家族旅行＠加賀温泉　2024.3.13－3.15

2024/03/13 - 2024/03/16

家族の勤続20周年旅行（会社から20万支給）で加賀温泉郷、山代温泉、界加賀に2泊。
ひたすら温泉に入ってゆっくりする旅です。

界に泊まるのは2回目。
せっかく泊まるのだから、今回はアクティビティにも参加して味わい尽くそう！という意気込みです。

エリア 山代温泉(石川)

はくたか指定席で金沢へ。
高崎までは混雑気味。

金沢からサンダーバード指定席で加賀温泉まで。
空席あり。

加賀温泉駅で少しお土産を見てから、バスで山代温泉へ。
バスは混雑気味。

山代温泉バス停から歩いてほどなくして、界加賀へ。

新しくて綺麗で、とてもセンスがよく、癒やされます。

ひと休みしたら、温泉に入ります。

脱衣所とお風呂は小さめです。

内湯の九谷焼タイルと、内湯と露天を隔てるガラスに金箔で描かれた白山の絵が素晴らしいです。


湯上がり処でゆず蜜、ほうじ茶を飲んだり、アイスを食べたり、九谷焼きの展示を眺めます

トラベルライブラリーでハーブティーやコーヒーを飲んで、中庭を眺めて、のんびり。

ショップで九谷焼の作品を眺めてから、部屋に帰ります。

トラベルライブラリーはお香が焚きしめてあって、とても癒やされます。

ゴロゴロしてから、半個室の食事処へ。

揚げ物は揚げたて、蒸し物は蒸したてほかほか。

水引を使った装飾が綺麗です。


お造りが美味しい。

普段お酒も日本酒も飲みませんが、せっかく日本海側に来ているのだからと、
加賀鳶という辛口日本酒を頼みました。

お料理、特にお造りに合います。

一品一品が芸術です。

海老入り桜餅（道明寺）をすまし汁に沈めて、揚げた空豆を載せたものとか。

これは雪をイメージしたと思われるデザート。

底に金時のペースト、上にクリーム、そしてゆずシャーベットです。


夕食後は、トラベルライブラリーにて獅子舞鑑賞。

あえて写真は撮りませんでしたが、
獅子舞の歯をガチン！！と噛みならすものすごい大きい音と迫力、
薙刀ふうの長い棒を巧みに使った戦いの舞にしびれました。

すごい運動量と思われますが、一所作一所作が美しく、（スタッフが）和服で舞っていて、惚れ惚れするような格好良さでした。


温泉にまた入ってから寝ます。

寝付きは悪かったが、寝起きはまあまあ。

7時に湯上がり処で、おはよーさん体操に参加します。

参加者5人ほど。ヨガと呼吸法をやりました。


その後、界加賀の向かいの古総湯へ。

界の客は無料です。
洗い場はなく、お湯は熱め。ステンドガラスが綺麗です。
2階の休憩所にもステンドガラスが嵌めこまれています。

朝ご飯。

鍋と膳。おなかいっぱいです。

近くの薬王院と山道をお散歩します。


お昼は、漁火で海鮮丼。

普段苦手なイカも美味しく、マグロや海老はとろとろ、ブリは驚くべきことに臭みがゼロ！です。


古総湯の近くの足湯にも入ります。少しぬるい。

山代温泉街は古総湯の周りだけ雰囲気があり、人も歩いているけど、
それ以外は入りにくそうな個人商店が多く、人もあまりいない

金沢みたいに観光客がふらっと入れる、おしゃれな水引の小物のお店やカフェは見当たらない
商店街がもっと活性化すれば嬉しいな

宿に戻り、トラベルライブラリーでゆっくりお茶を飲んで、部屋でゆっくりして、さらに温泉にゆっくり入ります。

温泉は貸し切り状態でした。なんて贅沢。

4時半から金継ぎ工房で、割れた九谷焼の漆塗りと修繕を体験しました。

正直、不器用すぎて何一つできなかったと思うけど、いい経験でした。

漆に土を混ぜて練ったものを、欠けた部分に塗ります。

夕食。

食事2時間コースで寝るのが遅くなってしまうため、
時間を早めに変更してもらいました。

今夜はクラフトビールをいただきます。

食べきれないご飯は、木の箱に入れて夜食として持たせてくれます。

昨日の分は今朝の朝活の前に腹に入れておきました。

今日の分は翌日帰りの新幹線の中でいただきます。


デザートは、ゴマのティラミスで美味しかったです。

温泉に入り、湯上がり処で休み、トラベルライブラリーでお茶を飲んでから、部屋に帰ります。

温泉、湯上がり処、トラベルライブラリー
この３段階の癒やしスポットは何度も周回しています
満喫できて幸せです。


部屋のテラスからはライトアップされた古総湯が見えます。

6時起き。よく寝れました。


朝、テラスで熱いお茶を飲みます。冷たい空気が爽やか。

トラベルライブラリーでコーヒーを飲んでから、食事処へ。


鯛のあら汁、ヨーグルトなど。

またも温泉に入ります。貸し切り状態。
もちろん、湯上がり処でゆず蜜⇒トラベルライブラリーでハーブティーコースです。
グッディハーブというブレンドが、リコリスの自然の甘みもあってとても美味しいです。


ショップで九谷焼のマグと水引を買い、スタッフの方に写真を撮ってもらって宿を出ました。

帰りのサンダーバード


全然知らなかったのですが、この日が金沢ｰ敦賀間のサンダーバードの最終日だったので、写真を撮る人が多くいました。

車内アナウンスが流れました。
「右手に見えますのが霊峰白山、三つの峰からなる～メートルの･･･」

「金沢までの運行は本日が最終日となり、北陸新幹線に･･･（ちょっと言葉に詰まった後）バトンを渡します」

ついこの間までサンダーバードの存在すら知らなかった身ですが、
なんとも言えない切なさを感じて、風景を見ながらうるっとしてしまいました。

延伸開業で沸き立つ裏には、このような悲しい別れがあるのだなと。




まとめ

大抵、宿を去るときはさみしくなるけど、今回は心残りがないほど200％満喫した。

5回くらい温泉に入り、湯上がり処、トラベルライブラリーにも行きまくり、日本酒とクラフトビール、新鮮なお魚もいただき、獅子舞鑑賞と金継ぎ体験、朝の体操に古総湯まで体験した
やり尽くしたなー！楽しかった！という感じ。

界に2泊なんて自腹ではできそうもないが、
おもてなしも料理も素晴らしいので、
またいつか頑張ってお金貯めて、どこかの界に泊まれたらいいなと思う。


おしまい。