香港をフェリーで周遊（２）

2024/04/04 - 2024/04/04

　安上がりな香港の旅を楽しむため、フェリーで周遊を目指した旅は、ランタウ島の大澳まで行き、次のフェリーに乗り継ぎました。本数が限られているので、「乗れる時は乗った方がいい」と先を急ぎました。次のコースは大澳から香港国際空港に近い東涌までです。先のフェリーと異なり、沿岸部を走りました。

エリア 香港(香港)

屯門から大澳に着いたら、屯門から後続した小型フェリーが着岸寸前でした。この船は屯門に戻る途中に東涌に寄るので乗船することに。大澳でランチでもと考えていましたが、以前に来たこともあって、予定を変更しました。

湾越しに大澳の町が見えます。水上タウンです。香港映画にも時折登場します。

フェリーは大澳を後にして出発しました。

湾の出口右側に小綺麗な建物が見えます。ホテルです。一度、中のレストランで休憩したことがあります。なかなかいいホテルで、穴場かもしれません。

このホテルは元々は警察署でした。この突き出した建物は水上を中から見張る見張り台です。密輸や海賊を監視していたのでしょうか？なかなかいかしたホテルですよ。大澳の中心部から歩いて15分くらいの所にあります。大澳を訪れた時はぜひ。

大澳の町が離れていきます。

沖合に途中でくぐった港珠澳大橋が見えてきます。

ふと右舷を見ると山肌から煙が上がっています。何でしょう？

何と山火事でした。山肌が黒く変色しています。実はこの日、ランマ島でも山火事がありました。ランマ島の火事はテレビニュースでも取り上げられていましたが、こちらは‥。

かなりの規模の山火事でした。

何かをぶら下げてヘリコプターが飛んでいます。

海面に降下し始めました。

消火用の海水を汲んでいるのですね。

消火には海水でもいいのですね。無事汲み終わりました。

ちょうど火災エリアの前を通り過ぎています。

香港国際空港が近いので、付近を飛行する飛行機に影響はなかったのでしょうか？

港珠澳大橋が近づいて来ました。

真下をくぐります。最初にくぐった時よりも橋の高さは低くなっています。大型船を通すために高くなっていたのですね。

間近で見るとやはり大きな建造物ですね。

この橋脚でも釣りをしている人が。こんな所まで来て釣りをするとは、相当なマニアでしょうか。送迎する渡船があるのですね。きっと携帯電話で呼べば来てくれるのでしょうね。

大橋を後にして船速を上げていきます。

左手に香港国際空港が見えて来ました。

離陸する飛行機が見えます。

このフェリーでは２階席に陣取りました。眺めは抜群です。

東涌に着く手前で一ヶ所埠頭があり、そこに寄りました。乗船する人たちが待っています。ハイキングや釣り人かな？

かなりの人が待っていました。

埠頭では釣り人の姿も。

香港の旗を掲げた小型船に抜かれました。行政当局の船でしょう。

ひっきりなしに滑走路から飛行機が飛び立ちます。

東涌の街に近づいて来ました。

海に面して高層マンションが林立しています。

遠くにロープウェイが見えてきました。

ランタウ島の頂上近くにある寶林禅寺に向かうロープウェイです。乗ったことがあります。海から見上げるのは初めてです。

ロープウェイの乗り場が見えてきました。いよいよ東涌に到着です。

これが東涌の埠頭です。

大澳を出てから約30分で到着です。

次のフェリーはセントラル（中環）から出るのでMTRで移動します。東涌のMTR駅まで移動します。駅までは歩いて10分ほどです。

駅に向かう途中の高架下では、フィリピンからメイドとしてきた女性たちが集まって輪になっていました。母国を話題にしているのでしょうか。中にはカラオケを歌うグループも。この日は休日だったので、仕事は休みだったのでしょう。香港ではよく目にする光景です。

MTRのマークが見えてきました。アウトレットのショッピングセンターがある所です。

列車で30分弱。セントラルに着きました。

次のフェリーはこの埠頭から出航します