2024/04/02 - 2024/04/02
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norio2boさん
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猪熊弦一郎(1902~1993)
古希を過ぎた1973年に脳血栓を発病した
20年ものあいだ魅了され続けたニューヨーク
マンハッタンのアトリエを引き払い
過ごしやすい
温暖な
ハワイにアトリエを移した
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館に
猪熊は4万点の自作品を寄贈している
今回の展示はそのうち
ハワイでの作品を中心に特集されている
20240323~0602
一般950円
大学生650円
高校生と18歳以下は無料
動画です
https://youtu.be/Ua0Kvo5L1mg?si=Z6GrwFarwsIoGPzk
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
猪熊弦一郎は1955年パリに行く途中
ニューヨークに立ち寄り
気に入ってニューヨークでアトリエを持ち
制作を始めている -
ニューヨークの刺激を受け
猪熊弦一郎の抽象画は
本格的に開花している
当初の予定通り
パリに行ってしまえば
印象派を含むパリを中心とする
伝統的アートの様式から抜け出されなかった
と思う -
ヘンリーマチスに憧れた猪熊弦一郎は
一時期
マチス風の構図とマチス風の色使い
の影響が反映していた -
尊敬するマチスの
アトリエを
猪熊弦一郎夫妻は訪ね
歓談している
「マチスのみかた」という
猪熊弦一郎の著書にはマチスへの思いが詰まっている -
猪熊弦一郎がニューヨークで制作活動を
始めたことは
ヨーロッパ絵画の伝統から離れて
新しい自分を見つける
独自の画面を作る
ためには正解だったと思う
さらに加えて幸運だったのは
第二次世界大戦後
アートの中心は
パリからニューヨークに
移ったことがある
模倣は無視され
オリジナリティが尊重される
ニューヨークのアートは伝統を否定した -
今回の展示
猪熊弦一郎展 ホノルル
のフライヤー -
特別展
入り口パネル -
猪熊弦一郎の日記の到着日の記述には
「別天地ハワイにはその日朝に到着、嘘のように青空、まったくの別天地である」
高層ビルがならぶ
ニューヨークのマンハッタンから
自然豊かなハワイへ -
ホノルル到着直後の作品
濃い緑と深い水色
航空会社の荷物タグのコラージュ
ハワイ到着時の猪熊弦一郎の気持ちが出ている -
1973年
ニューヨークから
一時帰国した日本で
脳血栓を発病し
1975年からホノルルと東京を拠点に活動した -
大型作品は東京の田園調布で完成させた
-
ハワイのアトリエは
ワイキキビーチの高層ビルと
市内中心部カカアコ地区
にあったという -
猪熊弦一郎のコレクション
カチナドール
Kachina Dolls -
1955年
猪熊弦一郎はアリゾナ砂漠
横断ドライブ旅行をしている
原住民インディアンのホピ族の
精霊カチナドールを2つ購入している -
1969年
アポロ11号の人類初の月面着陸
猪熊弦一郎の宇宙への興味が高まった
猪熊弦一郎の愛用の望遠鏡
雑誌「LIFE」の特集号
が展示されている -
米国コメトロン社製
販売元日本セレストロン社 -
ハワイでの作品がならぶ
-
猪熊弦一郎が撮影した
ハワイの写真 -
展示
手前に写真展示のショーケース -
画集「アリゾナとカチドール」
-
画集は手に取って見れるようになっている
-
宇宙空間への関心
「宇宙は機械の運動場」シリーズ
宇宙の色は
青で表現されている -
ハワイ州ナンバー
ナンバープレート -
特別展示を出ると
ミュージアムカフェとショップ -
猪熊弦一郎の
黄色の金属フレームの彫刻
石の彫刻 -
このフロアーから階段を降りて行くと
この美術館のデザインコンセプトがわかる
猪熊弦一郎と設計者谷口吉生は意見交換を重ねた
どこにもないオープンな美術館
https://www.mimoca.org/data/news/upload/cd8230c24b34d3c6131c7171ccb5db5ed33f63cf.pdf
『MIMOCA開館30周年 どこにもない美術館を目指して』
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