2024/03/23 - 2024/03/28
256位(同エリア521件中)
犬ポンさん
スリランカ航空利用
成田空港11:20発 ⇒ コロンボ17:40着
コロンボ20:35発 ⇒ 成田空港8:10着(翌日)
移動は、公共交通機関
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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初のスリランカ航空。海外旅行のデビューは、エアインディアとロイヤルネパール航(現在は王政が廃止されてネパール航空)でしたので、久しぶりの南アジアの航空会社です。日本人の乗客のほとんどが乗り継ぎで、スリランカ入国者は少なかったです。ビザ(ラッキーなことに、特別措置法が施行中で、無料でした)と入国カードが必要です。事前にネットで申請を済ませておいたので、あっという間に入国できました。
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両替は空港でやってもそれほどレートは悪くありません。紙幣は、表は鳥や蝶、裏はダンサーが描かれています。1円=1.9スリランカルピー(以後Rsで表記します)でした相変わらず円が弱い。コロンボ・バンダラナイケ国際空港からはUbreでホテルへ。金額は、空港内のタクシー配車業者のほぼ半額です。
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コロンボフォート駅から鉄道を利用しキャンディに向かいます。
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スリランカ鉄道のサイトからエアコン付きの1等を予約(往復2000Rs)。プリントアウトしたものを、17番窓口でチケットと交換します。
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2時間半ほどでキャンディ駅に到着。ここからバスを乗り換えて、シーギニヤロックに向かいます。
バス停では多くの方面行のバスがいますが、シーギリヤへはダンブッラで乗り換えが必要です。ダンブッラ行のバスは数多く出ています。車掌さん(スリランカの庶民の足はバスです。車掌からチケットを購入するシステム。昔の日本もそうでした)が「ダンブッラ~」と連呼していますのでわかるはずです。車掌にシーギリヤ行きたいと言えば、最寄りのバス停で降ろしてくれます。バス停があるのかないのかわからいのがスリランカです。 -
ダンブッラまでは約2時間。運賃は283Rsです。交通ルールは世界共通のはずですが、地方の道路はほとんど一車線の対面です。追い越しが激しく、なぜか2車線に車3台が走り、クラクションをバンバン鳴らしながらどの車も走っていきます。カオスそのものです。バスの車内は大音量で音楽を流し、つづら折りの坂道を走っていきます。車酔いなどしない私ですが、ダンブッラに到着後はぐったりでした。車酔いをする人は、多少高くはなりますが、タクシーをチャーターしたほうが無難だと思います。
隣にスリランカのお坊さんが乗ってきました。キャンディ(スリランカ王朝の最後の都で、日本の京都ですね)やシーギリヤの歴史を話してくれましたが、私の英語力では半部位しか理解できませんでした。 -
ダンブッラから40分ほどでシーギニヤに到着。運賃は99Rs。100Rs出しても1Rsのおつりはくれません。法的には1,2,5Rsのコインは存在しているはずですが、流通していません。なぜでしょうか。283Rsとか99Rsではなく切りのいい数字にすればいいのに。カオスです。シーギニヤのバス停はシーギニヤロックの入り口付近に止まるのではなく、少し離れています。今日は移動に時間がかかったので、そのまま宿に向かいます。
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シーギリヤの宿は、スリランカ人と日本の漫画家東條さち子さんとの共同経営「岩見荘」です。2日間お世話になりました。バス停からトゥクトゥクドライバーのしつこい客引きを無視してグーグルマップを利用して徒歩で向かいます。しかし、事前に「岩見荘」を登録しておいたのですが、一向にそれらしき建物が現れません。思い出せばシカゴに行った時も同じようなことがありました。当時は今のようにネット環境が進んでなかったので、ホテルのHPから印刷した地図を見ながらだったのですが、その時も探し回りました(私のせいではなく、ホテルのHPの地図が間違っていました)。地図に時々翻弄される私の旅です。地図の読めない男は女性にはもてません。
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王の長男に生まれたカッサパ。母は平民の出で、弟のモッガラーナの母は王族の血をひいています。カッサパは父を殺し王位に就くも、弟の復讐を恐れシーギニヤロックに王宮を構えました。
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ライオンテラスです。ここから頂上の宮殿跡を目指します。
