえば昨年小豆島に来た時のバス料金は、一方向に進む限りいくら乗乗り換えても300円までとなっていましたが、もうそれは廃止になっていました。 -
ファリーターミナルの売店(とても繁盛してました)でもちょっと買い物をしました。
まずはマルキンのもろみ(140円、たぶん値上がりなし、リピート買い)、きくらげの佃煮(2つで600円)、醤油豆(500円、初購入)を。 -
マルキンの濃い口醤油(450ml入り、400円、初購入)、食べるラー油(600円、初購入)、のりバター(540円、初購入)も購入。
あと、写真は撮ってませんが海苔の佃煮(2個で600円)も買っています。 -
15時1分、ジャンボフェリーの「あおい」(2022年10月22日就航、5,200トン、全長132m、幅21m、航海速度18.5ノット=約34km/h、旅客定員620人、積載能力:トラック84台)がやってきました。
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「あおい」に乗るのはこれが2回目です。
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もうすぐ着岸です。
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着岸完了。
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今回も昨年3月と同じくコンパートメント席(1室5,000円、最大3名まで)を予約しました。
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今日の「あおい」は混んでいて、コンパートメントも全部埋まっていたようです。
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コンパートメントは席の後ろに荷物を置くスペースが十分あるし、室内にコンセントは4つもあるうえ、室内の温度も好きに設定できて、なかなか快適です。
なお、この日はリクライニングシートの指定席もほぼ満席でした。
乗客がとても多いため、船内のお風呂も満杯で入れない状態でした。 -
15時20分ちょっとすぎ、数分の遅れで「あおい」は坂手港を出発しました。
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さようなら、小豆島。
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風の子島が見えます。
なお、今日も黄砂は多かったようで、この先の外の景色は霞んでいました。 -
前方に瀬戸大橋が現れました。
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橋をくぐります。
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右舷側には淡路島が。
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昨年春は3月4日の船だったので夜景の神戸港に帰着でしたが、今回は3月31日なので日が長くなっているため、夕刻の帰着です。
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18時25分ごろ、「あおい」は無事神戸港に着岸。
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今回は乗客がとても多かったため、港から三ノ宮駅への連絡バス(料金は210円で支払いはキャッシュのみ)は満杯となり、急遽もう1台のバスが手配されました。
2台目のバスは1台目が出てから9分後で、わりと早かったです。
なお、次の客船の旅は夏以降になりますが、その前にまたフェリーで小さな旅行を予定しています。
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