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登山というより私にはロッククライミングです。
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頂上にある王のプールです。水を運んできたのではなく、くみ上げたそうです。その方法は今でも謎です。5世紀の話です。
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カッサパは11年後に弟の反乱にあって自害。カッサパは、頂上から何を思い11年間を過ごしたのでしょうか。私には苦としか思えません。悲しい歴史です。
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頂上の木陰で涼んでいると、なぜか私の足元、靴を枕に昼寝をする犬。もてた思い出はないですが、動物には好かれます。
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2日間お世話になった「岩見荘」さんは、快適でした。おいしい朝食付きで、スタッフも親切。おすすめです。支払いは現金のみです。支払いの時1000Rs足りず焦りましたが、日本円も使えました。洗濯機もありますが、日本の貨幣で200円が必要です。400Rsで200円交換してくれます。食事会場である3階のテラスからシーギニヤロックが見え、心地よい風が吹いてくるので、のんびりできます。
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シーギリヤ→ダンブッラ→キャンディは、バスの来るタイミング(バスの時刻表は存在しません)もよくスムーズでした。キャンディでは、仏歯寺を見学。入り口付近で寺の公式なガイドだという青年に声をかけられました。ガイド料はかかるが詳しく知ることができるのでお願いした(ただし英語ですが)。確かにガイドブック以上に知ることはできたが、あまりに駆け足。この後時間を持て余すことになりました。
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帰りの汽車(スリランカの鉄道は、電化されていなくディーゼル機関車)まで時間があるので、喫茶店でお茶でもしようと。しかし、露店はあるものの、エアコンが効いた喫茶店などなく、仕方なく構内に早めに入り時間をつぶします。汽車は定刻の40分遅れ、到着はさらに1時間半遅れでした。車内はエアコンも効いて涼しいですが、長時間で飽きた子供達が走り回り、仕事の電話をする人々、隣の隣の人は大鼾。またしてもカオスです。
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コロンボに戻り、お土産を買いにホテルから徒歩で地元スーパーに行きました。途中、警察官に話しかけられ、今日はお祭りがあるのでこの先は歩いてはいけないからトゥクトゥクで行きなさい。そばにいたトゥクトゥクドライバーに話をつけてくれました。ボラれるのが心配だったので、いくらかと聞いたら、メーターだから大丈夫と言われました。しかし、降りるときメーターではなく、1000Rsを要求された。10分も走っていないのだから1000はないでしょう。あまり時間もなかったので、700Rsで(これでも高い)けりをつけました。細かいのがなかったので1000Rs渡すと、釣りがないとそのまま行ってしまいました。警察官も信じられなくなり、カオスの連続です。
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カオスなスリランカの旅でしたが、最後は思わぬご褒美が。帰りのスリランカ航空は、なんとビジネスクラスにアップグレードされました。フルフラットで熟睡して帰国しました。これを知ってしまうとエコノミーがつらくなるのは必須です。たまたまなので、期待してしまう自分がいます。人間の性です。
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スリランカは活気がありました。しかし、気になったことが1つ。それはゴミの問題です。特にプラスチックゴミです。自然に戻ることがないプラスチックは、将来は問題になると思います。スリランカは仏教徒のシンハラ人とヒンドゥー教徒のタミル人との対立、政争による混乱。さらに債務の罠に陥った経済。日本とは抱えている問題は違うかもしれませんが、国民が政府をしっかり監視しなければと強く思いました。一方日本は、電車に乗ると、座っている人は寝ているか目をつむっていて、スマホを見て下を向いている人がほとんどです。帰国途中の電車の車内で、「海外ってなんか怖いよね」「特に水が心配(スーパーで買えば大丈夫)」「あと価値観の違い(そんなものは行ってみないとわからない。日本が非常識かもしれない)」そんな大学生同士の会話を耳にしました。内向きで下を向いている日本が心配です。
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